2017年04月24日

コンサルさんもっと勉強して

コンサルが講演するとずいぶんいい加減な嘘を言っています。よく聞くのは「農産加工食品でジャム、ドレッシングは売れない」です。

ジャムは50年程前から果実農家が生食用に出荷した残りのB品、規格外品を利用して、家庭で瓶詰めして販売する形態が増えました。

当時は甘味が美味しさの第一優先だったので果実にさらに砂糖をたたっぷり入れてジャムをつくりました。食べ方は食パンにのせてです。

食パンの需要も減り、甘さ離れも始まり、ジャムは売れません。でも再び、ジャムはコンフィチュールと名前と価値を進化させて人気です。関連のピールやドライフルーツも人気です。

ドレッシングは当社のオハコですが、当社が開発支援したドレッシングは売れています。それ以前にここ10年間で市場(マーケット)が最も伸びている調味料はドレッシングです。

道の駅や農産物直売所で販売しているドレッシングはなぜ売れないか?おいしくないからです。まずいからです。それで1本600〜800円だと価値と価格が釣り合っていません。

なぜまずいか、加熱殺菌するからです。風味が飛んでしまいます。地域のドレッシングを製造しているのはたいてい醤油・たれ・ソースメーカーが多いですが、加熱殺菌しなくて、かつ保存料を入れなくても常温6ヶ月の賞味期限を有する食酢と食塩の黄金配合比があるのです。大手食品メーカーのドレッシングはPET容器に入っているということは最終行程の熱殺菌が必要ない黄金比率でつくっているからです。熱殺菌しているものは瓶に入っています。

さらに主原料が地元の食材をたっぷり(全体量の1/4位入っています。大手食品メーカーはせいぜい3〜4%でしょう)だから500〜600円の価格になりますが価値があるから売れます。

味噌もそうですね。味噌はみそ汁を飲まなくなってきたので総市場は減少していますが、農家がつくる道の駅や農産物直売所で販売している味噌は大人気です。大手味噌メーカーのスーパー特売用の味噌が売れないのに、その3〜4倍の価格の味噌が人気です。味噌の好きな人は美味しい味噌を食べたいのです。豆腐もしかり、水練り商品もしかりです。
posted by tk at 08:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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