2019年11月27日

九州のこしょう、からしの意味は紛らわしい

埼玉県吉見町役場とJAと6次産業化セミナーをやっています。埼玉県一のいちごの栽培量です。次世代作物は何にしようか?高齢者ができる作物といえば軽くて単価の高いものということで「とうがらし」と「ごま」が候補に挙がっています。

前回はお父さんたちへの説明、昨日はお母さんたちへの説明でした。ここ吉見町も都市近郊農家で、商業施設もレストランもあるので情報をたくさん持っており、単なる作る農家だけではない人がたくさんやってきます。

とうがらしから。九州でラーメン(例えば博多ラーメン)を食べる時にかけるものは「こしょう」です。この場合の「こしょう」とはペッパー(胡椒)です。では、博多でうどんを食べる時にかけるのも「こしょう」と呼びます。この場合は「とうがらし」で、特に「一味」を指します。

ですから、九州で「こしょう、取って」と言われたら食べているもので「ペッパー」を出すか、「とうがらし」を出すか決めます。関東ではラーメンは「コショウ」、そばは「とうがらし」と呼び名がはっきり分けて言います。

とうがらしの「からし」ですがこれも九州では2つ意味があります。1つはとうがらし、1つは和からしです。博多の「辛子明太子」の辛子(からし)は唐辛子です。熊本の「辛子蓮根」の辛子は「和からし」です。

九州の特産品の「ゆずこしょう」のこしょうは唐辛子です。ですから正確には「ゆずとうがらし」と呼ぶのが正解でしょう。

さて「辛子明太子」ですが、博多名産と呼ばれていますが、歴史は浅く、広まったのは昭和50年に新幹線が博多まで延伸した時のお土産品として一気に火がつきました。あんな高価なもの、福岡県人には家庭日常の食卓ではとても食べられません。

ルーツは博多のすぐ上にある朝鮮半島でしょう。韓国語では「たら」は「みんた(明太)」でその魚卵(たらこ)は子供なので「みんたいこ」→それが博多では「めんたいこ」になったのではと思います。辛子明太子の付け調味料はキムチのたれだと思います。

辛子明太子は朝鮮半島から伝わりましたが、とうがらしを朝鮮半島に伝えたのは意外にも日本からと言いいます。これは嫌日の韓国人も認めています。南蛮貿易で琉球、九州経由で朝鮮半島に伝わったというのが有力です。

秀吉が朝鮮征伐時に持ち帰った等説もありますが、私は日本から行ったものだという説を支持しています。多分そのとうがらしがキムチにピッタリ合ったのでしょうね。

posted by tk at 08:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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