2020年09月03日

食産業が全て6次産業を目指している

昨日は宮崎から台風9号をすり抜けて福岡までやって来ました。福岡市内で九州全域のこだわりスーパー20社への商品供給をしているK社長と会いました。当社は6次産業化支援で農家支援をして来ました。しかし、6次産業のしくみが農産加工品の世界だけでなく、一般食品業界にも広がって来ました。

農家の営みの6次化商品を一般流通も欲しがっていると言うことです。大手メーカーの大量製造品を販売しても安い価格の仕入れられるナショナルチェーンには価格優位性がなく負けてしまいます。

大手チェーンが扱っていない商品を探しています。大手チェーンとの差別化は自分のお店にしかない商品を開発することです。そして商品コンセプトは極力食品添加物等を使用していないことや原材料に明らかな地域性や品質面での優位性があることです。

流通が自社ブランド商品を開発すると一般にはプライベートブランド(PB)商品を言います。大手チェーンは脳がないのでこれを食品メーカーに製造依頼してその食品メーカー品よりも安い価格で販売できるものを作ります。メーカーも馬鹿ではないので中身をわからないように劣悪にしてPB商品として供給します。安いけど美味しくない商品が並びます。そしてやっぱりナショナルブランドか(NB)品の方がいいねと言うことになります。

しかしこだわりスーパーはその逆です。品質、原材料、製造法にナショナルブランド(NB)品よりも明らかに優れたものを開発して販売しようとする動きがあります。価格もそれに対応して高価格帯でオーケーです。小ロットで製造して自分のお店で売り切る。

しかし、それを製造をしてくれるメーカーがないのが悩みの種です。当社が6次産業化支援で設立して来た地方にある農産食品加工場にその依頼が増えています。小ロット製造、手作り製造、地域原材料を使用する等ができることです。こだわりスーパーと地域食品加工場のマッチングが急務です。

その後にトリゼンフーズの河津会長を訪問しました。華味鶏ブランドの鶏肉を加工供給するとともに華味鶏の名前で全国から30店舗のレストランを経営しています。代表メニューは「鶏の水炊き」です。そのスープをレトルト製品にして店舗内で販売しています。水炊き用のポン酢も大人気です。これらは流通を通してギフトでも売られています。その専用工場も持っています。

流通も外食もこれから自分のオリジナルブランドを製造する機能を持たないと生き残れません。前の6次産業化は農家に対してでしたが、今は食品業界6次産業化が始まっています。
posted by tk at 08:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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