2020年02月07日

やっぱり農業はビジネスのネタがぎっしり

昨日は岩手県花巻市役所6次産業推進室主催の「6次産業化プラニング講座」第1回目でした。5回シリーズで次は最終回の5回目に私が登壇します。この市役所の担当者と受講者で参加していた農業委員会の市職員の2人が優れ者でした。このセミナーはうまく行くなと直感しました。

が、受講者を見て不安になりました。うちのセミナーは特産品を作りたい女子が大体8割を占めますが、今回はほとんど男子です。しかも年齢は若くて50歳代で最高年齢者84歳です。

セミナー時間は午後2時から午後6時までの4時間と長い時間です。通常1時間半の講演にも耐え切れず退出する人がいる中で27年の経験の私も正直ちょっと腰が引けそうになりました。どうやって今日の4時間を持ったそうか?です。

しかも、20名近くの人が集まっています。JAなら動員をかけて集めたのかな(最近はかけても来ないけど)と思いますが、市役所主催です。聞くと全員希望しての受講だそうです。

通常、ロングランのセミナー時は1人5分程度の自己紹介をしてもらいますが、今回は私が最初に生い立ちから何でこの職業をやっているか?を1時間弱話しました。それから時間を切らずに受講者の自己紹介をしてもらいました。

それで火が点きました。みんな15分くらいしゃべっていました。共通点は専業農家がいない、JA組合員がいない、若い頃はサラリーマンで岩手や東京で働いていた、実家は農家である、定年後あるいは50歳以降に農業を開始した人達です。生い立ちは私との共通点が多いです。

シニア世代の新規就農者です。ビジネス感覚抜群です。自分の頭で考え、自分のリスクで行動して、動いています。根底に「儲かるビジネス」として農業を捉えています。

米作りをやっているが、それを使って米焼酎を開発したい。
惣菜加工をやっているが、スチーブコンベクションを知り、自分で生産している自然飼料の卵を使ってプリン、お菓子を作りたい。
山菜料理で山菜系の加工品を作りたい。
温泉と障害福祉センターとコラボでそば、原木しいたけ、玉ねぎ生産をしている、温泉のメニューで大人気。

農水省の役人だったが親の介護もあり、退職して山ぶどうと原木しいたけを栽培している。山ぶどうは今年の収穫物はすでに予約で完売している。
定年後、家のそばのぶどう畑を買って収穫物を農産物直売所「だーすこ」に出荷している。
漬物製造を行なっているが義母に「におい豆」を教えてもらい、商標登録して販売に乗り出す。
料理嫌いだったのが雑穀知り、魅せられて、料理や麹や味噌まで製造するようになった等です。

農業は無限の可能性を持つ里山の資源ですね。このシニア世代とのセミナーは次は3月5日(木)です。近隣の方はオブザーバーで参加しませんか。
posted by tk at 08:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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