2017年04月06日

加工のお母さんたちと墓場まで行く

昨夜、当社の野口社長が「これからすべての仕事がインターネットに繋がる」と言っていました。「すべての道はローマに通じる」を連想させます。

野口が当社に来たのは20年前です。当時、千葉工大の工業デザイン科の学生でした。私は理数に弱く、技術的な話は全くダメです。当時流行り始めたパソコンは仕事で使っていましたが、応用ができません。

また、商品開発のコンサルティングにはパッケージデザイン開発もセットです。その両方ができるというのでアルバイトに来るようになりました。

卒業後、5年間はIT企業にいましたが、当社が東京に事務所を移転する時に正式に入社しました。

私は当時、世の中がこれほどネット化するとは思いませんでした。同業のコンサルも聞きかじりでパソコンを駆使していました。私はこれはとても自分の手に負えないと判断しました。それで野口に声をかけました。野口の入社以来、当社は少なくてもIT化については同業者にひけは取りません。野口を20年前に採用して、昨年は社長にしたのは正解でした。

最近の雇用もシステム開発やシステム設計が採用が旺盛です。このまま行くと人間の脳みそがITにとって代わられ勢いです。

その一方で、この四半世紀、私は農産加工食品の開発支援のコンサルティングの仕事をしてきました。私も歳を取りましたが、私の周りにいる農家のおかあさんも歳を取りました。寿命は90歳くらいまでありますが、少しずつ引退ですね。実際、高齢のために農産加工グループが解散するケースも出てきています。

業界はHACCP方式の導入やGAP認証や農産物の機能性分析や有機JASの認証等検査機関が儲かるばかりのしくみで零細農家を締め付けてきます。このお母さん達と運命を共にして墓場まで一緒に行くのが私の仕事だと思っています。
posted by tk at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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