2025年08月09日

末端まで血が通わなくなった組織

私の叔父は旧制糸島中(現在の糸島高校)を出て食糧庁に勤めていました。いわゆる高卒職員なので勤務先も食糧庁の出先機関の食糧事務所でした。当時糸島郡前原町にありました。

無事に55歳(だったのかな?)に定年退職した時に贈られた農水大臣の表彰状(感謝状)を御座敷の床間の上に飾ってありました。叔父の誇りだったわけです。

農水省が発表する米の作況指数があります。その年の米の出来高を示す指標です。昔は米の出来高の豊作、凶作で政府が転覆するほどの重要調査です。池田内閣時代の「貧乏人は麦を食え」がその代表的な事例です。

この仕事をするようになり、日本農業新聞を読むようになると農水省が地域別米の作況調査結果を発表していることを知りました。

その頃はもう今の仕事をやっていたので仕事で米どころ宮城県に行った時に県職員に聞いたら地方農政事務所じゃないですか?と言っていました。食糧事務所が地方農政事務所になり、今は地方拠点と呼ばれているようです。

その時に稲刈りを待つ米どころ宮城県の米の作況指数をどうやって調べるのか?不思議です。目で見る目視で見て農水省の末端職員が報告していたのでしょうか?その時20年近く前もそんな原始的なことでわかるのかな?と不思議に思っていました。それなりの実測方法はあるようです。

しかし、毎年出る米の作況指数が作文になっているのは感じていました。時系列に見ているとほとんど動きがありません。20年前から米耕作農家の数は1/10でしょう。なのに作況指数はほとんど変わらない。

今回の米の問題は当初は天候と聞いていたのでこのブログも今年は再び豊作で米は余ると書いてきました。ここに来てその嘘がバレました。まともに作況指数調査などしていなくて鉛筆舐め舐め報告だったのがバレました。

それも鵜呑みにして毎年政府に報告していた農水省当局も当局です。もっと現場を知らないと、もっと農業を知らないと。

posted by tk at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック