「1日は短い、人生は長い」。「1日は長い、人生は短い」。ことを成そうとしたら人生の短さを嘆きます。人生のものさしを人生でとらえるか、1日の積み重ねでとらえるかですが、1日24時間は十分な時間です。
1日のうちに無我夢中で仕事に没頭して過ごす時間がそのくらいあるでしょうか?何か、目的があればその1時間、1分を大切にします。そうやって生きると人生はどんなに長くても足りません、短く感じます。その逆で何の目的もなく、暮らしていると1日はあっという間で寿命は長く感じます。
1日をどう有効に使うか?で生きている喜びは変わります。私は正直このところ「1日は長い、人生は短い」派です。1日あれば結構、やろうとしていることの活動に没頭できます。残っている人生をそれに全部使ってもよいと思っています。
体を精進して健康を保ってあと10年、20年生きればこれからも自分がやろうとしていることが十分とは行かなくてもある程度出来そうな気になって来ました。1日を有効に目一杯使った者が神と両親への恩返しでしょう。
下手くそでも毎日精進してくると成長して来ます。早朝のエクササイズも先生なしで自分で考えて工夫していますが、確実に自分が目指しているものに近づいている気がします。
最初は下手くそな人ほど成長します。会社でもエリート校を出て入社したのと叩き上げ採用の人では定年事は大きな差が付いています。学歴だけをひけらかせて現場は何も知らない人間は無能です。学歴ぶら下げた社内評論家の末路は哀れなものです。そんな連中は定年してからもまだ学歴をぶら下げています。
下手くそでも毎日精進していると進歩し、成長してきます。成長する人は謙虚です。蔑まれても、笑い者になっても、恥をかいても前に前に出て来ます。
毎日、毎日現場にいて、仕事の解決のために丁寧に、時間を惜しまず、それこそ1日をフルに使って仕事をしています。世の中を変えることのできる人間はそんな人です。
まだ日本にはそんな謙虚な若者がたくさんいます。その人達へのお役立ちも我々ロートルの大事な仕事です。