2008年10月01日

農商工連携は大企業のためにもなる

昨日は新潟県能生駅から北陸・湖西線で大阪に向かいました。福井県を通過する時は転作のそば畑のそばの花が満開で一面きれいな風景を楽しみました。写真は北越本線で見かけた駅名です。これを見てデイム歯科医院に定期検診に行かなければならないのを思い出しました。昨日は「関経連」(関西経済連合会)の「農商工連携セミナー」の講師でした。私は大都市東京・大阪で仕事をすることはまずないので講演もどんな方が来るかわかりませんでしたが毎日しゃべっていることで押し通すことにしました。「関経連」に会員は大企業が多いそうですがオープンセミナーなので受講者は各県庁の大阪事務所の職員の方も多かったです。
「農商工連携セミナー」は第1回講師が農林漁業金融公庫総裁、第2回講師がワタミフーズ社長、そして今回が第3回目が私だそうで役不足で穴があったら入りたい気分でした。通常、私の話は大手食品メーカーの人は関心が薄いようで今回も不評だろうなと思いながら持論を展開しました。意外にも外食産業や中食産業の社長や幹部が多くてこの方々は口々に「あなたの言うとおりだ」と言ってくれてほっとしました。
名刺交換したがんこフードサービスの志賀社長は明快に「農家を儲からせないと農家はついてきてくれません」とおっしゃっています。私もこの言葉が農商工連携の至言だと思います。講演の後は1時間半は農商工連携研究調査プロジェクトのメンバーの方々との懇談会でした。質問の内容が濃くて鋭くて答えるのがやっとでした。
ここからが私の感想です。受講者は大企業の社員が多く私の話はどうせ受けないだろうと思い、それだったら好き勝手に持論を展開しようと決めて臨みました。農水産業者や零細中小企業者の経営の実態を伝える事も私の大事な使命だからです。がその結果意外にも講演は手応えがありました。時代が確実に変わっています。
質問の中に「農商工連携できる地域のリーダー、農家のリーダーをどうやって育てるのですか」と言ったものがありました。私の答えは「我々が地域に入り農商工連携セミナーやアグリ起業化セミナーを通じて人材育成支援をするしかないと思います。そうしながら農水産業者のリーダーを育て彼らとの人脈・ネットワークを作るのです」と答えました。質問者は大手銀行系のコンサルティング会社の研究員でした。彼も福岡県田主丸町大手の林業の息子だそうで学校出てしばらくは家で林業を手伝っていたそうです。まだ34歳の若さです。私は同郷でもありすっかり嬉しくなりました。
この人材育成活動には大手食品メーカーの社員もボランティアで参加して欲しいと思っています。例えば土日に農業の現場に行き、農産加工施設の「週末研究所長」になってもらえばよいです。これは同時に大企業の人が地方・農村を知る機会にもなります。そうすれば大企業の人が今まで見えなかったものが見えてきます。実はそれが大企業が抱えている悩みの答えにもなるのです。
親知らず.jpg
posted by tk at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/107399200

この記事へのトラックバック