2021年05月20日

農家が自家用に作っている畑の作付け

基本的に農業は儲かりません。それでも産業である限り、利益を追求する業であることも事実です。JA出荷で農業を営むと年間出荷価額1500万円程度ないと一家で生活していくだけの所得を上げることはできません。

農家にとっては農作業の手の数が勝負です。昔、「貧乏、子だくさん」と言われたのは他に快楽がなかったからと言われますが、実は子だくさんの家はたくさん耕作できたからもあると思います。半面、分家しなければならないので農地は減って行きますが。

昔は牛馬の農耕馬を家で飼っていました。田鋤(たすき)は田起こしですが、馬に鋤(すき)を付けて田んぼの中を行ったり来たりしていました。やがて耕うん機機に代わり、馬車も軽トラに代わりました。

その後の機械化やハウス建設で大型化が進み、経営の近代化が実現していきますが、その陰で相当の自殺者が出たのも事実です。納屋で首を吊る、農薬を飲む等追い込まれた農民が死を選びました。

最近はスマート農業という言葉があります。最先端の農業と言われますが、だれがこのビジネスにそれだけの資本を投下することができるのか?とも思いますが農水省や大手農業機械メーカーやIT企業には勝算があるのでしょう。人類の餌づくりに。

話を戻し、夫婦・カップルで農業を営み、それで生計が立つ農業って不可能なのでしょうか?イメージは500万円程度。夫婦で500万円程度の売上を上げようと思ったら中間流通を排除する。つまり直販するか、直売所に出荷するか、高品質・高性能の作物を栽培するか?しかありません。

そうすれば粗利は300万円くらいは出ます。何とか二人で生活できます。この場合の夫婦・カップルの最低条件は仲がよいこと、二人とも農業や食品加工が好き、要はベクトルが同じ方向を向いていることです。

500万円の売上高は要らないのでもっと小さく趣味の農業を楽しみたい場合はどうするか?耕地面積3〜4反。でもこれくらい耕すと相当に採れます。二人では食べ切れません。ストレスになります。

1反程度が限界でしょう。そこに年間40〜50種類の野菜を植える規模だと楽しめます。それでも生活の大半は畑の中です。一番参考になるのは農家が自家用野菜を植えている畑です。春夏秋冬、旬と季節感等そこに植えられている野菜は農家の知恵が詰まっています。これを学ぶのが一番です。

我が実家だと敷地に隣接している「前の畑」と「裏の畑」と呼んでいる畑です。2つ合わせても1反もないでしょう。5〜6畝かな。これで十分なのです。
posted by tk at 07:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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