2021年11月25日

お客様の欲しいものが見えているか?

人が話題にする人に「カリスマ」や「超スター」がいます。私の食と農の業界にもそんな人が現れます。どこから出て来るか?メディアから出てきます。地方メディアで有名になる人はそのメディアの電波が届く距離内でスターです。それがNHKでオンエアされると全国スターになります。

私の親しい食と農の業界の人でメディア有名型はいません。みんな自分の実力で事業を経営して、顧客を掴んでいる人ばかりです。大方、メディアとは無縁の人です。

昨日、宮崎県ひなたMBAフードビジネス部門チャレンジコースの講師は(有)九州パワーグループ社長の勝又義正様にお願いしました。仕事は本物食品を本物志向スーパー・小売店に届ける卸売業をしています。卸売業だけではなく、商品開発もやります。

私は俗にいうバイヤーが大嫌いです。なぜ?他人(メーカー)のふんどしで相撲を取り、かつ脅迫に近い値引きをメーカーに強要するからです。私も食品メーカーにいました。その頃、バイヤーはみんなこんな連中ばかりでした。大企業になっているスーパーは当時こんなバイヤーがウヨウヨしていました。眼が人を威嚇していました。

私が食品流通業に身を置く人で心から尊敬するのは1人だけ。この勝又さんだけです。この勝又さんの話を宮崎の食と農起業者に聞かせたくて昨日の登壇がなりました。

いきなり「売上=成果ではない、成果とは使命に対する貢献度合い」であると言い切ります。自分の持っている強み(特定機能・特長)を認めてくれるお客様はどこにいるのか?この特定機能、つまり自分たちの商品・サービスを認めてくれるお客様はどんな人で何処にいるのか?

そのお客様が望んでいるものは何なのか?それを知り尽くし、提供することが我々が世に存在する意味である。喜ぶ人を増やすことが社会の役に立つことである。まさに顧客創造です。

3時間のセミナーで具体的にこういうことであると教授してくれました。いかなる大学のビジネススクールの先生よりもその話を魅力的でした。

その後で夜、宮崎県でその考え方で経営をしている本物志向スーパーの社長も参加して会食しました。その社長の話にも感銘しました。自分のお客様がよく見えている。ライバルを攻撃しないと言うよりもライバルそのものがいない。

勝又社長もこのスーパー社長もメディアに出ることはありません。道を歩いていて声をかけられる有名人でもありません。ごく普通の食品業界の人です。でも食品業界で社会貢献して、新しい商品や仕組みを世に提案し、作っているのはこんな人たちです。カリスマなど嘘です。

posted by tk at 09:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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