2021年03月02日

ピンチはチャンスというけど全くそう

私が会社の代表を下りて今年でちょうど5年が経過しました。業績はというとこの1〜2年は最悪でした。なぜ、こうなったか?私が辞めてから鳥巣研二スタイルが好きだったクライアントが徐々に去って行きました。

とどめはレストランへの進出とコロナ禍による廃業ですが、本当の一番の苦境原因は本業のコンサル部門のクライアント顧客数の減少、要は分母の減少です。

私が代表を下りて実務の中心を若手スタッフ達に布陣を変えました。例えば、うちの目玉の商品開発支援も今までは私がいた大手食品メーカーのOBが中心でした。ブランド力があるので一定の仕事は来ていました。しかし、やがて来る引退年齢に私が先手を打ちました。

そして、20歳代の出身大学も無名でしかも食品技術系ではない学部の出身を担当にしました。もちろん、大企業OBが先生で付きましたが、少しずつ自分でやるように独り立ちさせました。

明らかに試作品のレベルが落ちました。私は休日もほぼ出勤していますが、その開発担当者もその当時よく一人で黙々と悲痛な顔をして試作をしていました。しかし、彼はその厳しい状況に負けなかった。

最近、当社が開発支援した商品のいくつかがテレビでオンエアされ、大人気になっています。メディア露出はどうでもよいですが、明らかに当社の商品開発のレベルが上がっています。誰が食べてもそう思うレベルです。お客様とは正直なものです。

さらに1年前に大学院卒の女子を入れました。経営の苦しい中で採用しました。会社が倒産したらピカピカの彼女の経歴に傷がつくと懸念しましたが、彼女は喜んで入社しました。彼女のセンスとそれを商品化する力がさらに当社の開発力を高めています。このコンビの相性も開発力に拍車をかけています。

ちょうどその頃、主婦で子育て中の女子を知り、週1回なら仕事に来れると了解を取ったので彼女もパートで入れました。彼女の着想とその斬新さが多くのクライアントを引き付けています。

キースタッフ復活どころではありません。私が予想もしなかったレベルに到達する日も近いでしょう。

人が育てられなければ経営者とは言えません。えっ、人を育てるのは先生の仕事じゃないの?仕事でやっているから人が育たない。
posted by tk at 07:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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