2023年02月09日

中小企業は社会構造の蚊帳の外

私が起業して今年で30年になります。マーケティング事務所キースタッフの個人事業から始めました。

食と農のコンサルなので講演セミナーはよくやりますが人様のビジネスモデルや事業のすばらしさを語ることは多いですが、私が自分の会社の歴史や今までやって来たことについて語ることはあり得ません。

しかし、30年が経ち、私も私と私の事業と私が歩んだ道について話してもいいような気になっています。キースタッフは等身大です。中身は世間様が見たままで仕事も公表している事業内容以外は何もやっていません。

最近、中小企業と大企業は違うなと実感することがあります。中小企業は会社は経営者と従業員のものです。それに対して大企業は株主のものです。社長も社員も株主の配当のために存在し、働いています。

そう思うと同じ株式会社の名刺を持っていますが中小企業の株式会社と大企業の株式会社はまったく別物です。

大企業は経営会議の中に社外取締役の設置が義務付けられています。概ね1/3の人数です。ある大企業の社外取締役の経歴を見るとアメリカのコンサル会社、投資会社、銀行、証券会社等の経験者が名を連ねています。

株主の利益を守るというのがその目的ですが、誰かがこれら金融・投資のプロを社外取締役として、その会社のボードメンバーに入れ、そそのかせば会社は乗っ取れます。この会社を狙っている投資会社は会社の株に投資し、買い占めることができます。

そして20%程度株を取得すればその会社は事実上支配できます。トップには長年その会社で社長になりたくてしょうがない人畜無害社員をお飾りに立てれば外見は変なことにはなりません。

テレビを持っていない私が2〜3日前にテレビのある居酒屋で酒を飲んでいました。そこに日本の詐欺グループがマニラの刑務所から移送されて来るのが流れていました。一緒に飲んでいた人が先月末端の連中が捕まり、今度は幹部・元締め逮捕だと言いました。

いやいや私の見立てでは今度捕まったのは先月捕まったのが平社員とすると会社では係長程度です。まだまだ部長クラス、役員クラス、さらに経営者と幾層にもなっています。そしてそのトップは誰も知らない。組織的犯罪とはそんなものです。

ある宗教団体の信者から献金が社会問題になっています。そして宗教団体のトップが槍玉に上げられています。しかし宗教団体に上納させている見えない組織があるはずです。そしてそれを語るのはタブー中のタブーであり、それはまさに闇なわけです。

朝から妄想を書きました。鳥巣研二、カネと力はなかりけりです。お許しください。


posted by tk at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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