2006年12月18日

身の丈に合った販売を

最近、各県庁にマーケティング室がなるものが生まれ、県職員たちが大都市への売込みを支援しています。各県物産館が都内の一等地にオープンし、積極的に地場産品の売込みを行なっています。また、県主催のイベントも活発です。物産館はアンテナショップとしてそれなりの価値があると思いますし、県主催のイベントも地場産品を都会に紹介するという意味ではよいことです。しかし、一方、大手量販店に納入して地場産品を販売しようとする動きもあります。県職員が上京して来て大手量販店と商談しています。30年前に経済連がやっていたことを県庁がやっているにすぎません。農産物や農産加工品の販売を大手量販店に委ねてしまうのは大変な危険をはらんでいることを忘れてはなりません。農家を買い叩きの世界に引きずり込むことになりかねないからです。量販店の大量仕入れ大量販売のオペレーションと地域の農産物や農産加工品を売る世界は相容れないものなのです。ましてや巨大流通の実態と恐さを知らない県庁職員に巨大流通との商談ができるわけがありません。大手量販店から見たら赤子の手をひねるようなものです。鴨ねぎです。県庁は農家が自分の身の丈に合った販売、つまり自分で作ったものを自分で売るというしくみをつくる支援や買い叩かれない第3の流通の構築支援をした方がよっぽど農家の役に立ちます。
posted by tk at 06:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分のものを自分で売ると言うことはなかなか大変ですが私も試行錯誤し頑張ってみます
Posted by 伊藤正俊 at 2006年12月18日 07:04
最近、B級グルメなど「B級」が注目されています。商売として多く売りたい・・との思いは無理もありませんが、BからA級になるのではなく(それには大変な体力が要ります。多くは消耗戦に。)『B級で輝く』ことをめざしては、と思います。どうしても・・の場合は、逆に、返品はなし、店頭陳列期間の確保、などなど条件を付けるぐらいでないと。「使い捨て」になるほうが多い。
Posted by くぼた at 2006年12月18日 09:27
A級になるものだけが生き残れるという教育を受けてきました。競争に勝つのが人生だとも教えられました。どうもそれは間違いのようです。A級品になれなかった私はB級どころか規格外品ですが幸せな人生です。今も鹿児島本線の鈍行で羽犬塚に向かっています。鈍行線で行く幸せ、私は会社を止めて初めてわかりました。見える景色の違いもわかるよいになりました。
Posted by 鳥巣研二 at 2006年12月18日 14:06
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