2023年02月09日

中小企業は社会構造の蚊帳の外

私が起業して今年で30年になります。マーケティング事務所キースタッフの個人事業から始めました。

食と農のコンサルなので講演セミナーはよくやりますが人様のビジネスモデルや事業のすばらしさを語ることは多いですが、私が自分の会社の歴史や今までやって来たことについて語ることはあり得ません。

しかし、30年が経ち、私も私と私の事業と私が歩んだ道について話してもいいような気になっています。キースタッフは等身大です。中身は世間様が見たままで仕事も公表している事業内容以外は何もやっていません。

最近、中小企業と大企業は違うなと実感することがあります。中小企業は会社は経営者と従業員のものです。それに対して大企業は株主のものです。社長も社員も株主の配当のために存在し、働いています。

そう思うと同じ株式会社の名刺を持っていますが中小企業の株式会社と大企業の株式会社はまったく別物です。

大企業は経営会議の中に社外取締役の設置が義務付けられています。概ね1/3の人数です。ある大企業の社外取締役の経歴を見るとアメリカのコンサル会社、投資会社、銀行、証券会社等の経験者が名を連ねています。

株主の利益を守るというのがその目的ですが、誰かがこれら金融・投資のプロを社外取締役として、その会社のボードメンバーに入れ、そそのかせば会社は乗っ取れます。この会社を狙っている投資会社は会社の株に投資し、買い占めることができます。

そして20%程度株を取得すればその会社は事実上支配できます。トップには長年その会社で社長になりたくてしょうがない人畜無害社員をお飾りに立てれば外見は変なことにはなりません。

テレビを持っていない私が2〜3日前にテレビのある居酒屋で酒を飲んでいました。そこに日本の詐欺グループがマニラの刑務所から移送されて来るのが流れていました。一緒に飲んでいた人が先月末端の連中が捕まり、今度は幹部・元締め逮捕だと言いました。

いやいや私の見立てでは今度捕まったのは先月捕まったのが平社員とすると会社では係長程度です。まだまだ部長クラス、役員クラス、さらに経営者と幾層にもなっています。そしてそのトップは誰も知らない。組織的犯罪とはそんなものです。

ある宗教団体の信者から献金が社会問題になっています。そして宗教団体のトップが槍玉に上げられています。しかし宗教団体に上納させている見えない組織があるはずです。そしてそれを語るのはタブー中のタブーであり、それはまさに闇なわけです。

朝から妄想を書きました。鳥巣研二、カネと力はなかりけりです。お許しください。


posted by tk at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月08日

成長とは自分の新陳代謝

そう思いたくないですが過去の体験や経験がこれからの決断や一歩を邪魔しています。

仕事をするということは結果を出さなければいけない、そのための準備、コミュニケーションツール等知識の収集や整理、そしてそれから結論の導きといった風に膨大な知識と経験の集積とその活用・具現化と考えがちです。

経験の足し算、掛け算、複雑化、精度等相当のエネルギーを必要とします。だから新規の仕事にはみんな取り掛かりに時間がかかります。尻が重くなります。逆に言うと過去の知識と体験が邪魔をします。

逆のやり方があるような気がします。現状持っている情報やデータの廃棄から始めること。掃除から始める。頭も空っぽにする。今までのノウハウの蓄積を全部捨てる。

何かを得る膨大なエネルギーよりも捨てた方が精神的は楽になります。まず捨てる。廃棄は快であり、排便はエクスタシーです。脳みそが新しい配分に集中できます。

何か重大な仕事にかかる時は情報の収集よりも今持っている情報の廃棄からやると気持ちよく動き出します。

でも捨てることは優先順位がつけられないと捨てられない。捨てるための納得と戦略的シナリオが必要です。何を捨て、何を取るかがまさに戦略です。捨てるべく準備をしているとその道筋で新たな発想が湧いてきます。

行動はまず自分を身軽にすることから始めた方がよいです。空手も引き手からですかね?攻撃、攻めはまず捨てる・引くの流れのプロセス上に沿っていると思います。捨てる・引くエネルギーの反転で攻撃の戦略ができる気がします。

当社の仕事は1年仕事がほとんどです。いったん3月に無になります。ゼロになります。そこから今年度の仕事を得て行きます。しかし、昨年の過去の仕事で得たノウハウは体の一部になって肉となって身についています。1年経てば倍加します、2年経てば3倍化します。

成長とは蓄積ではなく、自分の中の新陳代謝です。それが齢を重ねると捨てるのが恐い、ずっと握り締めて自分を身動き取れなくしています。災難が来た時も身軽であればいつでも逃げられるのにあるいは立ち向かえるのにわざわざ自分の役にも立たない過去の実績と知識ががんじがらめにしています。

過去が将来を邪魔している。年寄りになってそう思いたくないけどそれはやっぱり当たっているような気がしています。



posted by tk at 06:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月07日

ボロは着てても心の〜

昨日会議で話していて気づきましたが、当社(キースタッフ)は今年で創業30年になります。30年前の9月ですね。当時は創業したと思っていません。突如として会社をクビになって(7月下旬)、行き所を失くし、毎日、千葉市図書館にこもって1ヶ月考えて起業することにしました。

39歳の時ですから、今年3月で69歳なので間違いなく30周年です。今のスタッフの半分以上が30歳前後なので彼らが誕生した頃にキースタッフの原形も誕生しました。よくまあ30年も持ったものです。

最初は死に物狂いで働いてせめて子供を育て、学校を出すまではと思っていました。それだと今頃は孫と遊べたのにいまだ孫おらず仕事をしています。

当時の妻も今は他人になっています。ローンを払い終えた一戸建て住宅が佐倉市にありますが、マルイチになってから立ち寄ったこともありません。

ところでよく見ていると事業や人生を失敗する人は見栄っ張りの人が多いです。あるいは目立ちたがり屋とも言えます。ええかっこしいとも言えます。

流行の服と髪型、話題のクルマ、テレビに出て来る高級マンション、そういったことにもの凄い生活環境を見せている人がいます。それが実力ならよいだろうけど、危うい借金でやっている人も多いようです。

自己破産した人を見ているとこういった見栄っ張りが多いです。「ぼろは着てても心の錦」タイプで自己破産した人はあまりお目にかかりません。見栄っ張りの人はコンプレックスのかたまりとも言えます。着飾ることで自分のコンプレックスを隠しています。

四半世紀前にある回転すしチェーンのコンサルを頼まれました。経営難に陥っており、融資銀行からの依頼でした。そこに行くと幹部の部長たちは高級車に乗り、ゴルフのクラブはオーダーメードです。

しばらくすると破綻して弁護士が入って来ました。その弁護士が教えてくれました。「この連中、みんな多重債務者でサラ金、闇金を借りまくっているんだよ、会社も食い物にして来たんだよ、超ワルどもだ」

う〜ん、社員が会社にたかっているそれじゃ潰れるわ。創業30年の歳月の中でこんな現実を見ながら経営して来ました。

posted by tk at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月06日

世のお役立ちは無償で

食品加工場や道の駅等農産物直売所が建設されるとなると当社のような会社はこの施設が採算が合って、継続的に存続する施設になるのを願ってコンサルのお手伝いをします。当たり前のことです。

ところがいろんな会社・業者がいてそういった情報を得るとその建設等を自分のところで請け負おうとして動き始めます。特に食品設備・食品製造機器を知らない設計屋や建築業がただただ仕事欲しさに手を挙げて来る業者がいます。

行政機関も最近は入札等の公開手法で業者を決めるのが一般的です。

ある地域である農産物の産業化の仕事をして、新商品を開発してその発表会をやりました。その時に新商品の試作等で当社と連携している設備機器会社の社長も同行しました。

2日前にその社長がぶったまげて電話を寄こしました。地元のコンサルから「新しい食品加工場を市と一緒にやることになったので必要設備機器と図面を出して欲しい」。

社長からの連絡で市役所に真偽を聞いたら全くの「寝耳に水」でした。この自称コンサルは私も面識がありますが、胡散臭いので相手にしていませんでした。役所の経験のない職員の中にはこの男に騙されているなと思う職員もいます。

こんなコンサルや設計士や設備機器業者が暗躍しています。これでは地域の農水産物を活用した食品加工場などまともにつくれるわけがありません。

昨日、古い付き合いのシェフに現在当社が動いている熊本県のジビエ鹿肉を持参しました。それと石垣島で栽培振興しているピパーツを持参しました。食事が終わり、話ができるようになったのでこの2つのサンプルの評価を依頼しました。

このシェフとは10年来のつきあいです。過去、料理の評価・試作のお礼をしたら返金して来ました。奥さんが知り怒られた言うことです。

「パパ、お金もらってやるんだったら止めなさい。地域の人に本気でお役立ちしたいのなら無償でどんどんやればよい」いい奥さんですね。こんな女房を持つと男は成功します。

私もその時は恐縮しましたが、その後はずっと無償でご協力いただいております。せめてたくさん食べて、たくさん飲んでお店に貢献しようと思っています。
posted by tk at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月05日

あなたの会社は大丈夫?

大企業が従業員の質で倒産することはまずありません。大企業はまさに法人であり、従業員も金太郎飴だからです。しかも企業に根付いた風土・文化があります。野性味はないけど安定感があります。

一方、中小企業、零細事業者は人で倒産します。パターンは2つあります。1つは経営者の公私混同、会社の経費を私的交友や私生活の経費に流用している場合です。それを構造的にずっと行っている企業は必ず潰れます。

わかり易い表現で書くと社長がレジから万札を数枚引き抜いて遊びに行っている会社です。あるいは一定金額を給与とは別に引き抜いてそれを経理に計上していないところです。

何に使っているか?前者はオンナかギャンブルの場合が多いですね。おねえちゃんに狂ってお店通い、パチンコ屋入り浸りも結構います。後者は公私混同の高級車購入をローンを組んで会社のお金で返済している等です。もう少し大規模になると会社のお金で投機を行っている等です。

中小企業の経営者はまず自分の給与が払えなくても従業員の給与を最優先することです。しかも残業代とか出張経費もちゃんと速やかに処理する。そして足りなくなれば自分の給与を貰わない。

メシ代がない、いいじゃないですか?ダイエットになって。外出するお金がない、いいじゃないですが昔の本を書庫から出して来て読書にいそしむ。何か自分のことを書いています。

中小企業の2つ目の倒産の原因は従業員の不正です。直接的にお金を横領するのは犯罪ですが、そこまで行かなくても働かないのはこれまた間接的な給料の横領です。

このパターンが多いです。会社のトップや上司の指示を聞かない、無視して外出して外で何をやっているかわからない。報告・連絡もない。これも確実に会社を倒産に導いています。お前の会社のことか?あははは、既にクビにしています。

経営者が不良社員の不良ぶりに気が付いていない。そして不良社員を解雇する度胸も勇気も社長にない。これが最悪のパターンです。

さあ、あなたの会社は大丈夫でしょうか?
posted by tk at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月04日

嘘をつくと身を滅ぼす

先週は宮崎でここ5年間のセミナー受講者と会っていました。みんな苦境の真っただ中にいます。それでも元気で懸命に生きています。コンサルは元気づけが仕事ですが、こっちが元気づけられます。

社会保障費を上げろと政府に迫っている人はある意味、無責任です。みんな末端のどん底で地を這うように、でも自分の2本の足で立っています。自立しています。どん底倶楽部はいいですよ、真っ正直な人間ばかりです。

コロナの収束と共に経済が動き出しました。動き出したということは政府のお金で下駄をはかせてもらっていた部分がなくなります。身の丈で生きて行かなければなりません。

よく出張します。コロナ中は恐縮するほど安かった料金が3〜4倍になっています。ビジネスホテル4,000円が16,000円です。同じ部屋なのに。これをぼったくりと言います。今はまだ政府のゴーツー何とかのキャンペーンがあるのでピンを上げる強気の料金設定になっています。

でもこんなことを露骨にしていたらビジネスホテル業界は間違いなく3〜4割は倒産します。コロナ明けが大切なのに。お客様に誠意を見せるよい機会なのに。経営は信用です。一攫千金は経営ではありません。

嘘はばれます。かく言う私も若い頃はよく嘘を言っていました。嘘でごまかして逃げる場面も多かったです。嘘つき鳥巣研二。そうするうちに一見さんなら嘘で逃げられますが、常連の長く付き合う人にはその手法は通じません。

必ずバレます。そして信用をなくします。ある時からどんな酷い評価を受けてもよいから嘘をつくのを止めようと思って行動するようになりました。ごまかさないで正直に言うと人は許してくれるということがわかりました。

嘘をつかないのが人生のコストが一番安いというのがわかりました。嘘をつかなくなると人様の嘘も見えるようになります。するとこっちも嘘に乗らなくなります。人間が見えるようになります。

このコロナ下の断末魔、嘘をついて近づいて来る人が増えました。嘘で瞬時は逃げられても必ず身を滅ぼします。

数年前ですが、セミナーの受講者にも嘘をついて、カネを騙し取って行方をくらました女子もいます(今セミナーをやっている宮崎県ではありません、宮〇県です)。今、どこで何をしているのか?少なくても表社会からは姿を消しています。嘘の代償はあまりにも大きいです。


posted by tk at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月03日

寿命は延びたが社会は破綻

農水省の中山間所得確保事業の案内で、鹿児島にやって来ました。中山間地域は農地も狭く、場所も山あいの不便なところにあり、そこでコメをつくると補助金が出ます。その補助金が出てもそれでも誰も作らなくなっています。プレヤーがいない状態です。

それではとコメに代わる作物の導入ということでこの事業があります。当社は全国の中山間地域で2年間この事業をやっています。この出張も来年度もこの事業に手を挙げてもらうためのものです。

しかし、ここに来て廃田、棄田が急速に進んでいます。中山間地域にはもう耕す人がいない状態です。平均年齢70歳代の集落が平均、通常です。その人達も実家が農家だったけれど、自分達はサラリーマンで、実際の米づくりは作業委託しており、コメは作れない人がほとんどです。

できるのは自分の家の管理と集落の共同作業くらいです。ましてやコメに代わる新しい作物を導入と言ってもその意欲さえ出て来ません。このまま行けば確実に10年後はそういった集落は破綻、消滅します。

寿命が延びて定年帰農で60歳から実家に戻った人たちです。その人たちの多くは戦後のベイビーブーマー、その後の高度成長期を生きた人です。年齢は75歳半ばです。いくら元気でも10年以内にその労働力は確実に消滅します。

働き手を海外に求めており、この町も昨年12月には今まで300人だった外国人労働者が450人一挙に1.5倍まで増えました。その後、このペースで増えると2〜3年後は確実に外国人労働者の数の方が日本人を上回ります。

あるレストランに入りました。大型店ラッシュの頃に作られたこのお店はそれなりにお客さんが入っています。席数全体の7〜8割程度の入りです。しかし、実際に食べている人よりも料理が出来上がるのを待っている手持ち無沙汰の客の方が多いです。

つまり席数は多いので入店は可能ですが、厨房のコックが1〜2名です。オーダーしてから料理が来るまでに1時間待ちです。このお店もオペレーションは事実上、崩壊しています。

お客も大半が高齢者、かってファミレスといえば子供の声がうるさく、閉口したものですが、現在は何の声も聞こえません。ただ料理を待つ高齢者の集団がそこにいるだけです。

個々人の寿命は延びたけれど社会は終焉に向かっている気がします。

posted by tk at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月02日

同じ趣味・興味だと話す機会が増える

昨日もJALの客室乗務員が話しかけて来ました。昨日は私が読んでいたジビエの本が面白そうと言うことでです。

彼女曰く「私はサシの多い牛肉は食べられません。鹿肉が大好きです」「野鳥は?」「野鳥も大好きです」「お客さまの本の表紙の鹿肉の写真を見ていたらよだれが出てきました」

JALの海外便の客室乗務員なら世界を飛び回っているのでヨーロッパや北米のジビエ事情には通じているだろうからこの会話は驚きませんが、彼女は国内便の客室乗務員なのに、この趣味にはびっくりしました。

また私が常用しているアロマオイルの件も話題になりました。「いい匂いですね」と彼女言ったので10数アイテムを入れて持ち歩いているアロマバッグを見せました。

今年度、10回程度石垣島に行きましたがその時もJTAの客室乗務員がその私のアロマオイルに反応して声をかけて来ました。彼女とはその後2回、偶然にも奇跡的にも合計3回もフライトで会いました。彼女の趣味はアロマオイルと香辛料とアーユルベーダだと言っていました。

3回目会った時はちょうど試作中のピパーツ粉末のサンプルを持っていたので、あげたら客室乗務員4名で分けたようで他の客室乗務員もお礼に私の席にやって来ました。

私が女子と会話をするのは仕事関係で会社のスタッフとセミナーの受講生くらいです。一般的な女子と会話することはほとんどありません。ましてや違業界の女子と話すことは皆無です。

そのほとんどない中で話したのが客室乗務員ばかりなのは光栄を通り越して驚きました。彼女達は世の中のトレンドに対して敏感です。そしてそれを生活に取り入れています。

私が最近、興味を持っているものや趣味は空手です。アロマオイルも大いに興味があります。そしてジビエは何とかビジネスにできないか?と行動を始めました。

でもさすがに空手で声をかけた人はいません。それはそうです。飛行機の中で空手の形(型)をやる人はいません。でもわかりません、彼女達も休日は空手の稽古にいそしんでいるいるかも知れません。

それにしても話しかけて来る客室乗務員も大胆です。それを認めている航空会社もなかなか粋です。こういった話を地上もっと聞く機会があれば加工特産品も何を開発すればよいか?が湧いてきます。
posted by tk at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月01日

生き延びる道は必ずある

当社が宮崎県ひなたMBAフードビジネス部門を受注するようになって5年目、その中でアワード企画を導入して4年目を迎えます。今年度は当社の県からの直接受注ではなく、その間に大手広告代理店が入りましたが、細かい実務は従来通り当社がやっています。

この企画の総仕上げのイベントであるアワードが近づいて来ました。この企画の審査員には主催者である当社は入っていません。当然、私も審査員ではありません。審査員は全国レベルの審査員、宮崎県で活躍する食のプロの先生たちが審査します。

同時にMBAフードビジネス部門は年間通して実施するイベントでアワードだけではなく、商品開発・販路開拓セミナーや現場指導、個別経営相談も設けています。前者のアワードは一発勝負ですが、セミナーや経営個別相談は年間を通して開講しています。

この5年間で卒業生は200人を超えています。主催者の私どもも受講生はよく把握しており、その後もお付き合いがあります。正直に書くと一発勝負のアワードと同じ、それ以上に主催者の当社はセミナー、現場指導、個別経営相談に力を入れています。こっちは私も担当しています。

アワード審査はオープンで当日は私も観客席でその動向を見ています。結果が出ると当日の応募者は入賞すれば嬉々とし、落選すれば悔しい顔をして立ち去ります。その時に私の顔を見て去って行く人が結構います。

入賞しなかった悔しさをこのアワードの主催会社の代表である私に怒りをぶつける表情です。当然、私はこの審査には何も関与していませんが。

しばらく経ってから、とみに5年経った今年度、セミナー、現場指導、個別経営相談の受講者から私に非公式(秘密裡に)に経営相談が来ます。ほとんど倒産・廃業と背中合わせの悲鳴です。

ここからが私の出番です。この危機をどう脱却したらよいか?その相談フィーはもちろんMBAフードビジネス部門予算には計上されていません。私の無償活動ですが、でもそれが鳥巣研二が必要とされる最大の業務です。

コロナは予想以上に現在経営者を苦しめています。廃業倒産といった惨事は他人事ではなく、我々を襲っています。どう生き延びるか?お金がない中でどうやって手を打つか?まさに修羅場です。

私も自分の会社の覚悟はしています。同時に可愛い受講者達ともその苦楽を共にするつもりです。絶体絶命のピンチをどう脱却するか?そのためのひなたMBAであるはずです。生き延びる道は必ずあります。



posted by tk at 06:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月31日

なぜ借金が怖くなくなったか

私は所得も低いですが、反面、私生活は無借金です。ですから切り詰めると今の所得でも生きて行けます。独り者ですし。会社は借金がたくさんあります。経営コンサルタント会社とは思えないくらいあります。

理由はやっぱりコロナの影響です。3年前から借金が一気に増えました。返済するのにどのくらい?私の考えは会社経営が冴えなければずっとこの借金は続きます。

借金返済の見通しは?会社が回復基調になれば10年くらい?、好調路線に乗れば5年、思いがけない僥倖の仕事を受注すれば3年でしょう。借金というのはこんなものなのです。

いくら堅実経営といっても中小企業は健全経営になれば借金くらいどうということはありません。逆に言うと返せるくらいしか貸してくれないとも言えます。

借金は地獄か?天国か?ドリームか?借金は地獄と思えば地獄です。その先は万歳して天国へまっしぐら。これじゃたまらん。借金は夢です。ドリームです。会社を大きくして発展させるための最高級の手段です。

個人でやっていればソロです。ソロのアーチストはやっぱり凄い。なぜならアーチストだから。会社経営はアーチストではありません。社会活動です。

会社をやっていると少しずつ仕事が増えてくれば一人ではできなくなります。それで社員を雇い入れます。少しずつ人が増えて来ます。やがてオーケストラになります。そうなるとソロだったアーチストも一員になります。全体の調和の中で貢献します。

企業も同じです。企業が発展するためには全体はオーケストラにならなければなりません。アーチスト集団だけでは優秀な企業にはなりません。必要なのは優れた1つのオーケストラになることです。

個々は有能なアーチストです。自分の能力だけで生きていくのであればソロ活動を完結すればよい。

オーケストラには指揮者がいます。その指揮者の棒(タクト)がすべてです。この棒がオーケストラを動かしています。この棒をちゃんと見ているか?この棒に従って個々の持ち場が動いているか?

当社は私が個性的なスタッフとつくることを目標に経営して来たので若くてみんな個性的です。それが最近、1つのオーケストラとして機能し始めました。だから借金も怖くなくなった、引退の時期を考えることができるようになりました。
posted by tk at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月30日

人類の最大の愚物はカネ

2年からの1〜3月の年度末の行動を分析すると仕事獲得、特に新しい仕事の営業活動に100%奔走していました。昨年度の今頃はその仕事の報告書書き等フィニッシュに7割の注力、そして3割は翌年度の仕事獲得に力を入れていました。

3年目の今年の年度末は?今年度の仕事のフィニッシュに4割、そして来年度の仕事獲得への営業活動が6割に比率になって来ました。今年度のフィニッシュ仕事の比率が4割まで下がったのはスタッフが成長したからです。

初年度の報告書書き等は私でないとできなかったのを今年度はスタッフが主になって行動します。その分、私は来年度の仕事の営業提案活動に注力できます。

3年前に戻ったと言えばそうですが、その時は仕事がないのでフィニッシュ仕事はなかったわけなので、今年度の仕事の着地をしながら来年度の仕事をというのはその分、当社がパワーアップしたことになります。

この3年間、仕事が増えたのは農水省の事業です。最初は農水省に行って内容を説明してもらいながら勉強しながら試運転的に始めましたが、最近は知識も付き、その周辺の仕事にもトライできるようになりました。

「知識」と書きましたが、それは3年間やった経験が生きて来ました。最初は知識がないです。常に思うのですが仕事に知識と学歴は不要です。

私が昔いた食品会社はやたら博士が多かったですが、みんなぶら下げている勲章は学歴と博士号です。それ自体がもう自分は過去の人だと言っているようなものです。

何が必要か?知識よりも知恵です。学歴よりも度胸と勘です。知識というのは先人の経験体験を体系化した過去のものです。予知できないものには役に立ちません。

役に立つのは勘と度胸とネバーギブアップの精神力です。カネと地位がちらつくとすべてこの3要素は消えます。

そうやって誰かが新しいものを創造し、実現すると投資家と呼ばれる呼ばれるクズどもが寄って来ます。汗と知恵の結晶を人類が考え出した最大の「愚物=カネ」で奪い取ろうとします。愚か者よ、汝の名前は投資家なり。
posted by tk at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月29日

ゴールから今すべき事を考える

「戦略的」と言う言葉がよく使われます。「戦略」という言葉は戦争用語でです。敵を壊滅させるための手立て、方策とでもいえばよいのですか、いずれにしても物騒な言葉です。

しかし「戦略的」と言う言葉はマーケティング用語です。平和時代の経済用語です。事業を成功させる手立て、あるいは商品を開発して販売するまでの一連のしくみとでもいえばよいのですかね?

我々は戦争を知らないで育ちました。敗戦から戦闘による命のやり取りは日本人は経験しないで暮らして来ましたが、戦略的と言う言葉はビジネス社会では多頻度で現出します。

「戦略的」とはどういうことか?仕事をする時のまず先にゴールの完成形、着地を決めてそこから発想しながら今、何をすべきかを明確にして手を打って行くことです。

技術系とか理科系の人は技術優先で戦略性に乏しいと思っている人もいますが、ノーベル賞のような受賞する科学者や大発明する技術者は技術よりも完成形の絵を描くのが上手と言うことです。

仕事のできる人は間違いなくその到達点、到達の完成形が見えています。そこから発想して仕事をしています。それは「落としどころ」とそれに到達するまでの仮説をつくれる人でもあります。

逆に仕事の出来ない人は一生懸命、艪を漕ぎますが、その船をどうすれば目的地に着けるか、到達させるかの能力はありません。

会社はたとえ赤字決算でも3年後に黒字にする目標とシナリオ、絵があればその会社は黒字になります。

ただし、高度成長時代やインターネット時代到来でブーム、僥倖で成長した会社はこの類には入りません。だからブームが去ると赤字になり、倒産です。そして復活はありません。

ゴールから発想する「今、何をすべきか」これが全てです。そうすれば今、手を打たなければならないこともやらない方がよいこともすべて見えて来ます。

ただそれだけの事なのにそれができない。日々の枝葉末節に振り回されて忙しい、忙しいとわめきながら無駄なエネルギーを使い果たし、成果は何も出ない、大半の大企業はそんなものでしょう。倒産しないのは大企業だからです。

posted by tk at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月28日

どんなところにも花は咲く

いろんなところに行けていいですねとよく言われますが、10数年前の「6次産業化」華やかりし頃は全国各地講演旅行でした。今は年間を通して事業を受託している町村に数回行くだけです。

旅行ではないので周りの風景は見えませんし、見ません。旅程もけもの道です。決まりきったところを往復しているだけです。間隔の空いた通勤みたいなものです。

あとはどこにいるかと言うと会社です。出張以外は自宅(自室)と会社の往復です。眼をつぶっても歩けるほどです。朝の通勤は「今日はブログで何を書くか?」を考えながら歩きます。

会社活動は365日です。会社にいるか出張しているか?です。遊びに行きたいのですが、時間がありません。ゴルフも釣りもやりたいのですができないまま人生が終わりそうです。だからブログの内容も精神論ばかりでつまらない。

会社だけの人生ですが、それでも経営は苦しく、楽になることはありません。エンドレスに続くあの世に行くまで続く人生です。いつも頭の中は1年後くらいを考えています。1年後も会社は立ち行くか?自分のメシは食えているだろうか?

仕事が不調の時に自責します。自分の悪い点、至らぬ点で自分を責めます。何でうまく行かなかったのだろうか?と。

しかし、最近は少し肚が据わって来ました。会社や人生がうまく行かない時は人間は他人様を恨むか?自分を責めるかしかありません。

でも俺はそんなに世の中に恨まれることや恥じるべきことをしているか?人様には誠意・尊敬を持って接しているつもりだし、人様を裏切ることはしていないし、卑怯なことも一切していない。むしろ恨まれ役や叩かれ役やむしろ損な役回りばかりしています。

朝から晩まで会社の番人です。遊びたい時もあるいは至急の仕事やトラブルも逃げないで対応しています。それでも当社に対する不満等は私に向かって来ます。

人生のすべてを投げ出して仕事に立ち向かっています。もっと堂々と自信を持っていいのではないか?遊ぶ時間や休む時間があってもよいのではないか?

いやいやしょぼくれ親父鳥巣研二、もっとそこにへばりつき、もっとそこであがき、苦しめ。はいわかりました。それが私の人生ですね、神様。
posted by tk at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月27日

さらに多忙、それが喜びに

石垣島も10年ぶりの寒波だと言っていましたが昼間の最高気温は12℃でした。羽田に着いた時のアナウンスでは外気温−1℃でした。寒い寒いとつぶやきながら家に着きました。

私は最近加湿器が壊れたのを幸いに加湿しない生活を送っています。そのためには部屋に適度の湿気を入れなければなりません。朝起きたらベランダと玄関の戸を開けます。そしたら冷たい外気が入って来ます。その中で着替えや外出の準備をします。

また、帰宅したらまたベランダと玄関の戸を開けます。それから開けたままで風呂に入ります。風呂から上がると開けっ放しの寒い部屋で衣類を着ます。これを繰り返しているとむしろ気持ちよさを感じるようになります。

また、冬の間は足が冷えます。特にふくらはぎから足先までが冷えて冷えて苦痛です。これも逆療法を取り入れました。会社では靴下を脱いでスリッパも脱いで裸足で歩くようにしました。すると足先が床と摩擦してむしろ温かくなります。

寒い時はより寒く、冷たい時はより冷たく。そうすれば結果は反対に向かいます。不快は快に、苦痛は快適に変わります。

一昨日今年度の大きな仕事が完了しました。2つありましたが好評で多くの関係者に評価いただきました。これから2月末、あるいは3月末までまだまだ今年度の大半の仕事の完了をしなければなりません。

しかし、大きな仕事の成果を評価してくれた役所等から早速来年度の仕事のオファーが来始めました。これまた企画提案が必要です。しかも1月末か2月前半までに。

忙しさからは逃げられません。しかしこの提案企画の機を失ったら来年度1年間を棒に振ることになります。早速、昨日から取り掛かりました。2年前のコロナ蔓延の中で仕事が欲しい、欲しい、何でもすると思っていました。このオファーは喜ばなければなりません。

それなのに幸いにもさらに忙しい状況になると今度は多忙を嫌がるようになります。人間とはわがままなものです。身勝手なものです。

寒い時はより寒い環境に、冷たい時はさらに冷たい環境に、忙しい時はさらの超多忙な環境に自分を置けばそこは安楽の浄土なのでしょう。もう戻れない人生、そこまで行くしかないですね。
posted by tk at 07:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月26日

人の心や行動まで支配できない

人が不機嫌になるのは自分の居場所がミスマッチ状況に置かれた時です。人間には自分が快になる居場所・テリトリーがあります。快の場所にいる時はご機嫌ですが、人生における居心地・居場所が変わると途端に不愉快、不機嫌になります。

この歳になってようやくそれがわかって来ました。何故、結婚が破綻したか?色々悩みましたが最近わかって来たことは相手を最適居場所から動かそうとしたからです。あるいは私が知らないテリトリーを侵そうとしたからです。

居場所とは?環境、人間関係、価値観、しがらみ、お金の金額等あります。その人が生まれ育ってきた居場・空間・居心地から別のところ、例えばこっちがいるところに移そうとすると猛烈に怒ります。

生まれてこの方、ずっとその環境で育ち、生きてきたことを否定したり、失くさせようとすると人間は猛烈に反発します。そして返って「お前こそ身勝手だ」と反発されます。

自分の人生をそのままの居心地のよいところに置こうと思うなら人の人生の心の居場所に関与しないことです。友達、恋愛、夫婦等は相手の居場所に介入することが多いので愛情も憎しみも激しく反発し合います。

最近、齢を重ねてできるようになってきたのは人様の快適居場所を侵さない、動かさないようにすることです。仕事だとむしろその方が楽で人の快・不快の居場所に関わらなくても仕事はできます。プライベートでもそっちの方が楽です。

いい仕事をしたい、成果を出したいと思うと人を支配したくなります。人を支配するということは人のテリトリーを侵すことでもあります。人間は自分もそうであるように人も全て自分が主役です。その人が主役であるところを侵してはいけません。

その最終点にあるのは人間は一人ぼっちで孤独と言うことです。こっちの居場所や居心地を不快にされた時にも怒らないことです。不快にされた時に怒らないと言うのはその不快状態が実は自分にとって快であり、最もよい状態と思うことです。

独りぼっちと自分の境遇、居場所・居心地を自分の友達・同志と思うようになれば人間は本当の幸せを感じるようになります。


posted by tk at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月25日

ピパーツの産業化、ベールを脱ぐ

昨日はこの1年間、当社が石垣市で取り組んできた石垣島特産香辛料ピパーツを使った加工食品・菓子類の発表会でした。主催は石垣島熱帯果樹加工協同組合で当社が委託を受けてやってきました。

ピパーツ新商品発表会の構成は1部で新商品展示及びその試食等、第2部では産業化に向けた講演、そして第3部は懇親会食会でした。第2部の産業化へ向けた講演は伊那食品工業井上会長にお願いしました。

信州の農閑期の冬の内職仕事であった寒天づくりを企業化、産業化し、世界一のエクセレント中小企業になるまで育てました。この手法を石垣島のピパーツの産業化へのヒントとして登壇いただきました。話は多岐に及び尖閣諸島に隣接する石垣島の領土問題にまで及びました。

第1部は冒頭から私の30年の経験でも経験したことがないほどの熱い視線と熱気が迫ってきました。午後2時開始で午後3時半までの展示説明会を予定していましたが午後2時の始まり段階でピパーツ生産者、食品製造者、飲食業者、市民、メディア等50名・社以上の来場があり、会場は興奮の渦につつまれました。

石垣島の島民のピパーツへ関心がこの瞬間にわかりました。ピパーツの産業化を誰よりも願っているのは市民です。またメディアの熱心さにも驚きました。数社の新聞社に加え、TV局のカメラも始めから終わりまで回っていました。意欲的で商品開発した当社スタッフはずっと取材攻勢でした。

ここに登場させた31アイテムには全てピパーツが使用されています。そして単なる料理ではなく、一定の賞味期間を持つ加工食品です。観光客に料理でピパーツを提供することはできても、お土産品や内地への販売は加工食品にしないと販売できません。

今回は加工食品にすることによってピパーツという農産物を使用した加工食品が全国で流通できるのを目的としています。

今回の31アイテムはピパーツを乾燥して粉砕して粉末にしたものを使用しています。今回これだけのバラエティに富んだ商品が開発できたのはその粉末原料が微粉末から荒いものまで5タイプを開発したらです。

5タイプ粒度のピパーツ粉末は当社の盟友である新生バイオ社がやってくれました。この5タイプの粒度の1次加工品があったので31アイテムの新商品が可能になったとも言えます。

これらの31アイテム新商品は今日から石垣市役所展示ルームで公開されます。そしてピパーツ加工食品を製造したいと希望する島内加工食品業者には工業レシピ、製造規格等を入手できるようにします。
posted by tk at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月24日

着々と進む石垣島の農業と食品産業

昨日は石垣市新規就農塾セミナーの最終回、第7回目でした。1人の脱落者もなく全員が最終回まで辿り着きました。こういった複数回実施するセミナーは初回の参加者から大体半分から1/3くらいまで落ちるものですが、石垣島に移住して、石垣島の農業でメシを食おうとしている新規農家は意気込みが違うということを教えてくれました。

最終回は当社とこのセミナーの共同実施者であるJTA(日本トランスオーシャン航空)社から空港内ショップでの販売とカーゴ(空輸貨物)のしくみについての講義でした。陸送や宅配便の物流の話を聞くことがあっても空輸のしくみがどうなっている大いに興味がありました。

第6回目に登壇した市文字與三郎の森本社長がドバイへの納品の道も開いてくれたので受講者も輸出を身近なことを真剣に聞いていました。

空港内ショップへの取り扱いも当社がいつもセミナーで教えている「消費期限」、「賞味期間」設定の科学的な根拠/営業許可業種と契約・取引の手順について具体的に教えてくれました。受講者達にこのレジメは宝物だと思って販売行動を起こす時は何度も読むように言いました。

その後で市長を訪問し、中山市長は十分に時間を割いてくれて、一人一人が今後石垣島で農業をして行くために希望することを話しました。中山市長はそれを1つ1つ丁寧に聞き、回答してくれました。

夜は懇親会を開きました。セミナー受講者の加え、特別ゲストで今日別の事業で講演をいただく伊那食品工業の井上会長が既に石垣島に入島していたのでお誘いしたら2つ返事で参加してくれました。

そして3時間会食に付き合ってくれてしかも受講者全員の相談や悩みや抱負に答えて来れました。受講者が来年度は全国に販売に行こう、そして伊那食品工業本社にある物産館・商業施設に自分が育てたパイナップルや農産物を販売しようということになりました。

長野県伊那市と沖縄県石垣島では寒暖の差が40℃位あります。だから伊那は寒天製造に向いているとも言えますが。この香のよい美味しいパイナップルが長野県の商業施設で販売されたら大人気になるのが目に浮かびます。

さて今日は石垣島の特産香辛料ピパーツの産業化のお披露目会です。当社と当社に協力してくれた島内食品製造者が開発したピパーツ商品が31アイテム並びます。そして8アイテムは試食もできるようにしています。

石垣島の農業と食品加工産業は着々と進んでいます。

posted by tk at 08:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月23日

衝動的飲食が一番の先生

出張だけではなく、旅をするとちょっとしてお金が出て行きます。それが2〜3人の複数の人と行動する時もそうです。タクシーに同乗する、あるいは旅の途中でおやつ的に小飲食をする、喫茶店に入る、手土産を持参する、出張先で手にした2〜3の地域特産品を買う等少額ですが共同経費が出ていく場合があります。

一人で出張したり、旅をしたりする時はもちろん自分のお金なので領収証も何も要りません。しかし、仕事で複数名の人と一緒の時はそのお金の払い方が実に難しい。

いちいち領収証をもらってあとで割り勘というのはあまりにも無粋であるし、非礼でもあります。しかし当社のように役所の仕事が多く、役所の人と行動する時にこっちが全部出すと今度は接待になってしまい、先方にかえって迷惑をかけることになります。

その常識範囲と線引きはそれなりの経験がないとできません。何も役所に限ったことではありません。民間同士もそうです。相手を傷つけないように、優位的な立場のプレッシャーをかけないようにお金を支払うのは難しいです。

当社ではその役目は概ね私の仕事です。なぜなら、経験豊かであるのと年長なのでお金を支払っても相手に恐縮させないからです。このさりげないお金の出し方は難しいし、場数と経験を要します。最近、自分の引退時を考えた時に今後はこの行動を誰がするのだろうか?と思います。

自分の所得がそれなりにある時はもちろん自分のポケットマネーでやりましたが、最近は所得も激減です。どうするか?領収証をもらえば会社が払ったことになります。領収証をもらわなければ自分の所得から出したことになります。

自分の中で仕事と趣味が一体化しているとポケットマネーで領収証なしの出費もそんなに痛いものではありません。趣味だと思えば。旅先で飲食したり、小腹を満たすための喫茶は趣味を満たしているのですから。

しかしこの一見無駄に見えるこの行為や行動がその地域の食やお土産品を知るのには大きな勉強になります。振り返るとこの30年、地域の料理や加工特産品を知るにはこの何にでも面白そうなものはその場で買って、その場で口に入れて、その評価を頭に叩き込む。この行動がなければ進歩しません。

いちいち領収証をもらい、その書き方の方に関心が行っているようではこの仕事はで来ません。
posted by tk at 07:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月22日

小が生き抜くためには

今日からまた石垣島に飛びます。今年度、2つ事業をやっており、そのフィニッシュです。1つは新規就農塾セミナーで石垣島農業の大きなうねりに成長するのが楽しみです。

もう1つはピパーツという在来の香辛料(ロングペッパー)を産業化にと言うことで1年間携わりました。その成果発表会で31アイテムの新製品を開発したのでそのお披露目です。

それに伴って講演会も実施します。講演者は伊那食品工業渇長井上修氏です。信州の冬の農家の農閑期の内職、手間賃稼ぎだった寒天を日本だけでなく世界に広めた会社です。用途も羊羹等の菓子の凝固剤から医薬品等まで伸長しています。

なぜ、信州か?凝固するために寒暖の差が必要だったのではと思います。井上氏も年少の頃は生家は農家で冬の間は寒天をつくっていたそうです。その会社が今や世界で最もエクセレントな中小企業と言われるようになりました。

私はこの会社も大好きですが、信州と言えば真田、真田家と言えば真田昌幸のファンです。真田幸村のお父さんです。信玄時代に臣従していた武田家が滅んで当然、真田家は存亡の危機に直面します。

周りは群雄割拠で天下を狙っている上杉、北条、今川、織田、豊臣、徳川の大国ばかりです。この中を智謀の限りを尽くし、松代藩として廃藩置県まで生き残ります。

まさに真田家は常に大企業に睨まれているの中小企業だったわけです。いつもパワーバランスの中で倒産に危機に直面していました。この真田と伊那食品工業社が私にはダブって映ります。

大国には大国の弱みがあります。特に覇権を握ろうとする国にはそれなりの危うい危険もあります。そういった周りの状況を見極めながら見事に江戸時代を全うしました。

政治的にはオンチの私ですが、最近石垣島に行くと尖閣諸島の問題が下手すれば一触即発状態まで緊張しています。石垣島は東シナ海に浮かぶまさに真田家です。巨大大国がそばにあります。我が国は軍隊を有しません。同盟を結んでいる米国もそれほど当てになりません。

そういった状況はまさに戦国時代の真田家です。現在は石垣島は日本一ともいえる観光産業の栄える島です。でもそれも有事になれば壊滅です。

そういった中、ピパーツをいう作物を育てそれを世界中に販売できる産業にしようとしています。ピパーツが世界の香辛料になればそれを使用する国はこぞって石垣島を支援するでしょう、そんな気がするのですが。
posted by tk at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月21日

恩返しは信頼関係の証

シーソーはこっちとあっちの人で長い板に乗って真ん中の支点で上下する遊びです。高く上がった人は歓喜の声を上げます。向こう側の地面に着いている人は次は自分が上がる番だと期待します。

交互に平等に上がり下がりします。また、役割も均等です。地面に下がる人は心持ち体に力を入れて相手が高く上がるように頑張ります。上がった人は次は相手を少しでも高く上げてやろうとぐっと体に重心を乗せて下ります。

私はコンサルをやって30年経ちました。最近、コンサルはシーソーのようなものだと思います。最初は彼らが上がるようにこっちでぐっと力を入れて教えます。

それでコンサルの仕事は終わりなのですが、最近、教え子がぐっと力を入れて下がって来て私が上がるようにしてくれます。要は教え子に助けられています。

そこまで期待して教えたわけじゃないし、こっちも講師代や講演料で生活の資を得ていたのでそこまでしてもらうのは過分の気がします。それでも教え子達は助けてくれます。

もちろん当社のクライアントは行政機関がほとんどです。教え子からお金をもらうことはありませんが、その仕事の遂行の大きな力になってくれます。キースタッフは鳥巣研二と社員だけではなく、教え子も含めてキースタッフのような気がします。

かって食品メーカーにいた頃、営業の仕事はたくさん売ることです。買う側のバイイングパワーは安く買い叩くことです。そこには心のつながりは何もない。巨大量販店が人口減の中で窮地に陥っていますが、誰も助けてくれるものはいません。尻尾を振っていた銀行ももうそんな力はありません。

最近、新しい流通に「食品添加物無添加」を目玉にしているところが増えました。こういったところは食品添加物入りの食品メーカーや減農薬でも農薬を使っているとその生産者を非難して、攻撃します。

両者は同じです。作る人を攻撃することによってお客様の信頼を得ようとしているだけです。そうじゃないんじゃないの。コンサルと教え子の関係でしょ。育てれば、恩返しをしてくれます。それを忘れていますよ、流通は。

中には感動するほどメーカーとシーソーをやっている素敵な流通もあります。そんなところはこの下り坂消費の中でも多くの消費者の信頼を得ています。
posted by tk at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする