2025年02月07日

あの世でもあなたと暮らしたい

粗食に慣れると美味しく感じます。それが普通になり、惨めでなくなります。粗食でもその出来栄えを評価できるようになり、今日の素食はうまい、今日は失敗、イマイチがわかって来ます。

一昨日、ナスとピーマンの味噌炒めという私はほとんど作ったことがない料理に冷蔵庫の中になすとピーマンがあったのでトライしました。私はみそ料理は下手です。みそを入れる量の加減がわかりません。

醤油は大量生産がほとんどなので料理に1回使う量も大体全国どの醤油も同じですが、みそは味噌蔵によって濃さや質感が違います。少なくて済むみそもあればどかっと入れないと味がしないのもあります。

一昨日はびびっていたせいか、みそ炒めに入れる砂糖を間違えて塩を入れてしまいました。どうも甘さが出ないとさらに砂糖追加と思ってさらに塩を入れてしまいました。捨てるのは忍びないので料理になったものを全部洗って砂糖を追加して食べました。まずくはなかったです。完食しました。

貧乏暮らしも慣れてくると悲喜こもごもです。水道、ガス、電気代の支払い期日が気になったりして。

利口な人は環境に合わせて生きるのが上手です。昨夜は昔の会社関係の同僚で退職後、10年以上75歳の頃まで当社の食品開発を支えてくれた同志が訪問してくれました。

現在、80歳で週1回のゴルフが楽しみで、仕事は何もしていません。酒も昨年やめたそうで昨夜のささやかな会食でも1滴も飲みませんでした。数年前に奥様が倒れて、必死の介護をしていました。

今は元気になって2人で生きています。奥様が「あなたがいなければ生きていけない。また生まれて来てもあなたと一緒に暮らしたい」とおっしゃるそうです。

男の勲章は会社で偉くなることでもないし、金儲けすることでもありません。人脈と交際を豊富にすることでもありません。最高の勲章は伴侶に「生まれ変わっても、あの世でもあなたと暮らしたい」と言われることです。

お前は?私は奥さんがいません。でもまだ70歳。これからそう言ってくれるパートナーが現れたら一緒になろうかな。一人でも生きていけるけどそりゃあ2人の方が幸せに決まっている。
posted by tk at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする