2021年05月25日

これからの人生の計画書を書こう

よくネットの広告でシニアの再就職あっせんビジネスが載っています。そこらへんのどこかで見たことのあるような中高年者がモデルになって求める人材は「元取締役」、「元部長」で斡旋再就職先は「顧問」のいうふれこみになっています。

再就職あっせん会社の広告です。バラ色の人生を提供することを期待させます。どれだけの入会金を払って、どれだけのお見合いがあるか知りませんが。まあ、悪徳商法すれすれビジネスでしょう。

私の同世代もほぼ新卒で入った会社での役目を終え、消えています。今の経営者たちも5年後はそこから消えるということは間違いなく保証(?)されています。

昔は再就職はどっちかというと定年後、退職金だけでは暮らせない人の第2の就職先でした。それが今は元取締役、元部長が人材売買会社のお客様になるのですからそれだけ取締役、部長職が多すぎるということです。取締役、執行役員、部長と肩書だけは幹部ですが、昔の課長か係長の位置づけです。

私の会社の同期入社で出世も同期のトップだった友人が関係会社の社長を2年前に退いて会長にもならずに浪人していました。彼が近々、新刊を出版します。中身は自分の人生の振り返りやサラリーマンサクセスストーリーでもありません。

大好きで趣味の日本酒の本です。しかも888銘柄のお酒が登場します。何だ酒の宣伝か?ではありません。そこに書いてあるのは酒という表の主役を設定して彼の人生観やものの見方や自分の体験や意見や思想が述べられています。もちろん主役は執筆者の本人その人です。

私は昨日その原稿を見せてもらって真っ先に思ったことは「自力で第2の人生を創ったな、さすが。これで死ぬまで幸せに活躍できる」ということです。

それこそ降るような再就職、役員就任の話があったはずです。でも、この2年間静かに浪人していました。次のエンジンをかけていました。というか会社を退任した時はそこまでは考えていなかったはずです。この2年間が今の彼を創ったのでしょう。

まさか彼の本がベストセラーになって大人気作家になることはないでしょう(でもそれもわからんよ、充分あり得ます)。彼は居着かなかった。この2年で将来の自分を自分で創った。これです。友人なので本人の前でそう褒めるわけにも行かず、今日それをこの文章にしています。

この本は嬉しいことに我が(一社)エクセレントローカル出版部から出版されます。私の「農と食ビジネスへの転身」に次ぐ第2弾です。まさに見事な転身です。こういったシニアの出版も大いに受けますのでよろしくお願い申し上げます。

posted by tk at 06:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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