昨日午後4時からは宮城県秋保温泉佐勘で全漁連産地工場会総会での講演でした。全国いっせい休漁・休船が相次ぐ我が国漁業界の大変な時期の講演になってしまいました。今までノー天気な報道ばかりしていたメディアもここ2〜3日漁業者のストライキ・デモでようやく論調が漁業者を意識したものに変わってきました。ストライキ・デモまでやるところまで追い詰められないと漁業者や産地の窮状を報道しないメディアは明らかに不公平です。広告スポンサーと都市消費者の方しか見ていません。それでもまだ気づくだけましでワイドショーでは相変わらずにわか仕込みのコメンテーターがとんちんかんなコメントをしています。
1時間の講演時間だったのでテーマを絞り「八戸の進んだ水産加工」の話と地元「宮城県山元漁協のほっき貝のブランド化」の話さらには「なぜパプリカの需要が増えているのか」等の話を中心にしました。セレモニー講演なのでいつもよりはさらっと淡々としゃべり始めましたが聞いている人のあまりに真剣なまなざしにこっちが圧倒されました。水産業はみんな一人一人が必死です。私は持ち時間の中で私の考えを精一杯伝えました。
その後の懇親会でも出席者と多くの話をすることができました。若手を中心に「あなたの話は痛快だ」と言ってくれる人が多かったです。私はいつものように普通のことをしゃべっただけです。本会長は南三陸町志津川の芳賀氏です。昨年度このブログでも志津川湾の魅力を書きましたが昨日も芳賀会長が志津川湾の牡蠣のトレサビリティの話をしてくれました。また志津川の水産業が生き残ったのは同業者が仲良く助け合っているからだとおっしゃっていました。そういえばヤマウチさんも及善さんもみんな仲がよいです。
青森県八戸市のディメールの島守社長は本会の副会長です。食用菊で巻いた「鯖すし・八戸巻き」や「鯖の冷燻」などの斬新な商品はやはりこのブログで紹介しています。また新たに岩手県釜石市の私と同い年の経営者3名の知遇を得ることができました。「ちょうざめ」の養殖をしているそうでキャビアの世界一の産地になるのだと夢を話してくれました。一度岩手県釜石市を訪ねる約束をしました。我が国の漁業界・水産業界はまだまだこれからなのではとそんな新しい予感や風を感じることができました。
2008年07月18日
この記事へのコメント
セミナーでのご講演ありがとうございました。早速、会社に戻り先生のご講演の要旨を説明したところです。是非、ご来釜をお待ちしております。
Posted by 小野 昭男 at 2008年07月19日 09:42
先日はありがとうございました。私の方が小野社長様から多くの事を教えていただきました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
Posted by 鳥巣研二 at 2008年07月19日 21:06
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