2007年10月14日

山元ほっき貝12月初旬漁解禁

一昨日は「不忘果樹園」の後、山元町漁協(正確には合併して今年から宮城県漁協山元支所)に行きました。そろそろ12月からほっき貝漁が始まるので昨年使用してもらった都内の有名レストランへの告知の準備のためです。数年前まで200tの漁獲量があった山元のほっき貝も海水温・海流の変化で繁殖・生育が悪くなり昨年は30tまで落ちました。さらに昨年は3月初旬に貝毒が発生してそれで漁を止めたので例年より1ヶ月間漁期間が短かったことになります。。調査採集では今年は貝の発育もよく昨年より漁獲量は増えそうです。稚貝のつき具合もよいようで2〜3年後は漁獲量もかなり回復が期待できそうです。
昨年使用してくれたレストランへは10月中に12月初旬から解禁になることを告知する事にしました。さらに11月中旬に漁解禁日が理事会で決定したらすぐに連絡することにしました。また海の時化(しけ)で出漁できない時の連絡のタイミングも打ち合わせました。
でも今年の最大の課題は価格です。重油が2年前に40円台/リットルだったのが現在80円です。2年間で倍近く上がっています。また資材が2〜3割アップ、発泡スチロール等の包材が2割アップの状況です。漁に行って出荷すればするほど漁師は赤字です。協議の結果、コストアップの明細を明確にして値上げすることにしました。いずれのレストランのもそれなりのオーナーなので話は聞いてくれると思います。
山元町に行く途中に亘理町があります。ここは「はらこめし」(写真前左)で全国的に有名です。9月〜12月までこの地域の食堂は一斉に「はらこめし」ののぼりが立ちます。鮭漁のシーズンは10月からです。山元町で聞いたら今年は水温が高く、鮭漁が遅れておりこれからだそうです。10月からは地元でとれた鮭の「はらこめし」が味わえます。
と言うことは今の「はらこめし」の鮭は北海道辺りのものと言うことになります。地元食堂は昔は9月に鮭が採れていたので9月から「はらこめし」は始まるようです。どの食堂も現在は「地元産鮭」と書いていないのは偽装していない証拠です。嘘を言っても地元で水揚げされていないのだからすぐばれてしまいますが。写真は「はらこめし定食」です。これで1300円です。地元産の「まがれいの煮付け」までついてこの価格ですから漁業者や飲食店の経営を考えると複雑な気になります。
はらこめし.jpg
posted by tk at 04:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
美味しそうですね。
Posted by at 2007年10月19日 04:58
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