2017年08月02日

沖縄はもっと島内販売に力を入れる

昨日は那覇市で離島特産品等マーケティング支援事業でした。今回は3島(石垣島、宮古島、久米島)の事業者が採択されています。昨年度からの継続が1島(伊平屋島)あります。

昨日はセミナーで講師は私と琉球大学平敷名誉教授でした。私の講演内容は次の通りです。

10数年前に初めて沖縄に来た時から沖縄特産品の課題はずっと国内内地への販路開拓でした。内地への販売額を増やすためにパッケージデザインを一新して、東京や大阪や札幌でイベントを行うというパターンでした。

昨日の講演ではこれを止めなさいと申し上げました。沖縄県民と沖縄に来る外国人も含めた観光客に売りなさいと言いました。今、日本で一番元気な県は沖縄です。

沖縄県那覇市が活気があるのは内需生活都市に生まれ変わったからです。米軍基地依存型、大手旅行代理店依存型経済から内需経済都市に変身したからです。

沖縄の農産物直売所が大人気です。新鮮野菜がふんだんに並んでいます。ホテルのサラダの野菜がとても新鮮です。

那覇市・石垣島にはすてきなレストランがたくさんあります。東京の銀座がチェーン店しかないのに対して、土地も安くてビジネスチャンスの多い沖縄に新進気鋭のシェフ達が移住してきてお店を持っています。沖縄はもっと島内需要に着眼した方がよいと思います。

例えば私が伊平屋漁協からもずく5kg買います。それで価格は2,000円です。品質のよい素晴らしいもずくです。

しかし、それを東京に送ってもらうと宅配便・箱等輸送料が3200円です。商品代と合わせて5200円です。輸送料の方が高いです。地元ではkg400円で出荷されるもずくが私の手元に着く時はkg1040円になります。

それでも私は伊平屋漁協から直接、買っているので安く買えます。一般の人はこのもずくを本土のスーパーや特産品ショップ等で買おうとするとそれこそkg2000〜3000円位になってしまいます。

沖縄の食品関連企業はすべてこの宿命を背負っています。この答えは沖縄県民と沖縄に来る観光客に直接、販売するしくみをつくることです。
posted by tk at 07:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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