2020年07月26日

数字ほど嘘に満ち満ちているものはない

現在、執筆予定本の取材中です。移住や転職で農業をやり、成功している人を書こうとしています。一般的に経営の成功、不成功は売上高、利益、事業規模等で表します。これにはもう飽きました。66歳にもなって数字に縛られた経営本を書いているようでは鳥巣研二も3流です。

今回は「農業をやって幸せ?」を指標にします。農業をやって幸せと思っている人は成功者です。私はそんな人を書きたいと思っています。合わせて「農業に入ったきっかけ」も書きたいと思っています。一切の経営数字を排除して経営本を書いてみたいと思っています。

昭和16年夏の敗戦(猪瀬直樹新潮文庫)はよい本です。190ページに「数字は客観的なものの象徴であり、願望などいっさいの主観要求を排除した厳然たる事実の究極の信じられているからである。(中略)しかし、(中略)データをインプットするのは人間である。(中略)数字の客観性というものも結局は人間の主観から生じたものなのであった」と書いてあります。

それでやる前のシュミレーションでは全員負けるとわかっていた戦争を数字をいじくって、ごまかして起こしてしまって国を失くしてしまいました。

みんな数字に振り回されています。計算が速くて正確な人が秀才と言われます。それは組織では間違いです。数字を自分に都合よく、使いこなせるのが組織のエリートです。

コロナ禍で毎日感染者数が報道されます。日本全体が一喜一憂して全ての行動活動が感染者数に縛られています。メディアの報道もどう報道すれば視聴率という数字が上がるかに縛られています。

国民の健康などこれっぽっちも考えていません。視聴率が上がるとその番組のスポンサーの広告費が上昇します。これも数字です。そしてその番組のプロデューサーは出世します。そのために煽っているだけです。

当初、視聴率は上がりました。しかしあまり不安を煽ると国民も購買行動も控えるようになるとスポンサーの会社の業績も悪くなります。これも数字です。すると利益を確保するために最初に切られるのは広告費です。広告費カットが始まります。これも数字です。スポンサーを降ります。

テレビ局は現在、大苦境です。自分で掘った穴に自分で落ちてしまいました。ここから抜け出すためにさらに煽り報道をする。そしてやがて近いうちに倒産する。倒産の指標も数字です。

数字から抜け出した者が勝ちます。今、自分が思っていることを素直に行動することです。
posted by tk at 07:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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