2008年06月16日

地域に住む人達こそが日本の主役

一昨日の高知のセミナーのお昼時間にニュースで岩手・宮城内陸地震を知りました。宮城県栗原市耕英で夏秋いちご「雷峰」を生産している(有)ファーム千葉の千葉さんが気になりました。少し時間が経って連絡した方がよいだろうと思い昨日電話をしましたが、私の電話を取りながら消防団の人と大声で話していました。まだ混乱しているのが手に取るようにわかったので速やかに電話を切りました。
短い会話の中で「家族・従業員は全員元気」と言うことと「いちごハウスは倒壊しなかったがいちご棚が吹き飛んでいちご苗も実もめちゃくちゃだ」と言うことを知りました。「雷峰」は夏秋いちごなのでこれから出荷が始まる矢先の大災害です。これが農業だと言えばそれまでですがむごい話です。またご家族・従業員が力を合わせて立ち上がらなければなりません。回復まで何ヶ月、何年かかっても再起しなければなりません。
私は最近講演の後、よく受講者の農林水産業者や中小企業の経営者と名刺交換することが増えてきました。多くの方に「あなたの話を聞いて今まで頑張ってきてよかった。明日からもまた闘うぞと言う気になりました。ありがとう」と言ったようなことをよく言われます。私の講演の内容は「士気高揚」を目的としているわけではありませんので特段そういったことを意識的に話してはいません。また私は農林水産業者や中小企業の同情になるようなことも言いません。
なのになぜ地域の小規模・零細経営者はそう言ってくれるのでしょうか。私は他の地域で苦しみもがきながらでも頑張っている経営者の話をよくします。その経営者の魅力についてもよく話します。「経営者は神様ではないので答えはない。経営は毎日泣き笑いの連続」と言った話もよくします。さらには「理不尽な商取引には1人でも、素手でも闘いましょう。闘い続けていれば必ず相手はひるみます」と言います。それでもどうにもならない時は「俺の人生などもうどうでもよい、なるようになれと開き直りましょう」とも言います。
地方が疲弊しています。仕事がありません。メシが食えません。アメリカの代理人(エージェント)のあの男が日本をすっかりダメにしてしまいました。建設業・土建業に代わる産業が見いだせないままあえぎ続けています。農水産業も加工業も小売業も衰退の一途です。私はこの厳しい状況下で地方で闘い続けている農水産業者や中小企業経営者・従業員、そして地方に住む住民こそが日本の主役だと思います。
posted by tk at 03:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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