2021年11月08日

終生仕事のある人を模範にしよう

企業を訪ねることが結構あります。その会社の従業員の年齢を見ます。67歳の私よりも年上は流石にいないか?でもなく70歳以上の人が最近はいてもごく普通です。

自分なりに見て一番バランスがよいと思うのは20〜30歳代が社員全体の5〜6割、40〜50歳代が2〜3割、60歳以上が1〜2割が一番業績のよい企業のような気がします。

会社が順調に伸びていると業容拡大で年齢構成も末広がりに若手が増えます。若手は入社3年以内に3割が辞めるとも言いますがそれでも若手が多い会社は活気があります。

40〜50歳代が社員構成が一番多い企業はやっぱり全盛期を過ぎた会社の感があります。銀行がその典型です。私の時代からちょっと下の世代は銀行入行志望が一番多く、エリートの象徴でした。それだけ貸出先(企業)が伸びており、資金需要も多かったのでしょう。

市役所、町村役場もこの世代が多いです。町村役場は課長が上級管理職ですが、課長補佐の多いこと。これは大量採用と市町村合併による組織のスリム化、役職の減少からはみ出した人たちです。面白くなさそうに机に座っています。

はみ出さなくてもこの世代は子供の教育費がかかる一番自分で使えるお金のない世代です。大半のこの世代が一番冴えない顔をしています。

60歳以上の世の中の定年を過ぎた年齢の社員が多い会社もよい会社です。それぞれの社員が会社の中で期待される自分の職能や持ち場を持っており、かつ会社も堅調な収益を上げている証拠です。最近は定年なしの企業も増えていることはさらによいことです。

さらに高齢者の後期高齢者はどこにいるか?農業の世界にちゃんとします。奥さんと二人で楽しく畑仕事をしています。趣味?とんでもない。道の駅や農産物直売所に出荷して年間500万円くらい稼ぎます。自分でクルマを運転して出荷に行きます。現役時代の年金と合わせるとまだまだ立派な所得です。

さて話を戻し、若手が多い会社もよい会社です。最近はネットビジネスが多く、SNSやパソコンに精通していなければなりませんが、大体は学校の授業で習って来ているのでSNSやネットの操作はお安いものです。

しかし、誰でもできる単純作業はやがてDXや海外研修生とって代わられます。創造力や自分しかできないものを身に付けるしかありません。その時のヒント、参考になるのは高年齢者になっても仕事を持っている人、働いている人です。その人達を参考にすることです。

ちっとも所得の上がらない我が国において一番ベンチマークする価値があるのは終生仕事のある高齢者就業者です。
posted by tk at 05:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月07日

地位に上下はあっても人は平等

先週、いくつかの会社を訪問しましたが、そのうちの2社に共通点を見つけ、感動しました。1つは石垣島の「石垣の塩」です。東郷社長が自ら空港まで出迎えてくれました。そのうちに従業員から電話があり、「わかった」と言って向かったのは冷凍倉庫でした。

そこから本まぐろを取り出し、飲食店に配達です。すると時間が早かったせいか不在でした。怒りもせずに、一度冷凍庫から出したものをまた販売するわけにはいかないので「鳥巣さん、夜食べよう」と夜、思いがけないご相伴に預かりました。私どもだけではなく、そのまぐろは当夜のお客様全員にふるまわれました。

驚いたのは当たり前のように従業員が手が空いていれば社長まで配達員に使っていることです。それを当たり前のこととして社長がやっています。社長夫人は今でもバンに乗って「石垣の塩」を配達しています。

私は「石垣の塩」社には15年前から行っており、オフィス内もよく知っています。東郷社長の机は従業員と同じ小さい机です。違うのは机の上に決済用のハンコ箱が置いてある事だけです。

東郷社長は大学卒業後、就職する気はサラサラなく、最初から起業です。いろいろ商売をやって失敗し、中には人の保証人でつまずいたりしながら20年ほど前に「石垣の塩」を発売して、今があります。

その起業時のスタッフは東郷夫妻と同い年位なので私と同じで60歳後半です。定年退職もなく、いくつになっても本人が辞めると言わない限り勤めています。だから社長への口の利き方も同僚・仲間です。

石垣島から帰り、信州の伊那食品工業を訪ねました。今や世界に名の知れた信州発のエクセレントカンパニーです。井上会長が出迎え、自ら全工場と全会社施設を案内してくれました。

最初、原料倉庫を訪ねました。そこで作業着を従業員が一人、倉庫前に座り込んで缶コーヒーを飲みながら煙草を吹かしていました。会長がクルマから降りても立ち上がりもせずに、会長とため口をきいています。会長も当たり前のようにその人と談笑し始めました。

それから各工場を回りましたが、そこにいる従業員が我々には挨拶してくれますが、会長に対しては取り立てて態度も変えず、普通の同僚への応対です。

夜は会社のレストランに案内してくれました。前掛けをしたホール担当者がいました。名刺交換したらこの会社の監査役でした。今年定年だったと紹介されました。会長に向かって笑いながら「定年したら給料が下がった」と文句を言っていました。しかし、この会社も望むならこの監査役のように年齢制限なくずっと勤務してよいそうです。

もっとびっくりしたのは会長と会食が始まったら配膳係の監査役も一緒に会食の席に着きました。さらに我々を迎えに来てくれた若い従業員も席に着いて一緒に会食です。我々は3名、この会社側は会長、若い従業員、レストランのホール担当者3名です。その若い従業員もリラックスして会社のこと、家族のこと、仕事のことを大いにしゃべりました。

これが極意ですね。地位・ポストの名称(上下)はあっても関係ない。仕事だけでなく発言、行動は対等。従業員が伸び伸び仕事をしています。これぞ、エクセレントカンパニー。

posted by tk at 08:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月06日

夢を実現してきたオンリーワン企業

昨日、長野県伊那市にある伊那食品工業を訪ねました。伊那食品工業といえば一般的に知られているのは「かんてんパパ」です。飯田線沿いにありますが現在は災害による不通区間があり、中央線茅野駅まで社員の方が迎えてくれました。

車中、1時間。その社員の方が「キースタッフ社とは懐かしいです」「????」「10年頃前に私が電話を取ったら、キースタッフと名乗ってドレッシングの加工の全国の農家のお母さんに教えているが、食品添加物を使わないドレッシングを教えたいということで、増粘剤のキサンタンガムの代わりに寒天を使えないか?との質問でした」、「思い出しました。その時の担当の方があなたですか?」

当社の担当だったHに命じたのは私でした。それから当社のドレッシング実習では「食品添加物不使用のドレッシング」が定着しました。以前から伊那食品工業という会社は一地方の中小企業であるが、寒天を応用した商品で世界中に販売しているオンリーワン企業ということを知っていました。

このやりとりから10余年後、このエクセレントローカル企業を訪問することができました。目的は宮崎県ひなたMBAフードビジネス部門のアワードの基調講演を伊那食品工業の会長井上修氏にお願いするためです。

そうして井上会長が自ら会社を案内してくれました。連れて行かれる順序が実によく組み立てられていました。まず原料庫に行くと世界中から集まった天草が積まれています。その隣は寒天を絞った後の残渣で製造した土壌改良剤(肥料)の発酵・製造庫です。天草は15%の寒天と85%の残渣になります。

次は当社の発足時からこの場所にある寒天製造場に行きました。大きなタンクで天草を煮炊きして寒天を作ります。廃液はバクテリアに食べさせてきれいに浄化して真水にして流します。

その寒天を乾燥させていろんな形の寒天にする工場も訪ねました。「かんてんぱぱ」ブランドの商品が製造されています。それから工務場も訪ねました。世界に2つとない製造機械を使用するので機械の設計、メンテナンス、修理を受け持っています。

次が乾燥寒天を粉砕して粉にする工場です。寒天を粉にしたから用途が増え、世界の伊那寒天になりました。微粉が飛散しない製造方法は世界で唯一だそうです。

さらには医薬品・医薬部外品・化粧品にも使用されている可食フィルム工場も見学しました。そして最後は研究開発部門です。素材研究と商品開発が行われています。

この原料庫から最先端用途商品工場、研究開発棟まで見学するとこの会社が63年かけて実現してきた戦略シナリオを理解できます。夢を実現してきた「世界の伊那食品工業」です。
posted by tk at 07:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月05日

相手・地域の為に何ができるか=仕事

今朝は5時台に会社に着いて鍵を開けていたら、新聞配達さんがやって来ました。郵便箱に入れると思っていたら私に手渡ししてくれました。この配慮気配りは嬉しいですね。新聞配達さんとの間に心と心のふれあいがあります。

結構、遠くへ出張しています。目的は当社が委託実施している人材育成事業の中のセミナーの講師依頼です。たいていは私がよく知っており、この方の話をぜひ受講生に聞かせたいと思う人ばかりです。

電話で打ち合わせでもよいのですが、話して欲しいことを当社担当者と一緒に伝えた方がよいと思い、現地に出かけます。たかがセミナー、されどセミナーです。

私が30年のコンサル経験の中で20年以上のつきあいのある人はざらです。総数は私が会った人のうちの1%くらいの人です。私よりちょっと年配か同世代です。それでも数十人はいます。最近、10年以内に知り合って付き合いを始めた私よりも若い人にも素晴らしい人材がいます。

共通しているのは信頼のできる人です。まあ、「約束を守る人」と「人の為にやる人」です。一昨日、訪問していた石垣の塩の社長もそういった人です。セミナーに登壇いただく講師もこういった方々にお願いします。かつ、セミナー会場まで来てくれる都合のつけられる方々です。

現地でそういった方々と久しぶり酒を酌み交わすと以前に比べてその地域がどう変わったか?そして今何をすべきか?の話になります。そしてそこから新しい仕事へとつながります。

現場に行かないとだめです。相手・その地域の為に何ができるか?=仕事です。そのニーズを共に考える。

反面、当社に近づいて来る人間もいます。私はシビアなので私を避けて、若いスタッフに取り憑こうとします。若いスタッフを騙して当社から何かの便益を得ようとする連中です。

ころっと騙されている当社スタッフもいます。一度や二度はいいにしてもずっと騙されていると会社に不利益をもたらします。見て見ぬふりをするか?はっきり教育するか?後者です。

本人の為には教育すべきと思い、苦言を呈します。この苦言を素直に受け入れるスタッフは成長して行きます。受け入れられないスタッフは過去、辞めて行きました。自分に対し強い人間のみが生き残ります。



posted by tk at 06:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月04日

黒字倒産危機を乗り切れれば

今朝の日本農業新聞の見出しは「重油、資材、飼料、肥料・・・増える生産費“四重苦“の冬 農家悲鳴」です。相当数の専業農家が冬を越せない中で廃業、離農していくでしょう。

しかし、この見出しをつけ、文章を書いている人はどんな気持なのでしょうか?この記者には倒産、廃業、解雇等の状況にはありません。他人事を書いているだけです。コロナ禍もそうです。いろんな施策が打たれましたが執行している公務員に倒産はありません。

この2年間、大手食品企業はいい決算でした。大手食品メーカーはテレビ宣伝しているいわゆるブランド企業がほとんどです。メディア等の広告が多いということは消費者向け、いわゆる家庭用商品が会社の売り上げを占めています。

今回のコロナ騒動で大手食品メーカーは巣篭もりのおかげで笑いが止まらないほど好調です。しかも旅行にも行けないし、外食もできないし、家庭内レジャーをするしかないので高級食料品がよく売れました。そうやって支出してもまだ使い切れずに家庭内貯蓄率は増えて、高止まり状態です。

一方、食品メーカーでもブランド力のなり業務用メーカーは苦戦です。業務用でも外食向け食品を製造しているメーカーは大打撃です。農水産業も外食用ブランド牛や高級魚を中心に飼育、水揚げしている1次産業者は相当に打撃を受けています。さらにここに来ての四重苦の襲来です。

かく言う当社も創業以来の経営危機です。運転資金の枯渇です。当社もこの1年半は金融政策のおかげで融資でつないできました。その間に受注活動を地道に続けたこともあり、今年度は創業以来、最高数、最高額の受注をしています。

今年度の決算は売上高も多分、創業以来の最高額です。赤字部門のレストラン部門を閉鎖したことと本業のコンサル事業が好調で3期ぶりの黒字転換で経営は立ち直ります。

しかし、公共の仕事が多いのでお金の入金は年度末の2〜3月です。元々、手持ち資金が少ない中で、過去最高額の仕事をするので運転資金ショートです。当然、銀行への融資も申し込んでいますが、コロナが一服した現在、金融当局が引き締めに入ったら当社はアウトです。

個人の自分の持ち金は全て注ぎ込んでいますが、それでも足りません。今までは赤字倒産に対する危機感で経営して来ましたがここに来て「黒字倒産」と言う新しい危機が襲って来ました。この11月から年末までの入金をどうやって増やすか?

私も起業して30年近くになりますが、この危機は初めてです。どう乗り越えるか?経営は常に未知です。しかし、この状況を乗り越えられれば名実ともに若い社員に会社を任せられるようになります。頑張ろう。

posted by tk at 07:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月03日

自前の加工場ニーズが高まっている

久しぶりの石垣島にやって来ました。目的はセミナー講師をお願いしている「石垣の塩」の東郷社長に講義内容の打ち合わせです。この事業は多くの食と農の世界で活躍している方々に講師を依頼します。依頼は電話一本で済むことかもしれませんが、受講者のためには講師にちゃんと会ってセミナーの内容の打ち合わせが必要です。

石垣島はこの15年間で年1回程度来ています。合計は10回強かな?通算30回程度行っている隣の宮古島にはかないませんが。石垣・宮古といえば観光の人気スポットです。このコロナで1年半は観光客も激減しました。石垣島空港も今まで見たこともないほど閑散としています。

しかし、島の様子は意外と元気です。石垣市は人口5万人ですが、この5万人規模で島内経済がうまく循環しているような気がします。

最初に八重山漁協の加工場を訪ねました。設備は宮古島市のもので運営は八重山漁協がやっています。沖縄県の他の漁協もそうですが漁業はもずくの養殖が盛んです。ここでも漁業者が持ち込んだもずくを1次加工して塩蔵して需要に合わせて年間を通じて業務用一斗缶や消費者向け商品で販売します。もずくの需要は旺盛のようです。

次は伊盛牧場に伺いました。伊盛社長は漁師に生まれましたが、17歳の時に乳牛1頭を飼い、酪農を始めます。数年前に来島した時に眺めのよい高台の牧場内にアイスクリーム直売店を開設しました。今回、行ったらそのそばで立派な乳製品加工場が稼働していました。6次産業型のビジネスの完結です。

完結でもないようで今度は石垣市が建設する牛乳製造会社の受託管理者として牛乳そのものの製造に参入します。目的は学校給食で「子供達に石垣島の乳牛の牛乳を飲ませたい」と言うことです。原点回帰です。現在の大手乳業メーカーは元は酪農家、組合によって設立されたものだから。

その後に八重山食肉センターを訪問しました。生産者の「石垣牛」をと畜して精肉にします。現在は900頭の石垣牛が生産されています。ブランド力もあり、好調です。内臓(ホルモン)で島外の石垣牛肉卸業者に精肉とセットで販売されます。

石垣牛でない黒毛和牛もほぼ同数持ち込まれます。その精肉は島内外で販売されますが、内臓(ホルモン)は需要がなく、センター内で廃棄・処理しています。この内臓をホルモン商品にして販売できる加工場が欲しいと言う要望が強いです。

コロナによる突然の生活行動の変更は我々の食生活まで変えました。生産者が生産物の販売を平準化するために「自前で加工」という意識を強く持つようになりました。
posted by tk at 08:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月02日

私の交友・人脈

鳥巣研二の人脈・交友って大したことはありませんが、私の人脈・交友の自慢はつきあいが長いことです。ただし、私のテイストに合う人ばかりです。野心家の人や美貌をウリにしている人は私には近づかないので安心です。

私は気が合う人とだけ付き合います。身分、肩書き、助平心、お金、地位、出世、野心の目論見は無縁です。そりゃあ、若い頃はなかったと言えば嘘ですが、会社をクビになった時に初めて「人は怖い」とわかりました。「野心」、「嫉妬」が人まで殺すということもわかりました。

それからその世界には入らないようにしています。こっちに野心がなければ邪な人や野心家は近づいて来ません。現在、世の中を騒がしているマンモス大学の汚職、賄賂事件もその頂点に立つトップが野心家で権力志向の塊なのでこんな事件を引き起こしています。

こういった人は自分の地位を守るためには相当の裏社会組織との関係があるのでしょう。言い換えると裏社会に守ってもらっています。裏社会の人々もプロなのでそれなりの報酬を求めます。「お金を出さない」と依頼者が消されます。一見、豪胆な風貌に見えますが本当は小心でお金を出し続けざるを得ないところまで追い詰められていたのでしょう。


話を戻し、当社の食品加工室が出来上がりました。1階が製造生産場所です。2階は包装や箱詰めの部屋です。資材置き場でもあります。

ところで誰が製造するの?ということになります。当然、コンサルで受けた仕事の試作は当社研究開発スタッフです。でも今回は当社がオリジナル商品を製造販売し、製造者にもなります。ということはキースタッフブランドやエクセレントローカルブランドの商品が世に出ます。

それの製造を研究開発スタッフがやっていたらコンサル業務ができません。また研究開発スタッフの人件費で商品製造をすると価格が高くなり市場性のない商品になってしまいます。

それで製造スタッフを募集することにしました。もちろん、パートで結構です。最初に声をかけたのは大学時代によく行っていた新宿のスナックの雇われママだった女性(女性と言っても50年前の当時から男装しているので初対面では女性とわからない)です。

「いくつになったの?」と電話したら72歳とのこと。「まだ働ける?」、「当たり前でしょ、クリーニング・掃除会社で働いているけどコロナでもうすぐ解雇されそう。鳥巣と同じで身寄りもないので働き続けるしかない」よかった、ラッキー。すぐうちの社長に紹介することにしました。これが私の人脈です。
posted by tk at 04:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月01日

文章の書けない人は人の心が読めない

休日はたいてい会社で仕事をしています。昨日も会社にいました。そこに当社で経験の薄いスタッフがやって来て仕事の件で打ち合わせをしました。というよりも彼の報告を聞いていました。

でも報告の内容からしてこの役所のこの幹部は何らかの提案を求めていると感じたのでこのままやり過ごすと今日から1週間も宮崎県、沖縄県石垣島、長野県伊那市に出張なので翌週になってしまうので、早い方に越したことはないのでラフ案でいいので作って出そうということにしました。

始めると浮かぶシナリオとそれに関する裏付けデータと使える行政施策とその予算の3つを合わせてストーリー(提案書)を書きました。昨日、これに使える時間は約1時間です。その後に空手の稽古を入れていたので急ぎました。

いつまでこんな仕事を続けるのだろう?思って書いていました。当社の担当スタッフに命じてもやったことがないので、今回は自分でやって見せて、それを頭に叩き込むように言いました。こうやって若手を育てていきます。

私はサラリーマン時代に散々書類作りをしました。15年いましたがそのうち支店営業は4年間で11年間は本社の事業企画部門勤務でした。最後の1年は本社課長でしたが本社スタッフを10年間経験しました。文書書きや事務作業は何ら苦になりません。

面白いもので課長になった途端に管理職なので事務仕事がなくなりました。それまでは毎晩夜の12時、午前1時はザラでした。それが課長になると急に暇になります。判断、指示業務だけをすればいいのですから。

しかし、1年後に会社をクビになりました。今更、サラリーマンは嫌なので個人事務所を設立し、併せて中小企業診断士の勉強をして第2の人生が始まりました。そうなると提案書、診断報告書、事業実施報告書、年度末には20事業くらいの報告書書きに明け暮れることになりました。こうやって糊口をしのぎました。

今でも文章書きやレジメづくりは自分でやりますが、ネット操作やパワポ資料づくりは若手に手伝ってもらっています。あの会社に定年までいたら今頃は定年して、家庭の粗大ゴミで世の中から抹殺されていたでしょう。

実務は自分でできた方がよいです。大企業のサラリーマン社長の中には社内遊泳術と派閥抗争には長けていても文章が書けない、講演ができない、振付師が付いている人がたくさんいます。しかし、文章の書けない人は人の心を読めない人だと言ってもいいでしょう。
posted by tk at 04:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月31日

些細な気づき・開眼・上達が嬉しい

人とコミュニケーションしていることが多いようで実際は一人でいることの方が多いです。プライベートでも独り者だし、最近は猫のれいらんも娘のうちの住民になったので。仕事をしていても移動が多いので飛行機の中も、新幹線の中も一人です。

独りの時にいろいろ考えるのが好きです。自分なりの行動について。朝、起きて、トイレに行って、会社に行って、帰って来て、お風呂に入って眠るだけではないです。その間にいろいろ考えます。

朝、出勤する時に排出されたごみ袋をカラスが無心に漁っています。その隣で鳩も自分の好きなえさを探し回っています。私の存在さえ、気が付かないのか、それどころじゃないのか?無心にお互いのテリトリーを侵すことなく餌を探しています。カラスになりたい、鳩になりたい。

人間は自分の心の中の動揺に支配されます。それを感情というのでしょう。でも人間である限り、制御できる範囲内の感情はあった方がよいです。

また、忙しい時は多少のプレッシャーの感情も相手している暇がなく、押し流すことができます。暇だとどうでもよいことが気になる。だから仕事のある現役がよい。収入の問題ではない。

いろいろ考えると例えば昨日のお茶の淹れ方、茶葉の量よりもお湯の量。いろんなご意見をいただきましたが、例えばお湯の温度とか、正直大いに関係があります、熱いとお茶の味がしない。すべて関係するのでしょうが私はお湯の量加減で行きます。そのお湯の量がつまり自分にとっての最適「一服」なのでしょう。

最近、パンツの片足穿(は)きが自然にできるようになりました。玄関での靴の片足履(は)きも。どうして?最近わかったのは人間が立って行動している時、左右どちらかの軸足はピンと伸びているということです。支える片足をぴんと伸ばして立てば体はぐらつきません。ただし、その時の足先は正面を向いていること。これは空手に応用できるな。

そういえばダイエットも3ヶ月で4sの進捗。こんなことを考えていると楽しいです。仕事や会社の行先等を考えると心配と不安が次から次へと襲って来ます。多分、最適・最上の環境にいても不安は尽きないのでしょう。

余計なことを考えない環境・状況を自分で作ること。これが人生の達人です。一番いいのはギブアップしないことです。人生の究極的な敗北は自分で負けたと思った時です。戦う闘争心をなくした時です。

自分が負けと思わなければ負けではない。尽きない悩みは直面した時に悩めばよい。来てもいない難局にこっちからラブコールを送ることはないです。



posted by tk at 07:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月30日

湯を減らしたら茶がおいしくなった

また、お茶の季節がやって来ました。夏は大手飲料メーカーのお茶もどきの清涼飲料水を飲みますが、この季節から自分の淹れたお茶を飲めます。

しかし、なぜおれが淹れたお茶はおいしくないのか?毎朝、そう思って淹れています。かって、年少の頃、お茶好きの祖母が淹れたお茶の相手をさせられていました。そのお茶の味が再現できません。

茶葉自体はそんなに低級なものを使ってはいません。私の昵懇としている全国のお茶農家の茶葉です。2〜3日前から突然、おいしくなりました。

なぜ??一服のお茶をおいしくするために私は茶葉の量を増やしていました。それを最近、急須に注ぐお湯の量を減らしました。茶葉を増やすのではなく、注ぐ湯を減らす。するとお茶がおいしくなりました。同じことだろう。違うんだな、これが。

なるほど。おととい昔の会社の上司を訪ねました。この会社の創業家の嫡男で5代目を襲名しています。70歳を超えた今、ものすごく元気で健康そのものです。

私が30年前、この方が40歳代の頃、側近の部下でした。当時、この創業家が成した世界規模の会社の社長候補として世間の眼に晒されていました。また、この頃この創業家を経営から奪おうとする勢力が凄まじい権力はく奪を仕掛けていました。根も葉もないでっち上げ風評も横行していました。

そしてこの方は本体のトップになることはなくして、現在創業家の資産管理会社の社長です。実に若々しく、会社を動かし、人材も育て、新しい事にも挑戦しています。精悍で、優しくて、思いやりのある元上司の魅力が溢れています。自分で会社を動かしているのがわかります。

「お前も元気だな」と言われました。39歳でこの会社を放逐されて、現在の会社を創業してもうすぐ30年です。経営は相変わらず厳しいですが、若手への転換もうまく行っています。コロナ禍後、おかげさまで仕事も増えています。それに伴う手持ち資金がないのが心配ですが。

要は自分で会社を動かせる規模の会社を経営するのが一番いいです。その元上司が「経営者の仕事は1.目標の設定、2.目標の戦略・行動への落し込み、3.そしてそれを実現するための組織づくり、その輪を常にぐるぐる回していくこと」と教えてくれました。

お湯の量を減らしたらお茶がおいしくなった理由ががわかりました。自分で加減する量がわかりました。そういえば「茶加減」と言いますね。


posted by tk at 08:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする