2021年09月05日

ゆっくりしたしゃべりと優先順位

昨日はひなたMBAフードビジネス部門のキックオフセミナーでした。今年度はコロナの影響でオンラインのリアル配信で行いました。200名近い方々が受講しました。

総合司会は伊豆謡子氏にお願いしました。基調講演は群馬県の菓子メーカーの専務に会社所在地の高崎市からオンラインで行いました。事例発表等はシーガイヤに一堂に会し、昨年のMBAフードビジネス部門受講者椎葉屋昌史氏と早川みそしょうゆの早川薫氏が行いました。

最後のパネルディスカッションのモデレーターははみやざきフードビジネス相談ステーション長柚木崎千鶴子氏にお願いし、基調講演者、椎葉氏、早川氏と私が主催者ということで参加しました。

椎葉氏は昨年のひなたMBAフードビジネス部門「MIYAZAKI FOOD AWARD 2021」で「九州山蕎麦」がグランプリに輝きました。その時に早川みそしょうゆも「みそパウダー〔umami ・so〕」で応募しましたが、書類審査で落ちてしまいました。

その「みそパウダー〔umami ・so〕がヨーロッパで火が点きました。イギリス、ドイツで日本食に欠かせない話題の調味料になっています。日本では粉末みそというと単なる粉末みそ汁を連想します。そのせいか?商品自体を審査されることなく、書類で落選でした。

こんなことは食品に限らず、よくあります。商品が凄すぎて審査員が評価できない等です。シドニーオリンピック柔道決勝戦宮崎出身の篠原選手がかけた返し技「内股透かし」を審判が知らずに一本にならずに篠原選手は敗れてしまいます。

最先端を行く技術というのが凡人に評価されるのには年月がかかります。しかし、ヨーロッパでは「みそパウダー〔umami ・so〕」が受け入れられました。なぜならみそに対する固定観念がないからです。

椎葉さんは「九州山蕎麦」に続き、バターサンドが大人気です。そばとスイーツ、二刀流の大谷選手並みの才能です。

宮崎県民は自嘲気味に「宮崎県はよい原料はあるけれど加工する人材がいない」言いますが、椎葉さんのような人材と早川さんのような人材の両タイプがいるのが宮崎県の凄さなのです。

二人とも事例発表の前に緊張していたので人前で話すコツは2つ。1つは「ゆっくりしゃべること」もう1つは「言いたいことの6割が聞いている人に伝わればよいと思ってしゃべること」とアドバイスしました。二人の発表は実に分かり易く立派でした。

総合司会の伊豆さんのしゃべりも聞いているとそうです。早口でしゃべれるのにゆっくりしゃべっています。1つ1つの言葉を大切にしゃべっています。まさにしゃべりの極意です。

モデレーターの柚木崎氏も名進行でした。1時間しかないパネルディスカッションで詰め込みたいことはたくさんあるのを優先順位をつけ、スムーズな進行の流れを作り出し、聴衆者に聞き易く工夫していました。

偉そうなアドバイスをした私も実践しなきゃとゆっくりしゃべりました。それで最後のたくさんのメニューのカリキュラムも聴衆者の方々にちゃんと伝わっていればいいなと思っています。フードビジネスに関心のある宮崎県民であればだれでも受講できます。奮ってご応募ください。





posted by tk at 09:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: