2020年01月10日

裏方でやってくれている人がなぜ見えないのか?

母が亡くなって、一番感じたのは誰もやってくれない、自分でやるしかない。いかにいかに母に依存していたかを子供心にわかりました。新しい母が来て、大学に入り、東京で一人暮らしを始めた時も新しい母が見えないところで私の事をやってくれていたことがよくわかりました。

会社をクビになって独立した時、自分が何にもできないのを痛感しました。会社のスタッフ、当時は庶務やアシスタント業務は女子が多かったですが、彼女達がフォローしてくれていたのが見えました。それは別れた妻にも当てはまるかも。見えないところで支えてくれていたことが。

国内原料の争奪戦が行われています。今まで海外産の安い原料を商社を通して調達していた食品メーカーがこぞって国内産の奪い合いをしています。しかもお抱え商社を中に通して、代理戦争の様相を呈しています。

農業衰退の中で国産原料は絶対的に足りないのに、奪うことだけをしています。なぜ自分で育てないのでしょうか?ポーズだけはしています。会社の広報誌に農業体験に若い社員を派遣したとか、消費者に表向き受けるパフォーマンスをしています。

これから農業の時代ですと言います。しかし、食品メーカーや流通は農家に感謝していますか?相変わらず1円でも安く買い叩く対象先ではありませんか?農家を疲弊させることよりも農家を潤わせた企業が生き残ります。

母を亡くして、あるいは一人暮らしをするようになって母がやってくれたことが初めて見えるようになりました。そう言う眼で農家を見たらどうでしょうか?そして食品ビジネスを経営すると言うことは最後は自分で農業をして、自分で原料を育て、調達する覚悟が必要であると言うことです。

これまでは精神論ですね。具体的にこれからの農業育成のしくみを作らなければなりません。資本力とよい作物をつくる技術と人材を育てなければなりません。カネとヒトと技術。この3つが育つようなしくみを確立した食品メーカーがこれからの食の世界をリードすると私は思います。

それに向かって私も動き出しています。
posted by tk at 08:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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