2008年12月06日

学校給食がこれでは食育が進まない

昨日は八戸地域雇用機会増大促進協議会主催の「新商品開発マーケティングセミナー」の第4回最終日でした(写真左)。約20名の方々が受講しました。水産会社の商品開発担当者から起業者まで幅広い構成です。他地域で行うセミナーに比較して受講者が若いのが特徴です。
ある水産会社の商品開発担当者からの質問です。「ある学校給食でイカリングフライの注文がありました。その条件はイカリングの輪の大きさを同じサイズにしてなおかつ価格は中国産と同じにして欲しいと言うことでした。学校給食がこんなことで本当に食育はできると思いますか」と鋭い質問でした。私の答えは「この学校給食の要望はを聞くのは現実的には難しい。営業が受注段階でその難しさを発注する学校給食栄養士にきちんと伝えると言った栄養士の食育から始めるべきではないでしょうか」しかしこの現実を見ると日本の食の問題が最終的には生活者への食育に行き着くのはやるせない感がします。
当社スタッフ加藤がコーディネーターで支援している低アミロース米を使用した冷凍寿司の開発がなんと「地域力連携拠点事業」の模範的支援事例で中小企業長官賞に選ばれました。なおかつ彼の活動拠点の「21あおもり産業総合支援センター」が優良事業者表彰でこれまた中小企業長官賞だそうでW受賞の快挙です。彼も青森県ですばらしい方々と一緒に仕事をできる喜びを昨夜の会食時にしみじみと語っていました。
写真右の左右は当社スタッフの加藤と本間です。二人は昨日は岩手県二戸市でセミナーで終了後青森県八戸市でセミナーだった私に合流しました。今日は私と本間が一緒に青森県七戸町でセミナーです。用事で坂本に電話したら坂本は青森県深浦町にいました。高橋は秋田県大仙市におりお互いみんな近くにいるのには笑ってしまいました。野口は長野に行っていたしで最近はスタッフが全国に散って仕事をしています。
八戸セミナー.jpg八戸で合流.jpg
posted by tk at 07:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お世話になっています。上小阿仁のウノです。
 学校栄養士の経験があるので「イカリング」の要望を出した学校の気持ちがわかります。現場の事情は様々なので、実際の要望理由はわかりませんが。
 学校給食は大規模でも栄養士の配置は一人で、給食に関わる事務的業務のほとんどが一人の栄養士の仕事です。調理員の配置もギリギリでしょう。先生たちも膨大な仕事に追われ、子供の給食の世話をする余裕は・・・。
 学校給食から食品産業に出される無理難題は「イカリング」だけではないかもしれません。私も思い当たることがあります。学校からの無理な要望に、鳥巣さんの答えのように、食品産業の事情を説明してもらえれば、栄養士も参考になると思います。誰もが、別の畑のことには疎いと思いますから。また、要望の理由も聞いてみて欲しいと思います。要望そのものは無理でも、専門業者なら別の解決方法を持っていないでしょうか。
 子供と食品産業と学校がウィンウィンウィンになる方法、あるといいです。
Posted by ウノ at 2008年12月06日 14:08
北秋田市のセミナーが終わってまだ2週間程度ですが受講者の方々にずいぶん会っていない感じがします。ところで栄養士の現場の話がショックでした。過酷な労働なのですね。
Posted by 鳥巣研二 at 2008年12月21日 10:15
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