2025年02月27日

お互い、貧乏愉快話に花が咲き

宮崎市のくす美トマト農園の久須美剣さんがやって来ました。ビックサイトで行われている健康博覧会に出展しています。循環型還元型農業で育った《美トマト》と豆乳クリームのヴィーガンスプレッド(https://healthcareweek.jmb0.com/exh2025/exhibitor_list/detail.cgi?reg_num=B251731028782_7861)を出展しています。

久須美さんは当社が6〜7年前に宮崎県でおこなっていた「ひなたMBAフードビジネス部門」商品開発コース相談会の初年度の第一号相談者です。相談を聞くのが私だったので彼のことをよく覚えています。

彼は東京からの移住者でトマト栽培をJAの実習生で学んでJAバンクから施設等の借り入れをして張り切ってやっていました。一緒にパートナーと移住していました。

コロナの最中に私が「農と食ビジネスへの転身」(エクセレントローカル出版)を企画して、出版しましたが、コロナなので取材に来ないで欲しいと断る人がいる中、2つ返事で受けてくれました。それで一番最初に登場してもらいました。

昨夜は久しぶりに久須美さん((一社)エクセレントローカル会員)と二人で会いました。今回は相当の出展料がかかるそうですが食事を切り詰めて、生活費も切り詰めるだけ切り詰めて貯めたお金で出展したそうです。久しぶりにお互いの貧乏愉快話に花が咲きました。

彼は事業者でトマト生産には1人の常勤者と数人の季節従事者を雇用しています。ミニトマトの栽培が業務です。その中の何パーセントかは加工向けに販売するのか?聞いたら「ほぼ100%生食用ですとの事」

形が悪い、生育が悪いのは成育する段階で間引きして、ほぼ9割以上は生食で食べられるものにするそうです。それでも1割弱は規格外品が出るので、その美味しさ等は規格出荷品と同じなので加工品にするそうです。

その加工品で今回はこのイベントに出展しています。製造は外注先への委託だそうです。この規模だと自前で加工場を建て、雇用してビジネス化するには規模が小さ過ぎるのでそうしていますが将来的には自前の加工場で製造し、販売する計画を思っています。その事前調査でしょうね、今回は、頑張れ、くす美農園。
posted by tk at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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