昨日は午前中に群馬県太田市から戻り午後は青森県深浦町商工会の方と深浦町役場の方が見えました。地域資源∞全国展開プロジェクトの説明会が今日と明日にありそのためにやってきたそうで事務所を訪ねてくれました。写真はお土産にいただいた「観音もち復刻版」です。70年前に日中戦争の時期に製造元「開栄堂」とともに姿を消してしまいました。その時代は嗜好品であるお菓子は贅沢品に見なされたのでしょう。「開栄堂」の子孫の存命の方の舌の記憶を頼りに味を復活させ、たまたま残っていた包装紙でパッケージデザインを復刻したものです。この特産品は売れます。なぜならストーリーがあるからです。
話は変わりますが我々の食の勉強会で「大手量販店に代わるビジネスモデル」の勉強をしています。私はトヨタも松下幸之助さんも販路を先に考えてから商品を開発したのではないと思います。自動車の開発や電球の開発が先にあり、その商品が魅力があったので自然に販売するしくみができあがったのだと思います。我々が検討しているビジネスモデルも「原料生産と商品製造のしくみ」に革新性があれば販路はあとからついてくると思います。
最近行政の販路開拓やビジネスマッチング支援は販路を相変わらず既成流通に求めています。それが誤りです。新たなビジネスモデルが既成流通にマッチングするはずがないからです。既成流通に売ってもらおうと思っていること自体が既に失敗です。もっとも変身しようとしている既成流通とは大いにマッチングすべきです。
またIT業界から食と農に参入した通販会社が結構あります。彼らも販売面ではインターネットを活用するという新規性があり、わかりやすいビジネスモデルなのでメディアにもてはやされてある規模まで大きくなりますがその後は苦しんでいます。なぜならドメインの「原料生産と商品製造のしくみ」にあまりに疎すぎるからです。言い換えると農家と食品メーカーを知らな過ぎます。インターネットを活用する売り方なぞしょせん販売手法の一つにしかすぎないのにそればかりが脚光を浴びています。「食と農」の世界には「食と農」の常識があります。「食と農」業界で新たなビジネスモデルと作ろうとするならその常識を踏まえて革新を構築すれば成功します。
2008年06月02日
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にて聞かせてもらいました。先生のお話は
いままで聞いた中で一番面白かったです。
今日のお話もなんだか可笑しかったです。
いつもマーケティング講演で聞くのは、
市場の需要を見て商品を考える、です。
私はモノヅクリ側で、その逆の発想ばかり
ですから、駄目だ、といつも言われます。
需要ある商品ということを考えていくと、
流通が欲しがるものなのか、お客が欲しが
るものなのか、混乱してきます。
消費者が「面白い」と思う製品作りから
始めると、流通にたいする見方が変わって
くるでしょうね。
最後に残るのは商品だと思います。
*キースタッフメンバー加藤哲也さんには、今色々と面倒をみていただいております。
【松下幸之助/松下電器産業創業者】。