2017年09月24日

人間は無意識に歩きたい道を歩いている

劇やお芝居を見ていると人生山あり、谷ありで浮き沈みの激しい人生を送った人を取り扱った人のが面白いです。歴史物も激動の時代が面白いです。

特にどん底から這い上がるシナリオは感動ものです。また、苦渋の選択をするシーンも受けます。

しかし、実際、人生においてそれほど選択や岐路に立つことはありません。特に分かれ道を右に行くか、左に行くかで生死が決まるような人生はほとんどありません。

何故ならすでにその時点で、道と運命は決まっています。人間は無意識のうちに自分の行きたい方向に自分を向けています。自分で自分に都合のよいように、自分の人生を変幻自在に操っています。

人間は、決まった道を歩いているように見えますが、実は選択してしています。決まった道とは人が決めてくれた道もあるでしょうが、大半は今まで生きてきた人生の延長線上から来る自分で選んだ道です。自信に裏付けられた道です。

そこにちょっと石ころが転がっていたり、ぬかるみがあったりを山谷(やまたに)の人生と言っているだけです。

「振り返ればそこはすべて花道」いい言葉です。人生に失敗はありません。すべて選択した道を歩いているのですから。振り返るとそれはすべて成功であり、花道です。

テレビドラマのストーリーはすべて嘘です。虚構であり、絵空事です。歴史も大半は嘘です。後付けです。人生をもっと気楽に考えた方がよいと思います。

我々はヒーローや英雄になることはありません。もっと力を抜いて、やりたいことを楽しくやり、成功も失敗もない(実はそれが成功していることなのですが)、身の丈に合った人生を歩くのが一番幸せです。もっと言うと身勝手で自分に都合のよい人生が勝ちなのかもしれません。周りの人は迷惑でしょうが。
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2017年09月23日

西日本地域の味の加工食品を作れる人材

昨日は(社)エクセレントローカル理事の荒井朋子さんがやって来ました。目的は大阪府のある町で受注しているドレッシング、ピクルスの打ち合わせです。

この町では(社)エクセレントローカルは新規就農支援塾を受注開催しており、農産加工実習も(社)エクセレントローカルでと思いましたが実績がないということで(株)キースタッフで受注しました。

潟Lースタッフは加工技術を持つ専任スタッフがいます。しかし定年退職後、嘱託で勤務してももらっていますが、10年はすぐ経ちます。みんな70歳を超えました。若手の伊藤洸が獅子奮迅の活躍をしていますが、忙し過ぎです。

それで農産加工技術を持つスタッフを(社)エクセレントローカルで育てようと思い、荒井理事に白羽の矢を立てました。

それと当社は私のみが九州出身で、他はすべて関東・東北出身です。東日本と西日本では食べ物の味付けが違います。西日本の甘い味に精通しているスタッフも欲しいということで熊本で活動する荒井さんを育てることにしました。

早速、ヤーコンのピクルスの味付けを北部九州の酒粕漬けバージョンにしたらどうなるかを試作します。

10月は長崎県平戸市のひらど新鮮市場の代表の岩崎美佐子さんがやって来ます。目的はレトルト食品の加工技術を学ぶためです。これは当社がレトルト釜を設置している千葉県松戸南部市場で行います。

岩崎さんは自経費でやってきます。自腹を切ってでも学びに来る姿勢には感服します。

岩崎さんは長崎市に在住しています。味付けは西日本風甘口で、料理も九州料理が日常です。地元の人の口に合った商品開発ができます。

こうやって持ち帰ったレトルト加工技術で地元平戸でどんどん新商品開発をして、新鮮市場で販売する。これがエクセレントローカル企業の本当の姿です。
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2017年09月22日

商品開発に必要なのは義理と人情と愛情

若い人や経験の未熟な人に仕事をやらせるとなかなか、自分レベルではできません。それをもって、人は「仕事ができない」、「やる気がない」と言います。

でも自分がその年齢の時は仕事ができたのかな?同じだったんじゃないか?と自問自答します。

私が35年前、仙台支店勤務4年間を経て、本社勤務になりました。20歳代の時でした。しかも、本社の花形職場の花形商品の開発業務でした。しかも外食用商品開発担当は私一人です。

行きたかったあこがれのセクションだったけれど、行くととてもじゃないけどレベルの高さに叩きのめされました。

商品開発会議でも私がプロマネで一人いて、あらゆる関係部署が私の指示で動くしくみになっています。でも誰も動いてくれません。反発とそれを通り越して無視です。

なぜだろう?私がしっかりした意見を持っていないのと発言がぶれるからです。前に進みません。このままの体たらくでは次の年の異動でまた、地方支店に逆戻りだなと塞ぎ込んでいました。当時、新婚で家庭に帰ってもいつもぶっちょ面、妻に辛く当たるばかりでした。

苦しみ抜いた末、ある日、飛ばされてもいいので自分の意見を言おうと決心しました。私はこう思っているのであなたの部署はこうして欲しい、いついつまでにこれを完成させなさいと強い口調で命令するようになりました。すると相手が怒るどころか信頼してくれるようになりました。約束の指示や期限を守ってくれるようになりました。

自分の発言を変更する時は素直に謝って修正をお願いする。また、私の指示で動いて失敗に終わった場合はその人を徹頭徹尾かばること。そうすれば人は絶対恨みません。

15年間のサラリーマン生活でヒット商品も出たけど、たいていは累々たる屍を積んでいます。でも商品開発をしないと企業は成長しないし、生き残れません。商品開発、新事業開発は企業の業であり、宿命です。

商品開発に必要なのはマーケティング力ではありません。共に仕事をする人とお客様に対して約束を守ること。裏切らないこと。信じること。そして責任は自分で取るという覚悟です。義理と人情と愛情です。
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2017年09月21日

商品アイデアはどこから生まれるか

昨日は午前中は岩手県野田村にいました。山ぶどうワイナリー「涼海の丘ワイナリー」のそばに野田玉川鉱山跡があり、その坑道跡はは観光場所として有料で観光できます。どのくらい続くのかわかりませんが、相当先まで坑道は続きます。

500mくらい行ったところに多目的ホールがあります。かって鉱山が稼働していた頃はこれは選鉱用工業用水の坑内貯水槽があったところです。その奥に涼海ワイナリーのワインが樽のまま保管されています。昨年の仕込みのワインは赤は完売しているので、今あるのはロゼが数樽です(写真左・右)。

製造したワインを地下鉱山跡に貯蔵するなんて素晴らしいアイデアです。それだけでストーリーが書けます。こういう素敵なシナリオを書いているのは野田村の加工特産品開発の要は観光物産館ぱあぷる支配人の外舘さんです。

のだ塩、当社が開発支援したほたてドレッシング、さらにこの山ぶどうワインと2年単位位でヒット商品を生み出しています。

発想力、企画力が優れています。また、野田村は小田村長自らが商品開発が大好きと公言しており、商品開発地合いがあるところです。

この山ぶどうワインは養蚕が衰退するなかで、次の農家収入の作物は?と検討された時にこの地域は自生の山ぶどうが多くあり、その当時もいくつかの農家はすでに山ぶどうを栽培していたので、山ぶどうが村の次世代作物に選ばれました。

といっても、加工設備はないので、原料として岩手県内のワイナリーやジュース工場に納入されていました。

ぱあぷるが設立され、村が販売施設を持ったときに、野田村生産の山ぶどうだけで製造した山ぶどうワイン「紫雫」が発売され、これがヒットします。

この時点は外注でしたが、思いきってワイナリーを建設する計画が始まります。これの完成で農家の収入は岩手県内のワイナリーに原料納入の倍の価格で「涼海のワイナリー」が買い取ります。倍の価格で買っても自社製造なので採算は合います。

のだ塩はかっての製塩方法の復活です。ほたてドレッシングは震災で販売先を失ったほたての活用でした。ヒット商品のアイデアのネタは実はこんなところから生まれるのです。
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2017年09月20日

岩手県の人気スポット野田村

昨日は岩手県野田村にやって来ました。私が3年前、水産庁の復興販路開拓支援アドバイザに就任した時に、その発足式に野田村のほたてドレッシングを持参したら当時の本川水産庁長官の目に留まりました。

その後本川様は農水省事務次官になり、官僚の頂点に上り詰めました。そして現在は勇退して無役です。正確には無役ではなく、最近JA全農の経営アドバイザーや大手損保会社の顧問に就任しています。

いずれの日か、野田村を訪ねたいと話していましたが、現役時代はなかなかままならぬ状態で、ようやく3年ごしの夢が叶いました。もう一人慶応大学大学院教授でドローン操縦士協会会長の小林教授が同行しました。私とは昔の会社の同僚でした。

野田村の三陸リアス鉄道の陸中野田駅は観光物産館ぱあぷるでもあります。鉄道の駅と道の駅の役割を持つ珍しい設備でもあります。

その食堂で食べたのが磯重です(写真上左)。うにといくらの卵とじです。何と豪勢な。

次にこの地は山ぶどうの産地で、農家の経営の収益化ということで村は昨年から山ぶどうワイナリー「涼海の丘ワイナリー」を立ち上げました(写真上左)。2年目の今年は10000本の製造を予定しています。1年目もあっという間に品切になったそうで、来週からワインの仕込みが始まりますが、予約しておいた方がよさそうです。

山ぶどう農家も訪ねました(写真中左)。大きくやっている農家で2ha程度です。これをワイナリーが買い取れば400万円の売上高になります。

次に伺ったのが「のだ塩工房」です(写真中右)。超人気塩です。海水を汲み上げて3日間直薪製法で作ります。薪は赤松を伐り出して来ます。製塩に4名、薪の伐り出しに4名の労力がかかっています。

最後に訪ねたのが下安家漁協です(写真下)。私は2年ぶりの訪問です。震災から復興した矢先、昨年度この地域を襲った水害で再び壊滅しました。昨日は再度立ち上がった漁協を見ることができました。もう鮭が遡上を始めています。
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2017年09月19日

最後まで諦めないこと

日本で一番小さな医薬品メーカーのN医薬研究所のK社長と昨日は一緒でした。Kさんは(社)エクセレントローカルの理事にも就任していただいています。

K社長は女性で体は小さいですが、その不撓不屈の根性を私は尊敬しています。

実はこの会社は6月に営業停止を食らい、1ヶ月以上営業を止めていました。製品の出荷前検査方法が現在の検査方法と違うということで検査方法の不備を指摘されての営業停止でした。

地元紙に大きく報道され、翌日今までお金を借りてくれ借りてくれと来ていたメイン銀行が手のひらを返したように引き揚げの態度に一変しました。

営業停止を執行した薬務当局も小さな医薬メーカーは廃業指導の方向にあり、その方針の一環ではないかと噂がありました。

突然の営業停止で、N社は製造ができなくなり、流通から営業補填を迫られます。営業停止は1ヶ月程度だったのに、当社年間売上高の半分のお金を支払うことになりました。

無借金を誇りにしていた当社は内部留保の預貯金で支払いますが、お金はなくなりました。そこに来てメインバンクの手のひらを返した態度で危機に陥ります。

私も聞いていたのでKさんに「とにかく廃業を迫られても廃業するな。ごねまくれ」と応援していました。

やがて営業再開です。営業停止期間Kさんは不眠不休で本当にこの検査手法が間違っているのか?正当性の証明ができないか、実験を繰り返します。

そして仮眠から目覚めたある朝、培養シャーレを覗き込むとなんとその検査手法通りの結果になっていました。

検査方法に誤りがなかったことが証明されます。すぐに薬務当局にその検査データを提出したら、しばらくたっても返事が来ない黙殺状態が続きました。

当局を裁判に持ち込もうも考えましたが、その労力とその間の営業活動への影響を考えて、今はこのままで行くそうです。

最後まで諦めないこと、世の中は何が起こるがわからない。自分を信じて生きることです。
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2017年09月18日

当社若いスタッフですべて企画

昨日はイーローカル(イローカルよりやっぱり最初思い付いたこっちの方がいいかな?イローカルというと慰労を連想させる。まだ迷っている)で浴衣で楽しむ利き酒会でした(写真上左)。

台風が近づく悪天候の中で、足元が悪い中、30名を超える方々が集まりました。女子向けの企画にすると彼氏が同伴するので(×2)になり、集客は増えます。

私はこの企画は2日前まで知らなかったのですが聞きつけて顔を出しました。見学です。

主催者は元当社社員で現在はフードコンサルタント、日本食文化研究料理家の守岡実里子さんです(写真上右)。当社は農産加工食品開発支援が主業務なので料理はあまり直接的には関係ありませんでしたが、今は日本食文化研究料理家の肩書きでたいそう活躍しています。

利き酒会なのでイーローカルの究マネージャーがお酒の説明をしました(写真中左)。究マネージャーは醸造科学部醸造科卒でその後、酒造メーカーに勤務して、昨年当社に入社しています。

最初の辞令が当社の飲食部門進出でイーローカルに配属されました。料理がわからない中で相当苦労してダウン寸前まで行きましたが、立ち直りました。大学の専攻である酒の勉強を深めて、それをお店で出すようになり、お客様に喜んでもらえるようになり、自信を深めました。イーローカルのお酒はオープン時期に比べると格段よくなっています。もちろん、料理もですが。

浴衣に、お酒でそのおつまみ、料理は順副社長が説明しました(写真中右)。当社が昵懇にしている全国の農産加工業者のものが並びました。青森県弘前市のまごころ農場のお菓子も並びました(写真下)。まごころ農場の加工場長の斎藤早希子さんも当社の元社員です。

また、並んだ農産加工食品が私とのパイプよりも順副社長のパイプのものが増えています。

私は隅で目立たないようにして見ていましたが、運営するスタッフも当社若手社員と当社から巣立った社員、さらにお酒もおつまみの農産加工食品も若いスタッフが自ら開拓したものです。

嬉しいですね。創業者としてこんな嬉しいことはない。次は(社)エクセレントローカルです。この組織も手伝ってくれるスタッフがいよいよ登場します。こっちの方も新しい企画とどんどん打ち出します。
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2017年09月17日

ただ無心になってやる

昨日は空手の稽古に行きました。その前に行きつけの理容店に行き、いつも担当してくれるNさんと散髪中、食酢談義で盛り上がりました。

食酢はダイエットに効果があるか?諸説あります。酢の物を食べると食欲が増進して太るという人もいます。

しかし、食酢はグリコーゲン貯蔵の効果があるようで、空手や筋トレをすると酢の物が欲しくなるのはこのせいですね。

散髪が終わり、いったん、事務所に戻り、事務所にある宮崎県大山食品の純米酢と宮城県三陸のわかめをNさんに届けたら感激されました。

空手は正式稽古は月に2回です。しかし、会員がもっと稽古をしたいという要望が出て、現在は自主稽古を含めると月に6〜8回稽古会が行われています。私は9月に再開して昨日で3回、今月はあと1回出て合計4回ということになります。

1年半頃前から始めた頃、稽古に行く日はちゃんと恥かかないようやらなきゃと思い、行く前の不安も多かったです。腰が引けていました。

最近は仕事も多く、空手の心の準備をしないで稽古に行きます。ぶっつけ本番です。稽古は2〜3時間行います。

その時間は上手にやることよりもただ黙々とやり、自分が稽古時間中、無心になることを目指しています。

稽古始めて前半戦は忘れているのでめちゃくちゃです。後半から体が思い出します。でも前半も後半も心は一つ「無心になる」ことです。失敗しようが、下手くそだろうが、うまく行こうが関係ありません。前半でうまくできないことも一向に恥ずかしく思いません。

人間は実力以上も以下もできません。実力相当で生きるしかありません。体が覚えている以上のことはできません。

稽古中、ただ「無心になる」だけです。
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2017年09月16日

イローカルのバータイム順調に離陸

14日(木)からイローカル(銀座エクセレントローカル)で午後9時からバータイムを始めました。

昨夜は食事の予約が入っていなかったですが、バータイムは予約も必要ないので徐々にお客様が入ってきました(写真左・右)。結構、一人で行動している人がいるものでふらりと入ってきます。

知らない方同士でも大きなテーブルを進めると着席してすぐ友達になります。

バータイムは食事はありませんが、おつまみで全国の農産加工食品を提供しています。

昨日は開始して2日目ですがお通しは宮崎県のゴボチです。まず、これでみんな大感激。現在のおつまみは定番の北海道士幌町大木牧場のゴーダチーズ、岡山県瀬戸内虫明の牡蠣の家しおかぜの牡蠣のくんせい、鹿児島県鹿屋市ゴーケンズバーの黒豚ジャーキー豚干(ぶひ)に加え、鳥取県鳥取食品工業のいか糀漬、それに高知市のこだわり酒盗の5品を出しています。

さらに滋賀県JAグリーンおおみの日野菜漬等素材を活かした漬け物も準備中です。

当社は元々全国の加工特産品開発支援をしている会社なのでそういった加工業者の方々とはパイプがあります。さらに当社が直接開発支援した加工食品もイローカルで提供できます。

さらには伊藤店長は青森県深浦町でパン店を経営していましたので、これまたバータイムには焼きたてパンも登場します。昨夜はたかきびパンでした。

バータイムは次は伊藤店長手づくりパイ生地に全国の農畜水産物と農産加工食品をトッピングにふんだんに使ったピザもメニュー化します。

レストランなので1年間は料理を提供するのに注力しましたが、そろそろ全国の加工特産品をメニュー化する時期に来たと判断しました。

当社とかかわり合いのある農産加工業の方々や食品メーカーの方々いわゆるエクセレントローカル企業の方々、奮って商品を納入下さい。
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2017年09月15日

農業現場からの商品開発手法

昨日は埼玉県坂戸市農業振興課オッポラン研究所の食と農起業セミナーでした。オッポランとは「放っぽらん」、要は「もったいない、捨てない」という精神を込めた言葉ですかね。

規格外と言われる量販店が勝手に決めた企画の外にある農産物を加工によって活用していこうということではないかと思います。あるいは捨てるところがなく、全部活用しようという意味もあるかも知れません。

受講者6名は女子5名、男子1名です。年齢別には20歳代が3名、60〜70歳代が3名です。農作業、加工実習、講義が合計、27回あり、当社は加工実習と講義を担当します。

私の出番が7回あります。6名しかいないので講義形式を止めてワークショップ形式にしています。細かいテーマを決めないでその時に状況、状態でセミナーを進めていくというのはいいですね。久しぶりの車座セミナーです(写真上左)。

昨日は受講者の大畑さんが前回の当社内藤の指導でかぼちゃペーストを実習しました。成果で持ち帰ったそのかぼちゃペーストでタルトを作ってきました(写真上右)。

このタルトを商品化しようということでみんなで原料や価格や味やサイズやパッケージ等のアイデアを出し合いました。大畑さんは次回それをさらに進めて持参するそうです。

こうやって商品の精度が上がっていきます。商品開発とは現場の実践に始まり、実践に終わります。机上で行うものではありません。

ドライいちじく(写真下左)も良質の試作品ができていました。さてこれもどんな農産加工品に活用すればよいかアイデアを出し合いました。最低10個は出そうということで知恵を出し合ったらあっという間です。

ドライみょうが(写真下右)は商品というよりもどんな料理に使えばよいかのディスカッションから入り、その料理を加工食品にすればよいかの手法で進めました。足が地に着いた商品開発を教えました。受講者も大いに納得していました。
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