2020年02月13日

居着かない心、無心になれるか

昔はよく喧嘩をしていました。言い争いも多かったし、口での罵倒や中傷も多かったと思います。40歳前にサラリーマンの職を追われて起業した私に理不尽な応対をする輩も多かったです。悔しさが喧嘩や言い争いにつながっていました。

最近は言い争いをしなくなりました。我慢しているのではなく、聞いていない、あるいはスルーしています。齢を重ねて人間が大きくなった。そんなことはありません。若い頃と同じです。

1つは忙しいからです。おかげさまで本格的な食と農時代の到来で四半世紀前からやっている当社は小さいながらも業界の老舗です。65歳になって、再び多忙です。忙しいと2つのことができなくなります。1つは怒っている時間がない、もう1つはお金を使う時間がない。

人様を怒らせても、こっちが不快に感じてもそれに対して何も気にしなくなりました。私が最近好きな言葉「居着かない」ができるようになりました。ただ無心。心を無にすることができるようになりました。

私の中で相手の力量を推し量っています。狭量の人には寛大な対応を、人間が大きくて心も広い人にはこっちも心を開き、応対します。こっちが相手のサイズに合わせているのであらゆる人と対等に不快感を味合わせずに接することができます。

それができるようになったもう1つの理由は飲食業を始めて4年経ち、お客様とのトラブルやお客様に指示命令することはタブーであると言うことがわかりました。

コンサル業界はディスカッション、議論が大切ですが、飲食業界にお客様との議論はあり得ません。お客様に謝らない、お客様を不快な気持ちにした時点で負けです。

ですから、こっちの気持ちや感情が自分の心を侵さないように、傷つけないように工夫することです。特に飲食業は刹那の行動が求められます。いちいち気にしていたら次の行動にも影響します。

イローカルがオープンしてもうすぐ4年です。昨日も今日も満席予約です。明日は予約ゼロですが。水商売とはそんなものです。この満席20名のお客様を料理長とマネージャーが2人で回しています。

2人とも居着かない心を会得したのでしょう。特にマネージャーは私の長男ですが、最近はこっちが教えられることが増えてきました。幸せな親父です。
posted by tk at 08:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: