2021年07月26日

オリンピックの消滅・終焉

世界的な感染症研究の大家、元阪大総長の平野俊男先生がお書きになったものをネットで拾って読んでいますが、面白いというか説得力があります。脳みそのない一般国民にこのように分かり易く説明してくれるとありがたいです。教育者の頂点にいる方は考えを人に伝えるのもうまい。

先生曰く、人類の歴史は5つくらいの分けられるそうです。第1波は20年前に誕生したホモサピエンスが数万年かけて全世界に波及する最初のグローバル化、第2波は一万年くらいかけて各地で農耕が始まり、文明が生まれた多様化の時代。

第3波は13世紀のモンゴル帝国と次の大航海時代の到来、第4波は18世紀の産業革命から大英帝国のような世界帝国の出現、世界レベルの第一次・第二次大戦、そしてソ連の崩壊まで、現在はその次の第5波の時代だそうです。第5波は限りないグローバル化です。その間、人類を滅亡に導くようなペスト、天然痘等を克服して今があるそうです。

米ソの対立が終わり、現在のグローバル化はアメリカ支配の地球ともいえるでしょうが、その先には国家自体の存在から人類は地球人として1つになって行くと考えられます。今、局地的に起こる紛争はイデオロギー紛争によるものではなく、宗教紛争です。それもやがてどんな形を取るかわかりませんが、1本化されていくでしょう。

留学が当たり前、国際結婚も普通、言語も英語化、ネット言語に統一、既に仕事も企業も多国籍化という地球レベルの活動をしています。そしてこの忌まわしき新型コロナウィルスも国家間関係なく自由に世界中を駆け巡っています。

オリンピックはローマ時代の古代オリンピックを模して1896年に始まります。平野先生の考えだと第4派の時代に生まれてすでに130年間続いています。現在を第5派時代とするとオリンピックは時代遅れの産物です。

今でもたかがスポーツごときに国家間競争を導入して、国威発揚、ナショナリズムの煽りをやっています。また、悪いことにグローバル企業や大企業もスポンサーでそれに加担しています。そして何よりも主催者が既得利権の亡者です。まさにぼったくり男爵です。

プロスポーツの世界では国家は存在しません。選手も有能な人材を世界中から集めてチームをつくり、競います。いかにオリンピックが前時代的であるか今回の新型コロナ下での開催で露呈しました。

企業がスポンサーになるべきはオリンピックではなく、SDGsのような地球レベルでの貢献です。それを相変わらず自社商品を売ることに傾注しているのですから。企業も前時代的な存在です。

あと20年以内くらいにオリンピック開催は終焉を迎えるでしょう。そんなことを新型コロナウィルスは教えてくれました。
posted by tk at 08:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: