2017年08月13日

人類の味覚を狂わす元凶は?

同じものを見ていてもそれがとなりの人にも同じ色に見えているかどうかはわかりません。見えているだろうと思ってその人と話しているだけです。

れいらんと暮らしているので部屋の中も外も同じものを眺めていますがれいらんにはどう見えているか私にはわかりません。

食べ物の世界もそうです。となりの人はこの味をどう感じているのか?わかりません。

味覚はその人に本来備わっている先天的な感度、味覚の鋭鈍がありますが、一番大きく支配する(影響する)のは育った環境です(味覚に関わらずたいていが育った環境に左右されています)。

しょっぱいものをよく食べる環境に育てば、しょっぱいものが好きになります。親が甘いものや脂っこいが好きだとたいてい子供も好きで、たいてい太っています。親も太っています。

最近は食品の本来の味がわからなくなっています。何故なら、家庭で食事していればまだしも食の外部化が進み、食は買って食べるものになってしまったからです。

コンビニはいちご味のデザートを開発しようとすれば、お客様が強いいちご味を感じてくれた方が期待を裏切らないと思い、いちごフレーバーの効いたデザート開発を求めます。本来の生のいちごからはそれほど強いいちごの味と香りがしないので当然、香料のいちごフレーバーを使用します。

そのいちごフレーバーのたいていは化学物質で構成されたものです。それを食べた無知な消費者はこれを本来のいちごの味と刷り込まれます。

これを世界的に開発展開したのは私が昔いた食品メーカーです。こんぶから「こんぶのうまみ」を抽出する技術を工業化することに成功して「こんぶ本来の味はしないこんぶのうまみ」を発売して成功しました。

この画期的な発明が「人類の味覚を惑わす」元凶となり、人類が食材である農漁畜産物本来の味を認知できない舌をつくってしまったのです。
posted by tk at 08:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: