経営コンサルタントの私が言える分際ではないのですが、世の中には評論家とコメンテーターと称する人が多いです。ユーチューブでもユーチューバーの主宰者でかつコメンテーターの人も多いです。
人気ユーチューバーになるとタレント化して来ると評論家になって行きます。お金もがっぽがっぽ入って来るらしいです。楽しいのでしょうかね?あるいは虚しさを感じているのでしょうか?
30年以上コンサルをやっていますが虚しいです。しかし、今年こそ倒産か?と言われ続けて何とか今も営業しています。なぜか?7〜8年位から、実業にも進出しました。
当初は銀座でレストランをやりました。5年程度やりましたがコロナ禍が始り、閉鎖しました。多大の借金が残りました。じゃあ、コンサルに集中しようと思いきや、もう1つの実業の食品加工業があったのでそれは継続することにしました。
それで地面スレスレの低空飛行でまだ持っているか?時間の問題だろうと陰口が聞こえてきます。経営コンサルタントだけだったらビジネスリスクが少ないので、こんなに傷を負うことはないだろうと助言してくれる人もいました。
でも経営コンサルタント会社だったらとうの昔に倒産しています。食品加工場があったので首の皮一枚でつながっています。周辺を見ると講演やコンサルや顧問で飯を食っていた零細コンサルの8〜9割は廃業しました。うちが生きているのは当社が実業をやっているからです。
会社が生きるか?死ぬか?は誰かのため、あるいは社会の役に立っているか?どうかです。残っているのは社会の役に立っているので生かされています。自分がやりたいことがあったら負けようが勝とうが勝負の場に出た人の勝ちです。勝負は負けても人生は勝ちです。土俵に上がらなかった人が負けです。
それでヨレヨレの今にもほどけそうなまわしを締めて土俵に立っています。かって幕内で取っていた私も今は序二段くらいまで陥落しています。やり続けることです、死ぬまで。死ぬ時も明日への準備中に死ねたら幸せです。
定年、多額の退職金、年金はそれこそその人を殺す刃物です。それは死を意味します。これでその人の人生は終わった、心臓は脈打っているのに。さあ、「昔の名前で出ています」で行きましょう。その後の歌詞を知っていますか?「あなたが探してくれるの待つわ」です。そうじゃなくちゃ。