仕事で関係している(関係していた)年配の先輩から久しぶりに連絡が来ました。半年以上前にそこから買った地元産果実の振り込みがなされていないとのことです。
請求書が送られてくれば当社はそれから当社の支払い日に則って支払います。私もうっかりしていました。すぐに調べましたが請求書が送られた形跡がありません。
それをその年配の先輩に伝えたらその人が請求書を当社に送ったかどうかわからないようでした。確認は以前のようにファックスでしようと言うことになりましたが何回もファックスを入れても応答がありません。それを伝えると「へへへ、ファックスはもう使えないか?」です。
半年ほど前に奥様を亡くしました。おしどり夫婦で仲良し夫婦の典型でした。東京に出張する時もいつも一緒で私が先方を訪ねても食事はいつも奥様同伴で会計も奥様がさっとやっていました。
それはそれは気立ての優しい素晴らしい奥様でした。私は奥様の逝去を知って住まいのある離島まで焼香に行きました。
その奥様を亡くして今は独り暮らしです。まだ70歳代後半です。呆ける齢ではない、奥様を先立たれてすべて自分で身の回りの事をしなければならなくなりました。
その一環で今回の支払い等の問題が発覚したと思われますがそれも氷山の一角、奥様を亡くしてからいろんな困ったことが起きているのでしょう。
3日前に会った会社の先輩は90歳で奥様を10年前に亡くして独り暮らしです。しかし、全て自分でやっていると言っていました。当日その先輩を駅まで見送ったやはり会社の先輩が言っていましたが、抱えきれないほどお土産を買って帰路に着いたそうです。
日頃お世話になっている周辺仲間へのお土産です。こんなに友達がいるのか。埼玉県に住んでいる人が久々に東京に来たからといってそんなにお土産を買う必要はないと思いますが、多分、日頃お世話になっている人へそのお土産で感謝を現すのでしょう。
また私が仕事でお世話になっている2人の人生の先輩がいます。79歳と76歳です。現役ど真ん中です。仕事の最前線に立っています。人に指示はしても依存しません。指示した人ができない時は自らがやっています。そしてできないスタッフを責めたりもしません。
私も独り暮らしです。炊・洗濯・掃除等身の回りのことは自分でやっています。しかしこれもいつまでできるかわかりません。でも、会社に息子がいるのでいよいよの時は何とかしてくれるだろうと思っています。何とかとは?私の死体を火葬場まで運ぶ役目です。そう思おうと気が楽になります。
2023年12月06日
2023年12月05日
しっかりした基本と柔軟性
冬になり、ふとんの中が恋しくなると出社も遅くなります。遅くなると毎日のブログ書きと空手の稽古に支障が出て来ます。今日も焦って書いています。しかし、毎日20年近く書いているので何か書ける。意外と読者が多いのに自分の継続のために書くのは失礼ですね。
ただ正直言って内容よりも継続することに重みを置いています。朝起きて大体家事を済ませて出社して書き始めると起床してから2時間くらいでブログ書きは終了します。これが終わると一日が終わった気分になります。正直一番恐れているのはマンネリ化です。指のではなく、頭の。
私はお茶が好きで寒くなって会社にいる時は一日20服(杯)くらい飲みます。お茶は当社に勤務していた鈴木さんの実家の栽培茶です。彼女がこのランク(徳用)が価格もリーズナブルでおいしいですよと教えてくれたのを真夏の期間を除くと毎日飲んでいます。
確かに彼女言った通りで飽きません。一日何杯でもおいしく飲めます。当初飲み始めた頃はもう少し玉露っぽい濃い味がいいなと思っていましたが今はこれが一番好きです。何といっても毎日飲んでも美味しく飲めるお茶がいいお茶です。
自炊していますが、夕食と翌日の昼食のおかずは同じです。夜一緒に作って半分を翌日のお昼に回します。2回続けて同じものを食べても飽きません。しかしもっと凄いのはごはんです。一生毎日食べても飽きない。米は偉大です。
仕事も20歳前後で入社してから定時定刻に出社して定時定刻に退社する。残業するなんて仕事はあまりない。そんな生活をしているのは地方公務員(一部の働かない公務員、団体職員)くらいです。あるいは時間を売って働いているパートタイマーくらいです。
特に定時定刻出勤退社がはびこると会社は機能しなくなります。定時定刻出勤退社の基本就業規則は守らなければいけませんが併せて仕事に対する柔軟性も必要です。その仕事が終了するまではその業務に何日かかっても集中する。そうしないと勤労の喜びは味わえまま定年退職、あとは死に待ち在庫品。
プロの世界は時間は関係ない、達成できたか?この仕事に勝てたか?です。それがないと何のために生まれて来たのかわからない。人間に生まれたのか機械に生まれたのか?野に住む動物などいつ敵に襲われるかわからない緊張が日常です。
幸せな人生だったかどうかはいい仕事をしたかで決まります。基本動作に忠実でフェアでかつ己の知恵と工夫と人脈と頑張りを土俵を目一杯使った人生こそが幸せだと思います。
ただ正直言って内容よりも継続することに重みを置いています。朝起きて大体家事を済ませて出社して書き始めると起床してから2時間くらいでブログ書きは終了します。これが終わると一日が終わった気分になります。正直一番恐れているのはマンネリ化です。指のではなく、頭の。
私はお茶が好きで寒くなって会社にいる時は一日20服(杯)くらい飲みます。お茶は当社に勤務していた鈴木さんの実家の栽培茶です。彼女がこのランク(徳用)が価格もリーズナブルでおいしいですよと教えてくれたのを真夏の期間を除くと毎日飲んでいます。
確かに彼女言った通りで飽きません。一日何杯でもおいしく飲めます。当初飲み始めた頃はもう少し玉露っぽい濃い味がいいなと思っていましたが今はこれが一番好きです。何といっても毎日飲んでも美味しく飲めるお茶がいいお茶です。
自炊していますが、夕食と翌日の昼食のおかずは同じです。夜一緒に作って半分を翌日のお昼に回します。2回続けて同じものを食べても飽きません。しかしもっと凄いのはごはんです。一生毎日食べても飽きない。米は偉大です。
仕事も20歳前後で入社してから定時定刻に出社して定時定刻に退社する。残業するなんて仕事はあまりない。そんな生活をしているのは地方公務員(一部の働かない公務員、団体職員)くらいです。あるいは時間を売って働いているパートタイマーくらいです。
特に定時定刻出勤退社がはびこると会社は機能しなくなります。定時定刻出勤退社の基本就業規則は守らなければいけませんが併せて仕事に対する柔軟性も必要です。その仕事が終了するまではその業務に何日かかっても集中する。そうしないと勤労の喜びは味わえまま定年退職、あとは死に待ち在庫品。
プロの世界は時間は関係ない、達成できたか?この仕事に勝てたか?です。それがないと何のために生まれて来たのかわからない。人間に生まれたのか機械に生まれたのか?野に住む動物などいつ敵に襲われるかわからない緊張が日常です。
幸せな人生だったかどうかはいい仕事をしたかで決まります。基本動作に忠実でフェアでかつ己の知恵と工夫と人脈と頑張りを土俵を目一杯使った人生こそが幸せだと思います。
2023年12月04日
老荘思想体感のエクササイズ
今朝のブログ書きは楽しいです。なぜ?ここのところいつも使っているパソコンの充電ができなくなり、もう1つ出張で使っているMACから発信していましたが正常に戻り、手も軽やかです。
充電できなくなったのでバッテリーを買いました。それを差し込んでも充電しません。パソコン本体側の故障か?ちょっと面倒だなと心が折れていました。昨日も充電が作動しないので差込口をいじっていました。いじってもうんともすんとも反応しません。
その隣に同じような差込口がもう1つあったので差し込んだらパッと充電ライトが点き、勢いよく充電が始まりました。パソコンに詳しいスタッフに聞いてもよくわからないようでちゃんと充電しているのでそれでいいんじゃなないかとの答え。今朝も快調です。
昨日、月1回エクササイズを当社の4階で有志で行っています。メンバーは同じ空手道場で稽古していた仲間です。仲間と言っても私以外は黒帯のしかも3〜5段クラスです。
その中の主催者のリーダーがとても物静かで穏やかで紳士です。この方はもうすぐ60歳の還暦です。60歳と言っても現在はどう見てもまだ青年です。
この先輩は中学生から空手を習っています。中学生から始めたそうなので空手歴47〜48年です。その間に道場で先生に付いて稽古をしたのは10年程度だそうです。実際今も空手はやっていません。
仕事が設計技師なので全国、全世界のプラント設計のために派遣されます。その間はほぼ1人で稽古を重ね、かつ海外に行ったら体だったらタイ式ボクシングのようなその国を代表する格闘技を学びます。今は日本に戻り、横浜に住んで国内の仕事をしています。
その先輩が50年近くの1人生活の中で書き綴った、書き留めた文章があります。底流をなす思想は「心と体の調和」、そしてそれをバランスよくつなぐ、あるいは統一するものにエクササイズを考案しました。エクササイズとは平たく書くと身体補助的運動です。
その中には柔軟体操要素、空手技術、ヨガ、他の日本武道、さらに世界の格闘技の技がバランスよく入っています。そしてそれを自分なりのオリジナルにしています。
先輩がそこに向かった理由は?本人もわからないと言いますが、中学の頃から老子、荘子の本をよく読み、関心のあるところは線を引いているそうです。10代から頭と体に影響を与えた老荘思想をこのエクササイズで表現しようとしています。私もこのエクササイズを積極的に学ぼうと思っています。
充電できなくなったのでバッテリーを買いました。それを差し込んでも充電しません。パソコン本体側の故障か?ちょっと面倒だなと心が折れていました。昨日も充電が作動しないので差込口をいじっていました。いじってもうんともすんとも反応しません。
その隣に同じような差込口がもう1つあったので差し込んだらパッと充電ライトが点き、勢いよく充電が始まりました。パソコンに詳しいスタッフに聞いてもよくわからないようでちゃんと充電しているのでそれでいいんじゃなないかとの答え。今朝も快調です。
昨日、月1回エクササイズを当社の4階で有志で行っています。メンバーは同じ空手道場で稽古していた仲間です。仲間と言っても私以外は黒帯のしかも3〜5段クラスです。
その中の主催者のリーダーがとても物静かで穏やかで紳士です。この方はもうすぐ60歳の還暦です。60歳と言っても現在はどう見てもまだ青年です。
この先輩は中学生から空手を習っています。中学生から始めたそうなので空手歴47〜48年です。その間に道場で先生に付いて稽古をしたのは10年程度だそうです。実際今も空手はやっていません。
仕事が設計技師なので全国、全世界のプラント設計のために派遣されます。その間はほぼ1人で稽古を重ね、かつ海外に行ったら体だったらタイ式ボクシングのようなその国を代表する格闘技を学びます。今は日本に戻り、横浜に住んで国内の仕事をしています。
その先輩が50年近くの1人生活の中で書き綴った、書き留めた文章があります。底流をなす思想は「心と体の調和」、そしてそれをバランスよくつなぐ、あるいは統一するものにエクササイズを考案しました。エクササイズとは平たく書くと身体補助的運動です。
その中には柔軟体操要素、空手技術、ヨガ、他の日本武道、さらに世界の格闘技の技がバランスよく入っています。そしてそれを自分なりのオリジナルにしています。
先輩がそこに向かった理由は?本人もわからないと言いますが、中学の頃から老子、荘子の本をよく読み、関心のあるところは線を引いているそうです。10代から頭と体に影響を与えた老荘思想をこのエクササイズで表現しようとしています。私もこのエクササイズを積極的に学ぼうと思っています。
2023年12月02日
起業、人生の最良の選択
先週、関東大学対抗ラグビー早慶戦を観戦しました。その後も早慶出身者で「俺も見た」という人が多いです。昨日も同窓で昔の会社の後輩と会食していたら「あの中(一軍)の中の2名が当社入社します。また、相手の大学からも1名が入社します」と教えてくれました。
男の戦い、闘魂のスポーツの1軍選手が我々がいた極めて安定的な会社に入るのか?違和感を感じました。後輩が言うには多分彼らは一生ラグビーの世界で生きていきたいのでは。
ラグビー界のヒエラルキーを歩くには会社は有名でかつあまり忙しくない安定企業の方がラグビー人生を全うできるからではないですがと言っていました。彼らはラグビーを続けたい、それだけなのではと。
会社には経営会議があります。構成メンバーは取締役です。大企業のその構成を見ると例えばメーカーの場合はまず出身校が文系か技術系採用かで色分けされます。そして勤務していると働いた部署で研究系、生産系、企画系、総務管理系、営業系に色が付いて行きます。
それに海外に拠点を置く企業は国内派と海外派に色分けされます。そのメンバーが出世してボード(経営会議)メンバーになります。会社の方向性選択でも本業強化(深化)派と新事業推進派に分かれます。
さらにややこしいのはボードメンバーに社外取締役を入れなければならない、その会社に勤務したことのなり大学教授や役人OBや金融・証券OBがお金欲しさにアルバイト加わります。
月1回の取締役会に出るだけで2000万円位の報酬を得ます。本業の大学教授よりも収入が多い。なるべくその地位に長くいたい、すると社外取締役も加わって派閥ができて行きます。
これが大企業のボード構成です。醜いウェットな派閥抗争、経営失敗の隠蔽、権力・地位への長居工作、ライバルとの罵り合い、敵対、内部情報のメディアへの漏洩等です。
組織はラグビーチームくらいの規模構成が一番よいです。司令塔は社長1本(我が社はかっては私、今は野口社長)、全て社員の行動は社長が掌握している。全てが戦うための戦略的な組織です。余計な内部抗争も内部隠蔽もありません。
私も大企業にいましたが起業して本当によかったと思っています。人生の最良の選択をしました。
男の戦い、闘魂のスポーツの1軍選手が我々がいた極めて安定的な会社に入るのか?違和感を感じました。後輩が言うには多分彼らは一生ラグビーの世界で生きていきたいのでは。
ラグビー界のヒエラルキーを歩くには会社は有名でかつあまり忙しくない安定企業の方がラグビー人生を全うできるからではないですがと言っていました。彼らはラグビーを続けたい、それだけなのではと。
会社には経営会議があります。構成メンバーは取締役です。大企業のその構成を見ると例えばメーカーの場合はまず出身校が文系か技術系採用かで色分けされます。そして勤務していると働いた部署で研究系、生産系、企画系、総務管理系、営業系に色が付いて行きます。
それに海外に拠点を置く企業は国内派と海外派に色分けされます。そのメンバーが出世してボード(経営会議)メンバーになります。会社の方向性選択でも本業強化(深化)派と新事業推進派に分かれます。
さらにややこしいのはボードメンバーに社外取締役を入れなければならない、その会社に勤務したことのなり大学教授や役人OBや金融・証券OBがお金欲しさにアルバイト加わります。
月1回の取締役会に出るだけで2000万円位の報酬を得ます。本業の大学教授よりも収入が多い。なるべくその地位に長くいたい、すると社外取締役も加わって派閥ができて行きます。
これが大企業のボード構成です。醜いウェットな派閥抗争、経営失敗の隠蔽、権力・地位への長居工作、ライバルとの罵り合い、敵対、内部情報のメディアへの漏洩等です。
組織はラグビーチームくらいの規模構成が一番よいです。司令塔は社長1本(我が社はかっては私、今は野口社長)、全て社員の行動は社長が掌握している。全てが戦うための戦略的な組織です。余計な内部抗争も内部隠蔽もありません。
私も大企業にいましたが起業して本当によかったと思っています。人生の最良の選択をしました。
起業、人生の最良の選択
先週、関東大学対抗ラグビー早慶戦を観戦しました。その後も早慶出身者で「俺も見た」という人が多いです。昨日も同窓で昔の会社の後輩と会食していたら「あの中(一軍)の中の2名が当社入社します。また、相手の大学からも1名が入社します」と教えてくれました。
男の戦い、闘魂のスポーツの1軍選手が我々がいた極めて安定的な会社に入るのか?違和感を感じました。後輩が言うには多分彼らは一生ラグビーの世界で生きていきたいのでは。
ラグビー界のヒエラルキーを歩くには会社は有名でかつあまり忙しくない安定企業の方がラグビー人生を全うできるからではないですがと言っていました。彼らはラグビーを続けたい、それだけなのではと。
会社には経営会議があります。構成メンバーは取締役です。大企業のその構成を見ると例えばメーカーの場合はまず出身校が文系か技術系採用かで色分けされます。そして勤務していると働いた部署で研究系、生産系、企画系、総務管理系、営業系に色が付いて行きます。
それに海外に拠点を置く企業は国内派と海外派に色分けされます。そのメンバーが出世してボード(経営会議)メンバーになります。会社の方向性選択でも本業強化(深化)派と新事業推進派に分かれます。
さらにややこしいのはボードメンバーに社外取締役を入れなければならない、その会社に勤務したことのなり大学教授や役人OBや金融・証券OBが加わります。
月1回の取締役会に出るだけで2000万円位の報酬を得ます。本業の大学教授よりも収入が多い。なるべくその地位に長くいたい、すると社外取締役も加わって派閥ができて行きます。
これが大企業のボード構成です。醜いウェットな派閥抗争、経営失敗の隠蔽、権力・地位への長居工作、ライバルとの罵り合い、敵対、内部情報のメディアへの漏洩等です。
組織はラグビーチームくらいの規模構成が一番よいです。司令塔は社長1本(我が社はかっては私、今は野口社長)、全て社員の行動は社長が掌握している。全てが戦うための戦略的な組織です。余計な内部抗争も内部隠蔽もありません。
私も大企業にいましたが起業して本当によかったと思っています。人生の最良の選択をしました。
男の戦い、闘魂のスポーツの1軍選手が我々がいた極めて安定的な会社に入るのか?違和感を感じました。後輩が言うには多分彼らは一生ラグビーの世界で生きていきたいのでは。
ラグビー界のヒエラルキーを歩くには会社は有名でかつあまり忙しくない安定企業の方がラグビー人生を全うできるからではないですがと言っていました。彼らはラグビーを続けたい、それだけなのではと。
会社には経営会議があります。構成メンバーは取締役です。大企業のその構成を見ると例えばメーカーの場合はまず出身校が文系か技術系採用かで色分けされます。そして勤務していると働いた部署で研究系、生産系、企画系、総務管理系、営業系に色が付いて行きます。
それに海外に拠点を置く企業は国内派と海外派に色分けされます。そのメンバーが出世してボード(経営会議)メンバーになります。会社の方向性選択でも本業強化(深化)派と新事業推進派に分かれます。
さらにややこしいのはボードメンバーに社外取締役を入れなければならない、その会社に勤務したことのなり大学教授や役人OBや金融・証券OBが加わります。
月1回の取締役会に出るだけで2000万円位の報酬を得ます。本業の大学教授よりも収入が多い。なるべくその地位に長くいたい、すると社外取締役も加わって派閥ができて行きます。
これが大企業のボード構成です。醜いウェットな派閥抗争、経営失敗の隠蔽、権力・地位への長居工作、ライバルとの罵り合い、敵対、内部情報のメディアへの漏洩等です。
組織はラグビーチームくらいの規模構成が一番よいです。司令塔は社長1本(我が社はかっては私、今は野口社長)、全て社員の行動は社長が掌握している。全てが戦うための戦略的な組織です。余計な内部抗争も内部隠蔽もありません。
私も大企業にいましたが起業して本当によかったと思っています。人生の最良の選択をしました。
2023年12月01日
安心して年金受給申請へ
昨日、老齢年金相談の日の予約ができました。これで来年4月からの受給の段取りができます。私がこれまで積み立てた社会保険料は1500万円を少し超えるくらいです。あと、20年生きると元は取れそうです。
後継者の育成がうまく行けば会社は続くでしょう。会社の仕事は業種関わりなく仕事の対価としてお金を得ることです。当社コンサル業はまず仕事を受注しなければなりません。
そのためには当社を使っていただけるよう当社の魅力をアピールして、かつ仕事を提案しなければなりません。それが「企画力」です。企画したものをお客様に提示して受注活動に入ります。これが「営業活動」です。
企画したものが営業先の企業の心に刺されば受注できます。受注できるとその業務を「実行」完遂しなければなりません。この「企画力」ー「営業力」ー「業務遂行力」の3つが合わさって会社の売り上げも利益を出てきます。
創業の頃は創業者が1人3役やります。創業時だけでなく、中小企業の場合この3業務を社長がやっています。会社が大きくなって来るとこれが分業になります。
当社の場合は「企画力と営業力」と「業務遂行力」に組織を分担しています。当社での「企画・営業」は私マターでした。私が企画提案して営業活動して受注した仕事を担当者が行います。
来年から私の引退後は企画・営業力が懸念されます。仕事を取って来るパワーが減少する。後継者育成の一番大きなウェイトは企画・営業力のある人材の育成です。
それを現在社長がフル回転で行動しています。そしてその補佐役もフル回転です。この体制が徐々に定着して来ており、仕事の受注がコロナ前に戻ってきました。
さらに私だから取れなかったネットを使ったビジネスのしくみを駆使した仕事もこの新体制スタッフになり、増えてきました。仕事は1人ではできません。社内も社外も連携が必要です。
社長の連携者達は能力も世代も私とは違う世界に人達です。それを私が作ったビジネスのしくみにうまく適合して今までなかった世界を創り出しています。それで私も安心して年金の受給申請をしたわけです。
後継者の育成がうまく行けば会社は続くでしょう。会社の仕事は業種関わりなく仕事の対価としてお金を得ることです。当社コンサル業はまず仕事を受注しなければなりません。
そのためには当社を使っていただけるよう当社の魅力をアピールして、かつ仕事を提案しなければなりません。それが「企画力」です。企画したものをお客様に提示して受注活動に入ります。これが「営業活動」です。
企画したものが営業先の企業の心に刺されば受注できます。受注できるとその業務を「実行」完遂しなければなりません。この「企画力」ー「営業力」ー「業務遂行力」の3つが合わさって会社の売り上げも利益を出てきます。
創業の頃は創業者が1人3役やります。創業時だけでなく、中小企業の場合この3業務を社長がやっています。会社が大きくなって来るとこれが分業になります。
当社の場合は「企画力と営業力」と「業務遂行力」に組織を分担しています。当社での「企画・営業」は私マターでした。私が企画提案して営業活動して受注した仕事を担当者が行います。
来年から私の引退後は企画・営業力が懸念されます。仕事を取って来るパワーが減少する。後継者育成の一番大きなウェイトは企画・営業力のある人材の育成です。
それを現在社長がフル回転で行動しています。そしてその補佐役もフル回転です。この体制が徐々に定着して来ており、仕事の受注がコロナ前に戻ってきました。
さらに私だから取れなかったネットを使ったビジネスのしくみを駆使した仕事もこの新体制スタッフになり、増えてきました。仕事は1人ではできません。社内も社外も連携が必要です。
社長の連携者達は能力も世代も私とは違う世界に人達です。それを私が作ったビジネスのしくみにうまく適合して今までなかった世界を創り出しています。それで私も安心して年金の受給申請をしたわけです。
2023年11月30日
ビジネスチャンス持つべきは人脈
一昨日、福岡県が本社で栃木県に関東支社を置く食品メーカーの営業総括役員が訪ねてくれました。この会社とは四半世紀のつきあいです。消費者としては60年以上のつきあいです。福岡県の学校給食のパンについていたのがここのジャムでした。たしかマーガリンもそうだったのでは?
戦後、ジャムやマーガリンの製造設備と共に朝鮮半島からの引き揚げで一番近い福岡県に上陸して製造を始めました。場所は福岡県筑後(現みやま市)です。何故筑後か?ジャムの原料の先進地域が福岡県と佐賀県だったのでその生産地に近いところに上陸しました。
関東に支社をつくったのは栃木県。どうして??簡単です。いちごのとちおとめの産地だからです。原料の近くにメーカーがあるのは当然なことです。そこの農産物を加工食品にするのだから。
港の近くに立地する工場ができました。どうして??原料を海外産でつくる食品が増えたからです。船で輸入する大手製油会社や製粉メーカーの工場はたいていは港のちかくにあります。
この会社は学校給食のジャムから始め、やがて大量消費時代の到来と共に製菓製パン業が増えて来たのでその食材製造にも進出しました。現在は果実ピュレ、ペースト、ソースが主力です。それを大手製パン業や大手コンビニチェーンのベンダーに販売します。
業界の製品がほとんど海外輸入品だった頃(私がコンサルで伺っていた頃)から国産志向も重点化し、「桜」というブランドで国内はおろか、海外輸出まで始めました。今でも規模は中堅どころですがその存在は業界では知らない人はいません。
そこで営業統括に私が「最近の業界のヒット商品を教えて」と宿題を出していました。2つ答えをくれました。ノンアルコール時代の到来でレストランがノンアル飲料をどうでもよい存在から稼ぐメニューに変えつつある。
要は高級レストランを中心にノンアルコールドリンクメニューの開発が本格派して来た。それにはいろんな国産のフルーツを必要とするそうです。ググッ来ました。当社はフルーツの新品種の育成、商品開発に力を入れています。
特にこの会社の本社のある筑後の近くの佐賀県内の中山間地域と山村地域で来年度から農水省事業で2件その事業に着手します。やった、またつながるな。
もう1つは道の駅での地元果実を使ったスイーツの売上高が半端じゃない。地元原料だけでは足らずに注文が増えている。町の製菓製パン業の売上高をはるかに凌駕している。
ピュレ、ペースト、ソースにして欲しいといった要望が増えているさらにその使い方や上手な商品開発にアドバイスの余地もある。この業種を見逃さないこと。ありがとう、今日もまたビジネスのネタ(チャンス)を教えてもらった。持つべきは人脈です。
戦後、ジャムやマーガリンの製造設備と共に朝鮮半島からの引き揚げで一番近い福岡県に上陸して製造を始めました。場所は福岡県筑後(現みやま市)です。何故筑後か?ジャムの原料の先進地域が福岡県と佐賀県だったのでその生産地に近いところに上陸しました。
関東に支社をつくったのは栃木県。どうして??簡単です。いちごのとちおとめの産地だからです。原料の近くにメーカーがあるのは当然なことです。そこの農産物を加工食品にするのだから。
港の近くに立地する工場ができました。どうして??原料を海外産でつくる食品が増えたからです。船で輸入する大手製油会社や製粉メーカーの工場はたいていは港のちかくにあります。
この会社は学校給食のジャムから始め、やがて大量消費時代の到来と共に製菓製パン業が増えて来たのでその食材製造にも進出しました。現在は果実ピュレ、ペースト、ソースが主力です。それを大手製パン業や大手コンビニチェーンのベンダーに販売します。
業界の製品がほとんど海外輸入品だった頃(私がコンサルで伺っていた頃)から国産志向も重点化し、「桜」というブランドで国内はおろか、海外輸出まで始めました。今でも規模は中堅どころですがその存在は業界では知らない人はいません。
そこで営業統括に私が「最近の業界のヒット商品を教えて」と宿題を出していました。2つ答えをくれました。ノンアルコール時代の到来でレストランがノンアル飲料をどうでもよい存在から稼ぐメニューに変えつつある。
要は高級レストランを中心にノンアルコールドリンクメニューの開発が本格派して来た。それにはいろんな国産のフルーツを必要とするそうです。ググッ来ました。当社はフルーツの新品種の育成、商品開発に力を入れています。
特にこの会社の本社のある筑後の近くの佐賀県内の中山間地域と山村地域で来年度から農水省事業で2件その事業に着手します。やった、またつながるな。
もう1つは道の駅での地元果実を使ったスイーツの売上高が半端じゃない。地元原料だけでは足らずに注文が増えている。町の製菓製パン業の売上高をはるかに凌駕している。
ピュレ、ペースト、ソースにして欲しいといった要望が増えているさらにその使い方や上手な商品開発にアドバイスの余地もある。この業種を見逃さないこと。ありがとう、今日もまたビジネスのネタ(チャンス)を教えてもらった。持つべきは人脈です。
2023年11月29日
ドレッシングが進化している
ここのところ会社にいます。会社にいるとコロナ明けのせいか、当社の強い世界の仕事の依頼がきます。多いのは加工実習を伴うセミナーや単発的な地域資源を活かした商品開発依頼です。当社のドメインは地域特産品の開発です。クライアントも当社の強みを理解しています。
嬉しいのはかかなり以前に商品開発で関わったクライアントが多いです。10数年ぶりとかの連絡が来ると嬉しいです。そしてその頃教えた加工特産品を今でも製造し、地域において名前やブランドを定着させています。
かって当社は20年位前からドレッシングの商品開発を教えて来ました。食品添加物(保存料)を使用しないで製造して半年の賞味期限を持つ商品です。今でも地域で元気に育っています。
ここ10年くらいはドレッシングだけでなく、レトルト食品やホットパック(湯煎殺菌)商品も教えて来ました。でもコロナ以降再び連絡が来るのはドレッシングを教えたクライアントです。話は10数年前と同じドレッシングの商品開発です。
サラダもドレッシングも進化しているのですかね?あるいは10数年前に発売したドレッシングが売れているので「次を」なのですかね?でも嬉しいです。大企業の専売だった市販用ドレッシングを農家の加工特産品にしたのは紛れもなく当社です。
当時ドレッシングは漬物と同じで食品衛生法では営業許可取得の必要がなく、届け出で製造が可能でした。それが2年前に食品衛生法の改正で密封包装食品製造の項目ができました。
ドレッシング製造はその対象になるのではないか?という見解も出て来ました(厚生労働省はそれに対して意見聴取ということで明確な見解は出していません)。
しかし、人様の口に入るものです。何の食品衛生法許可も取得せずに製造するのは危険ですし、消費者に不安を与えます。実際漬物も漬物製造業の許可ができました。
もう1つの変化(進化)は容器です。当時はドレッシングと言えばPET(ペット)容器です。最近はスパウトパウチが主力になりつつあります。スパウトパウチだと湯煎殺菌(ホットパック)製造が可能になります。
ドレッシングも野菜サラダにかけるものからあらゆる料理の調味料として用途が大きく広がり、多様化しています。まさにドレッシングは料理(体)に身に付ける素敵なお洋服(ドレス)になりました。
ドレッシングならK社でもなく、M社でもなく、R社でもなくキースタッフとご指名いただくのは嬉しいです。
嬉しいのはかかなり以前に商品開発で関わったクライアントが多いです。10数年ぶりとかの連絡が来ると嬉しいです。そしてその頃教えた加工特産品を今でも製造し、地域において名前やブランドを定着させています。
かって当社は20年位前からドレッシングの商品開発を教えて来ました。食品添加物(保存料)を使用しないで製造して半年の賞味期限を持つ商品です。今でも地域で元気に育っています。
ここ10年くらいはドレッシングだけでなく、レトルト食品やホットパック(湯煎殺菌)商品も教えて来ました。でもコロナ以降再び連絡が来るのはドレッシングを教えたクライアントです。話は10数年前と同じドレッシングの商品開発です。
サラダもドレッシングも進化しているのですかね?あるいは10数年前に発売したドレッシングが売れているので「次を」なのですかね?でも嬉しいです。大企業の専売だった市販用ドレッシングを農家の加工特産品にしたのは紛れもなく当社です。
当時ドレッシングは漬物と同じで食品衛生法では営業許可取得の必要がなく、届け出で製造が可能でした。それが2年前に食品衛生法の改正で密封包装食品製造の項目ができました。
ドレッシング製造はその対象になるのではないか?という見解も出て来ました(厚生労働省はそれに対して意見聴取ということで明確な見解は出していません)。
しかし、人様の口に入るものです。何の食品衛生法許可も取得せずに製造するのは危険ですし、消費者に不安を与えます。実際漬物も漬物製造業の許可ができました。
もう1つの変化(進化)は容器です。当時はドレッシングと言えばPET(ペット)容器です。最近はスパウトパウチが主力になりつつあります。スパウトパウチだと湯煎殺菌(ホットパック)製造が可能になります。
ドレッシングも野菜サラダにかけるものからあらゆる料理の調味料として用途が大きく広がり、多様化しています。まさにドレッシングは料理(体)に身に付ける素敵なお洋服(ドレス)になりました。
ドレッシングならK社でもなく、M社でもなく、R社でもなくキースタッフとご指名いただくのは嬉しいです。
2023年11月28日
一人で始めた農業がスーパー経営貢献
素晴らしい人間とは自分で考え、それを自分で実行する人です。人に依存しない。逆は人によく見られようとそればかり気にして行動している人です。こういった人は自分の頭で考えられないのでテレビやネットで知った知識を真似して次は自分がテレビに出る日を願っているだけの人です。
昨日、こだわりスーパーを5店くらい経営する社長と木祖村でドッキングして、木祖村と特産品の売り込みをしました。社長は真摯に耳を傾けてくれ、開発中の商品にも素直な意見をくれました。
その社長がにわかに注目されています。コロナ発生の3年前頃、誰も外出できないので内食ブームが起こり、会社の業績も順調になりました。その時期に今まで考えていたことを実行しようと思って農業を始めました。自分一人で。
会社・お店に出勤しないで田や畑の栽培場所に行って、見習いから始め、黙々と農業を始めました。3年経つと成果が出始め、かんきつ等はお店で販売できるようになりました。
コロナで経営が順調の時期に長年の会社の課題を解決し始めました。スーパーの悩みは生ごみの多さです。惣菜、青果、鮮魚等から出て来る生ごみの処理に頭を悩ませています。処理業者に多大のお金を払って処理しています。
にわとりを5羽飼って生ごみを餌で与えるようにしました。生ごみと言っても切れ端等で鮮度の高いものばかりです。にわとりは生ごみを喜んで食べ、卵を産み始めました。現在一般化しているケージ飼いで配合飼料を与えられているにわとりが産む卵とは味も品質も歴然と違う卵であることが確認できました。
飼い方も使用しなくなった鶏舎や牛舎で平飼いです。そこに生ごみ(鶏にとっては餌)を入れて自由に動ける放し飼いで自由に食べさせます。卵を産み始め、その評価は非常に高品質。これなら自店舗で販売できます。
かつ、生ごみごみ処理業者に払っていた処理費がゼロになります。また鶏が食べ切れなかった生ごみは乾燥して、畑の肥料に使います。さらに卵の評価が高く、お店で大人気、すぐ売り切れです。
農業と流通業一体の経営手法です。私も常に書いていますが販売場所を持っている流通業が農業を行うと資源の循環が可能になります。地域内で出た生ごみ=資源=餌を農業生産に活用できます。
そのためにも全国にたくさんの店舗をつくるつまらん競争を止めることです。フランチャイズ(ジー)、チェーン店等食品の世界では既に機能しない業態になっています。
昨日、こだわりスーパーを5店くらい経営する社長と木祖村でドッキングして、木祖村と特産品の売り込みをしました。社長は真摯に耳を傾けてくれ、開発中の商品にも素直な意見をくれました。
その社長がにわかに注目されています。コロナ発生の3年前頃、誰も外出できないので内食ブームが起こり、会社の業績も順調になりました。その時期に今まで考えていたことを実行しようと思って農業を始めました。自分一人で。
会社・お店に出勤しないで田や畑の栽培場所に行って、見習いから始め、黙々と農業を始めました。3年経つと成果が出始め、かんきつ等はお店で販売できるようになりました。
コロナで経営が順調の時期に長年の会社の課題を解決し始めました。スーパーの悩みは生ごみの多さです。惣菜、青果、鮮魚等から出て来る生ごみの処理に頭を悩ませています。処理業者に多大のお金を払って処理しています。
にわとりを5羽飼って生ごみを餌で与えるようにしました。生ごみと言っても切れ端等で鮮度の高いものばかりです。にわとりは生ごみを喜んで食べ、卵を産み始めました。現在一般化しているケージ飼いで配合飼料を与えられているにわとりが産む卵とは味も品質も歴然と違う卵であることが確認できました。
飼い方も使用しなくなった鶏舎や牛舎で平飼いです。そこに生ごみ(鶏にとっては餌)を入れて自由に動ける放し飼いで自由に食べさせます。卵を産み始め、その評価は非常に高品質。これなら自店舗で販売できます。
かつ、生ごみごみ処理業者に払っていた処理費がゼロになります。また鶏が食べ切れなかった生ごみは乾燥して、畑の肥料に使います。さらに卵の評価が高く、お店で大人気、すぐ売り切れです。
農業と流通業一体の経営手法です。私も常に書いていますが販売場所を持っている流通業が農業を行うと資源の循環が可能になります。地域内で出た生ごみ=資源=餌を農業生産に活用できます。
そのためにも全国にたくさんの店舗をつくるつまらん競争を止めることです。フランチャイズ(ジー)、チェーン店等食品の世界では既に機能しない業態になっています。
2023年11月27日
ブログやFBで繋がっている人
私のブログは毎日投稿しているので既に17年間、毎日書いているので止められなくなって書き続けています。「いいね」件数は大体よくて50前後です。大したことない地味なブログです。順位は平日は500〜1000位以内、土日祭日は投稿が多いのでグッと落ちて1000位台です。
フェイスブックは2014年からやっているので丸9年です。友達申請もほとんどいかがわしいのばかりなのは削除するので友達は1500人を超えてからほぼ定着しています。顔と名前のわかる人、あるいは人間の交際限界ってそんなものなのでしょうか?もちろんフェイスブックは友達申請をしなくても見れます。
ブログはフェイスブックにもアップしています。最近、私に連絡のある人で昔から毎日ブログを読んでいますと言う人が結構います。多くて50程度の「いいね」件数の割には毎日読んでくれているブログファンが多いんだなと嬉しくなります。毎日書いているのを認めて読んでくれている人がいるのです。
今年度受注仕事のある地域で農業指導をしてくれる人がいたらと思っていたら、昨日突然その地域在住の人からフェイスブックの友達申請が来ました。フェイスブックを見てくれているようです。同い年で共に農業改良普及員だったのを定年退職したばかりのご夫婦です。
先方は私のことはよくご存知のようです。素性(失礼な書き方ですが)や専門分野も私が願っていた分野の人です。すぐにメッセンジャーでつながって来月、ご夫婦と会うことにしました。
一昨日、10年ぶりくらいに忘れていた人が訪ねてくれました。私が雪深い新潟県ある市の仕事をしていた時に彼は地域おこし協力隊でいました。
関東に戻って来たようで挨拶に来てくれました。その再会の第一声が「ブログを毎日読んでいます」でした。住まいは私所有の家のある佐倉市、大学の後輩、中小企業診断士でもあります。中小企業診断士は10年前に私に会った時に私が「コンサルで地域活性化したいなら取得した方がいいよ」と言ったらしくちゃんと取得していました。
私が抜けた後の行政の施策・事業の応募や書類作成、事業組み立てにピッタリのキャリアです。当社と連携しようと誘ったらすぐ野口社長と具体的な話になっていました。
さらには野口社長がインターネットを駆使したビジネスに強くてかつ農業関係をやりたい会社と知り合い、今年度農水省事業を共同で受注しました。その会社も若いスタッフ社員ばかりでもっとこの農業分野、地域おこしをやりたいと言っています。
必要な時には必要な人が現れます。ブログやフェイスブックでつながっている人がこんなに有力な存在とは。しかし求めないと現れません。仕事は常に「今後」、「次」にベクトルを向けていないと女神は微笑んでくれません。
フェイスブックは2014年からやっているので丸9年です。友達申請もほとんどいかがわしいのばかりなのは削除するので友達は1500人を超えてからほぼ定着しています。顔と名前のわかる人、あるいは人間の交際限界ってそんなものなのでしょうか?もちろんフェイスブックは友達申請をしなくても見れます。
ブログはフェイスブックにもアップしています。最近、私に連絡のある人で昔から毎日ブログを読んでいますと言う人が結構います。多くて50程度の「いいね」件数の割には毎日読んでくれているブログファンが多いんだなと嬉しくなります。毎日書いているのを認めて読んでくれている人がいるのです。
今年度受注仕事のある地域で農業指導をしてくれる人がいたらと思っていたら、昨日突然その地域在住の人からフェイスブックの友達申請が来ました。フェイスブックを見てくれているようです。同い年で共に農業改良普及員だったのを定年退職したばかりのご夫婦です。
先方は私のことはよくご存知のようです。素性(失礼な書き方ですが)や専門分野も私が願っていた分野の人です。すぐにメッセンジャーでつながって来月、ご夫婦と会うことにしました。
一昨日、10年ぶりくらいに忘れていた人が訪ねてくれました。私が雪深い新潟県ある市の仕事をしていた時に彼は地域おこし協力隊でいました。
関東に戻って来たようで挨拶に来てくれました。その再会の第一声が「ブログを毎日読んでいます」でした。住まいは私所有の家のある佐倉市、大学の後輩、中小企業診断士でもあります。中小企業診断士は10年前に私に会った時に私が「コンサルで地域活性化したいなら取得した方がいいよ」と言ったらしくちゃんと取得していました。
私が抜けた後の行政の施策・事業の応募や書類作成、事業組み立てにピッタリのキャリアです。当社と連携しようと誘ったらすぐ野口社長と具体的な話になっていました。
さらには野口社長がインターネットを駆使したビジネスに強くてかつ農業関係をやりたい会社と知り合い、今年度農水省事業を共同で受注しました。その会社も若いスタッフ社員ばかりでもっとこの農業分野、地域おこしをやりたいと言っています。
必要な時には必要な人が現れます。ブログやフェイスブックでつながっている人がこんなに有力な存在とは。しかし求めないと現れません。仕事は常に「今後」、「次」にベクトルを向けていないと女神は微笑んでくれません。
2023年11月26日
達人は避(よ)けながら自己実現
昨日、久しぶりに月1回のエクササイズの会でした。実に気持ちがよく、やっている最中に眠ってしまうほど効果があります。その後の会食でこのエクササイズをやった効果は?の話になりました。
私はすかさず「歩いていて前から来る歩行者や自転車を避(よ)けるのが上手くなりました」と答えました。「上手くなる」というか「苦にならなくなった」と言った方が自然です。もっと自然に言うと「無意識のうちに避けている」です。
昔は歩道を前から突っ込んで来る下手くそ自転車や狭い道路を複数名で横並びで話に興じながら歩いているのに遭遇すると腹立たしく思っていましたが最近はそんな感情がなくなりました。無意識に避けているので「こっちが一歩譲った」という思い上がった感情もなくなりました。
昔ある空手道場で空手を習い始めました。その時に事務局長と称する男が高圧的で無礼で失礼でみんなの顰蹙を買っていました。トップにその酷さをみんなで訴えてもトップもリーダーシップのない人で改善されません。
「徹底的に戦うか」と思いましたが、無駄と思い、そこから抜けました。そして今の道場に行くようになり、かつ空手とは関係ない今のエクササイズとも出会えました。結果は全てオーライです。
昨日、そのエクササイズの会の会食会で看護師の先輩が言っていました。入院して来てダメになる人は自分でできるのに自分の体を使わないで人に頼る人、頼む人。「窓を開けてちょうだい」、「そこの茶碗を持って来て」等。その患者の老化、劣化に速いそうです。
人にやらせないで自分でやれなくなったら窓を開けることもお茶碗を持って来ることも断念すればよいのに人を使おうとする。
3日前にラグビーを観戦しました。ラグビーは激しい激突、男のスポーツだと思いがちですが、トライは激しいタックルから抜けたボールを掴んで敵のいない陣地をスルスルと前進しトライです。まさに頭脳プレーです。
避(よ)けながら自己実現するのが人生の名人です。今朝ブログのアップが遅れたのはそういった「避けながら自己実現」の本がないか?自宅で探していました。あった、あった20冊くらいありました。40〜50歳代の頃結構読んでいました。
その中から「老子」と「良寛の生き方」を選びました。私の第3人生のテイクオフです。
私はすかさず「歩いていて前から来る歩行者や自転車を避(よ)けるのが上手くなりました」と答えました。「上手くなる」というか「苦にならなくなった」と言った方が自然です。もっと自然に言うと「無意識のうちに避けている」です。
昔は歩道を前から突っ込んで来る下手くそ自転車や狭い道路を複数名で横並びで話に興じながら歩いているのに遭遇すると腹立たしく思っていましたが最近はそんな感情がなくなりました。無意識に避けているので「こっちが一歩譲った」という思い上がった感情もなくなりました。
昔ある空手道場で空手を習い始めました。その時に事務局長と称する男が高圧的で無礼で失礼でみんなの顰蹙を買っていました。トップにその酷さをみんなで訴えてもトップもリーダーシップのない人で改善されません。
「徹底的に戦うか」と思いましたが、無駄と思い、そこから抜けました。そして今の道場に行くようになり、かつ空手とは関係ない今のエクササイズとも出会えました。結果は全てオーライです。
昨日、そのエクササイズの会の会食会で看護師の先輩が言っていました。入院して来てダメになる人は自分でできるのに自分の体を使わないで人に頼る人、頼む人。「窓を開けてちょうだい」、「そこの茶碗を持って来て」等。その患者の老化、劣化に速いそうです。
人にやらせないで自分でやれなくなったら窓を開けることもお茶碗を持って来ることも断念すればよいのに人を使おうとする。
3日前にラグビーを観戦しました。ラグビーは激しい激突、男のスポーツだと思いがちですが、トライは激しいタックルから抜けたボールを掴んで敵のいない陣地をスルスルと前進しトライです。まさに頭脳プレーです。
避(よ)けながら自己実現するのが人生の名人です。今朝ブログのアップが遅れたのはそういった「避けながら自己実現」の本がないか?自宅で探していました。あった、あった20冊くらいありました。40〜50歳代の頃結構読んでいました。
その中から「老子」と「良寛の生き方」を選びました。私の第3人生のテイクオフです。
2023年11月25日
稼ぐ日は来なかった
経営者には年末が2度あります。12月31日の年末と3月31日の年度末です。年末が近づくと「もう年の瀬か、早い(速い)なあ」って思います。来年で60歳代が終わります。70歳に突入です。
人生で大変だったのは会社を39歳でクビになって起業した30年前、その時は40歳になったなっていう感慨も思い出もなかったです。それどころではなかった。最初に事務所を置いた津田沼で寒い中を前の人をせっつきながら歩いていた自分しか思い出しません。
会社の決算日も12月末日ですが、頭の中での会社の決算〆は3月31日です。だから年末が2度あります。一時期は会社も順調になり、その両日の翌日はめでたい正月になっていました。最近は会社の決算も悪いので地獄の年末です。
今年もまた地獄の年末です。しかし少し光は見えて来ました。しかし会社の年末は3月末です。それまで運転資金が持つか?と経営者の不安がこみ上げて来ます。この3ヶ月が中小企業の経営者ならおわかりいただけると思いますが地獄です。
私は70歳になる来年の3月27日から年金生活に入ります。年金の始まりが4月1日だとすれば私の誕生日は年度開始日とほぼ重なっておりわかりやすいです。私個人では借金はありません。会社には老後のために貯めていたお金をコロナ時の資金繰りに全額投入したので貯金もゼロです。
4月から当社の資金繰りは私の給料が大幅減少でよくなるはずです。これを思うと肩の荷が下ります。本当は会社を発展させて引退したかったですが、会社を定年することが人件費減少で会社に貢献するというのも創業者からすると複雑な気持ちですが、まあ肩の荷が下ります。
あと4ヶ月です。年金受給もこの間に勉強して手続きをしなければなりません。また12月末はいろんな個人の書類が届きます。保険の所得控除書類が多いです。
今まで中を満足に見たこともなく、経理担当に回していましたがじっくり見るとこんな保険に入っていたのか?と知らないことがいっぱいあります。
また私の銀行の個人口座から定期的に引き落とされているお金の明細も把握していません。住まいに戻るとそういった書類が山のようにあります。
今までは「もっと稼げばよい」と思って自分の生活費や給料から出て行くお金の管理はしていません。結局、もっと稼ぐ日は来ませんでした。さらに永遠に来ません。
これからは「出を抑える」ことが大切です。今まではぽいと投げ置いていた書類を丁寧に見て「老後の利口な生き方、お金の使い方」を学ぼうと思っています。
人生で大変だったのは会社を39歳でクビになって起業した30年前、その時は40歳になったなっていう感慨も思い出もなかったです。それどころではなかった。最初に事務所を置いた津田沼で寒い中を前の人をせっつきながら歩いていた自分しか思い出しません。
会社の決算日も12月末日ですが、頭の中での会社の決算〆は3月31日です。だから年末が2度あります。一時期は会社も順調になり、その両日の翌日はめでたい正月になっていました。最近は会社の決算も悪いので地獄の年末です。
今年もまた地獄の年末です。しかし少し光は見えて来ました。しかし会社の年末は3月末です。それまで運転資金が持つか?と経営者の不安がこみ上げて来ます。この3ヶ月が中小企業の経営者ならおわかりいただけると思いますが地獄です。
私は70歳になる来年の3月27日から年金生活に入ります。年金の始まりが4月1日だとすれば私の誕生日は年度開始日とほぼ重なっておりわかりやすいです。私個人では借金はありません。会社には老後のために貯めていたお金をコロナ時の資金繰りに全額投入したので貯金もゼロです。
4月から当社の資金繰りは私の給料が大幅減少でよくなるはずです。これを思うと肩の荷が下ります。本当は会社を発展させて引退したかったですが、会社を定年することが人件費減少で会社に貢献するというのも創業者からすると複雑な気持ちですが、まあ肩の荷が下ります。
あと4ヶ月です。年金受給もこの間に勉強して手続きをしなければなりません。また12月末はいろんな個人の書類が届きます。保険の所得控除書類が多いです。
今まで中を満足に見たこともなく、経理担当に回していましたがじっくり見るとこんな保険に入っていたのか?と知らないことがいっぱいあります。
また私の銀行の個人口座から定期的に引き落とされているお金の明細も把握していません。住まいに戻るとそういった書類が山のようにあります。
今までは「もっと稼げばよい」と思って自分の生活費や給料から出て行くお金の管理はしていません。結局、もっと稼ぐ日は来ませんでした。さらに永遠に来ません。
これからは「出を抑える」ことが大切です。今まではぽいと投げ置いていた書類を丁寧に見て「老後の利口な生き方、お金の使い方」を学ぼうと思っています。
2023年11月24日
小ロット製造食品メーカーが羨望の的
昨日、農家や食品製造業者が私や当社に期待(当てに)しているものは「売り手を紹介してくれ」つまり売ってくれる流通業者・販売業者を紹介欲しいことだと書きました。
今まではその一方通行だったので流通業者や販売業者が強い立場でした。いろんな食と農のセミナーやイベントが開催されます。審査員や講師で呼ばれるのは流通業者・販売業者ばかりです。
農家や加工業者が審査員になり、流通業者・販売業者を選択したり、選ぶことはほとんどありません。要は流通業者・販売業者が強い立場です。農家や食品加工業者は弱い立場です。
しかし最近、流通業者・販売業者から農家を紹介して欲しい、あるいはこんな農産物を探して欲しいと言った希望が聞かれるようになりました。
さらにびっくりするのは流通業者・販売業者が食品加工業者・食品メーカーを探していることです。これが最近とみになりました。食品メーカーは掃いて捨てるほどあり、廃業・倒産が後を絶たない業種です。
そこに羨望が集まっている。どうして?要は「小ロット製造のできる食品加工業者・食品メーカーを紹介して欲しい」という希望が増えています。
もちろん大手企業の既存商品の製造は間に合っているので小規模食品加工業者・小規模食品メーカーの入る余地はありません。
大手食品メーカーの新製品は現行商品のリニューアルやバラエティばかりです。新製品と言う新製品は発売されません。なぜ?製造設備が大き過ぎて新製品を育てる小ロット生産が不可能だからです。そこにロボットやDXが活躍すると人間様の製造員が入る余地がありません。
大手食品メーカーは自社で新製品を開発して育ててカップヌードルのような世界を席巻する商品を育てることは不可能なのです。そこで大手食品メーカーは投資と言う名目で企業買収ばかり行っているのです。
でも消費者は成熟しています。目が肥えてきています。地方の特産農産物(原料)を使用した加工食品に目が行きますが、製造できる会社がありません。
そこで大手食品メーカー・流通業者・販売業者が「小ロット製造のできる食品加工業者・食品メーカー」探しています。生販逆転の千載一遇のチャンスがやって来ました。
今まではその一方通行だったので流通業者や販売業者が強い立場でした。いろんな食と農のセミナーやイベントが開催されます。審査員や講師で呼ばれるのは流通業者・販売業者ばかりです。
農家や加工業者が審査員になり、流通業者・販売業者を選択したり、選ぶことはほとんどありません。要は流通業者・販売業者が強い立場です。農家や食品加工業者は弱い立場です。
しかし最近、流通業者・販売業者から農家を紹介して欲しい、あるいはこんな農産物を探して欲しいと言った希望が聞かれるようになりました。
さらにびっくりするのは流通業者・販売業者が食品加工業者・食品メーカーを探していることです。これが最近とみになりました。食品メーカーは掃いて捨てるほどあり、廃業・倒産が後を絶たない業種です。
そこに羨望が集まっている。どうして?要は「小ロット製造のできる食品加工業者・食品メーカーを紹介して欲しい」という希望が増えています。
もちろん大手企業の既存商品の製造は間に合っているので小規模食品加工業者・小規模食品メーカーの入る余地はありません。
大手食品メーカーの新製品は現行商品のリニューアルやバラエティばかりです。新製品と言う新製品は発売されません。なぜ?製造設備が大き過ぎて新製品を育てる小ロット生産が不可能だからです。そこにロボットやDXが活躍すると人間様の製造員が入る余地がありません。
大手食品メーカーは自社で新製品を開発して育ててカップヌードルのような世界を席巻する商品を育てることは不可能なのです。そこで大手食品メーカーは投資と言う名目で企業買収ばかり行っているのです。
でも消費者は成熟しています。目が肥えてきています。地方の特産農産物(原料)を使用した加工食品に目が行きますが、製造できる会社がありません。
そこで大手食品メーカー・流通業者・販売業者が「小ロット製造のできる食品加工業者・食品メーカー」探しています。生販逆転の千載一遇のチャンスがやって来ました。
2023年11月23日
販売は人脈 。学問ではない
空手の稽古をしていても1動作に「一ヒネリ」(1行動)でいいものと「ニヒネリ」(2行動)必要なものがあります。一見同じですが違います。
仕事でもそれを感じ、それを理解できると業務の実力が上がります。当社は食と農ビジネスのコンサル会社です。お客様の要望は商品研究開発と販路開拓です。これはメーカーや事業者にとっては同じ線上の連続行為ですが、コンサル業務からすると手法が全く違います。
商品研究開発の依頼はその会社の商品とは違う新しい商品開発の依頼です。この場合当社は@研究開発業務をしてあげ、Aさらに製造まで教えなければいけません。そうしなければ新製品は世に出ません。お金はもらえません。
それに対して販路開拓はクライアントが求めているのは「売り先を紹介してくれ」です。基本的には販路の研究分析など求めていません。商品研究開発業務は「ニヒネリ」(2行動)必要で、販路開拓は「一ヒネリ」(1行動)で充分です。
それなのに大半のコンサルは販路開拓を難しく学問にして「ニヒネリ」(2行動)目の「販路の研究分析」を教えようとします。大学の先生や駆け出しのコンサルはこれをパワポで講義して販路開拓のプロを自称しています。
当社でスタッフが育たないのは後者の販路開拓(マーケティング系)です。この担当で入社した者はほぼ全員辞めて行きます。前者の商品研究開発系はほぼ全員農学部卒です。
それに対して後者はほとんどが文科系学部出身です。私は商学部出身なので文科系です。でも企業にいた頃、商品企画開発をやっていたので研究開発スタッフとのつなぎもできます。
私に求められているのは「売り先を紹介してくれ」です。私の人脈を紹介してくれ、ただそれだけです。私の流通、売り手の友達を当てにしています。
商品研究開発段階からこの商品ができたらどの社長に紹介しよう、どの会社に持って行こうと思いながら進めています。学問ではないのです。体に染みついていなければ。研究開発もそうです。
頭を使う作業ではないのです。一つを求められたらその全体体系図がイメージできないとだめなのです。当社で販路開拓(マーケティング系)が育たないのは現場経験がないからです。
その解決法は流通、売り手の友達を増やすことです。低レベルのマーケティング理論に自己陶酔していないで売り場に行って一緒に売るとか一緒に飲みに行くとか一緒にライバル店を偵察するとか同じ目線で行動することです。
仕事でもそれを感じ、それを理解できると業務の実力が上がります。当社は食と農ビジネスのコンサル会社です。お客様の要望は商品研究開発と販路開拓です。これはメーカーや事業者にとっては同じ線上の連続行為ですが、コンサル業務からすると手法が全く違います。
商品研究開発の依頼はその会社の商品とは違う新しい商品開発の依頼です。この場合当社は@研究開発業務をしてあげ、Aさらに製造まで教えなければいけません。そうしなければ新製品は世に出ません。お金はもらえません。
それに対して販路開拓はクライアントが求めているのは「売り先を紹介してくれ」です。基本的には販路の研究分析など求めていません。商品研究開発業務は「ニヒネリ」(2行動)必要で、販路開拓は「一ヒネリ」(1行動)で充分です。
それなのに大半のコンサルは販路開拓を難しく学問にして「ニヒネリ」(2行動)目の「販路の研究分析」を教えようとします。大学の先生や駆け出しのコンサルはこれをパワポで講義して販路開拓のプロを自称しています。
当社でスタッフが育たないのは後者の販路開拓(マーケティング系)です。この担当で入社した者はほぼ全員辞めて行きます。前者の商品研究開発系はほぼ全員農学部卒です。
それに対して後者はほとんどが文科系学部出身です。私は商学部出身なので文科系です。でも企業にいた頃、商品企画開発をやっていたので研究開発スタッフとのつなぎもできます。
私に求められているのは「売り先を紹介してくれ」です。私の人脈を紹介してくれ、ただそれだけです。私の流通、売り手の友達を当てにしています。
商品研究開発段階からこの商品ができたらどの社長に紹介しよう、どの会社に持って行こうと思いながら進めています。学問ではないのです。体に染みついていなければ。研究開発もそうです。
頭を使う作業ではないのです。一つを求められたらその全体体系図がイメージできないとだめなのです。当社で販路開拓(マーケティング系)が育たないのは現場経験がないからです。
その解決法は流通、売り手の友達を増やすことです。低レベルのマーケティング理論に自己陶酔していないで売り場に行って一緒に売るとか一緒に飲みに行くとか一緒にライバル店を偵察するとか同じ目線で行動することです。
2023年11月22日
コツを掴めば強くなる
私が最近機嫌がよいのは金欠解消ではなく(金欠は12月暮れに向かってますます酷くなっています)会社が明るくなり、笑いが絶えない雰囲気になって来ました。会社スタッフあげての総力戦になって来ました。
スタッフ全員がチームプレー派で、個人のパフォーマンス主義や個人(独善)主義のスタッフがいなくなったからでもあります。会社の業務はある意味個人プレーであり、ある意味チームプレーでもあります。故人の技や能力を合わせてそれをチームで発揮できれば優勝できます。
パフォーマンス主義や個人主義の人は会社を土俵と思っています。会社の中で一番になりたいと思っています。チームプレー派は会社はチームであり、外部にいる相手(顧客・クライアント)と対峙しようとします。日本の経済があるいは国力が落ちているのは個人主義の目立ちたがり屋の増加です。
個人プライバシーや個人のプライドは守られるべきものではありますが、それだけで生きて行きたい人は個人能力で生きられる文筆家、ミュージシャン、僧侶のような職業を選んだ方がいいです。
業務の話に戻し、スタッフが成長するのは仕事のコツを掴んだ時です。こればかりはどんなに教えても自分で掴むしかない。
失敗したことからとことん考え、工夫し、失敗を活かし、勘を磨いていると、ある日ひょんなことからコツを掴みます。そしてそれがコツだということすら本人はわからない。しかしそれを武器に攻めれば必ず勝つようになりそれがコツだとわかります。
昨日私の大学時代の親友と会食していました。中小の貿易商社の社長・会長をしていました。円安で儲かって仕方ないだろう?と尋ねたら、いやいやうちは輸入も同じくらいしているので同じ。
リスクヘッジは貿易商社はどこでもやっている。どの商社も輸出輸入の両業務をやり、かつ円建て決済とドル建て決済を行っており、為替状況に合わせて円建て・ドル建て決済の有利な方法を使い分けているんだよとのこと。
なるほど頭ではわかっても日々瞬時の為替変動の中で日常業務でそれを機能させているのはやっぱり凄い。そんな企業が長年に亘って生き残れる企業です。
やっぱり瞬時の変化の中で、リスクヘッジをして、会社を存続させているのは凄いノウハウであり、コツなんだなと思いました。
スタッフ全員がチームプレー派で、個人のパフォーマンス主義や個人(独善)主義のスタッフがいなくなったからでもあります。会社の業務はある意味個人プレーであり、ある意味チームプレーでもあります。故人の技や能力を合わせてそれをチームで発揮できれば優勝できます。
パフォーマンス主義や個人主義の人は会社を土俵と思っています。会社の中で一番になりたいと思っています。チームプレー派は会社はチームであり、外部にいる相手(顧客・クライアント)と対峙しようとします。日本の経済があるいは国力が落ちているのは個人主義の目立ちたがり屋の増加です。
個人プライバシーや個人のプライドは守られるべきものではありますが、それだけで生きて行きたい人は個人能力で生きられる文筆家、ミュージシャン、僧侶のような職業を選んだ方がいいです。
業務の話に戻し、スタッフが成長するのは仕事のコツを掴んだ時です。こればかりはどんなに教えても自分で掴むしかない。
失敗したことからとことん考え、工夫し、失敗を活かし、勘を磨いていると、ある日ひょんなことからコツを掴みます。そしてそれがコツだということすら本人はわからない。しかしそれを武器に攻めれば必ず勝つようになりそれがコツだとわかります。
昨日私の大学時代の親友と会食していました。中小の貿易商社の社長・会長をしていました。円安で儲かって仕方ないだろう?と尋ねたら、いやいやうちは輸入も同じくらいしているので同じ。
リスクヘッジは貿易商社はどこでもやっている。どの商社も輸出輸入の両業務をやり、かつ円建て決済とドル建て決済を行っており、為替状況に合わせて円建て・ドル建て決済の有利な方法を使い分けているんだよとのこと。
なるほど頭ではわかっても日々瞬時の為替変動の中で日常業務でそれを機能させているのはやっぱり凄い。そんな企業が長年に亘って生き残れる企業です。
やっぱり瞬時の変化の中で、リスクヘッジをして、会社を存続させているのは凄いノウハウであり、コツなんだなと思いました。
2023年11月21日
食添抜き=健康=おいしいは洗脳
食品添加物の代表としてやり玉にあげられるのに味の素があります。グルタミン酸ナトリウムが成分です。私も昔この会社にいました。自分で使っているか?日本のいや世界の家庭がそうであるように使っていません。
加工食品には入っています。しかし先進国では槍玉に上げられるほどは入っていません。この商品が開発されたのも昆布のうまみの抽出からです。当時貧しかった食卓の料理をこのうまみでおいしくなるということが普及しました。
しかし、今でも「食品添加物=味の素=悪=健康に害あり」という論理がまかり通っています。それは間違っているとは言えませんが、では「味の素抜き加工食品=健康=おいしい=善」という論理もまた間違いです。現実は味の素抜きのまずい食品はたくさんあります。
それを拡大したものは「食品添加物=悪=健康」の論理です。その逆が善になります。いわゆる食品添加物不使用です。味の素が発明される前は人類の前に抽出による食品添加物と言う概念はなかったです。
食品添加物は味の素のように味覚の向上と保持に加え、賞味期間(消費期限)の延長、色彩の保持と強化、物性の保持、天然原料との置き換えによるコストダウン等あります。
食品にこれだけの機能を持たせるのは大量消費時代の到来からです。たくさん売りための品質保持の手段として用いられました。それで1000億円企業や1兆円企業の食品メーカーが現出し、それを販売する10兆円スーパーも現れました。
現在の化学製法食品添加物のなかった時代はどうしていたか?みそ・しょうゆ・酢のように天然微生物や発酵菌によって日持ちさせていました。発酵・醸造による食品製造です。
また、低温保管等温度管理で日持ちさせていました。塩(塩漬け)や酢(酢の物)や砂糖(お菓子)の使用によって日持ちさせていました。その技術は今でもドレッシングやピクルス等多くの食品で活用されています。
高熱製造等による製法も日持ちを可能にしてました。その製法を可能にする加工食品製造機が進化・開発され、レトルト食品やホットパック(湯煎殺菌)商品が生まれました。
これらの製造では日持ちさせるための食品添加物(保存料)は必要ありません。(ただし。中には塩や砂糖や酢やしょうゆのような基礎調味料の製法に異論を唱える人もいます。それはそれで正しい理論です)
要は「食品添加物=悪=健康の論理」の裏返しとして「食品添加物抜き加工食品=健康=おいしい=善」という短絡的な論理、洗脳が人類の食を貧しいものにしているということです。
特に日持ちについては製造場所から販売場所、消費者の生活場所が近ければ解決できます。要は大食品メーカー・巨大スーパーが要らないということです。
加工食品には入っています。しかし先進国では槍玉に上げられるほどは入っていません。この商品が開発されたのも昆布のうまみの抽出からです。当時貧しかった食卓の料理をこのうまみでおいしくなるということが普及しました。
しかし、今でも「食品添加物=味の素=悪=健康に害あり」という論理がまかり通っています。それは間違っているとは言えませんが、では「味の素抜き加工食品=健康=おいしい=善」という論理もまた間違いです。現実は味の素抜きのまずい食品はたくさんあります。
それを拡大したものは「食品添加物=悪=健康」の論理です。その逆が善になります。いわゆる食品添加物不使用です。味の素が発明される前は人類の前に抽出による食品添加物と言う概念はなかったです。
食品添加物は味の素のように味覚の向上と保持に加え、賞味期間(消費期限)の延長、色彩の保持と強化、物性の保持、天然原料との置き換えによるコストダウン等あります。
食品にこれだけの機能を持たせるのは大量消費時代の到来からです。たくさん売りための品質保持の手段として用いられました。それで1000億円企業や1兆円企業の食品メーカーが現出し、それを販売する10兆円スーパーも現れました。
現在の化学製法食品添加物のなかった時代はどうしていたか?みそ・しょうゆ・酢のように天然微生物や発酵菌によって日持ちさせていました。発酵・醸造による食品製造です。
また、低温保管等温度管理で日持ちさせていました。塩(塩漬け)や酢(酢の物)や砂糖(お菓子)の使用によって日持ちさせていました。その技術は今でもドレッシングやピクルス等多くの食品で活用されています。
高熱製造等による製法も日持ちを可能にしてました。その製法を可能にする加工食品製造機が進化・開発され、レトルト食品やホットパック(湯煎殺菌)商品が生まれました。
これらの製造では日持ちさせるための食品添加物(保存料)は必要ありません。(ただし。中には塩や砂糖や酢やしょうゆのような基礎調味料の製法に異論を唱える人もいます。それはそれで正しい理論です)
要は「食品添加物=悪=健康の論理」の裏返しとして「食品添加物抜き加工食品=健康=おいしい=善」という短絡的な論理、洗脳が人類の食を貧しいものにしているということです。
特に日持ちについては製造場所から販売場所、消費者の生活場所が近ければ解決できます。要は大食品メーカー・巨大スーパーが要らないということです。
2023年11月20日
生活食品価格+αプライス
昨日は山村活性化対策事業山の恵みマルシェの最終日でした。私は4日間とも販売に立ちました。70歳以降の活動の大きな学び、ヒントをたくさんもらいました。
一番は私が常々から言っている「製造することと販売することは一体である」の確認ができました。さらには「原料は製造場所の近くで生産するのがベストである」もです。さらに持論の地域6次産業化に加え、新たに「販路(3次産業)は全国向けである」が加わりました。
合わせると「製造することと販売することは一体であり、原料農産物は製造場所の近くで生産するのがベストである。そして販路(3次産業)は全国である」です。
銀座(日本橋、新橋まで含めて)はかってはアンテナショップのメッカでした。「でした」というのはアンテナショップが冴えません。沖縄県わしたショップは移転し、規模を相当に縮小しています。事実上の廃業です。
一方では北海道のアンテナショップは新たに生まれ変わってより北海道の原料を、より生活に密着した商品にして、より顧客の生活の場に近づいて成功しています。
地方行政主体の経営よりも一般食品販売業経営に変身したところが元気です。行政主体でやると一から十まで何々県の匂いが取れません。逆にお客様がアンテナショップと気づかないお店作りが必要です。
ハッピを着た無愛想なおじさんが立っていたり、「ミス何とか」の恰好をして笑顔を振りまくけど商品知識は何もない人が店頭にいるとださくて入店する気がしない。
お客様には元気に小気味よく「いらっしゃい」と「ありがとうございました」が言えて、お客様が商品について質問して来た時に的確に答えられればそれでよい。
今後、スーパーで販売するのは?それまた今の段階では難しいです。何故ならスーパーはお店のスタッフは商品説明をしません。アメリカから昭和20年代に入って来たこの業態は「無接客販売」です。日本語との造語では「セルフ販売」と言います。
地域の加工特産品は説明が必要です。今後、スーパーがそういったスタッフを育成して店内に置けるか?でしょう。
それから販売されている地域特産品の小売価格が一般消費者の価格イメージからかけ離れている。安売りしろとは言いませんがやはり「生活プライス+α」で販売すべきです。その「+α」を商品開発できる地域の食品メーカーがこれから陽の目を見ます。
一番は私が常々から言っている「製造することと販売することは一体である」の確認ができました。さらには「原料は製造場所の近くで生産するのがベストである」もです。さらに持論の地域6次産業化に加え、新たに「販路(3次産業)は全国向けである」が加わりました。
合わせると「製造することと販売することは一体であり、原料農産物は製造場所の近くで生産するのがベストである。そして販路(3次産業)は全国である」です。
銀座(日本橋、新橋まで含めて)はかってはアンテナショップのメッカでした。「でした」というのはアンテナショップが冴えません。沖縄県わしたショップは移転し、規模を相当に縮小しています。事実上の廃業です。
一方では北海道のアンテナショップは新たに生まれ変わってより北海道の原料を、より生活に密着した商品にして、より顧客の生活の場に近づいて成功しています。
地方行政主体の経営よりも一般食品販売業経営に変身したところが元気です。行政主体でやると一から十まで何々県の匂いが取れません。逆にお客様がアンテナショップと気づかないお店作りが必要です。
ハッピを着た無愛想なおじさんが立っていたり、「ミス何とか」の恰好をして笑顔を振りまくけど商品知識は何もない人が店頭にいるとださくて入店する気がしない。
お客様には元気に小気味よく「いらっしゃい」と「ありがとうございました」が言えて、お客様が商品について質問して来た時に的確に答えられればそれでよい。
今後、スーパーで販売するのは?それまた今の段階では難しいです。何故ならスーパーはお店のスタッフは商品説明をしません。アメリカから昭和20年代に入って来たこの業態は「無接客販売」です。日本語との造語では「セルフ販売」と言います。
地域の加工特産品は説明が必要です。今後、スーパーがそういったスタッフを育成して店内に置けるか?でしょう。
それから販売されている地域特産品の小売価格が一般消費者の価格イメージからかけ離れている。安売りしろとは言いませんがやはり「生活プライス+α」で販売すべきです。その「+α」を商品開発できる地域の食品メーカーがこれから陽の目を見ます。
2023年11月19日
イベントなのか販売なのか
ずっと森の恵みマルシェ会場にいます。昨日は土曜日休日で多くのお客様の入りがありました。いろいろ学びます。
お客様がブースに近づいて来ると「いらっしゃい」と短めに大きな声を出す。それからはお客様がこっちに話しかけて来るまではこっちから商品説明をしない。聞かれたことだけに的確に答える。お客様が買ってくれたら大きな声で「ありがとうございました」と感謝を表す。
また量販店内での販売なのでお客様が買いものかごを持っていたらこのお客様は買いに来ている。手ぶらだったら時間潰しの試食と試供品ゲットが目的である。
試食試飲コーナーに群がっているお客様は買わない。その典型は特産ジュースの試飲やドレッシングでサラダ試食コーナーに複数名で群がっている人は試食目的だと思って間違いがありません。この人達が試飲、試食しても買うことはほとんどない。
むしろこの人達が売り場、販売コーナーを遮って買いに来てくれている人達の購買行動を妨げています。そんな冷やかしがブース前にたむろしないようにやんわりと無視する。
木祖村のコーナーを手伝っていましたが、そこから学んだことは買う意思があって商品を見ているお客様に一口サイズの試食品をすっと目の前に出すとまず全員受け取って試食して、ほぼ100%買います。最後の決断とためらいを試食によって補完する。それが試食です。
また、展示会では有効かもしれませんが、マルシェや販売ではハッピやのぼりやポスター等の販促ツールはまったく意味がありません。外部広告代理店やSP会社の制作物はむしろ販売を妨害しています。
地域をことさら強調する売り方もマイナスです。誰もその存在さえ知らない無名地域の自慢の地域資源を誇らしげに語ってもお客様には関係ないことです。それよりは目の前の商品の説明を的確にできること。
お客様は地域を買いに来ているのではなく商品を買いに来ています。それに対してちゃんと説明できるか。ましてやデザイン会社が補助金で製作したパッケージデザインやパッケージは購買には何の貢献もしていません。哀れなほど惨めで浮いています。
売りに来ているのか?地域宣伝、自慢に来ているのか?目的をはっきりさせないと売れません。
お客様がブースに近づいて来ると「いらっしゃい」と短めに大きな声を出す。それからはお客様がこっちに話しかけて来るまではこっちから商品説明をしない。聞かれたことだけに的確に答える。お客様が買ってくれたら大きな声で「ありがとうございました」と感謝を表す。
また量販店内での販売なのでお客様が買いものかごを持っていたらこのお客様は買いに来ている。手ぶらだったら時間潰しの試食と試供品ゲットが目的である。
試食試飲コーナーに群がっているお客様は買わない。その典型は特産ジュースの試飲やドレッシングでサラダ試食コーナーに複数名で群がっている人は試食目的だと思って間違いがありません。この人達が試飲、試食しても買うことはほとんどない。
むしろこの人達が売り場、販売コーナーを遮って買いに来てくれている人達の購買行動を妨げています。そんな冷やかしがブース前にたむろしないようにやんわりと無視する。
木祖村のコーナーを手伝っていましたが、そこから学んだことは買う意思があって商品を見ているお客様に一口サイズの試食品をすっと目の前に出すとまず全員受け取って試食して、ほぼ100%買います。最後の決断とためらいを試食によって補完する。それが試食です。
また、展示会では有効かもしれませんが、マルシェや販売ではハッピやのぼりやポスター等の販促ツールはまったく意味がありません。外部広告代理店やSP会社の制作物はむしろ販売を妨害しています。
地域をことさら強調する売り方もマイナスです。誰もその存在さえ知らない無名地域の自慢の地域資源を誇らしげに語ってもお客様には関係ないことです。それよりは目の前の商品の説明を的確にできること。
お客様は地域を買いに来ているのではなく商品を買いに来ています。それに対してちゃんと説明できるか。ましてやデザイン会社が補助金で製作したパッケージデザインやパッケージは購買には何の貢献もしていません。哀れなほど惨めで浮いています。
売りに来ているのか?地域宣伝、自慢に来ているのか?目的をはっきりさせないと売れません。
2023年11月18日
加工場を持つ直売所は強い
山村振興対策事業山の恵みマルシェを手伝っています。ここの道の駅駅長兼支配人の高橋さんは販売の天才です。現在76歳ですがよく働きます。この4日間(準備片づけを入れると6日間)も特急あずさで行ったり来たりです。
彼は毎夕、毎朝生産者を回って直接農産物を仕入れて来ます。その距離や一日150qです。当社はこの時期は長野のリンゴが出て来るので親しい人に送ります。そのりんごもこの高橋さんが毎朝農家からもぎたてを仕入れて来ます。送った人々はみんなおいしいと喜びます。
その高橋さんを最前線に立たせておくわけにもいかず、今回は私も販売の最前線に立つことにしました。高橋氏76歳、鳥巣研二69歳です。
初日の売り上げは我ら木祖村がダントツのトップでした。いろいろその理由を分析しています。木祖村で販売しているものは9アイテムです。そのうち税込みで500円以下が5アイテムです。税抜きで換算すると500円以下が7アイテムです。
税込み価格500円以下の5アイテムが飛ぶように売れます。セミドライりんご(380円)、ひとくち干し芋(400円)、生しいたけ(216円)、えごまドーナツ(108円)、もち麦ドーナツ(108円)です。
生しいたけは4日分に用意したものが初日の2時間で売り切れでした。りんごの季節なのでりんご販売も考えましたが青果売り場とバッティングする。それで加工場でセミドライにして10スライス(切れ)入れで持ち込んだら売れる売れる。
そしてごまドーナツ(108円)、もち麦ドーナツ(108円)。これは2年前に農水省中山間事業で開発したもので近くの製パン会社に委託していますがこれもよく売れます。
また高額では乾燥なめこ(1,080円)、乾燥えのき(680円)が500円以上で高額と言っても生のものが乾燥で1/10になっています。生換算すると相当な量です。これを買う人が必ず使い方を聞いて行きます。独身暮らしの私は実はこれを愛用しています。使い方を水戻しと沸騰する湯に入れるケースを説明するとほぼ100%の人が買います。
木祖村は加工場を持っています。その建設は当社がコンサルしています。小ロットでいろんな商品が作れます。上記のよく売れる商品も全部自社加工場で作っています。
特にセミドライりんご(380円)はこのマルシェのために発案製造しました。ひとくち干し芋(400円)は道の駅で販売していますが価格が500円を超えます。これもこの度、マルシェ用に買い易い400円品を新たに作りました。
また乾燥なめこ(1,080円)、乾燥えのき(680円)のオール木祖村産で自前の加工場で製造しています。加工場を持つ道の駅は底力があります。これをこのしくみをフルに使いこなしているのは道の駅駅長兼支配人の76歳の高橋氏は天才です。私は4日間張り付いて高橋氏に学びます。
彼は毎夕、毎朝生産者を回って直接農産物を仕入れて来ます。その距離や一日150qです。当社はこの時期は長野のリンゴが出て来るので親しい人に送ります。そのりんごもこの高橋さんが毎朝農家からもぎたてを仕入れて来ます。送った人々はみんなおいしいと喜びます。
その高橋さんを最前線に立たせておくわけにもいかず、今回は私も販売の最前線に立つことにしました。高橋氏76歳、鳥巣研二69歳です。
初日の売り上げは我ら木祖村がダントツのトップでした。いろいろその理由を分析しています。木祖村で販売しているものは9アイテムです。そのうち税込みで500円以下が5アイテムです。税抜きで換算すると500円以下が7アイテムです。
税込み価格500円以下の5アイテムが飛ぶように売れます。セミドライりんご(380円)、ひとくち干し芋(400円)、生しいたけ(216円)、えごまドーナツ(108円)、もち麦ドーナツ(108円)です。
生しいたけは4日分に用意したものが初日の2時間で売り切れでした。りんごの季節なのでりんご販売も考えましたが青果売り場とバッティングする。それで加工場でセミドライにして10スライス(切れ)入れで持ち込んだら売れる売れる。
そしてごまドーナツ(108円)、もち麦ドーナツ(108円)。これは2年前に農水省中山間事業で開発したもので近くの製パン会社に委託していますがこれもよく売れます。
また高額では乾燥なめこ(1,080円)、乾燥えのき(680円)が500円以上で高額と言っても生のものが乾燥で1/10になっています。生換算すると相当な量です。これを買う人が必ず使い方を聞いて行きます。独身暮らしの私は実はこれを愛用しています。使い方を水戻しと沸騰する湯に入れるケースを説明するとほぼ100%の人が買います。
木祖村は加工場を持っています。その建設は当社がコンサルしています。小ロットでいろんな商品が作れます。上記のよく売れる商品も全部自社加工場で作っています。
特にセミドライりんご(380円)はこのマルシェのために発案製造しました。ひとくち干し芋(400円)は道の駅で販売していますが価格が500円を超えます。これもこの度、マルシェ用に買い易い400円品を新たに作りました。
また乾燥なめこ(1,080円)、乾燥えのき(680円)のオール木祖村産で自前の加工場で製造しています。加工場を持つ道の駅は底力があります。これをこのしくみをフルに使いこなしているのは道の駅駅長兼支配人の76歳の高橋氏は天才です。私は4日間張り付いて高橋氏に学びます。
2023年11月17日
消費者生活者の意識が変わった
私は基本的にはタクシーには乗りません。小雨の中を歩いていると目の前にタクシーが止まり、乗客が出て来ます。乗客がマンションの前で止めてくれと言ったのか、タクシーは歩行している私めがけて走行して来て止まります。歩行者妨害・威嚇です。
タクシーの運転手からしたら顧客第一主義に徹しているつもりですが歩行を遮られ、妨害された人間が乗客・お客様になるのを運転手は忘れている。愚か者な乗客・運転手たちよ、だから私はタクシーには乗らない。
世の中にはそんな人がいっぱいいます。当社は加工特産品の商品開発をしています。クライアントは地方なので地方に出張します。都会で仕事することはありません。
地方の特産品開発は国の事業で行われる場合が多いです。当社は当地に入って商品開発支援をします。そこで商品が完成すると次は販路開拓です。
都会で開催される地方特産品フェアやイベントにクライアントが出店・出展します。そこには当社はあまり関与しません。そこはフェアやイベントの主催者が仕切るので。
それ以前にそのフェアやイベントのあり方に私は疑問というか不信を持っており、積極的には関与しませんでした。出展者は国のお金、事業のお金で一生一度あるかないかの東京出張できるということで心ここにあらず、東京で何して遊ぶになります。昼間の出店・出展中は仕事になりません。
また、会場になった都内の量販店やイベントホールは田舎者に売らせてやっているとばかりに高圧的です。そのくせショバ代だけはたんまりいただきます。
ざっとこれが私の今までの地域加工特産品フェアに対する感想でした。「でした」と書いたのはそれが山村活性化対策で昨日から当社がお手伝いしている木祖村が出展しており、木祖村で東京に派遣するスタッフが人手不足でいなくて当社の私ともう一人の2人で手伝っています。
昨日1日、今日からあと3日間、合わせて4日間私がブースに立ちます。最初の1日で今までの地域加工特産品フェアに対する自分の狭量、偏見、思い込みに反省しています。特産品フェアが始まって四半世紀が過ぎました。出展者も会場となる小売業者も大きく変わりました。
それに気が付きました。なぜ?それは消費者・生活者の意識が大きく変わったからです。あと3日間あります。どう変わったか?しかと勉強してこのブログで報告します。
タクシーの運転手からしたら顧客第一主義に徹しているつもりですが歩行を遮られ、妨害された人間が乗客・お客様になるのを運転手は忘れている。愚か者な乗客・運転手たちよ、だから私はタクシーには乗らない。
世の中にはそんな人がいっぱいいます。当社は加工特産品の商品開発をしています。クライアントは地方なので地方に出張します。都会で仕事することはありません。
地方の特産品開発は国の事業で行われる場合が多いです。当社は当地に入って商品開発支援をします。そこで商品が完成すると次は販路開拓です。
都会で開催される地方特産品フェアやイベントにクライアントが出店・出展します。そこには当社はあまり関与しません。そこはフェアやイベントの主催者が仕切るので。
それ以前にそのフェアやイベントのあり方に私は疑問というか不信を持っており、積極的には関与しませんでした。出展者は国のお金、事業のお金で一生一度あるかないかの東京出張できるということで心ここにあらず、東京で何して遊ぶになります。昼間の出店・出展中は仕事になりません。
また、会場になった都内の量販店やイベントホールは田舎者に売らせてやっているとばかりに高圧的です。そのくせショバ代だけはたんまりいただきます。
ざっとこれが私の今までの地域加工特産品フェアに対する感想でした。「でした」と書いたのはそれが山村活性化対策で昨日から当社がお手伝いしている木祖村が出展しており、木祖村で東京に派遣するスタッフが人手不足でいなくて当社の私ともう一人の2人で手伝っています。
昨日1日、今日からあと3日間、合わせて4日間私がブースに立ちます。最初の1日で今までの地域加工特産品フェアに対する自分の狭量、偏見、思い込みに反省しています。特産品フェアが始まって四半世紀が過ぎました。出展者も会場となる小売業者も大きく変わりました。
それに気が付きました。なぜ?それは消費者・生活者の意識が大きく変わったからです。あと3日間あります。どう変わったか?しかと勉強してこのブログで報告します。