昨日は3連休の最終日で私も風邪療養のため一日自宅の自室に伏せって本を読んでいました。丸一日寝ているなんてここ10年なかったことです。それほどひどい風邪ではありませんがしつこいのと万病のもとと言われるために大事を取りました。すっかり元気になりました。
伏せって本を読んでいました。最近本当に本を読まなくなりました。読むよりも書く方が多くなりました。移動中はブログを書くかハガキを書くかです。本は一昨日事務所の帰りに八重洲ブックセンターで2冊買ってきました。久しぶりに自室の本を眺めていたらまあ自分でも呆れるくらい昔はよく本を読んでいます。
特に40歳代はよく読んでいます。日本史・東洋思想・宗教・医学と言った関係が多いです。30歳代は経済・政治・人物本が多いです。30歳代は私もサラリーマンだったので企業・組織で出世したいと言う気持ちが強かったのでしょう。結構企業成功者や有名政治家の伝記を読んでいます。あの頃の自分がほほえましいです。
一番本を読んでいる40歳代はがぜん思想・哲学・宗教本が多くなります。独立して自営になった毎日不安の中どんな人生を送れば気や心を強く持って生きられるかが大きなテーマでした。そして50歳代に入ってぷっつり本を読まなくなってしまいました。昨日読んだのは30歳代・40歳代の傾向とは全く無関係のジャンルで「日本国の正体」と「金正日は日本人だった」です。感想は控えますが最近はこういったあまり深刻でない軽いのがよいです。
そういえば部屋に「沈まぬ太陽」がありました。文庫で全5巻ですがなぜか4巻までしかありませんでした。読んだ記憶がないので「積ん読」になってしまっています。言わぬと知れたJAL内幕小説です。そういえばJALが会社更正法申請が決定したそうでそれでなおさら眼に入ったのかも知れません。読んでみるかどうかまだ決めていません。あまり気は進みません。所詮小説です。企業の実態とは関係ない物語ですから。
ここに来て戦後を支えてきた大きなパラダイム・枠組み・しくみが壊れています。政治が自民党が第1党から滑り落ち1955年の保守合同以来55年体制といわれてきた政治のしくみも崩壊してしまいました。これに呼応するように行政も経済も教育も生活も大きく変身を求められています。特に財政破綻・経済不況ばかりがいわれますが今のままの延長線上では解決策はないと思います。我々一人一人が価値観・生き方を変えるしかありません。政府・政治家・官僚あるいは企業・メディアだけが悪いのではないです。悪いのは誰か、我々国民です。今の世の中の混迷は我々国民に突き付けられている問題だと認識することです。
2010年01月12日
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明けましておめでとうございます
宮城蔵王の関口でございます。
今年もなんやかんやで楽しい年になりそうです。
ブログたまにですけれど
拝見させていただいております。
あちこち各地に相変わらずの忙しさですね〜
またコメントいたします
詳細は抜きにして いかに政府系航空会社は経営が杜撰か、無料航空券をばら撒いていたり、「根本的問題」はしっかり見る者に提示されています。
3時間もある映画で 途中休憩時間がある大作ですが 面白いと思います。
小説もいいけど たまには映画でもいいのでは。