2008年06月11日

日南トマト加工(株)を地域の食と農ビジネスに

昨日は鳥取県西部西商工会産業支援センターの仕事で午前中は日南トマト加工(株)を訪問しました。日南町はトマト栽培のさかんな町です。約7haの農地で約500tのトマトを栽培しています。品種はほとんどが「桃太郎」です。日南トマト加工(株)はトマト農家のおかあさんグループが規格外品を利用して約20tのトマトジュースやトマトピュレを製造しています。
日南町は町の面積が広く冬の間は雪が深く中学生は登校が不可能になるため3ヶ月間は寄宿舎生活をしていました。現在は交通の便がよくなり寄宿舎は利用されていません。写真上左の右側の建物がその寄宿舎で左側が寄宿舎調理室でした。その調理室が現在の日南トマト加工(株)の加工場となっています。町から借りています。写真上右が加工場内とリーダーの栩木(とちぎ)さんです。日南町は夏秋トマトなので8月から収穫が始まります。その時期に早朝から午前中はトマトの収穫、昼はここでトマト加工品の製造をします。真夏の冷房のない加工場は室内温度は40度を越えます。殺菌の水蒸気のせいでやけどの痕ばかりと笑っています。
写真下左は商工会に場所を移して栩木さん達とディスカッションをしました。メンバーが高齢化する中で楽しいとは言えトマト加工の作業をいつまで続けられるか不安です。左側の山脇さんはお寺の住職の奥さんですがこういった非農家でも食と農に関心のある町の若い人が仲間に入ってくれないと事業の継続は難しいと言った話も出ました。日南トマト加工(株)を「農家のおかあさん達の仲良し作業」から「地域の食と農ビジネス」として認めて支援しないと継続発展は難しいです。
写真下右の右側は「桃太郎」のトマトピュレです。それに対して左側は新品種「麗夏(れいか)」のトマトピュレです。「麗夏」の方が明らかに色が赤く鮮やかです。味もさらさらさっぱり感があります。日南トマト加工(株)の特長を出すためには「麗夏」を使った商品を増やした方がよいです。
午後は日野町商工会に移動して「農商工連携を踏まえた特産品開発セミナー」でした。2時間しゃべりましたが聞いている人はほとんど無表情で笑わず調子が狂い、やりにくかったです。セミナー終わってから受講者の人が名刺を持ってどっとやってきてそれから2時間名刺交換と質問・相談攻めでした。それほど熱意があるのならセミナー中ももっと反応くれればよいのにと思いましたがこれが鳥取県の県民性なのですね。要は真面目なのです。
日南加工場.jpgとちぎさん.jpg日南おかあさんビジネス.jpgトマトジュースの色.jpg
posted by tk at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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