2021年05月17日

下手なりにやり続けること

世の中で何でもできるスーパーマンがいたらその人の人生は味気ないでしょう。「人生は継続」だという言葉があります。しかし、興味のあることには継続できますが、ないことは長続きしません。

「興味があり、憧れがある」は継続できます。しかも下手くそであればあるほど頑張れます。少しでも上達したり、目的に近づいた時にとても嬉しいから。

沖縄空手を日本本土に広めた船越義珍先生の言葉に「空手の修業は一生である」という言葉があります。達人になればなるほど「おれは何もできていない」と思っています。ここに続ける原動力、上達のコツがあるのでしょう。

空手の稽古をしていて先生と一緒の時は上手にやって褒めてもらおうとします。そう思うといつも一人で稽古しているよりも下手になります。だから上手にやろうと思わない方がよい。どうせできないんだから。

普通にやっていればよい。それで先生から見ると無数の欠点、へたくそがあります。そこを指摘してもらうことは大変効果的です。それを直そうと思ってもそう簡単には直せない。でもどこが悪いかはわかります。

人間は仕事をしていてもその人の癖というのがあります。癖はあまりよい言葉ではありません。「鳥巣も癖が強いからな」と言われるのは一般的に悪口です。

しかし、個性と言えばいい言葉です。その癖=個性=特徴を直さない方がいいと思います。でも悪い言葉なのでそれでいろんなところでうまくできずにしくじります。大いにしくじり、いつまで経っても成長しません。

しかし、人生も仕事も生きて行かなければなりません。下手なりにやっていると生きる知恵として「理に適う」や「世の中の道」が少しずつわかって来て、知らず知らずのうちに身に付きます。

この知らず知らずが大事です。無理に上達しようとすると厳しい「矯正」をしなければなりません。矯正はリバウンドのあるダイエットみたいなもので必ず元に戻ります。

「自然に身に付く」これが本当の上達です。進歩です。そのためには日々、我流で自分の癖をいっぱい出してやっていればよい。失敗が人生の先生であり、下手くそが上達・成功への宝庫なのだから。
posted by tk at 06:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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