2017年06月28日

ビジネスにはパートナーが必要

昨日は鹿児島県屋久島渇ョ久島白川茶園の白川満秀・榮子夫妻がやって来ました(写真上左・右)。白川夫妻は共に今年70歳。屋久島で有機栽培の緑茶を栽培しています。農水省JAS合格品です(写真下)。

白神山地とならんで我が国初の世界自然遺産に登録された屋久島には世界中から多くの観光客が訪れます。その屋久島で茶園を経営しています。

満秀さんは屋久島の出身、奥さんの榮子さんは宮城県丸森町小斎の出身です。満秀さんが東京に出てビルメンテの会社に就職した時に、その会社の社員食堂を受託していた給食会社に榮子さんがいて、榮子さんがよそってくれる量が「いつも自分のだけ他の人よりも多い」ように感じたのでプロポーズしたそうです。

20歳で結婚した2人はやがてビルメンテで独立して成功します。31年前に突如、「故郷の屋久島で有機栽培の農業をやる」と言い出して、東京と屋久島の二重生活が始まります。

なぜ「有機栽培か?」というとビルメンテは清掃等で多くの駆除剤や薬品を使用します。それで体を壊す仲間と多く見てきたためのようです。

幼かった子供たちは屋久島で育て、10年前から二重生活を止めて、東京のビルメンテの会社は長男に譲っています。私との出会いは8年ほど前に当社が2年間食と農のセミナーを受託して行っていた縁です。

奥さんの榮子さんが働き者です。榮子さんがいなければ現在の白川茶園はなかったでしょう。2人とも生い立ちは貧しかったと言います。2人とも農家の出身ではありません。農地すらなかった生活だったそうです。

沖縄県石垣島の石垣の塩の東郷社長の奥さんも宮城県出身です。当時ラムサール条約の湿地名蔵湾の海水を製塩した「石垣の塩」を自転車に積んでお土産店に配達して回ってのは奥さんです。

ビジネスの成功は一人ではできません。ビジネスパートナーが必ずいます。それが夫婦であればベストパートナーということになります。
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2017年06月27日

何があるかではなく、誰がいるか

地域にどんな農産物があるか?あるいはどんな農産加工食品があるか?それを発掘、発見することは私の大事な仕事です。

しかし、私はどんな農産物があるか、どんな農産加工食品があるかよりも誰が生産、製造、販売しているかを見ています。

人間的に魅力があり、素晴らしいと思う人がいたら、その人のつくる農産物、農産加工食品は間違いなく素晴らしいです。

モノは結果でしかありません。ヒトが最重要です。

私は素晴らしいものに出会うと基本的に無料でサンプルをいただくことはしません。正規の金額で買います。また、無料で送ってくれた人には同等のお礼をします。

それは生産者に対する礼儀であり、マナーです。知って初めて注文した時に、気持ちよく、売ってくれた人は間違いなくよい人です。

そして私は自分で食べてみて、スタッフにも食べさせ、みんなが美味しいと言ったら私の知人・友人に紹介します。講演、セミナーでも紹介します。その時も商品の素晴らしさよりも生産者の「人となり」をしゃべります。

昨日行った長野県木祖村の道の駅木祖村の高橋忠久さん(写真奥の人)もそんな人です。本人は生産者ではなく、販売者ですが実に誠意のある販売者です。

例えば、木祖村の木工品のミネバリのお六櫛を私が人に頼まれて購入しようしとします。それに対して高橋さんは実に誠意を持って一つ一つの商品と製造者の特徴を紹介してくれます。事前に電話をしておくと取り置きをしてくれます。

木祖村には農産加工食品の関係で月に1回行っています。役場の担当課長も係長も必ず出席して最後まで私と打ち合わせをします。大いに意見も言います。

こんな村なら必ず、素晴らしい農産加工食品を開発することができます。エクセレントローカルになれます。そこに何があるかではなく、誰がいるかなのです。
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2017年06月26日

ブームで国産かんきつが逼迫

かんきつ人気の中、国産かんきつの需要は逼迫しているようです。かんきつは西日本の果物です。関東以北の方に送ると喜ばれます。

年明けから我が郷里福岡県糸島市二丈赤米産直センターの「糸島はるか」が5月まで出荷されていたので助かりました。

糸島はるかは甘夏と日向夏が自然交配したもので酸味の少ないオレンジです。特に今年は作柄はよかったようです。送った方々がその後も直接注文したらしく、多くの方々に感謝されました。

5月GW明けから困っていましたが、長崎県平戸市の善果園の「平戸夏香」の出荷が始まりました。これまた好評で毎日お礼の電話をいただきます。日向夏を改良したものだそうです。

糸島はるかは福岡県、平戸夏香は長崎県。最近、熊本県の玉名市の株_業法人明るい農村天水の嘉永社長が銀座ELに何度か来てくれました。

ここは河内晩柑を生産しています。もう最後の出荷時期ですが、当社にも2ケース送ってくれました(写真)。大きいので大味かと思ったらとても味のキレのよいものです。

加工用に生産しているそうで、当社と親しい加工所や化粧品メーカーに送って清涼飲料水や石鹸を試作してもらうことにしました。

最近は外皮をマーマレードやピールにして使用するお菓子屋さんが増えており、外皮の厚いかんきつが足りない状況だそうです。

生食用の果肉部が多いかんきつがもてはやましたが、最近は外皮が厚いかんきつが欲しがられています。河内晩柑や糸島はるかは果肉もみずみずしく、かつ外皮も厚いので捨てるところがありません。

そんなことを教えてくれるのは我が国最大のフルーツ菓子原料メーカーのタカ食品工業の営業部長です。

7月はこの会社の購買の課長を三重県紀宝町のマイヤーレモンもハギファームと広島県大崎上島に伴います。こっちは国産レモンの入手のためです。

マイヤーレモンはレモンとマンダリンオレンジの交配品種ですがレモンの範疇に入るそうです。

もっともっと素晴らしいかんきつをお知りの方は情報を下さい。
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2017年06月25日

椅子を変えて痩せるぞ

今月は飲酒が多くて、ついに10日の断酒日を切ります。反省しきりです。

特に10日(土)高校の同窓会、24日(土)の沖縄ファンの集いは両方とも昼飲みでした。両方とも高校の同級生の竹ちゃんと一緒でした。

竹ちゃんと私は人づきあいがよいので。竹ちゃんは現役時代は内閣府の局長でその前は沖縄総合事務局長でした。私は仕事でよく沖縄に行くので竹ちゃんに誘われたので行きました。

昼飲みすると大体午後6時過ぎにはギブアップです。そのまま部屋に戻ってバタンキューで翌朝の6時まで12時間寝ています。独り暮らしの中高年の悪い生活です。

最近、やたら炭水化物が美味しくて、お腹も周りがぶくぶく。ベルトの4つ目の穴から3つ目になりそうです。

空手の稽古を3時間するとお腹ペコペコになります。人に「それは食べても太らない体質になっていると言うことですよ」とおだてられ、その気になってついついどか食い。

毎日筋トレしていますが、確かに後背筋や大腿筋は逞しくなってきましたが、筋肉が付くと同時に脂肪も付いてきます。

痩せるには長時間のウオーキングの方が有効です。そういえば梅雨の時期で雨が多いのと土日の飲み会が多くて今月は歩いていません。修行僧のようなストイックな生活に戻さなければなりません。

一応、今週は炭水化物カットの食事を目指しましたが、ついつい炭水化物系に手が出てしまいます。

どうしたらよいか?太るのは机に座ってぼおっとしている時間が多いからです。痩せている人は常に動いています。常に動こう。

Sittng is next smoking.ですね。よし、これから立ったまま仕事をしようと思いましたが、スタンディングデスクがありません。

では椅子(写真左)を変えようと思って今日から打ち合わせ用の丸いす(写真右)に変えました。背もたれもないので背筋を伸ばして座るしかありません。座り心地もよくないので長時間座れません。これはよい考えだと自画自賛です。
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2017年06月24日

(社)エクセレントローカルの近況

(社)エクセレントローカルの決算締め日が6月末日です。それを受けて社員総会を8月20日(日)開きます。決算と言っても何も活動していないので決算書も白紙状態です。でもちゃんと一般社団法人会計に則って潟Lースタッフの顧問のちば国際税理士法人にお願いします。

ところで8月20日(日)の社員総会ですが、1年前の設立時に14名の理事と1名の監事が発起人になっています。この理事・監事は全員が(社)エクセレントローカルの社員です。

社員と言っても企業における従業員のことではなく、組織の構成員といった位置付けです。

本格的に動き出したので現在、社員を加入を行っています。こちら側が入って欲しい人に声をかけています。昨日までで新規に50名強の方々が入会申し込みしています。

この方々の入会は8月20日(日)の社員総会の後に行う理事会で理事の承認を必要とします。ですから、8月20日(日)の社員総会には社員候補の方々はまだ出席する必要はありません。

現在の理事は14名で男女半々の7名、7名です。男子6名(私を除く)のうちの半分の3名は私がキースタッフを興す以前のサラリーマン時代からの知り合いです。

女子7名が全員私が起業してから知った方々です。そのうち2名は私の娘とほぼ同い年です。7名の共通点は1つだけ。みんな美人。おっと、手が滑りました。元へ。

共通点は全員、私のセミナーの受講者、卒業者です。私と食と農に対する考え方、行動が同じということです。

でも正確にいうと1人だけはセミナー受講者ではない人が含まれています。当社顧問ちば国際税理士法人の代表の桐谷美千子先生です。

先生と私は20年前頃、千葉県商工会連合会主催の起業セミナーの講師コンビです。先生が創業のための資金調達や企業会計の話をして、それから私がマーケティングの話をしていました。

昨日、桐谷先生が銀座ELに来てくれました。その話をしたら「私は受講者じゃないけど、隣に座っていたので耳にたこができるほど聞いた」とのこと。

先生は桐谷美千子です。同じ千葉出身の女優桐谷美鈴と「桐谷美」まで同じです。最近、桐谷美鈴のお姉さんのギャクを飛ばしているらしい。(社)エクセレントローカルの女子理事はみんな美人というのはもしかする本当かも?
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2017年06月23日

決断するのは難しい

先日、ある村の村長を退任した方に一番生活で変わったことは?と聞いたら「ぐっすり眠れるようになった」ことだそうです。

村長時代はなるべく早く午後10時には就寝するようにしていたそうです。それで「午前3時頃にはもう目が覚めるんですか?」と聞いたら、「とんでもない。午前0時だよ」とのこと。

それから夜が明けるまでどうやって過ごすのだろう?しかも2期やった訳だから8年間、眠れない夜が続いたと言うことになります。

これまたある町の町長に聞いた話。「夜は眠れないものだと諦めること。大体、午前2〜3時に目が覚めてそれから朝まで眠れない。枕元に本を置いて夜が明けるまでそれを読んでいる」

小さな町や村とはいえトップはいつも孤独です。なぜ?決断しなければならないからです。特に政治の世界は議会制民主主義なので議会は何でも言いたい放題です。発言しても責任を問われない。

当然、町や村が発行する広報誌には議会報告が載るのでなるべく、正義感に溢れる勇ましいことを発言します。要はパフォーマンスです。

しかし、決断はパフォーマンスではできません。短期、中長期を考えて、特に中長期は見えない中で判断しなければなりません。

決断で迷うとぶれ始めます。そこでリセットして止めてしまうか、あるいは修正、変更に入ります。

この修正、変更が魔物です。あらゆる人の意見を少しずつ取り入れると当初のプランとは似て非なるものになってしまいます。何の魅力のないプランになります。しかし、これも議会制民主主義の政治バランス、議席比率で決まっていきます。

企業の場合は経営陣が当初のプランを貫けないと迷走を始めて、舵が取れなくなると外部のコンサルやフィクサーと称する人間がつけ込んできます。

その会社の経営をやり放題。そしてその会社は倒産の憂き目です。

決断できない時は安易な修正、変更を止めてプラン自体を止めることです。

事業がうまくいくまではそう簡単なことではありませんが、成功する事業は当初から人材や環境が揃っており、何と言っても事業そのものが時流に乗っています。そこら辺の見極めが難しいですね。
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2017年06月22日

人の上に立つ人はこういう人でないと

この仕事をしていて一番大事なことは現場の人に愛されることです。「あ〜、あの人が今月も来てくれた。自分達も元気もらって頑張ろう」と農家のおかあさんに慕われることが一番大切です。

会社もそうですね。よい組織とは「部下があの人と仕事をしたい」という雰囲気のある会社です。

社員が会社と経営陣を信頼しています。最後まで見捨てないで守ってくれる。最後は体を張って守ってくれて責任を取ってくれる。

同じ釜の飯を食い、苦楽を共にしていると心から思える雰囲気。例え、失敗してもこの人と仕事をできたことは幸せだったと思える。こういったことが組織の風土、上にいる者に求められる資質です。

部下にやる気を出させるか、腐らせるかどっちかしかありません。部下にやる気を出させるのがトップ、経営陣の仕事です。これができない組織の長は失格です。こんな組織の会社は潰れます。

私が昔いた会社もそうでした。社員を育てない、腐らせるばかり。特に主力事業だった調味料事業はそうだった。研究所自体が新商品を開発するためにあるのに、やっていることは部下がやっている開発の仕事のアラを探して、いちゃもんをつけて、潰すことです。

潰してしまえば、自分の責任、リスクがなくなる。研究所の中は学歴のひけらかし合いと評論家集団ばかりです。

何もしないから失敗もない、最後は部長まで行って、世間様が羨む額の企業年金を生涯もらい続ける。

かって太平洋戦争時、大日本帝国海軍の連合艦隊司令長官は山本五十六です。海上、山本司令長官の乗る司令長官旗をつけた艦が通ると、各艦の乗組員たちは、顔も見たことがない、また自艦から顔が見えない山本長官に向かって、感激で身震いしたそうです。

この人のためなら死んでもいい。皇国のために死ぬことは誉れだと。山本長官なら自分の死を無駄にしないだろうという信頼感。

その山本長官は戦死します。お前たちを先には逝かせないよ。歳を取った司令長官の俺が一番先に逝くのは当然だと言わんばかりに。人の上に立つ人間はこういう人間でないと。

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2017年06月21日

名村長、見事な引き際

昨日は群馬県上野村にやって来ました。群馬県は久しぶりですが、かっても週4〜5日来ていた私の仕事場でした。

20数年前、中小企業診断士になって一番使ってくれたのは群馬県でした。7年間群馬県立農林大学校の非常勤講師もやっていたし、潟Lースタッフの原形も群馬県の業務から生まれています。

上野村は当時、群馬県庁から私をよく使ってくれた人が上野振興公社に出向してから来るようになりました。

上野村は当時人口は1500人(現在は1200人)程度の村でした。日航機が墜落した御巣鷹山のある村という知名度でした。

かって、森林で栄えたこの村は農地がなく、森林業に続く、産業おこしにやっきになっていました。

「加工」に着目して木工品の加工を盛んにやっていました。並行して食品加工に着目して村立のいろんな農産食品加工所をつくっていました。

その農産食品加工所を動かす技術を教えてくれるコンサルということで私との縁が始まりました。

当時の役場は農産加工食品の販路開拓に力を入れており、特別職に理事というポストをつくり、その地位にいたのが神田強平さんです。

その後、請われて村長選に出馬して2期務めました。まだ60歳代なので3期目もやるのだろうと思っていたら、先々週の村長選には立ちませんでした。

情報が入っていきたので電話して「どうしたの?見事な引き際だこと」と言ったら「う〜ん、もういいよ。後継者に譲ったよ」。「これからどうするんですか?」、「畑仕事の百姓」

それでこの盟友の引退を祝いに昨夜すっ飛んできました。名村長で自立を標榜していろんな産業おこしをやってきました。まだ、半ばなのもあります。それもみんなちゃんとあとの道筋を立てての引退です。

昨夜も村長といるとすれ違う村の人がみんな「村長、ご苦労様でした」と声をかけてきます。そんな引退をしたいですね。

父親を幼くして亡くして、母子家庭に育った神田さんは誰よりも人の心を知っています。

社団法人エクセレントローカルの社員(構成員)なってくれませんか?とお願いしたら「いいよ」と2つ返事。素晴らしい方がまた同志で加わります。
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2017年06月20日

日本から世界にステージアップ

昨日はスタッフ全員が出払っており、一人、留守番でした。津田沼時代を思い出します。セールスの電話が20数年前と同じようによくかかってきます。

銀行系、証券会社系の貯蓄型保険のセールスが多いです。電話をかけている人は一日中電話しているのでしょう。隣で電話している人の声も聞こえます。人手不足なのでもっとましな仕事がありそうだけど。

食と農の仕事にスカウトしたいくらいです。尤もこの連中の能力では無理だろうけど。

昨日は若手の伊藤洸は長野県木祖村にえごまドレッシングの講習に出掛けていました。

銀座ELのマネージャーの究も最近、自分の立ち位置がわかって来たのか、醸造学科卒を活かして日本酒を充実させ始めました。

新規のお客様が増えています。美恵子店長と究のお店になってきました。

もちろん、野口、伊藤順、美恵子店長もフル回転です。

当社は後継がうまく行きました。完了形でいうのはまだ早いんじゃないかって?

でも「俺って人を育てるのがうまいのかな」なんて一人で悦に入っています。

社内だけではありません。当社が継続的に関わってきた食と農ビジネスのほとんどは成長して、地域の注目企業になっています。おかあさん達もみんな先駆者で尊敬されています。

昨日から書類整理と廃棄作業にかかりました。今までのものを捨てないと新しいものが入って来ないからです。人間にも企業にもキャパシティがあります。

何のためかというと新ビジネスのためです。どんな仕事かって?もちろん、エクセレントローカルです。横文字なので舞台も国内だけでなく、世界にステージアップします。

私もこの年齢で留守番ばかりではたまりません。守衛じゃあるまし。へへへ、法螺は吹いた者の勝ち。
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2017年06月19日

余計な事を考えずに生きる

人間は感情の動物、喜怒哀楽の動物と言いますが、人間だけではありません。

猫も感情豊かです。いやなことは断固と拒否します。最近、れいらんが爪切りを激しく拒むようになって困っています。どんなになだめすかしてもその手には乗りません。

動物の最大の恐怖は死です。だから死を恐れ、拒む感情は動物たるもの誰でも持っています。

いろんな宗教本や哲学本に人間の感情の喜怒哀楽愛憎のうち「怒」と「哀」と「憎」には心を支配されないようにする方が幸せと書いてあります。

確かに怒ったあとは怒った自分の心が一番傷つきます。怒るとこっちにも後遺症が残ります。

元々、人間が行動を起こすとその後にある現象、結果が現れます。この現象、結果に対して喜怒哀楽愛憎の感情が起こります。

現象、結果に対して感情を注入しなければ、喜怒哀楽愛憎は起こりません。そこに事実が残るだけです。でもそんなことできるのかな?

それでいろんな自己啓発や道徳本はなるべく心をプラス感情の「喜」と「楽」と「愛」で満たしなさいと書いてあります。具体的には「常に感謝の気持ちを持ちなさい」と言います。本当にそんなことできるんでしょうか?

「喜」と「怒」は表裏一体です。「哀」と「楽」も表裏一体です。「愛」と「憎」も表裏一体です。自分の心の感じ方でどっちにも振れます。

でも喜怒哀楽愛憎がなければ生きている意味もなさそうです。頑張って、精進して、努力して「喜」と「楽」と「愛」を得るんだ、勝ち取るんだというのが人間のインセンティブとして動きます。

私も若い頃は自分の心を喜怒哀楽愛憎の「喜」と「楽」と「愛」で満たそうとしていました。

年齢を重ねると少しずつ自分の心に変化が現れます。最近は「喜」と「怒」は「表裏一体」ではなく、「一体」、「同じ」、「イコール」に感じることができるようになりました。「哀」と「楽」も同じもの、「愛」も「憎」も一つに感じるようになりました。

対立感情ではなく、一体感情であると言うことです。そうなると結果を気にしないで仕事ができるようになります。余計なことを考えずに生きることができるようになります。
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2017年06月18日

榎本房枝さんの生き方に感動

昨日は大阪市豊能町でとよの就農支援塾第2回目でした。午前8時から農業技術研修です。講師は宮城県三浦農園の三浦徹さんです。

今回は2回目で三浦式低農薬栽培法の定植したミニトマトにカビ病を防ぐ殺菌剤の散布と着果を促進する成長ホルモン噴霧でした(写真上左)。薄く希釈してまんべんなく行き渡るように散布するのがコツだそうです。残留はしないそうです。これで栽培履歴では農薬投与2回にカウントされます。

その後に雑草取りが入っていましたが、私は農産物直売所志野の里を訪問して、出荷されている農産物の種類と売れ行き状況の視察でした。豊能町ふるさとおこし協議会の手作りこんにゃくがあったので全部買ってきました(写真上右)。

それから切畑夢工房にうかがって、今年度契約している農産加工食品開発をどのように進めるかの打ち合わせでした。

この工房は味噌づくりから始まっています。それに加えて瓶詰め商品も製造・販売しています。すべて食品添加物不使用を貫いています(写真下左)。

当社への開発支援要望は特産野菜のヤーコンを活用した商品開発です。ドレッシングやピクルスの要望が強いのでそれを実現化したいと思っています。

午後3時から農業者(経営)セミナーでした。昨日は榎本農園の榎本房枝さんに登場願いました(写真下右)。

菓子専門学校を出てPホテルに入社。当時、女性に職場は開かれていなくて、毎日水か小麦粉を頭から浴びせられるとイジメの日々。

コックが野菜の知識にないホテル業界に失望して、ヨーロッパでバックパッカーをして1年後に帰国。

栃木県那須の会員制リゾートホテルの支配人になり、農家直送野菜を使用したレストランづくりをしてこれが大ヒットします。

その後、お父さんの死を契機に農業の夢捨てがたく、埼玉県の実家で農業を継承してミニトマトに特化した農業を行い、ホテル・レストラン、百貨店への販売を広げていきます。

その苦労と喜びの泣き笑いをしゃべってもらいました。私が近年、聞いた講演の中では出色でした。ひたすら感動しながら聞いていました。

農業は面白いです。私も農業をやりたい気持ちになってきました。農地をどこに求めるか?
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2017年06月17日

食と農の新規参入者は魅力的

昨日はインプラント手術でした。これから固定して歯が入るまでは3ヶ月くらいかかります。

デイム歯科医院には30年もお世話になっています。時々、全国の特産品を送ると先生も歯科衛生士さん達も喜んでくれます。私が送って後にみんなで注文したりしているようで送り甲斐があります。

特に病院の関係者は忙しい上に、毎日クリニックや病院に張り付いてします。こういった地方の特産品は元気付けになるようです。

一昨日は銀座ELも多彩が顔ぶれでした。熊本県玉名市の明るい農村天水社長の嘉永湯世さん、横浜市の潟rジュ社長の大場鉄矢さん、北海道釧路市の麦MUGI社長の岡伸一さんが来店してくれました。

明るい農村天水はかんきつを生産してそれを加工品にして販売しています。

潟rジュは味噌に着目して、さらにそれでドレッシングのような調味料・加工食品の製造販売をしています。

麦MUGIは北海道小麦の戦略品種ゆめちからで製パン業を営んでいます。

この3社の共通点は農業、食品の新規参入組です。明るい農村天水は親会社は物流会社です。傘下に多くのグループ会社を有しています。湯世社長は創業者の娘です。

潟rジュの大場社長は大手損保会社から独立して知的財産権保全の会社です。麦MUGIの岡社長も債権回収、整理会社を経営しています。

3人とも魅力的な人物です。別々にお店にやって来ましたがすっかり打ち解けました。他にもお客様が数名おり、群馬県上野村の上野村農協職員の人もおりました。当社と仲のよい村挙げて農産加工品を製造している村です。

さて私が連携しようと言い出しました。明るい農村天水は河内晩柑の最後の収穫時期で在庫であるそうです。

これをまず上野村農協に送って、ジュースにすることにしました。このJAは清涼飲料水の営業許可を持っています。

次に北海道の麦MUGIに送って河内晩柑入りパンを焼いてもらうことになりました。

潟rジュでは鎌倉野菜レストランで料理に使えないか検討することになりました。併せて銀座ELでもメニュー化ができないか検討することにしました。どんどん輪が広がります。
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2017年06月16日

人生の決断はいつも非情

朝、部屋を出る時、必ずれいらんは追っかけてきます。部屋を一緒に出ようとするのをブロックするのが大変です。

また、夜帰って、扉を開くと必ずれいらんが玄関口にいます。私のキーを差し込む音を聞いて玄関口に走ってくるのか、私がいない時、大半を玄関口で過ごしているのかわかりません。

ただし、確かに言えることはれいらんはこの部屋から出たがっている、あるいは出る機会をうかがっているということです。

一回だけ、こっちの無防備で出たことがあります。私は心臓から火が吹き出すくらい、動転して探し回りました。幸いにしてマンションの配電盤の中にいるのを突き止めて事なきを得ました。

それ以来、れいらんは外界があることを知りました。れいらんにとっての世界は狭いマンションの1Kの世界です。ペットを飼うということは人間の都合でペットにとっては迷惑至極なのだろうといつもれいらんに後ろめたさがあります。

出たいれいらんと出したくない私との日々の知恵比べ、せめぎ合いは続きます。

でも人間も見えない世界に縛られています。鳥巣研二は自由人。そうでしょうか?自分でつくった食と農の世界に縛られています。

その自縄自縛から世界を広げるためにエクセレントローカルの名の下に一般社団法人を設立したり、食と農の交流のレストランを始めました。

新しいビジネスや活動を始めることは現状の世界から抜け出すことです。しかし、現状の生活はしがらみがあります。しがらみを断つことは酷なことでもあります。

時おり、いやいつも人生の決断は非情です。決断できるかどうか?これがチャンスを掴めるかどうかの転機です。

新しい決断をするということは握りしめている手を開き、今持っているものを捨てない限りは新しいものは入ってきません。人生とはそんなものです。
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2017年06月15日

自然とはどういうことなんだろう?

空手の先輩が言っていました。どんな空手の名人も「水を下から上に流すことはできない。地球上のあらゆるものは自然に任せていると上から下に落下する」

初心者の私ごときが言うのは憚れますが、空手も自然の動き、道理に合わせている人、一体化している人が名人なのでしょう。もっと、いうと自然の動き、道理を会得した者が名人になるのでしょう。

でも、「自然」は解釈が難しいですね。人を殺傷する(守るという意味でも)という意味では空手等の武道よりも核爆弾やミサイルの方がはるかに力があります。

では、核兵器やミサイルの発明の行為は人類にとっては「自然」だったのでしょうか?

地球上の人口は70億人と言われており、今世紀中に100億人を超えるそうです。これは「自然」なことなのでしょうか?

100億人の人間を生かすためには人工頭脳やロボットの開発が急がれています。

20世紀の人口の暴発を可能にしたのは食糧の増産です。合成肥料と農薬と大型農機具の開発が増産を人口の増加を可能にしました。そうやってできた農産物を保存する技術で食品加工が発達しました。そこでは保存料と含め食品添加物が大活躍しています。コンビニの弁当、惣菜など入っている食材の種類数よりも使用食品添加物の種類数の方が多いくらいです。

どうしてこんなに食品添加物が必要なのか?日持ちのため?購入者を食中毒から守るため?

この流れは「自然」だったのでしょうか?昨今、当社でいただく加工品は「食品添加物不使用」の製造です(写真上左・上右、下左、下右)。銀座ELでは有機栽培の野菜でつくった煮物やサラダが大人気です。これは「自然」なのか?「不自然」なのか?

「自然」の流れとは一体どういうことをいうのだろう?もっと、もっと、空手に恋しないとだめですね。
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2017年06月14日

首都圏内でそうざいにトライしませんか?

昨日は千葉県松戸市にある公設南部市場に行ってきました。この市場は公設です。昭和40年代に膨張する首都圏の胃袋への食料の供給が目的でつくられました。

元売り(本来の市場機能)は青果棟と鮮魚棟です。それに付随する形で関連棟があります。関連棟は青果・鮮魚以外の精肉、乾物、調味料、包装容器、食品関連衣料や雑貨品の販売をしています。

この関連棟から興ったのが万星食品鰍ナす。この創業会長が佐藤清さんです。関連棟は零細企業が多いので、松戸市総合卸売りセンターという組合をつくっています。そこの会長も佐藤清さんです。

10年以上前に元売りのうちの鮮魚棟が撤退しました。鮮魚のない市場は市場ではありません。それで万星食品が直接鮮魚販売に乗り出しました。

今では生鮮館という名前で精肉・鮮魚・青果を販売しています。市場なので業務用が原則ですが、周辺は上野まで電車で15分の至近距離なので千葉都民がたくさん住んでいます。しかも住宅地の真ん中にあります。建物は老朽化していますが、集客力はすごいですよ。

実は当社はここに加工試作室を持っており、レトルト機を設置しています。

佐藤会長から、「惣菜の製造加工室と売り場を確保したので」と声がかかりました。全国の料理の上手なお母さんに開放したいとのことです。

「会長、借り賃、使用料はただでよいですね?」と確認したら「オーケー」とのこと。

広さは5坪×3室で合計15坪。ガス台5口、オーブン、調理台、調理器具・什器がすべて揃っています。営業許可はそうざい製造業です。

目の前が鮮魚と寿司の売り場です。ここに各地のお母さんが食材を持ち込んで惣菜・料理をつくって販売します。

売上高はすべてお母さんの売上げです。使用期間日数も、運営もすべてお母さんに任せます。また、市場の中にあるので調味料・包装容器・必要食品は自由に買えます。また、佐藤会長は市場内で元気モリモリ食堂もやっており、これも大人気です。

何のために松戸公設市場はただで地方のお母さんに開放するのか?市場の目玉になり、集客に寄与すればよいのです(写真8枚参考)。

どなたか、やる気十分のお母さん、チャレンジしませんか?
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2017年06月13日

農家とのパイプをつくるコツ

昨日、ある中堅の物流会社の幹部がやって来ました。

用件は農水省からの受託で農水産物の輸出促進事業をやっているが、既存の商社ルートが強くてなかなかうまくいかない、現場の行政関連機関から「農業者に強い」ということで当社の名前が挙がるので、農家を紹介していただけないかという相談です。

私は農産物の輸出に冷ややかです。昔いた会社は我が国最大の食品メーカーでしかも多国籍企業です。その味の素をしても食品の輸出はそう簡単なことではない。農水省がやっきになっているのはTPPのような貿易の国家間連携協定ができたら何かしら日本の農水産業も世界に向かっているというアピールをしなければならないからです。

しかし、現実1個600〜700円のりんごのふじが東南アジアで飛ぶように売れるなんて信用できます?

さて、昨日は当社と仲のよい我が国最大規模のフルーツ系原料メーカーの統括者もやってきました。私とは昵懇の間柄です。

用件はかんきつ不足だそうです。特に甘夏系の皮をピールやマーマレードにできる甘夏系が不足だそうです。要はケーキの原料となる系統が不足しているそうです。

私が人様にお礼で贈る「糸島はるか(日向夏と甘夏の自然交配)」や「平戸夏香(日向夏改良品種)」のような品種が不足しているらしいです。

かつ、レモンも不足だそうです。それで、これまた私のご愛顧の三重県紀宝町の「マイヤーレモン(レモンとオレンジの交配種)」を調達したいとのこと。

さらに国内レモンも欲しいということでこれは瀬戸内海の大崎上島のある農家が相当数栽培しています。

両方に電話したら10月から出荷できるとのこと。早速、7月にそのメーカー幹部と訪ねることにしました。

欲しがっているのはそのメーカーなので私は行かなくてもいいのですが、そこが鳥巣研二です。こうやって四半世紀農家とのパイプをつくってきました。

ちょうど、(社)エクセレントローカルも行動開始したのでその設立の主旨も生産者に話そうと思って行くことにしました。

経費がかかりますよね。これをもったいないと思ったら終わりです。でも(社)エクセレントローカルはお金がないので、潟Lースタッフの社長に了解を取ってその経費で行きます。
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2017年06月12日

情報は正確に伝わらないもの

私は他人様に物事を頼む時やお願いする時は人と介することは滅多にしません。自ら会いに行くか、電話するか、手紙を書きます。

なぜなら、情報は人を介するとまず、正確には伝わりません。間に入った人が自分の問題だと思っていないので必ずいい加減な仲立ちをします。

そういった意味では私は人は信用していません。間に入る人が悪意がなくても当事者でない限りは必ず行き違いがあります。

この週末もそんな行き違いは2〜3件ありました。私が直接関与するものではありませんでしたがある商談があり、お互いの電話でのやり取りが直接行われればよかったのに、間に1〜2人入ったため、その間の人に正確な情報が入らず、結局取引の当事者が不信感を抱き、最後は私に愚痴、文句を言ってくるです。いい大人がね。

教えればちゃんとする人もいます。ある製造者からの依頼を私にして来たので相手が本気なのかをちゃんと聞き出してくださいと指示したら、ちゃんと真意をお聞き出して伝えてきました。こんな人の仕事はちゃんとやります。

他によくある不愉快は「インターネットを見れば出てますよ」です。インターネットでたどり着けないからその人間に聞いているのにそんな対応です。たとえ、学歴は高くても人間としては無能です。

相手がどうすれば最終の目的の人にたどり着けるかをそこまでナビゲートするのが本当の紹介です。相手の痛みや困っていることを相手の立場で考えられない。あるいはいつも横柄なので肝心な時に人に物事を頼めない。

私はそういった意味で信用している人間は5人程度(多くても10人以下)しかいません。この5〜10人には間に入ってもらいます。その5〜10人のパイプ以外は自分で当事者に連絡します。

それがうまく行くコツはお世話になった時はお礼状を書くとかメールや電話をするとかして常に良好関係を絶やさないようにしておくことと常に人様からの依頼事を親身にやってあげることです。そうすればこっちが困った時に相手も助けてくれます。
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2017年06月11日

この海を航り切れるか?

潟Lースタッフの代表を降りてからひまになったかというとその反対です。空手もやっているので土日休日もスケジュールが入ります。

給料はキースタッフからもらっているのでかって年間200回の講演・セミナーは減りましたが、それでも講師の仕事は普通の同業者に比べると相変わらず相当の回数です。

夜は体が空いていると銀座ELに行くので遅くまで働いています。

最近、1年間冬眠させておいた一般社団法人エクセレントローカルを動かし始めたら一気に動き出しました。

ありがたいことに私以上にパートナーの理事やクライアントが(社)エクセレントローカルに熱心です。

しかし、仕事をいただくとその企画書書き、現地へ出向いてのプレゼン、仕事が始まると事務処理、お金の出し入れ等経費処理、報告書書き、動いてもらう人への連絡・打ち合わせ等が膨大な時間と作業が必要になります。

(社)エクセレントローカルの理事は地方の人材をということで就任してもらっているので東京在住者が少ないです。

上記に書いた業務を手伝ってくれる人がいません。東京在住理事で大手広告代理店の役員をやっていた友人にやらせるわけにはいきません。かといって正規採用すると一気に人件費がはね上がり、赤字になります。

現状は私がやるので時間を取れる範囲内での活動にならざるを得ません。実際は(社)エクセレントローカルでといただいた仕事も対応し切れなくて潟Lースタッフに回しているのが現状です。といっても潟Lースタッフもフル回転で動いているので何でもかんでもいう訳にはいきません。

潟Lースタッフ社長に頼んで、(社)エクセレントローカル兼務の社員を採用してもらうしかないかなと思っています。

昔、津田沼で起業した頃はすべて自分でやっていました。あの頃に戻ってと自分を奮い立たせているのですが、あの当時は39歳、今は63歳、あの頃は幼子を抱えて生活がかかっていたので、死に物狂いで仕事をしていました。

あの頃の起業は「生活のため、生きるため」、(社)エクセレントローカルは「食と農の夢の実現ため」と多少目的が違いますが、いったん組織が動き出すときれい事では行きません。この海を航り切れるか?
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2017年06月10日

気が付くとみんな負けていた

「虚構をつくりあげた者が勝つ」と何かの本に書いてありました。

食品流通の虚構は「ターゲット」と「消費者ニーズ」です。何も実体のない言葉に「つくる側のメーカー」も「販売する側の流通」も自縄自縛になっています。

その奥にある「低価格大量販売」をカモフラージュするため、あるいは正当化するために使われてきたのかも知れません。

農業がまず衰退しました。加工食品メーカーも台頭した大手小売業の前に買い叩かれ、奴隷化しました。

大手小売業の台頭は併せて小規模商店を消滅させてしまいました。

そしてその大手量販店が絶滅の危機です。我が国の2大小売業は瀕死の状態です。

誰が勝ったのでしょう?農業生産者も食品メーカーも商店も大手小売業も卸売業もみんな負けました。

では、「ターゲット」として、「消費者ニーズ」として神様的存在、錦の御旗であったであった消費者が究極の勝者となったのでしょうか?

高齢社会がやってきて年金暮らしで生活は苦しくなっています。低価格のインスタント食品や食品添加物まみれの加工食品で生活しています。生鮮品も外国産の野菜、精肉、鮮魚ばかりを食べています。

気がつくと消費者も敗者です。すべてが負けてしまった。「ターゲット」も「消費者ニーズ」も大量消費社会の虚構でした。全員負けた総括をする必要がありますね。

全員が勝つためのしくみをつくらなければなりません。そのためにはどうしたらよいのか?誰かが新たな虚構を考え出すのか?

キーワードは「一体化」?農業生産者ー加工製造者ー小売業者・飲食業者ー消費者の「一体化」。「対立」の虚構の否定?

あるいは海彦山彦以前の自給自足のへの回帰?答えはそんなところにあるのでしょうか?生産者から消費者に向かった→(矢印)が消費者から農業生産への→(矢印)に逆向きになるのか?

よくわかりませんね。難しい。でもパラダイムシフトは確実に起こっています。
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2017年06月09日

酒はお客として飲むのが一番

今週は月曜日から水曜日まで、福島県、青森県に出張していました。当然、出張先で夜は会食になります。

東京にいる時は夜銀座ELに行きます。当然、お客様の接客をします。こっちは仕事です。

この出張3日間の会食は実に楽しかったです。夜な夜な美女に囲まれて幸せですなとトゲのある?ご忠告をいただくこともありますがそれだけではないようです。

しみじみ思うのは自分がお客様になってお酒や食事するのが一番楽しいです。しかも無目的で気心の知れた仲間と好きな食べ物を食べながら、とりとめのない話題に興じながら好きなお酒を好きなだけ飲む。これが一番最高です。さらに翌朝の起床時間ことは考えないよいというのが至福です。

そんなお店づくりを思っているのですが。銀座ELに行くとついつい仕事をしてしまいます。もちろん、客として行く日も多く、お金も一般のお客様と同じように支払っているのです、やっぱり銀座ELでは客になれません。

向こうのテーブルのお客様のお酒が切れていないか、料理は待たせないタイミングでちゃんと出ているか、お客様はくつろいでいただいているか等頭の中は仕事になってしまいます。

前者と後者では何が違うか?最大は後の疲れ方です。客として外のお店で飲んでいる時はかなり飲んでも翌朝まず二日酔いしていることはありません。それに対して銀座ELに行った翌朝は起床するのが辛いほど疲労しています。この差です。

当然のことですね。お客様を差し置いて、お金をいただくこっち側がお客様になってしまってはいけません。銀座ELは私の職場です。職場でお酒を飲んで酔っぱらっていい気分になったらそれこそ本末転倒です。

飲食店主は酒も料理も楽しみたければ他の馴染みのお店に行った方がよいです。

マルイチになって自分の食事に困るのでそのためにレストラン経営を始めましたが、それがビジネスになった途端に目的が変わるということです。
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