2020年07月08日

嵐の中でも時間は経つ。新しい企画を

「嵐の中でも時間は経つ」喩えではなく、まさに嵐の中で時間が経過するのを経験しました。今日はカラッと快晴です。メディアは面白くないでしょうね。正常に世の中で作動すると。話題にならないから。

先週土曜日からずっと九州にいます。あと3日間います。奇跡的に大豪雨の中を切り抜けて元気にブログを書いています。全ては天の配剤と感謝しなきゃ。

新型コロナ禍で(株)キースタッフは売上高が激減というかほぼゼロです。それで持続化補助金を申請して既に受給しました。また、食と農の交流「エクセレントローカル(イローカル)」も営業時間自粛でほぼ売上高ゼロで2回に分けて「自粛協力金」をいただきました。もちろん、埋め合わせになる金額ではありませんが、赤字の補填にはなります。

昨日、会社から連絡がありました。(一社)エクセレントローカルにも持続化給付金が振り込まれるそうです。(一社)エクセレントローカルも対象月の売り上げがゼロになっていましたが、それで申請したら受給されることになりました。

(一社)エクセレントローカルは営利というよりも社会性を重んじる趣旨で設立して今年で4年になります。農水産業者(生産者)と食品メーカーと流通とレストラン業界と消費者を売り買いだけの関係から、大きな一つの輪に入って、食と農自体の世界をイメージアップ、パワーアップしようというものです。

農家はメーカーはレストランや流通や知らないし、レストランやメーカーは農家(生産者)を知りません。それを同じ輪の中に入ればみんな幸せになります。消費者も生産者のしくみ知れば生活態度も変わるはずです。

(一社)エクセレントローカルの経費は会費と事業収入で賄っています。零細予算で運営しています。自前のいろんな企画をしようとしても予算がありません。しかし、今回の受給で活動ができるようになります。

昨年、(一社)エクセレントローカルで企画した宮城県への「干し柿づくり体験」は大豪雨で中止していました。それを今年、実行します。今までは年1度の企画を予定していますが、人気の糸島に行きたいという要望も多いので来年春には糸島体験も企画できるかも知れません。

また、先日気鋭のレストラン経営者と懇親したら、加工場を見学させて欲しい、農家にこんな野菜を栽培して欲しいと要望が出て来ました。また、あるレストランやシェフが自分の料理を加工品にしたいという相談も具体化して来ました。

(一社)エクセレントローカルにニーズが4年目にして高まって来ました。今回の給付金の受給を飛躍の原資にしたいと思っています。
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2020年07月07日

実際にそこに行って見て感じてから決める

情報とは恐ろしいものです。私は今、熊本市中央区のホテルでこれを書いています。空はどんよりですが、穏やかな天気です。風もありません。雨も降っていません。まあ、普通の曇りの天気です。

10分前にテレビをつけました。熊本県内や福岡県、大分県の惨状が報道されています。今にも地域が崩壊するようなシーンを流して声高に取材者が叫んでいます。嘘ではありません。しかし、見ている人は熊本県内が全てこう言った状況にあると思ってしまいます。

先週、4日(土)熊本県人吉市周辺で球磨川が決壊して大きな災害が起こります。テレビではこの映像も流れます。これは3日前の熊本県南部の状況です。しかし、今この場面が流れると視聴者は現在の状況だと錯覚します。恐怖に陥ります。

今回の災害までは新型コロナウィルス報道一色でした。東京の繁華街は新型コロナウィルス がうようよしているような報道でした。田舎の人で新宿も歌舞伎町も知らない人は恐怖に慄(おのの)きます。東京在住者はみんな新型コロナ感染者のように思い込んでいます。

今朝のテレビを見ていると新型コロナの扱いの小さいこと。遠い昔のことのような報道です。一方、九州北部の災害報道一色です。新型コロナウィルス は相変わらず蔓延しているのに。

新規就農促進が行われています。都会のイベント会場を都会の人が訪れます。そこで移住して農業をやりませんか?促進が行われます。田舎暮らしはどんなに素敵かパネルや映像で会場全部が「農業はバラ色」という洗脳が行われます。

名刺交換をして、それから魅力を感じた県を訪れることになります。現地視察と称して成功している先輩たちのハウスを見て話を聞きます。移住を決めたあの巨大農業組織の研修生になります。ハウスをあてがわれて1年間、自分が栽培したい農産物研修をします。そこの職員が先生と称して担当します。

合わせて経営モデルも学びます。このくらいの収量で単価はいくらで出荷は巨大農業組織が引き受けるので売り上げはこのくらいになる。そこから経費を引くとこのくらいの利益が出ると理想的なモデルを教えられます。

でも実際就農するとハウスが必要です。その資金は1000万円位必要です。自己資金を持って入ればよいですがなければ巨大農業組織から借ります。収量も一番上手な農家をモデルにしているので新規就農者はその半分も取れません。資材は巨大農業組織からホームセンターよりも高い価格で買わされます。

出荷先が巨大農業組織なので、そこに出荷すると後日この単価で売れましたと報告があります。当初聞いていた単価から相当安い単価です。これじゃ食えません。仕方なく、巨大農業組織から高い金利で生活費を借ります。借りたら最後、ずっと奴隷です。その後の最悪の終わりはとてもここでは書けません。
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2020年07月06日

百姓で飯を食うということの思い出

私は食と農のコンサルを仕事にしています。加工特産品開発支援が当社の主な仕事ですが、最近は新規就農塾もやっています。私は農作物の作り方を教えられないので、私のセミナーの受講者の農家でこれはという人を先生にお願いしています。

新規就農塾に参加しても私が積極的に農作業に参加することはありません。どっちかというとそばで見ている方です。また、農業体験ツアーの企画をしても私が先頭に立って農作業をすることもありません。

あまり農業が好きではないのでは?と言われることもあります。なぜ?正直にいうと自分で農業、百姓仕事が下手くそだとわかっているからです。スポーツに運動神経が必要なように、農業には農業神経が必要です。それが私はないというか、劣っています。

手先が器用である。これは相当に必要です。ビニールハウスの修繕や耕作機械の運転・修理、肥料の撒き方、播種の細かい作業等農業は正確できめ細かくかつ全体を見通す大局観も必要です。こう言ったセンスが私にはありません。だから私は百姓の真似事よりも百姓の応援の前線に立つと決めています。

私の年少の頃の田畑の記憶はどっちかというと親とのコミュニケーションの思い出ばかりです。生母が私を畑に連れて行って、私を畑の隅に座らせて、自分は畑に鍬を入れながら、いろんな話をしてくれました。

農家の嫁は家では祖父母の眼もあるのでびっくりするほど私に厳しい母でした。母とゆっくり話することもあまりありませんでした。それを母は私を畑に連れ出すことで私との時間を作っていたのだと思います。

話の内容はあまり覚えていませんが、自分の好きな歌手や歌の話や偉人と呼ばれる立派な人の伝記のような話だったように記憶しています。その母が早く亡くなり、2町歩(2ha)程度の田畑を耕作していた父は農業廃業宣言をしました。「これから百姓では食えん」というのが口癖になりました。そしてサラリーマンに転職しました。

農家を止めた最大の理由は「食えん」ではなく、農業の最良のパートナーであった母を亡くしたからではないかとこの年齢になったようやくわかってきました。

例え、1反(10アール)の狭い農地を耕している農家であっても、家庭菜園とは天と地の開きがあるということです。新規就農するということは農業で飯を食うということです。家庭菜園とは天と地の開きがあります。
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2020年07月05日

コロナ蔓延時地方を応援してくれたのは誰?

非常事態宣言解除後も本執筆のために現地で取材の約束をして、伺おうとして3件ドタキャンがありました。理由は「コロナに感染している可能性の高い東京在住の人は来ないでください」です。テレビで感染者数が毎日発表されるとそれに付合、連動して、その反応が地方・過疎地域在住者の行動に影響します。私が振り回されます。

私は東京に住んでいます。テレビで連日、繁華街のホストクラブ、キャバクラの従業員の感染者数が発表されます。こう言った場所は私も近づくことが皆無ですし、同じ東京在住者でも多くの人には無縁の地域です。

それが過疎地域在住者からすると我々もその地区で仕事をしている人間に見なされてこう言った仕打ちを受けます。拒否する彼らの言い分は「隣、近所の眼があるので」、「コロナ感染者を出したらここでは生きていけません」という弁解が必ずついています。

過疎地域在住者の頭にはホストクラブ、キャバクラの従業員しいては東京の在住者は悪者という構図が出来上がっています。これは明らかに偏見であり、差別であると私は思っています。

東京在住者はホストクラブやキャバクラで働いている人や感染者の状況を「困ったな」と思ってもその人たちを「けしからん」とは思いません。東京に住んでいる人がホストクラブやキャバクラで働く人を蔑視することはありません。それも立派な職業です。彼らを攻撃、排除することもありません。

東京全体で感染者が減ることを祈っているだけです。特にこの夜の仕事をしている人たちは若者も含めて積極的に判定テストに協力して、結果「陽性」の判定が出た人達です。彼らも被害者なのです。そして、多くは無症状でましてや重症化の危険性もないそうです。

この人達も私も同じ東京在住者です。コロナのリスクは同じです。同じ船に乗っているのです。ホストクラブやキャバクラ従業員の多くは地方出身者です。地方の人達のホストクラブやキャバクラで働く人、さらには都会在住者に向かっている偏見や蔑視の矛先はやがて地方に返って来ますよ。

コロナが蔓延し始めて、緊急事態宣言が出されて、行き場を失った農漁畜産物を積極的に応援と言って買ってくれたのは誰ですか?都会の人ではないですか?

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2020年07月04日

農家後継に期待するよりも新規就農者の育成

大阪市豊能町にやってきました。ここで当社((一社)エクセレントローカル)は4年間、新規就農塾をやっています。当時、5年後くらいにここに道の駅を作ろうという構想があり、その出荷者を育成しなければという背景がありました。

豊能町は山間にあり、しかも大阪市街地から1時間以内で来れる地域です。農地は少なく、狭く、多くの農家は兼業農家で大阪市街地のサラリーマンです。所得の大半を給与所得に拠っており、その住民も高齢化しており、農業をする人がいない状況でした。

農家の後継者は期待できず、新規就農者を育成するしかない状況でした。そんな状況の中で新規就農塾を開催して、応募して今年で4年目32名が塾生として卒業(今年度は現在通塾)しました。

この町には大阪市街地に近いので新興分譲住宅も多く、初年度はそこにする退職後のサラリーマンの入塾が主でした。さらに近隣都市に住む人の応募も多かったです。むしろ、元々、豊能町で生まれ、育ち、住んでいる人の参加は少なかったです。

豊能町外から通う入塾者が1年間の研修を受けて、卒業すると次は就農したい要望が増えます。この非農家の就農に町はきめ細かい農家認定して、農地斡旋を行いました。

また、新規就農者には軌道に乗るまでの国の制度で5年間の人材投資資金制度(生活費の補助)があります。それの適用やパイプハウス補助、鳥獣被害防止柵等補助なども積極的に紹介しました。

また、この新規就農塾は卒業しても無料でずっとそのまま塾に参加して受講することができます。卒業生からやる気のある人をインストラクターに起用する仕組みも作っています。

また、道の駅ができた時のために、町が週末だけ営業する農産物直売所を設置して、就農塾で採れた農産物を販売する販売場所も設置しています。ここで包装や値付け等販売やプロモーションについても学びます。

町内に大きな専業農家が少なかったことと農家自体が後継者がいない危機感の中で外部からの新規就農者に対してバックアップ体制が取れたことがこの新規就農塾がうまく行っている理由ではないかと思います。
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2020年07月03日

相手の欲しがっている情報と商品を提供する

N市から構成労働省の雇用推進事業のお手伝いの仕事が来たのは6年前の2014年でした。6次産業化セミナーを当社が3年間担当しました。やがて受講者の中から6次産業化の実践をして、地域に雇用と食と農産業を作るのが目的でした。

しかし、実際に実践に手を挙げる人はいなくてこの事業の推進員だった杉岡さんが責任を感じたのもあって起業を思い立ちました。2017年4月に廃校の給食室を利用してイーナバリ(株)が生まれました。地域の眼が冷ややかを通り越して、妨害に近いこともあったことを私は記憶しています。しかし、行政のトップが強く応援しました。

始まってみると自分たちで開発した地域加工特産品を売り出し、イベントや流通に商談に行きましたが、なかなか売れません。他の加工所も大体そうですが近くや併設して道の駅があればまだいいですが、N市には何もありません。

当時の自己資金は杉岡さんの全財産1200万円と金融機関からの借入300万円です。スタッフは杉岡さんも入れて5名。お金は毎月毎月で出ていきます。起業から1年2ヶ月したところでついに尽きました。

その頃に県の補助事業でパンフレットを作成しました。また、商工会議所の持続化補助金でホームページを立ち上げました。そしてそこに「受託生産」を明確に打ち出しました。

「受託できる商品はレトルト、ソース、ドレッシング。200個から作ります。1次加工は乾燥、粉末、ペーストの形状にできます。50kgから製造します」パンフレット、ホームページに載せたこの短い文言がこの会社を変えます。

全国から問い合わせが殺到します。本人がひっくり返るほど殺到します。会社は東京の最先端のデリカ、レストラン、食品メーカー、流通等です。「小ロットで自分の望むレシピの商品を製造してくれる」こっちのニーズと依頼者のニーズがぴったり合いました。それから一気に売上が上がります。

杉岡さんは美人です。起業した時はそのスター性からも相当のメディアの露出でした。でも今、聞くとそれは全く会社の売り上げには貢献しなかったそうです。メディアの掲載で仕事が舞い込んだことは1回もないそうです。それがパンフレットとホームページ作成から周りからのアプローチが殺到した。人間は相手が欲しがっているものを提供することです。
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2020年07月02日

人生と仕事は旅そのもの

7月になりましたが、今年も後半に入りましたが、仕事は立ち上がりません。予定はされていますが、執行する役所がそれどころではないのかどうかわかりませんがなかなか動き出しません。金庫のお金も尽きようとしています。

と言っても私どもの力ではどうすることもできません新型コロナ感染者数に一喜一憂する日々が続きます。自治体の入札、コンペでは沖縄県地方自治体は動き出しました。さすが1000年の歴史を誇る海洋国家琉球。鎖国のなかったうちなんちゅうのうみんちゅうは世の中の流れに敏感です。

私は6月の解禁から地方出張を始めました。今日からも連続9日間出張です。中に土日も挟みますが、土曜日は大阪府のある町の新規就農塾、日曜日は執筆にとりかかっている著作の取材です。東京起点では間に合わないので、土曜日東京に戻らずに、大阪から宮崎に空路で行きます。そのまま月曜日から金曜日まで九州の3県を出張です。そして週末東京帰りです。

何が大変かというと出張荷物です。特に着替えです。夏は上がシャツだけなのでまだ楽です。下着のシャツ、パンツ、靴下、ハンカチは8日分、ズボンは履き替えよう1本だけで十分です。それに上着のシャツを8日分です。さらに汚れ物ときれいなのを分けるための風呂敷がプラス1枚。

さらにパソコン端末、そのコード類、充電器等。洗面用具は髭剃りとクリームとヘア用程度です。また、薬が心房細動関係が8日分です。飲み忘れ、2回服用がないようにスケジュール表につけます。

仕事関係の書類やノートは極力少なくします。衣類は軽いですが、書類と端末は重いです。またどこで雨に会うかもしれないので傘、濡れた傘を入れるビニール袋等。それに新幹線等車中で読む書籍等これも重いです。

大事なのは現金。社長からはクレジット決済をするように言われていますが、私は今でも現金主義です。クレジットカードだといくら使ったか分からなくなるという不安が今でもあります。

車内でよく忘れるのが備忘帳の手帳と筆記用具、筆箱、スマホ、メガネの通常用と老眼鏡等。さらに最近の忘れ物は入れ歯。さすがに車中には忘れませんが、ホテルによく忘れます。

一番、出張が上手だったのはフーテンの寅さんでしょう。アタッシュケース一個に着替えも売り物も詰めて半年以上葛飾柴又を留守にしていたのですから。



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2020年07月01日

商品開発は会社を活気づける

最近、当社はスタッフが元気づいています。コロナ禍が一段落したから?とんでもありません。会社の主業務であるコンサル事業は当社のクライアントが行政であるのでどれも執行されていません。というか、執行されるかもわかりません。宙ぶらりん状況です。

このままで行くと1ヶ月で会社の資金は尽き、もう借り入れできるところがないので倒産、解散です。それでもみんな生き生きしています。どうしてなのか?

会社は新製品開発をしている時が一番活気があります。新しいものを生み出すというのは楽しいものです。子供が生まれると家族は活気が出ます。赤ちゃんに向かってみんな微笑みかけます。

当社はこのコロナ禍で主業務が始まらず、やることがないので積年の課題であった自社商品開発をして、それを自社で販売するというビジネスを始めました。実際はそうしたいと思い、松戸に加工場を設置していますが、今まではなかなか稼働までは行きませんでした。

私はサラリーマン時代は商品企画開発が長かったので新製品開発が大好きです。当社はよく全国の農家から果物を買います。お世話になった人に送ります。買う先は私のセミナーの受講者だった人なので懇意にしています

例えば、「糸島はるか」、「平戸夏香」、「さくらんぼ」、「パッションフルーツ」、「マンゴー」、「マイヤーレモン」等です。注文するのは私で相手はなじみなので、「ところで最近、当社でも加工を始めたので、時期終了間際でいいので加工用に使うレベルのでよいので売って」とお願いします。

もう販売時期も終わっているので、倉庫にあるのを送って来れます。もちろん、お金を払います。そしてそれを商品開発担当の若い2人に後から伝えます。「これが来るので何か商品を開発しなさい」と命じるだけです。

開発担当者は社長とマーケティング担当に相談して、容器やデザインや価格や容量やキャッチコピーや製作物を相談して開始します。実際は最初は何を作るかだけを社長とマーケティング担当に伝えて、あとは勝手にやっています。

それに並行してマーケティング担当がデザインや容やキャッチコピーや製作物を考案しています。そしてこれを当社ネットショップにアップして販売開始です。販売の袋詰めや発送はコミュニケーション担当がやっています。

最近は負けじとイローカル料理長も独自で商品開発をして持ち込みます。当然、これも販売します。売上はまあこれからでしょう。私がみんなに「商品はそう簡単には売れない」といつも言っているのでプレッシャーはないようです。

こういったことで会社が若手中心(と言っても当社は私以外は若手ばかりですが)に活気づいています。
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2020年06月30日

アメレリ連携が今後の生きる道

虚像の人が賞味期限が切れると次の虚像の人が生み出されます。一番いいのは実で生きることです。「でも、虚像の有名人にならないとお金持ちになれません」本当かな?有名人でお金持ちになればなるほど人はケチになります。必ず見返りを求めます。出したお金は戻って来ないと思っていれば幸せな人生も、リターンを求めてお金を渡すようになると不幸が始まります。投資なんかを見ているとそうですね。

ところで昨日はイローカルでフースタの主宰者の佐藤こうぞうさんが来店してくれることになっていました。当初は私を含めて3人の会食の予定でしたが、7名が集いました。新進気鋭の外食店経営者ばかりです。

コロナ禍は経営を直撃していますが、内部留保もあるようでみんな余裕があります。私ごときが外食店の経営の話をしてもちゃんちゃらおかしいので当社が今まで全国で設立して来た加工場をマップに落とし込んで説明したら大受けでした。

東京のというか都会のレストランは何やかんや言ってもそれなりに地方の野菜を調達するルートは持っています。しかし、都会に泥付きとは言いませんが葉っぱ付きの野菜を持ち込んで洗浄、皮むき、カット、選別すると半分はゴミになります。また、その下処理をする場所もありません。

そこで地方の加工場と連携したらというのが私の発想です。全国の現地の加工場から1次加工した農産物等の食材を送ってもらう、現地の加工場は野菜畑の中にあります。そこで必要な農産物を栽培してもらう。しかもそれが全国に所在すると北海道から沖縄まで、それに春夏秋冬の季節を組み込めばそれはそれは素晴らしい食材が揃います。

またレストランは自分のブランドの加工品(自店で提供している料理を加工品にしたもの)を発売したがっています。しかし、加工設備がないのでメーカーに外注すると似て非なるものが、しかも売り切れない大ロットで要求されます。しかし、地方の加工場に頼めば30個くらいからでもオリジナルレシピで製造してくれます。

ではどこで販売するか?自店舗やネットです。昨夜は偶然にも隣の席に全国の加工特産品を取り扱うN百貨店社長やコンビニLの元バイヤーが来てくれていました。ここでお互いの販売(売り買い)ニーズがマッチしました。

農水産業者(アグリのア)と地域加工場(メーカーのメ)と外食レストラン(レストランのレ)と流通業者(流通のリ)の4者(アメレリ)連携ができればこれが可能になります。よい食材、よい加工技術、よい料理レシピ、よい売り方、これですね。
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2020年06月29日

なかなか難しい顧客心理の顕在化

マーケティングという学問はアメリカ発祥なんでしょうか?ターゲット、コンセプト、ブランディング等アメリカ語なんでしょう。しかし、アメリカから高級ブランド商品は何も生まれていません。

圧倒的にヨーロッパです。ブランドはフランス・イタリア、技術はドイツでしょう。日本も頑張っています。アメリカ発のブランディングは大量消費、あるいは大衆消費商品を対象にしています。

人間の行動を突き動かすものはアートです。アートがやがてカルチャーで普及して行きます。そういう意味ではいまだヨーロッパの底流にあるのはローマ帝国時代のアートということになります。だから、ブランドはフランスやイタリアから多くが生まれる。芸術のない国から文化は生まれない。

ターゲットは私の嫌いな言葉です。厳密にいうとターゲットのセグメントの手法が間違っていると思っています。性別や年齢や所得等でお客様を分類して十把一絡(ら)げにするのは間違っていると私は言いいます。新興国アメリカの発想です。

ではどうすればいいんですか?の質問には私なりにセミナー等で答えてきました。自分の欲しいものを開発しなさい。ターゲットは共通の価値感を持つ人を分類、集合して初めて成り立ちます。あなたの指に止まってくれる人がターゲットです。

最近、知り合った人が興味深いことを言っていたので書きます。彼曰く、その同じ価値観を持つ人のペルソナをつくるそうです。また、横文字です。ペルソナは人物像でいいと思います。

そしてそのペルソナの興味・関心、多分、何には関心があり、これには関心がないといったこのペルソナの行動を促すものを絞り込んでいくそうです。つまり、行動の仮説、予測を行います。

それでこの人は何をしたがっている、何を欲しがっているという仮説を立てます。その仮説に基づいて体験型の企画を行います。その企画に乗って来ればこのペルソナの仮説は正しいと思っていいのでしょう。

例えば、田植え体験、稲刈り体験等の企画に参加する人は農業に関心が高いとわかります。そしてその関心を充足するサービスや商品を作れば売れるということになります。

そう言われると農業とその周辺、例えば田舎暮らしの潜在的マーケットは大きいということがわかります。その実験には販売のプロモーションに体験型のスペースを併設すれば効果はなお上がるということになります。
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2020年06月28日

人は自分を認めてくれた人の商品を買う

イベントなんかで実際に販売してみます。いくら説明してもお客様の反応は鈍く、反応がありません。売れもしません。ショックで傷つく人は半人前どころか、0人前です。

四半世紀前に政界のプリンスと呼ばれた中村喜四郎氏は現役国会議員のまま、ゼネコン汚職で逮捕されます。裁判で有罪となり、服役しますが、その後も立候補し続け、何と現在まで無敵の14回当選を重ねています。彼のキャッチフレーズは「党より人」です。

この人が常に「誰も聞いていない場所で演説を続けられるようになってようやく政治家は1人前」と言っています。今でも無反応を確かめるかのように人のいない場所で街宣活動をしているそうです。そこに立って聞いている人は誰もいないそうです。手を振る人もいない。

その人が自力で14回連続当選しているということは選挙民は彼を無視しているのでもなく、聞いていないのでもなく、ちゃんと聞いているのです。だから選挙では票を入れてくれる。そして、選挙民からの要望があれば必ず自らが聞いて、自らが応対するそうです。

何かを売り出してもそう簡単には売れません。お客様の財布からお金を出してもらうのは本当に大変です。ただのサンプルは誰も褒めてくれますが、買ってはくれません。

買ってもらえない落胆の表情が出たら負けでしょう。買ってくれなくても熱心に売り続ける。大半が買う気がない人であることも事実ですが、中には買うかどうが迷っている人も必ずいます。その人の心に入れるかどうか。熱意ですね。

お客様の反応を確かめるように、お客様からの言葉に耳を傾けることも大切です。絶対、無視しない。面倒臭い要望でも可能な限り、対応する。今できなければ帰社してから必ずその回答をする、あるいはサンプルを送る。

お互いの心の通い合い、気持ちが通じ合った時にお客様はファンになって買ってくれます。私はテレビに出ました。メディアに取り上げられましたなんて何の自慢にもならない。お客様にとっては自分だけを認めてくれればよいのだから。
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2020年06月27日

加工食品のブランディングは品質と技術

例えば、シャネルのデニムパンツの価格を見ると200,000円位です。一方、ユニクロのデニムパンツは2,990円位です。価格差は197,010円あります。両方とも見事に経営が成り立っているということはそれぞれにお客様、ファンがいるからです。

では製造原価はどのくらいでしょう?マル秘なので私にもわかりませんが、勝手な想像ですが、前者は10,000円位、後者は1,000円位ではないか?と思います。販売価格から製造原価を引いたのを粗利とすると前者は粗利は190,000円です。後者は2,000円です。

価格差は何か?2つでしょう。ブランド力と品質そのもの差でしょう。一番はなんと言ってもブランド力です。世界の頂点のシャネルブランドのデニムパンツを身に付けると200,000円の価値があるということでしょう。後者を履いていると大体高くて3,000円くらいかなとわかります。

では実質的な品質さはどのくらいでしょうか?前者が10,000円の製造原価に対して、後者は1,000円だとすればその差は9,000円です。たった9,000円の差で販売価格では197,000円の差になります。

しかし、この9,000円の差に技術と品質が込められているのです。安いブランドはたいていが既に中国を通り越して、ベトナムも通り越してミャンマーやバングラディシュで製造されています。

では前者はどこで製造されているか?世界の超高級ブランドのアパレルの縫製はほとんどが日本だそうです。当社社長のお母さんは縫製技術を持ち、もうすぐ80歳なのに現役で世界の超高級ブランドの縫製をしています。アパレルの業界は分業なのでお母さんは縫製の中でも糸が表に出ない内から内へ縫っていく針縫いをしています。この技術はお母さんでなくてはできないそうです。実家に帰るとびっくりする高級ブランドが仕事場に積まれていると言っています。

ここからが今日の本題。では食品業界はどうか?ジーンズで言えばユニクロのレベルです。安く、たくさん作って売る。だから低収益に喘いています。一応商品にはブランドも付いていますが、安売りブランドのイメージばかりです。

中には時々ぎょっとするほど高いものがネットで販売されています。気になって買うと、高いのは価格だけで品質はサイテーというのも蔓延しています。2度と買わない、お客様を裏切っています。

当社が、私が目指しているのは、当社がこれから自ら加工の世界に入るのは、これから当社が地域の加工のお母さんとやりたいのはシャネル化です。でもあの価格で販売できるブランドの形成まではとてもできません。目指すのは製造技術・品質のシャネル化です。

農家には素晴らしい農産物があります。コックさんには調理技術があります。メーカーには加工技術があります。これをうまくマッチングして分業体制を作ればお客様が納得してくれる品質レベルのものが生まれると信じています。最近、やっているのは実はこの準備です。
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2020年06月26日

この仕組みを自由経済とは笑ってしまう

嘘のようで本当の話です。ある村で道の駅に併設する農産加工場を建設しました。この加工場で製造してこれを隣接する道の駅で販売しようという考えです。今年から稼働しています。

しかし、このコロナ騒ぎで道の駅の販売が減少しています。それで加工場で製造する数量や品目数が当初目論見よりもだいぶん下回っています。そこでこの道の駅の運営協議会の幹部メンバーから、こんなに稼働しないものなら潰してしまえという意見が出ました。稼働してまだ半年足らずなのに。

それを言ったのはこの加工場の建設を請け負った地元の建設業者です。建設費用の2億円をちゃっかりいただいている企業の社長です。最初はジョークで言っているのかな?と思っていたら本人は本気でそう言っているそうです。

もう2億円を獲得したのであとは加工場は野となれ山となれ、俺には関係無い。稼働率が低くて村の足を引っ張るくらいなら潰してしまえということらしいです。普通はこの加工場の稼働率を上げるために村のリーダーたちは知恵を絞るのが役目でしょうに。

建設業者がみんなそうではないでしょうが、正直呆れます。行政予算で行われる建設、工事を請け負う建設業者はまだこんな経営がまかり通りのだとびっくりです。大手ゼネコン社員の下請け業者に対する態度、びっくりするくらい尊大です。

建設業界はピラミッドの頂点から幾層にも重なった構造を下々の業者に下りていきます。その間、それぞれが上前(うわまえ)を跳ねるので最後の末端(最下層)の業者は人工(にんく)賃程度しか回ってきません。

現在、社会問題になっているコロナ禍の給付金がある特定企業に丸投げされてそれを数社の大企業が2次受けして、さらに末端へ下りていきます。多分、ゆうに5〜6層は形成され、ピンハネされているでしょう。それは東日本大震災の時もそうでした。原発事故処理業務は7〜8層くらいのピラミッドで末端に仕事が下りていました。

食品業界はどうか?縦の引き算ピラミッドはないですが、横の足し算構造です。農家ーJAー全農ー産地卸売市場ー消費卸売市場ー仲卸ー小売店ー消費者の構造です。農家が10円で出荷したものが消費者には100円で届きます。

いつの世も中間搾取した者が富を得ます。それが自由主義といい、民主主義というのですからおかしいですね。耕さない者が儲けている、ああ情けなや。
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2020年06月25日

何事も努力している人には勝てない

昭和30年生まれで今、65歳です。青森県で生まれて、実家は農家でした。8反の水田と1.2町の畑を所有していました。しかし、現金収入の得られる出稼ぎが村でも盛んで、親父は11〜3月までは関東の道路工事の出稼ぎに行っていました。

8反の水田が親父が夏場に田植えをして稲刈りが終わると出稼ぎに行きました。出稼ぎに行っている会社から現金封筒が毎月送られてきてそれが生活費でした。畑は1.2町歩ありましたが、出稼ぎの方が収入になるので母親が生活で食べる程度野菜を作っていました。

親父が出稼ぎ先のマンホールに落ちて大怪我をしてから出稼ぎは止めて、地元で土木工事の作業員で働くようになりました。親父も母親も働きすぎのせいか、60歳代で倒れて80歳を超えて亡くなるまでずっと施設に入っていました。

私は親戚のおじさんが北海道で競争馬の飼育の仕事をしており、それに憧れて、北海道に行こうと思い、高校卒業して定職につかずにその費用をアルバイトで稼ごうと働きました。ガソリンスタンドで働いていた頃、高校の先生が近くによい建設会社が募集しているので行けと言われて就職しました。

40歳で専務になり、45歳で独立しました。入社当時は施工管理から施工、工事まで受注していましたが、手間ひまのかかるフルファンクション機能を捨てて受注だけして実作業は下請けに丸投げ会社になり、業績が悪化しました。

慕ってくれている現場作業員を引き連れ、新会社を起こして、もう20年が経ちました。それから10年後に農業に参入しました。参入したと言っても実家の荒れて鋤き込みだけしてその後はそのままにしている田畑に種を撒く耕作を始めました。

理由は60歳代で両親が倒れて、施設に入れた時に膨大なお金がかかると知って、行政に相談に行ったらそれなりの田畑等の資産があるので国の補助援助の対象者にならないと言われ、それなら逆にその田畑を活かそう思いました。

最初はニンニクを植えました。農業をやり始めたと家族も親戚も近隣の人にも言わずに、気づかれずに始めました。3年目にそれなりの収穫があり、農業開始宣言をしました。

その後、2町歩ににんじんを植えてその種から農薬・肥料、収穫までJAに委託したら私にJAから振り込まれたお金は27,000円でした。これじゃ食えない。それなら自分でやって自分で売ろうと思いました。

現在は産直とネットで販売しています。産直はスーパーのインショップです。毎朝午前3時に起きて、七戸の十和田地域から青森市内まで数店配達します。そして午前8時に戻り、それから仕事を開始します。

サラリーマン時代は健康なのにいつも体調がどこか悪かったのが、65歳にして健康診断でもどこも悪くなく、体調も最高です。農業を始めていろんなものを得ましたが最大は健康です。
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2020年06月24日

生活のリズム、心の平穏を保てることが人生の勝ち

毎日、山にんじん茶を飲んでいます。事務所にいる時はいつもこれです。厳密にいうと山にんじん茶と私好みの緑茶をブレンドして茶パックに詰めてお湯を注ぎます。事務所にいる時は一日5〜6杯飲んでいます。

山にんじん茶も緑茶もパウチ(袋)に入っているものを茶筒に入れ替えて飲む都度、必要なだけさらに茶パックに詰めます。今朝、茶パウチ(袋)に入っているのを茶筒に入れ替えようとして茶筒を倒してしまい、台無しにしてしまいました。安全無事できれいなところを回収しましたが、それでも半分はオシャカです。

原因はコロナ対策で毎日何回も消毒液で手を洗うので手がカサカサで脂っ気がなくなってしまいました。わかっているはずなのにそれによるミスです。この場合、半分なくしてしまったことを嘆くか?半分回収できたことを喜ぶか?当然齢重ねた現在の私は後者です。若い頃なら間違いなく前者です。

毎日、生きていて生活のリズム、ペースがあります。それが崩れた時が大変です。心やリズムを平静に戻すのが大変です。生きるペース、単位をどこに置くか?例えば本を書く時、200ページ書くにしても、それぞれ文章は原稿用紙2枚〜3分(1000字前後)程度で完結させています。その積み上げが1冊の本になります。

人生100歳。その超長距離マラソンを走っているわけではありません。年で区切ると100回、月で区切ると1200月、1日で区切ると36500日程度です。睡眠は1日最低でも1回はあります。眠っていると記憶がありません。一旦、死んでいるようなものです。そして朝になると生き返る。

人生の区切りを1日に置くと自分のペースやリズムや人生そのものを保ち易いです。人生の勝者になれます。勝者?勝つということは誰かを負かすことではありません。自分が幸せと喜びを感じて生きることができるかです。勝つことは競争することではなく、相対的に自分が幸せでいられるかです。

無競争の世界に自分を置く。毎日髭を剃る時に自分の顔を鏡で見ます。66歳の老醜がそこにいるか、30歳代のお兄ちゃんがそこにいるか、確認するとよいです。まず毎日鏡を見れることを喜ぶべきでしょう。そして自分におはようという。

毎日、元気でいられる、毎日仕事があり忙しい、友人がいて、話し相手がいる、今日も大いに笑える。それが勝つことでしょう。
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2020年06月23日

コロナ禍のおかげで新しく得るもの

桜の花が永遠に咲いていたら誰もきれいだとは思わないでしょう。散るからきれいです。人間も刹那を生きているからこそ人生の泣き笑いがあります。世の中は新陳代謝が前に進めています。

人生、仕事においていろんな企画を考えて提案を行います。あるいはアドバイスをします。それが受け入れられることもあれば相手が拒否することもあります。拒否はまだしも無視されることもあります。心が塞ぎますが、受け入れられなければ、受け入れる人を探せばよいです。

新型コロナウィルスで県をまたぐ行動が可能になりました。こっちは国の方針に従って行動していますが、地域によっては露骨にそれを嫌がる地域というより、人がいます。これまた地域愛に燃えている素晴らしい人なのでしょう。

こっちが行かなければよいだけのことです。歓迎してくれる人のところに行けばよいだけのことです。

こうやって、新規に切り開いた顧客やクライアントは大変貴重な存在です。まさに天の配剤、縁、巡り合わせを感じます。新しい世界が生まれていく感動があります。

それは予め、準備されているものなのかも知れません。何かを捨てなければ、新しいものは入ってきません。まさに自分がそれを必要とする時にそれが目の前に現れます。

コロナ禍でなくすもの、失うものも山ほどあります。3ヶ月の動けない期間はそれを悲しみ、憂いました。しかし今思えば新しいものへの胎動だったわけです。

何もないのに縁を切るのは恨みつらみを残します。コロナ禍で先方から切ってくれたことはまさに幸せなことです。コロナ禍は今までの人生も仕事もリセット、再構築する大きなチャンスです。自分を取り巻く環境が大きく動いています。
posted by tk at 09:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月22日

都会からやってきて農業で身を立てる

1979年に東京農業大学に入学しました。学生時代は2〜4年卒業まで横浜の旧家の母屋を借りて4〜8名で合宿生活を行っていました。野菜を栽培してそれを住宅地に売りに行って学費を稼いでいました。卒業して種苗会社のに就職したが、その後、県農業改良普及員で入庁しました。

31歳の時に先輩が農業イベントの案内をくれたので夏休みに行きました。そこで同世代の若手農家と話しているうちに口先だけではだめだ。今すぐ、農業をやれと煽られて、県庁を退庁してこの地にやってきました。 2時間だし、うまく行かなくなっても近くの仙台市で働けば何とかなるだろうと思っていました。

住まいはちょうどよく空き家が見つかり、月3万円で借りました。そこで園芸を始めました。子供が幼稚園に行き始めた頃でこの広さはありがたかった。畑は6反借りました。たばこ農家がたばこの栽培を止めて2〜3年経っていました。

そこで露地園芸を始めました。ほうれん草市場に出荷しましたが、年間100万円にもならず、家族4人食うのがやっとでした。その年、友人のコメ農家が1俵(60kg)コメをくれたのを覚えています。

近隣の農家と3人と組んで無農薬栽培野菜セット販売を始めました。お客様ができ、1000万円以上に売り上げになり、1農家当たり300〜400万円の売上高になりました。しかし、人間関係がうまくいかなくなり、長続きせずに3年間で解散しました。

次第に地元に定着するようになり、トマトを栽培したいと思い、農協のトマト部会に入りました。新規就農の視察を受けました。胸を張って、トマトの話をした3日後、台風の大雨で全滅してしまいました。自然の無常さを感じました。

やっぱり、いいトマトを作りたい、という気持ちは収まらず、トマトを作るためのハウスを増設。研修生や息子たちとほとんど自分で建てました。ハウスは10坪から始まり、それから90坪を、さらに100坪、さらに250坪を建て増ししました。現在は1ヶ所に集中させて、1100坪を使用しています。

現在も借地農業です。自宅からちょっと離れているが、徐々に野菜づくりに適した畑に移動しました。

露地畑約70アールは移住して来た時から同じ面積です。主にねぎ、かぼちゃ、にんじん、ハウスは夏はトマト、冬はほうれん草、小松菜、春菊です。
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2020年06月21日

心の抵抗、摩擦、対立をなくし平にする

健康診断でγーgtpの数値がどんどんよくなっていますが、反面お酒を飲めなくなりました。次の日の二日酔いが酷くて苦痛です。それに二日酔いが酷いと心が塞がって、落ち込みます。いっそ、お酒を飲むのを止めようかと思っています。

私は高齢で元気な人に必ずお酒を飲みますか?と質問します。たいていの答えは「昔は飲んでいましたが、今はほとんど飲まなくなりました」です。逆に言えば大量の飲酒を毎晩している人には「高齢で元気な人はいない」ということにもなります。

健康と精神状態とものすごく関連していると思います。つまり、肉体を精神は一体でしょう。大量の飲酒はまずは精神を左右します。躁鬱になります。飲んでいる時は躁(爽)ですが、覚めると鬱状態です。これが続くと間違いなく、自分の肉体を傷つけます。次に他人、友人を傷つけます。そしてみんな離れて行き、最後はますます孤独になり、心身ともにボロボロになります。

お酒は関係なく、仕事をしている時はうまく行く時といかない時があります。仕事は必ず摩擦があります。対立があります。うまく行っている時は高揚しますが、一旦不調になると落ち込みます。

若い時は好調状態を持続して、どんどん積極的に攻めた方がよいです。それだけの知力も体力もあります。しかし、歳を取ると不調な状態、落ち込む精神状態を作らない方が上手に生きることができます。

いわゆる「気にしない」です。なるべく心の気がかりや障害を避けて通る。結果を出さないでそのまま通り過ぎる。相手の言うことを同調する。同調するが協力まではしない。さらには不快なことはさっさと忘れる。上りでも、下りでもない階段を歩く。つまり、階段、通路をフラットにして置く。

歳を取ると物忘れが激しくなります。これは神からの大切なプレゼントです。忘れてしまえば人を恨むことも憎むこともありません。ただそこにいる自分を楽しく生きる。それだけです。
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2020年06月20日

予期せぬお金は人生を狂わせる

ブログを書こうと思って画面を開いたら、昨日の順位がなんと210位、信じられません。こんな好き勝手なことを書いているブログを多くの方々が読んでくれています。実はここ2週間、私はブログで実験しています。

コロナ後に農業や食と農をビジネス、あるいは生活をしたいという人が増えるだろうと思って、その本を執筆しようと思って全国取材をしています。取材先は私の知っている人で私がこの人の生き方はぜひ本にしたいという人を取り上げます。

取材したもののあらましを次の日のブログで書いて、読者の反応を見ています。こういった生き方にブログの読者は興味を示すのかどうか?触りの部分だけですが書いて載せます。その結果が210位ということはニーズは高いということです。

ネットを見ているとコロナ蔓延の頃から地域特産品の販売が増えてきました。スーパーのチラシと何ら変わらない、それ以上に下品な「安い、安い」フレーズが並んでいます。地方に30年近く足を運んでいる私はどの地域にどんなものがあるか、多少わかっています。その私が聞いたことも見たこともない????と思う特産品のオンパレードです。

また、ネットでコロナ後の会社経営はどうなるか?マーケティング手法は?ビジネスモデルは?と言ったコンサル会社の宣伝情報も溢れています。その自称コンサルの名前も実績も聞いたことのない人があたかもプロのような顔で掲載されています。

東日本大震災でも多くのお金が投入され、それを権力に近い東京の大企業が受注して、地域がますます倒壊していくのをつぶさに見てきました。震災で辛い思いをした人よりも、震災後のマネーに踊ってしまった人の方が壊れてしまったのを見てきました。

さて、昨日に全国の往来が解除されました。国のお金が地方に大量に投入されます。虎視淡々と狙っている政商企業が手ぐすね引いて待っています。大震災後のバブル再来でしょう。

地域で農業をすることはその人のライフスタイルであり、その人の人生です。お金とは関係ありません。目くらませのお金がコロナ後の社会と人間をを狂わせないか心配です。だからこそ、しっかりした本を書きたいと思っています。
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2020年06月19日

農業は自己実現であると同時に奉仕である

仕事とは何か?金儲け?日本近代の会社や経済の仕組みをつくった福沢諭吉や渋沢栄一の書を読んでも仕事・事業は金儲けとはどこにも書いてありません.むしろ仕事は奉仕であるという考え方です.

アメリカでは仕事は金儲けという思想が強いように思います.アメリカンドリームとは大金持ちになることです.日本でも事業を成功させ、大企業に育てた人の名言集がベストセラーです。ということは今の日本も仕事=金儲けです。後から道徳をくっつけています。

私が物心ついた頃から大金持ちのなった人は不動産所得、株の大化け、最近ではネットでのビジネスモデルに成功した人です。そして会社を早く売って使い切れないお金を手にした人です。

最近、農業に参入した人を取材しています。農業の世界でリッチマンになろうとしたら生産規模拡大ですが今までの経営手法でした。たくさん作れば、コメがそうであったように政府が買い上げる価格が決まっているので売上高は相当なものになります。

買い上げ制度は無くなりましたが、たくさん作れば生産コストが抑えられて、実入りがよくなるという手法です。でもそれをやると農薬、化学肥料まみれの農産物ばかりになります。あるいは面積の広い国で作ったものが有利になります。

そのためには当然、生産設備や圃場の整備が必要ですが、それは補助金や一部は融資で行います。しかし、農業をすることとたくさん売上高を上げる事はあまり関係ないような気がします。現在、単純掛け算の世界はビジネスモデルとして人の心を動かすものではないような気がします。

農業以外から参入する人の多くは「田舎暮らしが好き」、「幼い頃から農業に憧れていた」と言います。反面、農家出身の人は農家を継承していない人がほとんどです。親が「百姓では飯は食えんぞ」と言っているからです。

実際、霞を食べて生きていけないわけですから、当然対価という商行為は発生します。農産物を販売して、対価を得てそれで生活して、農業を続けます。

取材をしていて共通しているのは農業を「自己実現」としていることと同時に「奉仕」の精神を持っていることです。いや、奉仕の精神ではない、実際に奉仕しています。農業は自己実現であると同時に奉仕です。損得だけではない、人間同士の心のふれあい、絆を大切にしている人が多いです。農業をするということは経済行為の原点に立ち返ることではないととつくづく思います。
posted by tk at 08:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする