2008年10月09日

鳥取県江府町のブルーベリーと水

昨日から鳥取県米子市泊です。昨年地域資源∞全国展開プロジェクトで支援した江府町商工会で会員の(株)かわばたが「ブルーベリージャム」と「ブルーベリードレッシング」を製造・販売したいと言うことでその支援でした。(株)かわばたは土建業ですが数年前に新事業で農業特区申請してアグリ参入をして昨年からブルーベリー観光農園「奥大山ブルーベリーファーム」をオープンしました。
入場者がもぎ取らなかった形の不揃いのブルーベリーは規格外品になり冷凍保存されています。写真左の農園内にあるカフェ「アペゼ」でもブルーベリージュースやソフトクリームでメニュー化していますがまだ他に活用の方法はないかと言うことで「ブルーベリージャム」と「ブルーベリードレッシング」にして物販すると言うことになりました。製造場所がないため当初は我が社の連携メーカーにレシピ・仕様で発注して小ロット生産をしてもらうことになりました。売れるようになれば将来的には当農園で工場を持つことも視野に入れています。
話は変わりますが当農園のすぐ上にはこの4月から大手S社がミネラルウオーターの工場を建設して製造を開始しました。江府町が農地を所有者から買い取り、造成して工業地に地目変更してS社に売却しました。S社は工場内に井戸を掘って水を汲み上げミネラルウオーターを製造していますが水代はただだそうで一銭も江府町には払っていないそうです。それがこの業界の一般的なやり方で法的には問題ないそうですがただで汲んだ水が小売店ではペットボトルで300円程度で販売されているのは何だか妙な気がします。
ミネラルウオーターは小さな工場でS社が別会社を設立しているのでS社・本体からの出向者は20名程度です。私の知識からこの程度の製造会社の社長だと親会社・本体の下級部長程度のポストです。がこっちではすっかり偉い振る舞いだそうで町民の笑い者になっているようです。進出前は町との共存共栄を図ると言っていたそうですが出向者の一人も当町には住んでいなく米子市に住んでいるそうです。また地域との連携も製造会社は何の権限もなく全てが親会社・本体におうかがいをたてないと何も決められないそうです。汲み上げる水代を多少なりとも払って欲しいと町民は言っています。地域と共生できない企業は地域から浮き上がってしまいます。
アペゼ.jpg

posted by tk at 06:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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