2021年07月28日

2割の信の人・企業と付き合う

私が信用していない職業、業界が3つあります。「政治」、「メディア」、「流通」です。彼らは平気で嘘をつきます。平気で人を裏切ります。それでも世に存在しているのは世の人が彼らは「嘘つき」だとわかってその存在を許している我々の責任でもあります。

でも少し擁護すると「8割の嘘だけど2割の信(正義)がある」業界でもあります。「2割の信」の人や企業は確かにいます。相手の心を慮る姿勢があり、強いものにも向かっていく正義感のある人もいます(私も政治、メディア、流通に知人は多く、彼らはすべて「2割の信」の人です)。

しかし、残りは8割はくずです。くずはばれそうになると「秘書」、「担当者」のせいにするかせいにするか、あとはだんまりを決め込みます。卑怯です。

私がいる食流通の世界にバイヤーと呼ばれる職業があります。「バイイングパワーの濫用」は独禁法で禁じられている法律違反です。それでも弱い者いじめがあとを絶ちません。

九州のある県で起業して、食品加工をしている女子社長から電話がありました。苦労しながら事業を伸ばしてきました。ある日、大手流通の名前をほのめかしてある企画会社が近づいてきました。それで大手コンビニや大手スーパーや生協に独自企画の商品を提案して納品している会社と名乗り、「おたくの商品を〇〇向けにPB商品で提案したい」と言うことでした。

販売量を聞いたらとてもその会社では対応できない量でした。断ろうとしたら「いや確実に納品できるので、もっと大きな製造規模を保有して下さい」という嘘を真に受けてその社長は借金して新社屋と新設備の増設をしてもいつまで経っても納品に行き着かない。問いただすと「あれはなくなりました」の一言。それでその会社はいっぺんに倒産の危機に。それで私に電話が来ました。

もう1つ、これまた九州の流通の話、名前を書けば誰でも知っているスーパーチェーンの九州本部。東北のある県の旧知の社長が「九州に販路を広げたい」とのことで私がトップを知っているその本部を紹介。商談にも立ち会い、話はまとまりました。

その社長は九州から東北に帰り、商談の約束を果たすべく、段取り・準備して連絡してもなしのつぶて。ぎりぎりの今週になってお断りの話。「そんな約束していない」とこれまた嘘つき。私からそのトップに電話したら、そのトップも「すみません、担当者に聞きます」と口で謝るだけ。何の責任も取ろうとしない。即座に私はこのスーパー本部と縁を切りました。信頼して紹介した自分が恥ずかしい。

九州は遅れているのでまだこんな商談が成り立つのか?大都市圏内の東京、大阪でこんなことをやると訴訟になって、流通が一気に潰れます。

でも、九州にもいい流通はあります。高質の商品を取り扱うスーパーも卸業者もいます。そんなところを見極めて付き合うことです。それが私のいう「2割の信(正義)」の企業であり、人です。この2事例企業の実名を書いてもよいのですが、書かないのは「武士の情け」からです。


posted by tk at 08:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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