昨日は鹿児島県大崎町に向かいしました。鹿児島市に宿泊していたので、大隅半島を垂水フェリーで横断しました。仕事で数年間、鹿屋市に行っていた頃はこのフェリーもよく利用しましたが昨日は久しぶりに乗りました。
以前と変わらずに穏やかな航海で桜島を見ながら錦江湾を横断します。20数年前にタイムスリップします。半世紀後もこの光景は変わらないでしょう。100年以上前の西郷さんの時代もそうであったように。
大崎町ではNさんを訪ねました。Nさんとは10数年前に知り合いました。リサイクルの町、大崎町を牽引した人です。2年前に体調を壊して休職していましたが元気に復帰しています。
その休職中に自宅の竹林の整備を行いました。「放置竹林からめんまづくりを」をスローガンに全国活動を行っている我が糸島の先輩日高栄治さん(アプレ)の指導を受けて奥様のひとみさんとめんまづくりを思い立ち、「nitai dokkoi」という事業所を起こしてビジネスを開始しました。
そのめんまが地域特産品として人気を集めるようになりました。それで集落の年配者たちがN家に集まるようになり、竹林整備と共に竹工品の竹細工を行いなうようになり注目を集めるようになり、最近は地域外や他県からの若者も集まってくるようになりました。
何の報酬も得ようとしないで「竹の活用活動」を全国に広めている日高栄治夫妻は糸島の誇りです。
その後は曽於市のサテライツの川原崇信さんを訪ねました。彼も10数年前、鹿屋市で数年前に行った厚生労働省の地域雇用創造事業の受講者でした。現在、養鶏を放し飼いを行っています。彼が発売した「陸の孤島マヨネーズ」を開発支援したのは当社です。にわとりさん達が訪問を歓迎してくれました。
Nさんの奥様ひとみさん、めんまの日高栄治さん、川原嵩信さんの3名とも(一社)エクセレントローカルの会員です。ローカルには無限の魅力があります。情報化社会の先にあるのは農林水産業です。人類の歴史=農林水産業の歴史=食物の確保です。永遠の課題です。
さて今日からその大崎町の中山間地域で山椒の植え付けをします。おととい、私が鹿児島市の高質スーパーを訪問していたのは3年後の収穫時に販売して欲しいという依頼のためです。この高質スーパーに良質の商品を卸しているのが博多の「九州パワーグループ」です。
その主催者の勝又社長も(一社)エクセエレントローカルの会員です。
2025年02月12日
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