2021年09月20日

よい商品はよい客が支持してくれる

当社がある百貨店とタイアップして1ヶ月くらいの期間ある地域のフェアをしました。木工品のようなものもありましたが大方は食品でした。一番売れたのはバラ売りした個包装のお菓子です。

びっくりしたのは1ヶ月後の百貨店との精算時になってレジ通過売上高と在庫残が合わないことです。特に個包装のような小さい商品のギャップが大きかったです。理由は万引きです。それは百貨店もわかっており、折り込み済みといった感じでした。

一昨日、昨日、糸島市二丈赤米産直センターの赤米花見会(赤米の穂の色付きを楽しむ会)で開発試作中のかるかん3種(赤米、黒米、うるち米粉)を来場の人たちに試食アンケートを取りました。

来場者は糸島市と福岡市の人です。びっくりしたのは子供達から高齢老人まで試食アンケートに応じ、しかもアンケート用紙1枚の質問をきちんと書いてあることです。福岡県、糸島市出身を誇りにしたくなるほど誠実な回答でした。

場所は赤米田んぼにやぐらを組んでそこに上り田んぼを見下ろします。赤米田んぼにうるち米(白色)ミルキークリーンで「ようふんばりました100」と抜き文字が書かれています。今年はコロナの終焉を予言するようなフレーズです。もう31年つづているそうです。

3連休にこんな真面目な自然を楽しむイベントにカップル、夫婦、子供連れで訪れる人はみんな農業や自然が好きな人ばかりです。テント張りのところで赤米・黒米・野菜等を販売していますがほとんどの人が買っていきます。いつも常食にしている人達です。生産者とは顔馴染みの人ばかりです。

しかも老いも若きも子供も年齢に偏りがありません。二丈赤米産直センターの経営と生産・販売は吉住家です。一家総出の3代に亘るイベントです。彼は中山間地域に生まれ、彼が農業継承した時は温州みかんが暴落した時期です。当時は平場で米、山場でみかんを作ればメシが食えました。

しかし、みかんの暴落は経営を変えました。中山間を生かす作物で赤米に着目します。今でこそ赤米は誰でも知っていますが、当時それを栽培している人はほとんどいませんでした。彼は元祖の一人と言ってもいいです。

赤米という作物を特定したので今のお客様(ターゲット)は自ずから決まりました。そしてそのお客様(ターゲット)は増え続けています。ターゲットありきではないということです。作物ありきでお客様はそれに着いて来ているだけです。

ターゲットが先にあるのではなく、作物(経営資源)が先にあるのです。特に生産量や生産面積が限られている作物は作る制約、できる数量等希少価値があります。そこに魅力があります。
posted by tk at 08:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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