2022年01月25日

無意識に体と頭が動くように

プロは身体で身に付けていることを売って生計を立てています。その身に付けている技術や技法やノウハウ等を必要とする人に提供することでお金をいただきます。

その身に付いていることは長年の精進・努力を重ねることをレベルアップします。人間生まれた時から身に付いているものはわざわざそれを人様に教えてもらわなくてもできるのでお金にはなりません。空手もそうです。私はできないので先生について稽古・修行をしています。

プロには技術・ノウハウは体に染み付いています。例えば空手でも名人は自由に自然に体が動きます。いちいち次は手を引いて、反対側の手で撃って、腰はこうやってと思ってやっていません。無意識のうちにできる体になっています。何も考えなくても自然に体が動く、これがプロです。

仕事でも例えばマーケティング調査をするにしても何を調査して、何を検証するか?そのためにはどんな仮説を立てるか?どんなサンプルを用意し、どんな質問用紙にするか?

質問用紙も記入が多いと回答者はめんどくさがるので、選択式にしよう。そっちの方がこっちも集計が楽だ等限りなく必要なものが頭の中から湧いて来ます。これがノウハウであり、技術です。

最初からできません。私の場合は中小企業診断士を取得して当時の中小企業事業団(現中小機構)中小企業大学校で中小企業診断士資格取得1年コースの生徒を連れて商店街診断、商店診断、飲食店診断、製造業診断を教えることで身に付けました。

生徒7〜8名で班を編成して、最初はこっちも新米中小診断士なので生徒と一緒に調査現場に入り、1〜2週間かけて調査をして経営診断書を仕上げます。年間多い時は5事業者・商店街をやりました。それを駆け出しから10年以上、50歳過ぎまでやりました。多分、数えたことはないですが50回以上は経験しています。これでマーケティング調査が自然と身に付きました。

今年度は農水省事業を受託している仕事は現場のマーケティング調査が必要です。新商品や試作品のイベントの出展は意外と準備をきちんとすれば手間がかかないものですが、マーケティング調査はある目的・仮説の検証のためにやるので「真剣勝負」の要素が多くてノウハウ・技術が必要です。

それを当社は4名体制を編成してやっています。2月にコロナが緩めばずっとこの調査に掛かり切りになります。そして3月中までに分析して、それに基づいてストーリー・シナリオを書いて提案・納品になります。

当社スタッフは初めて経験します。私は久しぶりに中小企業大学校指導員時代を思い出しました。何も知らない未経験者にどう教えるか?第1日目はやって見せるしかありません。2日目からはスタッフにやらせて徐々に現場を体験させる。それを何回も繰り返す。こうやればやる気さえあれば若い人はすぐできるようになります。

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2022年01月24日

後継者引継ぎはうまく行っている

人間の欠点は無数にあります。鳥巣研二の欠点も無数にあります。私の場合は一番は心配性であることです。要は気が小さい。それにあがるタイプ。異常に緊張する。それと頭が悪い。それで受験も2浪の末に志望校に入れなかった。そのコンプレックスが今での底流にあります。

また、いきなり怒り出す。これも欠点ですね。これまた気が小さいので怒り出すんでしょうね。これで会社も要らぬ敵をつくって途中でクビでした。それであちこちで自分が陰で悪口を言われているのも耳に入ります。要は「鳥巣研二は敵が多い」評価です。

最近、人に忠告・指摘されるのの1番は「当社の後継者引継ぎがうまく行っていない」です。槍玉に上がっているのは私と社長と副社長の3名なのでしょう。

何を以て「うまく行っていない」と人は言うかと聞くと「私がイライラしている」からだそうです。私がイライラしているのはコロナで会社の危機が来て、現在、自分が前面に立って営業をしている最中です。

おかげさまで仕事が増えて来たのでその活動で超多忙でイライラしているのが本当です。しかもこれらの仕事を若いスタッフができるように教えながら活動しており、それで土・日・祭日、朝も夜もない生活です。私のイライラは私の能力のキャパが原因で社長・副社長との引き継ぎ等は関係ありません。

次の後継者引き継ぎがうまく行っていない指摘は話が前後しますが、私が「会社が倒産する」とあちこちで言うことに起因しているようです。しかし、会社は潰れないと思っている人の方がおかしいです。

コロナでどんなに経済活動が止まっても痛くも痒くもないのは大企業の社員、公務員、専業主婦、年金生活の老人、あとは生活保護を受けている人々等です。この人達は倒産というのが理解できない世界にいる人たちです。でも実際は国民の半数以上が働かないと食えない人々です。倒産との背中合わせなのは事実です。

私にわが社の倒産を心配してくれるのなら当社に仕事を持って来て欲しいです。しかし、私にそれを忠告する人たちはこっち(当社)がその人達に仕事をお願いしている、平たく言うとうちが仕事を出している人達です。そんなことを言われる筋合いはないと思います。

ではうちの後継者育成がうまく行っているかどうか?3ヶ所あった会社機能を新たなこのビルに集約、1本化して1・2階を食品加工場にしたのは現社長の功績です。その加工場が噂が噂を呼んで仕事の依頼が殺到しています。

また、当社プロパー仕事の役所や商工会からの仕事は副社長が細かく対応して今年度、来年度も確実に増えています。何を以て後継者引継ぎに失敗していると言うのか?



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2022年01月23日

人生は死ぬまで明日の準備

いつもそこにあるのものがなくなった時は人間は戸惑います。私のように出張が多いと数日ぶりに部屋に帰るとちゃんと電気は点くだろうか?と不安になります。あるいはいつも使っている小銭入れや眼鏡ケースが見当たらない時も動揺します。

1.いつもその状態で当たり前のことが異常を来たした時に人間は動揺します。「日常」は「正常」と思っているのは過信かも知れません。

2.困難が予想されるものに直面される時は予め心の準備・覚悟をするので強い心で立ち向かえます、あるいは受けて立てます。

3.これをやれば自分が新しいステップに行ける、お金儲けができる、社会的地位が上がる要は出世が目の前にぶら下がっている時はさらに奮励努力できます。

上記の3つでどの状況が一番頑張れるか?もちろん、3番目です。出世物語の主人公になれる願ってもないチャンスですから。

ではコロナ騒動はどれでしょうか?1番目です。通常の生活にいきなりコロナが侵入してきました。それで驚天動地の大騒ぎが始まり、まだ続いています。

これが解決したら平常に戻れるか?戻れると思っている人は相当に愚か者で、怠け者です。この2年間の損失を返済する膨大な年月が待ち構えています。その負担がこれから我々に襲い掛かります。それを思うと眠れない人も多いはずです。

大半の人はもうあの疫病で死ぬ人もいなくなったのでそろそろ損失回復生活・行動に移りたいはずです。それに水差すような政治が行われています。日本の政治家が世界で一番愚かであることを露呈しています。

人生は準備です。準備をしている時が一番楽しいです。明日の行動と風景を描きながらピクニックの準備をしている時が一番楽しいです。仕事もそうです。8割は準備・段取りです。それが万全であれば心穏やかにその時を待てます。

また、準備の中から知恵や工夫や企画や解決策が浮かびます。準備の時間が一番人間を成長させ、進歩させます。みんなそうです。それをこの国の指導者たちは国民から奪っています。

この疫病が去っても、生活の中で共存してもこのレベルの政治家達が政治家である限り、この国の明日はないと思います。せめて我々は自力で明日の準備をしましょう。死ぬ日も明日の準備を終えて死にましょう。
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2022年01月22日

除雪が下手になっている何故?

昨日は山形県のある村を訪問しました。山形新幹線は大雪で遅れが発生していると聞いていましたが、まさにそれにぶつかりました。終点の新庄まで通常は東京から4時間の所要時間です。

それが米沢を通過した頃から停車が増え、ついには高畑で2時間停車してしまいました。空は快晴、実に澄み切った青空なのに?もっと先の地域に昨日大雪が降り、その除雪作業に「思わぬ」時間を要していることのこと。

車内で我慢で過ごしてようやく動き出したら、新庄行きが山形止まりになってしまい、山形で降りて、後続の新庄行きを待ち、7時間かかって新庄駅に着きました。

久しぶりの新庄です。10数年前にこの新庄駅で乗り換えて在来線で秋田県湯沢市まで仕事でよく行っていました。その時も雪が多かったのを覚えています。しかし、雪の中を掻き分け、ぐいぐいと力強く進む列車に感動したものです。このブログに北国の頼もしい雪列車の勇姿を書きました。

太平洋側や西日本の交通機関は台風や降雨でよく止まります。それに対して北国の列車の勇ましさに感動しました。しかし、昨日はがっかりしました。雪国の電車が雪で立ち往生するなんて。何か、情けないです。

北国は昔はよく夜中に大雪が降ると翌日のために夜中のうちに除雪車が出て終夜、雪掻きをしていました。そして翌朝は一番列車から通常に運行していました。それが、今は昨夜、降った雪の雪掻きをダイヤが一番混んでいる翌日の昼間にやっています。

推測ですがこの雪掻きも多分JR東日本から業者への外注なのでしょう。豪雪地域に雪掻き業者がいなくなっている。10数年前の頃に活躍していた雪掻き業者も高齢化して廃業してしまったのでは?そうなのかどうかわかりませんが雪掻き1つ取っても地方が壊れて行くのが見えます。

その後、新庄駅で迎えに来てくれた人のクルマに載せていただきました。除雪の話を持ち出したら、その通りだそうです。除雪する人がいない、また除雪業者も除雪作業が下手になっている。昔はクルマが事故を起こさないよう見事な除雪が行われていたが、今はそんな業者がいなくなったとのこと。そして若者はそんな過酷な仕事に就かなくなっている。

私は昭和53年から55年まで2年間新入社員の頃に豪雪地域秋田勤務をしていました。駆け出しの営業だったので毎日秋田県内を北から南まで自己運転しながら仕事をしていました。運転免許は大学4年の時に取得したばかりの新米ドライバーでした。

それでも2年間大豪雪地域で冬の期間、事故も起こさずに乗り切れたのは「除雪作業者のおかげだったんだな」と半世紀近く前を振り返り、感慨深いものを感じました。確実に地方が壊れています。

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2022年01月21日

当社の業務内容が仲々伝わらない

当社は農家や食関連事業者が自分たちが栽培した作物や地域にある農産物で農産加工品を製造開発するお手伝いをしています。他に日本全国こんな会社はないのでなかなか人様に業務内容を理解してもらえません。特に地方自治体の仕事を受けようとする時に業務内容が伝わらずに苦労します。

公共関係の仕事ばかりではなく、民間企業、特に食品メーカーや食品流通の仕事もしたらとよく言われます。しかし、創業して30年近くにもなるのに食品メーカーや食品流通業からお金をいただくことはありません。

世の中の食関連のコンサルはたいていが食品メーカーや流通業からお金をいただきます。顧問的な存在でそういった企業に入っています。

過去に依頼されてそういった契約したこともありましたが長続きしません。なぜか?そういったコンサルの仕事はアドバイスです。要は横から口を出す人です。責任がありません。できもしない立派なことを顧問先社長の隣で言っていれば月10万円くらいのコンサルフィーをくれます。これじゃつまらない。

最近、若手を中心に食と農のコンサルが増えましたが、この人たちもそうです。アドバイザーです。最近は特に「ブランディング」という言葉を使うコンサルが増えました。何をしているか?ロゴを考えたり、デザインに口を出したり、パッケージに口を出したりです。素人仕事です。

当社は商品開発する時はある原料農産物からそれを販売できる加工食品に仕上げる商品開発までやります。そのために社内に食品加工場を有しており、営業許可も取得しています。パッケージデザインのデザイナーもおります。容器開発もデザインもできます。要はフルファンクションの会社です。それがなかなか地方自治体に伝わりません。

では販路開拓は?これは当社はスーパーでも小売りでもありません。販売活動はしていません。しかし、多くの流通バイヤーとのパイプはあり、販路開拓を頼まれたら親しいバイヤーにお願いします。

地方の生産者が望む流通とは田舎の誰でもが知っている大手百貨店や大手量販店や大手コンビニチェーン本部です。そこのバイヤーに商品評価してもらうことは可能ですが、そこで販売してもらうことは不可能です。彼らが必要とする量とこっち側の供給できる量は違います。

私は「まず自分で売りなさい」と言います。加工場の前に並べて売ってもいいし、予約注文を受けて販売してもいいです。次は「近くの道の駅、農産物直売所で売りなさい」と言います。それである程度は売れます。

次は?それが見つかりません。最近、こだわりスーパーが人気です。栽培からこだわった原料を使い、それを食品添加物等を使用しないでなるべく手作り工程を大切にして作られた食品を欲しがっています。こういったところは店舗数が5店前後というところが多く、供給側のサイズに合っています。

また、都会の小規模スーパーで生き残っているところは大手が品揃えしていない地方の農産加工品を欲しがっています。そういったところは当社の存在を認めてくれます。取り扱えそうな商品を紹介して欲しいと言ってきます。ここの規模のスーパーが今後の売り先として期待が持てそうです。
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2022年01月20日

どんなお客様に買って欲しいか

昨日に続いてアワードの話を書きます。選考・審査した上で与えられる賞をアワードというそうです。まあ、イベントの最終クライマックスにその式典はあり、応募した作品の中から大賞やそれぞれの部門賞が選ばれます。

たくさんの応募を募るので1次審査があり、それを通過して最終審査が行われる場合が一般的です。その場合、1次審査は100いや1,000以上の応募があると大体、書類審査になる場合が多いです。

最終審査商品はせいぜい30〜50、多くて100以内です。それ以外は書類審査ではねられます。書類審査の書類に記入するのは大体決まっています。ターゲットに始まり、商品コンセプト、商品ストーリー、差別化のポイント、販売チャネル等です。ここで片仮名が並ぶのはこの箇所はマーケティングに関する記入項だからです。

それから次は商品写真やブランド、商品名、ロゴ等を記入して最後に中身について書きます。中身は一括表示で義務付けられている製造者や原材料名や賞味期限等さらには容量と価格です。味の特長については上項の「差別化のポイント」で書くケースが多いです。

1次審査で書類審査で行う場合が多いので審査員の眼が行くのは「商品コンセプト」、「商品ストーリー」、「特長(差別化のポイント)」です。特に最近は「商品ストーリー」ブームなので「商品ストーリー」が奇抜だったり、魅力的だったりすると1次審査を通過します。

次は最終審査です。ここまで来ると商品数も減るので審査員は試食審査もします。食べて美味しいか?です。ここで「商品ストーリー」は素敵なのに商品の完成度が低い、要はまずいというのが結構数含まれています。

その審査の結果、大賞や部門賞を取るのはストーリーが奇抜・魅力的で、かつ味は審査員の大半が「まあ美味しい」と評価したものです。個性的で、世の中に比べるものがない、あるいは好き嫌いの激しい商品がグランプリを取ることはまずありません。民主主義とはそういうものです。

私は1次審査で落選したものを食べる機会等恵まれることがあります。美味しい、これは売れると思うものも多く含まれています。どうして1次審査で落ちたの?「商品ストーリー」、「特長(差別化のポイント)」の書き方が下手というよりも一般的で当たり障りのないことしか書いていない。これでは審査員の心は掴めない。

でも、実際大事なのはアワードよりも実際のビジネスです。ビジネスはお客様の心を掴めばよいのです。口下手でも、「食えばわかる」方式でもお客様が魅力的で美味しいと感じてくれたら買ってくれます。それでいいのです。

だから、常に自分は「どんなお客様に買って欲しいか」を常に考えて、行動・活動することです。そうすればあなたを評価するお客様は必ず目の前に現れます。ちなみにターゲットとは「どんなお客様に買って欲しいか」なのですよ。そう思えば「商品コンセプト」、「商品ストーリー」、「特長(差別化のポイント)」も続けて書けるでしょう。




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2022年01月19日

形が変わっても魂は同じ

当社がある県でお手伝いしている加工食品(フード)アワードの応募商品を見ていると私がこの世界に入った頃から開発商品がずいぶん変わったと思います。

地域の加工特産品は栄養改善事業や食生活改善事業から始まっています。当時はみそや漬物は家庭でつくっていましたが、塩分が高く、それが高血圧や脳梗塞の原因になり、健康を損なう、正しい栄養機能を知り、それで農村の農家の食卓を健康的で豊かにしようという目的です。

私がこの世界に入った時は私の母親世代が中心でした。そしてそれは最近まで続きます。みそや漬物や惣菜が道の駅や農産物直売所で人気になった頃からこの世界が商業ベースのものになって来ます。要は売れる農産加工品づくりです。

あれから30年が経ちました。最近の「フードアワード」に応募する商品が大きく変わっています。何が変わったか?お母さんたちが消えました。どこにいるのか?地方に行けばちゃんと商品づくりをしています。ある程度ビジネスになり、地域に定着しています。

しかし、廃業も多いです。後継者がいない。グループで活躍しているところもほぼ同い年なので一緒に歳を取り辞めて行きます。

最近は若い人や非農家の生活者の応募が増えています。商品もたいていが「スイーツ」か「健康機能を持つ(体によい)食品」です。また、開発商品のヒントをコンビニ、洋菓子店、テレビの話題をヒントにしているのが多いです。

新小学校に入る子供たちの調査で「女の子が将来なりたい職業」1位はケーキ屋・パン屋です。何と4人に1人がケーキ屋・パン屋さん志望です。これに5位のアイスクリーム屋を加えると何と女の子の3人に1人食べ物屋さんになりたいそうです。嬉しい限りですね。

反面、我々世代の時代のように大手食品・菓子・飲料メーカーのテレビコマーシャルのブームになったような大ヒット商品をマネたいと言うのはほとんどありません。

また、健康感度のよい、特に大人の女子が健康機能に留意した加工食品を開発する例も増えています。発想は「自分が食べたい食品」です。しかもここでも簡単料理(ラストワンオーブン、レンジ)、あるいはそのまま食べられる食品です。

健康食品もテレビショッピングでやっているようなある機能だけを大げさに強調する商品はありません。トータル的にバランスの取れた地味目の商品が多いです。そういう意味では当初の「栄養改善事業」や「食生活改善事業」のスピリッツ、コンセプトは生きています。

共通しているのは「地域の原料を使用している」です。「この地域の原料の農産物を使用しています」だけでは売れません。商品のプレゼン時・販売時のストーリーに地域の農産物との自然な納得の行く関連性・相乗効果があれば売れる商品になるようです。
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2022年01月18日

糸島の加工食品は見直した

ふるさと納税は相変わらず人気があるようです。どうして12月になるとFB等にふるさと納税の広告が出るのか?所得税年末調整の締め切りが12月末だからです。

この間に1年間ふるさと納税して納税証明書をもらい、翌年3月の確定申告に反映されて、通常住んでいる市町村への地方税が減額されるというものです。

私は千葉県佐倉市に住民票があり、家もあります。だから地方税は30年以上も佐倉市に収めていますが、それでよいと思っていました。しかし、ふるさと納税返礼品が1大マーケットを形成して、ヒート(ヒートは終わり、定着?)しているのでいっぺんやって見ようと思い、限度額の7割程度をふるさとの糸島市にしました。

目的は私にとっては仕事の一環で返礼品の種類や魅力や質の市場調査です。担当は私がすると昔から知っている事業者の商品を選んでしまうので当社スタッフ1人に任せ、どうせ自分一人では食べ切れないので、当社スタッフ全員に食べたいものを注文してよいということでやりました。

糸島に大した食品加工場はないと頭から思っているふしがあります。よい食品加工メーカーつまり白糸酒造や福吉水産やいとしまミルクプラント等は私の友人でそこからはふるさと納税関係なしにいつも買っています。

また、日本一の農産物直売所「伊都菜彩」も農水産物と花きはすごいですが、加工品は全国を回っている私から見ると大したことありません。実際に売り場もスペースが小さいし、糸島というよりも博多から引っ越して来た人が趣味程度にやっているものが多く、それに「糸島」の名前をとってつけたレベルです。

ふるさと納税もそのレベルだろうと思ってましたが、裏切られました。素晴らしいです。特に当社スタッフに欲しいものを選ばせましたが、それがいったんは会社に来ます。見ているといやいや素晴らしい、試食するともっと素晴らしい。

人気の地域には全国からクラフトマン(職人)が集まるのですね。チーズも北海道鶴居村で修業した人が糸島に移住してやってますが、美味しいチーズです。こういった人は通常、農産物直売所には出さないのがわかりました。だから伊都菜彩に並んでいない。

クラフト時代の到来です。地ビールからクラフトビールになり、盛況です。クラフトジンという言葉も聞きます。アメリカの大量生産規格大量生産の時代が終わっています。やっぱりヨーロッパに戻っています。

私は海外嫌いで行きませんが、ヨーロッパ特にフランスやスペイン・イタリアは好きです。そこには本物の料理人がおり、クラフトもいます。日本にもいます。江戸260年のクラフト魂は生きています。コロナ後、地域〇〇〇協力隊よりもそんなクラフトが移住してくる町村になれば地方復活です。
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2022年01月17日

鼻うがいは気持ちがよい

ネットの情報は嘘が多くてほとんど信じられないと昨日書きましたが、世界中の人間の半分以上はこの情報で操作されていると言っても過言ではありません。第1次情報の提供者であるメディアでさえ、ネットの情報を横流ししています。人が収集した情報を流すのは2次情報なのに。

そんな中でネットであるドクターが「鼻うがいをすればPCR検査で陽性にならない」と書いてありました。PCR検査、これまた世界に冠たるいい加減検査ですが。

それではなく「鼻うがい」に眼が行き、早速やって見ました。重曹を体温程度の温度の水に溶かして、鼻から入れると鼻から口の中にぽたぽた重曹水が落ちて来る。これが鼻うがいと書いてあります。

当初は誰もそうでしょうが「鼻につんと来るのでは」と警戒しますが、やって見ると実に気持ちがよいのと鼻の中がすっきり爽やかになります。ついつい、毎日の習慣になりそうです。

しかし、出張した時にこの重曹水をどうやってホテルでつくるか?重曹の白い粉を持ち込むと飛行場の検査で何か言われそうだし。ちょっと考えます。久々、ネットもいいことも書いているなと思いました。

昨年の今頃、正月明けは「会社が潰れる」とマジに思いました。1つ行政から提案いただいた仕事を抱えて可能性のある自治体を回りました。今、考えると先方もよく知っている担当者とはいえ、よく会ってくれたなと思います。

おかげさまで1年経ちましたが、会社は潰れていません。11月に会社と私の銀行預金がゼロになるという事態が起こりましたが、それも回避できました。金欠は続いていますが、支払いで人様に迷惑をかけることはありません。

今年はどうか?依然、暗夜を歩いています。先にぼんやり明かりが見えたかなと思うとまた消えます。精神的にしんどいです。しかし、何か、自分が落ち着いています。

今年の仕事は仕込みは現段階でできることは全部やりました。受注できるかどうかは4月以降でないとわかりませんがでまあ打つ手は打ったし、順調に来れば、今年も会社は継続できそうなので今のところは満足です。

それに3月までに今年度の報告書を書かなければなりません。それも今年度、苦境の中、若手を現地に何回も伴ったので若手が育って来ました。「最後は自分でやる」という覚悟でやっていますが、若手の成長は私への思わぬプレゼントです。

それで鼻うがいの実験と効果を楽しんでいるわけです。
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2022年01月16日

クルマを売って農を滅ぼす

昔、農産物が中国からの輸入品がスーパーを席巻した時代がありました。飛行機で運べば国内をトラック輸送するよりも早く着き新鮮だというようなことでした。これについては農薬等の問題から野菜は必ず産地表示することになり、今は生鮮野菜はほぼ国内産です。

しかし、加工食品の原料については価格の安さからもその後も中国製造品が販売されていましたが、毒入り餃子事件からほぼ中国製造が姿を消しました。これで中国生産品、中国製造品は日本のマーケットから消えました。

この戦いは日本対中国とばかり思っていましたが最近、私の認識が間違っていたのでは?と思うようになりました。日本市場で中国が駆逐されたのはアメリカの戦略だったのでは?

現在、日本の生鮮野菜はほぼ国内産ですが、その農薬や肥料の大半はアメリカ産です。また、加工食品のパン、豆腐、うどん、中華麺、食用油、納豆等はほとんどアメリカ産の大豆や小麦です。馴染みのカップヌードルもチキンラーメン等の即席めんはほぼ海外産小麦です。

中国産が消えてアメリカ産が残った?でも誰もアメリカ産を批判しません、言われるままにアメリカ産の家畜の餌並みの農産物を買っています。農産物だけならまだしもやばい農薬や肥料までも。不思議。これが世界的な食糧戦略なのでしょうね。「クルマを売るために食料を買わされている」という人もいます。

スーパーでは味噌はあまり売れませんが、道の駅や農産物直売所の加工グループのお母さんの味噌は超人気があります。原料は地元産100%、かつ自家製だからです。

パンも大手パンメーカーのパンの原料は海外産小麦。しかしベーカリーや道の駅や農産物直売所のお店さらには最近起業したカフェ等では国内産小麦を使ったパンやクッキー・ケーキが並ぶようになりました。

中国は豊かになり、日本に農産物を売る必要がなくなりました。また、自動車産業も下火になり、トヨタの尻に火がついたのでアメリカも「クルマを買って食料を売る」論理が通用しなくなりました。

今こそ、国内産の農産物が政治に巻き込まれることなく、自分の農法で自分の食べたいものをつくれる時代が来ました。

あとは食品衛生法、特に食品営業許可、HACCPなど保健所に相談してもまともに答えられないわけのわからない法律の簡素化です。加工食品のわからない、加工食品など一度もつくったことのない学者や有識者を集めて法改正するのでますます矛盾した法律になっています。

まさか、これもアメリカの圧力とまでは思いませんが。


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2022年01月15日

トップの人脈を継承した企業は生き残る

これまでも何回か書いていますが、企業活動を続けて行くうえ(仕事を受注し続けるために)で大事な4要素があります。1つはお金(資金)、2つ目は仕事そのもの、3つ目は情報、4つ目は人脈だと私は思っています。

このコロナ騒ぎで一番急を要したのはお金でした。2つ目の仕事そのものがなくなり、急場をしのぐためには存続していくための資金が必要でした。もちろん、国からの緊急支出もあり、多くの事業体は屍にならない程度でここまで来ました。

ここでこの騒動が収まるともう国はお金はくれないので仕事を自力で新しく創らなければなりません。この騒動以前はみんなそうやって生き延びて来ていたのですが、ここ2年の活動厳禁で闘うことを忘れた事業者や引退した事業者もたくさんあります。

さてこれから自力で歩くために、新たに仕事を受注するためには必要なのは3つ目の情報と4つ目の人脈の活用が必要です。

しかし、仕事に関する情報を得ることは大切ですが、特に情報はかなりいい加減で嘘情報も多いです。オンライン会議もいいですが画面を通して人間の心までは読めません。画面に映っただけで自分はタレントになったと勘違いして陶酔している人もたくさんいます。

また、人類の情報収集の1位になってしまった感のインターネット上の公開(誰でも入手できる)情報は怪しいものが大半で、かつ情報の真贋も嘘、偽物が横行しています。ネットからの情報を真に受けたり、その中身を正しいと思うことは相当に危険です。怒られるかも知れませんが9割は眉唾ものです。

4番目の人脈。これが一番頼りになります。しかし、これも2つあり、近づいて来る詐欺も相当にいます。真の親友はそんなうまい話を持って来ません。それ抜きなのでお互い信頼感があるのだから。

でも、究極はその人が長く培った人脈が一番頼りになり、ありがたいです。会社の社長が交代する時、社長交代は社内のことかと思っていたら大間違いです。

トップの交代は社外の利害関係者にとっても大変出来事です。新社長になっても今まで通りの関係を保てるか?大事件です。よく昔、将軍のようなトップが変わるとお祝いの品を持たせて使いを派遣したのはそのためです。

逆に言うと経営のトップになるということは前政権の利害関係者を安堵させることも必要です。前政権の人脈をそのまま認め、そして自分のカラーを出していく。それが大切です。

コロナ以後、多くの会社のトップが代わり、多くの企業が潰れるでしょう。その時にトップの人脈の継承に成功した企業は生き残ると思います。
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2022年01月14日

新商品は新顧客しか評価できない

昨日は当社が委託してやっている農水省の中山間地域農業対策事業である村を訪ねました。ちょうど開始してから真ん中を過ぎ、後半に入ったので着地のすり合わせでした。

仕事は期限ぎりぎり滑り込みセーフタイプの人もいますが私はその仕事の仕方は大嫌いです。仕事は発注者と受注者が共同で完成させていくものです。仕事の途中も頻繁にコミュニケーションしていないといいものはできません。

「私は最後の追い込みに強い」なんてうそぶいているコンサルや企画会社などまったく信用していません。たまたま何かで過去に滑り込みセーフになっただけであって女神はそう何度も微笑みません。「準備」と「先行」に勝るものはありません。

昨日は発注者役場の担当者も私と同じタイプで快く着地への会議を設定してくれ、自分の考え、村の方針もしっかり我々に伝えてくれました。

当社が地方に提案する時に最大の強みは商品開発です。しかも会社自体がそうざい業・密封包装食品製造業・菓子製造業の営業許可を持っています。当社で開発した商品は販売できます。

昨日、この村で新作物で推進しているまこもだけと新しょうがの加工品を持参しました。開発したのは当社の20歳代半ばの女子です。実は忙しくて私も事前に味見をしていませんでした。

前回「エッジの効いた新商品を」担当の役場職員から要望があり、彼女はそれを登場させました。するとこの事業の担当課(観光農林推進課)の職員はこれまた20〜30歳代の女子が主流です。村長の方針でこれからこの村を担う産業は観光と農業であり、ここに若いスタッフ編成を行っているそうです。

この方々が試食してくれて評価してくれました。うちの担当者と評価してくれた役場担当課の職員の波長がぴったり合っていました。はっきり言って当社が審査・評価をお願いする大手流通の社員とは評価が全く違います。大手流通自体が世の中心購買層から既に見放された存在であることを改めで認識しました。

これは私の時代の終わりでもあります。昨日の当社スタッフ達も評価してくれた先方の職員さん達も私の子供世代よりもっと年下です。我々が農家のお母さんたちと開発して来た商品がたそがれを迎えているのを目の当たりにしました。新しい商品は新しい顧客に評価してもらわないと価値がありません。当社の若返り戦略は間違っていません。
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2022年01月13日

怒るのは自分の器の小ささ

当社のスタッフはみんな体力があります。こんな体力のあるスタッフばかりの会社は世にないのでは?と思うほどみんなタフです。それぞれ出勤時間は様々ですが、まず病欠がいません。年齢が30歳前後は主流なので体力があるのかも知れませんがとにかくみんなタフです。

昨日、一緒に出張していたスタッフと早朝に東京も戻るのでフロントの前で待ち合わせしていたら時間になっても部屋から下りて来ません。日頃そんなことは一度もないスタッフなので心配していたら10分遅れで下りて来ました。

目ざましも気づかないくらい爆睡していたようです。超多忙で相当に疲れているなと思いました。飛行機の中でも爆睡していました。かく言う私も老人ながらフライト中の睡眠が増えました。眠っている時は同じように爆睡です。

おかげ様で現在たくさんの仕事をいただき、スタッフみんな大忙しです。若手が伸びて来たので私も仕事のやり方を変えつつあります。もちろん自分でも仕事をしますが「やり方を教える」方式を重視することにしました。

言うは簡単、行うは至難です。過去にそう思ってやって来ましたが失敗して来ました。やはり一人で起業しているので心のどこかに自分しか信じていないところがあります。

この点が私というよりも会社の限界になっています。いや限界というよりも障害です。成長を妨げるのは障害です。やり方を変えるならみんな忙しい今が一番よいです。

教える時の一番の肝要は「怒らない」ことです。これに尽きます。怒りは鳥巣研二の器の小ささ、限界です。怒らないで教えないと人はついて来ません。怒るのはスタッフに能力がないのではなく、教えている自分に能力がないからです。

「教える」と「自分でやる」の相反する逡巡を長い年月繰り返しています。私にも残された年月が迫って来ました。「怒らないで教える」方法を確立しない限り、会社を存続させる手立てはありません。

スタッフたちはもう育っているのかも知れません。子供が幼い頃、1週間くらい出張して帰ると「おかえり」と迎えてくれる子供がたった1週間でこんなに成長するものかと目を見張った体験はありませんか。私は今その嬉しいところにいるのかも知れません。

あとはスタッフたちの話に耳を傾けることでしょうね。人の話を遮ってまくし立てているようではやっぱり鳥巣研二は器が小さい。
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2022年01月12日

農業と物流が花形になる日

昨日のひなたMBAフードビジネス部門人材育成プログラムプロフェッショナルコースは(株)ミヤマプロジェクトのミヤマ社長にお願いしました。深山氏は大手食品メーカー5社が出資する物流会社の社長をしていました。昨年、退任して食品物流コンサル会社を立ち上げました。

食品物流の世界の話をしていただきました。東日本大地震のような災害に備えて例えば物流会社がトラック便の太平洋側ルートに加え、一部は日本海海運での輸送を確保しておくそうです。なぜなら災害が起きた時に備え、あらゆるライフラインを利用するため、非常時に備えて通常では必要ない手段も確保するそうです。

また物流業界の最大の危機はドライバー不足です。物流業界で例えばトラック運送事業者はトラック保有台数が20台以下の小規模事業所が約8割を占め、給料が安い、労働条件が悪い等で慢性的な欠員状態です。

総市場規模が25兆円で外食産業と並ぶ市場を有するも労働条件が悪く、平均年齢が50歳で若い人が来ない業界の典型です。そのために@倉庫(荷受け、荷捌き、出荷)の効率化、システム化→機械化、ロボティックスが必要。

Aドライバーの確保、共同物流による一台当たりの効率化、仕組み化さらにはさらには(無人)運転の実用化、法対応。B人財確保・拡大、若い人財に焦点を合わせたリクルート、待遇改善・労働環境の改善→いつまでも健康で長く働ける(乗務)できる環境整備が急務と言います。

食品業界でバリューチェーンという言葉があります。原料の農産物が最終加工食品になってお客様のところに届くまでの中の構成員(関わり合う者)です。その中で人気がなく衰退している業種は2つです。農業とこの物流業界です。

この2つが衰退産業であるのは誰もが認めるところです。この構成員の主役(花形)は大手流通業と大手食品メーカーです。犠牲者側の農業と物流業者は零細がほとんどです。この2つの業界が大量生産販売の犠牲者です。

農業は買い叩かれ続け、ついには海外からの安い原料に取って代わられ、耕す人がいなくなってしまいました。物流業界も上記で書いた通りです。さらに物流の悲惨なことは海外の取って代わることが出来ない人件費ビジネスなのでずっと叩かれ続けてきた。その結果がこのような状況を作ってしまったと言えます。

この2つの犠牲者に成り立って来た大量生産大量販売時代が終わりつつあります。要はお客様が同じものを求めなくなって来た、お客様が多様化したということは大量に作る食品メーカーや大量に販売する大手量販店・コンビニチェーン・大手ネット販売業者が必要でなくなって来ました。

新しい価値創造の時代に入りました。そこで一番虐げられた農業と物流業は見方によっては価値の宝庫でもあります。この2つの業種から新しい価値が生まれるのではないかと期待します。
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2022年01月11日

逆境や敵対で出会うと魅力が見える

コンサルは人間商売なので人と接してナンボの世界です。いろんな人がいます。あんな人間がと思う人が高い地位にいたり、またあの人はもっと報われてよいのにと思う人もいます。

悪いことをしてはいけませんが人間の魅力というのは善行、悪行の善悪では評価できない部分もたくさんあります。無慈悲な無責任人間でも出世している人間はたくさんいます。人間の魅力は法とか社会規範を超えたところにあるようにも感じます。

敵も味方にも人気がある人がいます。南米の革命家「チェ・ゲバラ」は聞いたことがありますが、キューバの指導者「カストロ」ほどは知られていません。ゲバラの一生を書いた本を読んでいますが、私も「カストロ」本を買おうとして間違えて「チェ・ゲバラ」本を買ってしまった。

彼もまた多くの指導者が、革命家がそうであるように敵にも味方にも愛される性格だったと書いてあります。私が読んでいるのはまだ革命家「チェ・ゲバラ」には至らず、医者の資格を持つ一青年が南アメリカを旅、放浪している頃です。

貧しくて、患者よりもぼろ着をまとい、でもいかなる人、お金を払えない人にも請われれば喜んで診察・治療をしたそうです。ぼろ着をまっといることにすら無頓着で関心がなかったそうです。まるでイエスキリストのようですね。お金がない時は農園の臨時農奴や街で臨時アルバイトをしながら南アメリカ中を旅しています。

人気がある人は「人間的な魅力のある人」です。それを定義しろと言われてもなかなか難しい。その人から湧き出て来る人間的な魅力が人を惹きつけます。

リーダーと呼ばれる人のほぼすべてがこの魅力を持っています。誰にも分け隔てなく接する、上から下を見下すようなことをしない、困っている人は助ける、自分の利害に無関心である等です。

リーダーもいろいろいます。会社の社長や総理大臣もその組織のリーダーです。そればかり狙って人を蹴落として、自分の失敗は隠しても上の人の受けがよければ着実に出世して、最後は幸運に恵まれます。それが俺の人生だと開き直られればそれまですが、何ともまあ哀れな人生です。

でも人気にもいろいろあります。メディアで人気のある人が実際に会うと鼻持ちならない人もたくさんいます。メディアが作り上げた人気者です。「人気者=人格者」ではないということです。我々が見ているのはメディアの中で「魅力的な人間」を演じている人です。

人間は生で接しなければわからない。かつ1〜2回会ったくらいではわからない。できれば自分が逆境の中、あるいは敵対関係で出会うのが一番よいです。その人の魅力が一番わかります。

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2022年01月10日

見解・認識・論調が変わり始めた

この世を支配している神ではなくある人間様からのメッセージで「コロナは風邪並み」という方向変更が始まったようで、その代理人である世界の政治家トップや財界リーダーもその論調に変わりつつあります。

前と何が変わったか?多分何も変わっていないのだろうからコロナで充分、利を得たのかな?あるいは茶番劇をあまり続けているとこの世が持たないと思ったのか?コロナ君も御用済みのようです。

何てこんなことを公然と言う私は奇人変人扱いです。しかし、寝覚めの布団の中で少しこんな嘘か誠かわからないことを考える時間がある時は幸せです。正月期間は短かったですが、また3連休で私もずっと東京で誰とも会わずに独り暮らしをしています。

休みの日はいつもよりも1時間くらい遅く出勤です。この1時間は私にとっては贅沢で至福の時です。それから会社に出社して1時間程度空手の一人稽古です。これも楽しいです。

それから仕事です。仕事は尽きません。尽きないのだから普通にやればよいのですが、逸る心を抑えてやります。なかなか進みません。昔はそのイライラ時にキャンデーを噛んだり、お菓子でごまかしていましたが太るので最近はお茶を飲んでいます。1日20杯近く、健康によいです。

終わると帰宅です。独り暮らしなのでごみも洗濯物も溜まらないかというとそうでもなく、びっくりするほど溜まります。夜は夕食は自炊です。ここ数日は年末に特大のぶり1尾をいただいたのでおろして冷凍にしています。

それと大根でぶり大根をつくって毎日昼も夜もこれを食べています。アツアツだし、大根が美味しい時期なので飽きません。

それからちびちび酒を飲みます。この4年間くらい禁酒日を設けていましたが、最近は復活です。日本酒換算で1合程度を超えないようにして飲みます。

少し力が余っている時は本を読みます。いつも携帯しているのは「大江戸リサイクル事情」、2〜3日前から読んで面白いと思っているのは「チェ・ゲバラ伝」です。味方にも敵にも愛された革命家ゲバラの人間的魅力を作家三好徹さんが書いています。

「大江戸リサイクル事情」はSDGsの国連宣言のコピー本を何冊読むよりも、これ1冊を携帯して読んだ方が勉強になります。江戸時代はSDGsが最高潮に達した時代だったということが。
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2022年01月09日

趣味・商売の分岐点売上高は?

食と農のお母さんたちはよく働きます。起業セミナーで話する内容で聞きたいことがあったので今朝、午後7時前に電話したら2人とももう働いていました(働いているのがわかっていたので電話しましたが)。世の男性陣は一体何をしているのか?と言いたくなります。

恐れたのは朝の仕込み時間だったから作業の邪魔になることです。案の定、1人はこれから配達だと言っていました。私よりも3つ年上なので70歳です。これから自ら運転して道の駅とスーパーに配達します。免許返納なんてどこの世界です。

1人は創業から22年経っています。空いていた元牛小屋を利用して本格的にみそづくりから始め、みそ関連商品や漬物等をつくっています。売上高は年間5000万円までなっているそうです。

もう1人は創業から16年です。売上高は年間1800万円くらいだそうです。ここもみそづくりから始まっています。2人とも拙著「食と農ビジネスへの転身」(エクセレントローカル出版部)と「農産加工食品の繁盛指南」(創森社)で取り上げています。

今回電話したのは起業セミナーで起業家を育てますが、趣味とビジネスの分岐点はどのくらいの売上高か?を知りたかったからです。趣味程度の限界は売上高がどのくらいか?

1人で趣味程度でやるのは素晴らしいことですが売上が上がってくると一人では製造できない量になるので雇用が必要になります。雇用すれば給与を払う必要が出て来ます。それが中途半端だと自分の取り分を削って従業員に払うことになります。

一人でやるか?雇用してやるか?この判断は難しいです。しかし、自分の生活の糧を得るくらいのビジネスという自分に都合よくは行きません。人気があるので売上高が増えて来る、しかし「一人でやっているので生産が間に合いません」では食の世界はなかなかお客様が許してくれません。

やはり、2人ともどこかで雇用をという局面になり、雇用してから事業拡大しています。私がこれまでの起業セミナーで話した人は優に数千人はいます。その中で雇用までいった事業体はおそらく100事業体を超えないのではと思います。

1人で頑張っている人もいますが、数年後に会うと年齢と共に気力も失せて最近はやっていませんという人がほとんどです。30年以上やれるようなビジネスにしたいです。

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2022年01月08日

私の人生は人脈とこのブログ

私が世に依って立っているものは2つだけです。1つはこのブログです。もう1つは私の交友関係です。私を表現するのはこの2つだけです。

ブログ今日で5550投稿です。ゴーゴーゴーです。365日で割っても15を超えるのだから15年以上も続いています。始めた頃は何日かに1回投稿していましたが、それから遠くないある日、毎日しようと決めて続いています。

私の考えや言いたいことを書いています。鳥巣研二言論=このブログです。私のパブリックメディアはこのブログです。取り立てて読者を増やそうという気もありませんのでセミナーで紹介することもありませんが、おかげさまで私に関心のある方々は毎日読んでくれています。

年に1回しか会わない人も「ブログにこんなことを書いてありましたね」と感想を言ってくれます。逆の人もいます。滅多にいませんが、「この部分はまずいので消してください」と言論統制を掛けて来る人。

喧嘩してもしょうがないので「はい、はい」と言って削除します。しばらくするとその人は大体、消えます(ひひひ、最近その候補者がいます)。職場でも同じ行動をしているのですね。

2つ目の依って立つものは私の人脈です。実は人生で一番大事にしているのは私の知人・友人です。これが財産です。私の財産は人です。しかも私自身がその人が好きで、かつ尊敬する友人・知人です。

この世に生きて行けるのはこの交友の友人・知人のおかげです。鳥巣研二の人生は「鳥巣研二+友人・知人」で成り立っています。もちろんそれには当社スタッフも入ります。

新たな仕事が生まれそうな時も私自身だけではできなくても、友人・知人・恩師等人脈を思い浮かべてその方々の技術・知見・ノウハウの協力を得ればできるかな?と考えます。

一番先に来るのはお金ではありません。人脈です。その交友の範囲で「できるな」と思えばその仕事をやることにします。

自分がやりたい人生、仕事、プロジェクト実現するためにはそして自分のできない箇所の先生、あるいはそれを協力して担ってくれる人がいないとできません。しかもそれが自分の友人・知人でないとうまく行きません。仕事の営業よりも、日々の友人・知人との交際です。


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2022年01月07日

農工商→軍事国家→経済大国、さて次は?

日本は大企業に勤務している人は優秀な人、零細企業の勤務している人は大企業には入れなかった人と言った誰も言わないけど誰もが刷り込まれている通念があります。

しかし、現実は日本企業数の99.7%が中小企業で、その中小企業で就業者の68.8%、約7割の人が働いています。逆にいうと0.3%の大企業が就業者の3割を雇用しているとも言えます。国が喜ぶ法人税・所得税になるともっと大企業の割合は増えるでしょう。世界も先進国は似たような傾向にあるでしょうが、相当にいびつな比率です。

江戸時代は2割足らずの武士層が支配者でその他8割は農商工等に従事していたようです。急に大組織が生まれたのは明治維新後、西洋に追いつけ、追い抜けで富国強兵政策、国自体が大軍事国家を目指しました。特に陸軍が我が国男子の最大就職先でした。

それに民百姓がつくった米は地主階級の搾取を経て、兵隊さんの兵糧になって行きました。かつ、戦時になると民百姓自体を自由に徴兵できる国家組織です。

敗戦で国は崩壊しましたが、大組織神話が残ります。今でも大組織で出世することが立身出世の風潮が大企業や役所にはあります。上ばかり見ている、出世のためにしか働かない、日本人の最も悪い習性です。

続いて農家ですが農業センサスによると農家総戸数が令和2年に174万戸まで減少しました。そのうちの72万戸は自給のための農家です(うちの実家もそう)。農作物を生産販売している農家は103万戸にしか過ぎません。しかもその大半はうちに田んぼがあるから米を作っている(あるいは専業農家に作ってもらっている)農家です。

では所得は?日本人の平均年収は436万円です。それに対して農業所得平均は115万円です。そのうちに個人農家は115万円で、農業法人は328万円です。これで新規就農しろと言っても誰もしません。

ましては「農業にあこがれて」とパンフレットに書いてありますが、この収入を見るとこれから子供にお金のかかる世代の誰もがこの職業には就きません。

1600年頃からの江戸時代、1868年から1945年までの大日本帝国、1945年以降で現在までの経済大国日本、さて次は。この国家プランを書ける人にこの国を率いて欲しいです。
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2022年01月06日

誰も忠告しない、囁くのは悪魔だけ

汚職に手を染めた犯罪者を逮捕する場合、警察もそんな噂は以前から聞いていてもその犯罪が小さい時は費用対効果を考えて見逃しておくそうです。そうなると犯罪者はますますエスカレート、増長して来て大きな犯罪をやらかす。そこで逮捕となるそうです。

いつもお餅を送ってくれるところがいつものように30日(木)着で餅を送ってくれるとのこと。しかし、30日(金)31日(土)になっても届かず、忘れていたら昨日5日(水)に着きました。

開けると餅はびっしりカビだらけでした。それはそうです、ここの製法は一切防腐剤や保存料を使わないのですから。お礼の電話をしたら送ってくれた人がびっくり仰天。

しかし、この宅配便の会社はトラブルの常連なので「あまりことを荒立てないように。気持ち(気餅)はちゃんと受け取ったから、ありがとう」と言ったけど彼女が宅急便会社を問い詰めたら「宛先が会社名になっていたので通常30日(木)は会社は休みなので配達しませんでした」との弁解。

31日(金)1日(土)もクロネコもユーパックもちゃんと届けてくれました。この宅配便会社の荷物が多分、届かないのは私は年末からわかっていました。何故なら私がお願いしていた遅いお歳暮が離島から30日(木)出荷になっているのに4日(火)からしか出荷されないことを知っていたからです。

年末に出荷者が問い詰めたらこの宅急便会社がゲロしたらしいです。言い訳は「正月の3日間は従業員を休ませるように本社からお達しが来ているから」でした。この宅配便会社は近い将来倒産するでしょう。

また、年末に当社が受注する仕事が他の会社が受注して釈然としないことが起こりました。その時は????にしておきましたが、少し時間ができたので発注先のトップに電話したらそのトップも不可解だと言っています。

関係者を洗ったら昨年新たに異動して来た担当管理職が自分の仲がよい会社に強引に便宜を図ったことがわかりました。私以上に裏切られたトップはショックでしょう。

この人も以前の職場でもその前の職場でもこんなことを繰り返しているのでしょう。何でバレなかったか?職場が出先ばかりだったからです。見えない不正を続けて行くと止められなくなります。

そしていずれそれが大きな犯罪となり、司直の手に委ねられることになります。自分だけがバレていないと思っていてもみんな知っている。でも誰も忠告してくれない。囁くのは悪魔だけ。



posted by tk at 07:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする