先週は宮崎でここ5年間のセミナー受講者と会っていました。みんな苦境の真っただ中にいます。それでも元気で懸命に生きています。コンサルは元気づけが仕事ですが、こっちが元気づけられます。
社会保障費を上げろと政府に迫っている人はある意味、無責任です。みんな末端のどん底で地を這うように、でも自分の2本の足で立っています。自立しています。どん底倶楽部はいいですよ、真っ正直な人間ばかりです。
コロナの収束と共に経済が動き出しました。動き出したということは政府のお金で下駄をはかせてもらっていた部分がなくなります。身の丈で生きて行かなければなりません。
よく出張します。コロナ中は恐縮するほど安かった料金が3〜4倍になっています。ビジネスホテル4,000円が16,000円です。同じ部屋なのに。これをぼったくりと言います。今はまだ政府のゴーツー何とかのキャンペーンがあるのでピンを上げる強気の料金設定になっています。
でもこんなことを露骨にしていたらビジネスホテル業界は間違いなく3〜4割は倒産します。コロナ明けが大切なのに。お客様に誠意を見せるよい機会なのに。経営は信用です。一攫千金は経営ではありません。
嘘はばれます。かく言う私も若い頃はよく嘘を言っていました。嘘でごまかして逃げる場面も多かったです。嘘つき鳥巣研二。そうするうちに一見さんなら嘘で逃げられますが、常連の長く付き合う人にはその手法は通じません。
必ずバレます。そして信用をなくします。ある時からどんな酷い評価を受けてもよいから嘘をつくのを止めようと思って行動するようになりました。ごまかさないで正直に言うと人は許してくれるということがわかりました。
嘘をつかないのが人生のコストが一番安いというのがわかりました。嘘をつかなくなると人様の嘘も見えるようになります。するとこっちも嘘に乗らなくなります。人間が見えるようになります。
このコロナ下の断末魔、嘘をついて近づいて来る人が増えました。嘘で瞬時は逃げられても必ず身を滅ぼします。
数年前ですが、セミナーの受講者にも嘘をついて、カネを騙し取って行方をくらました女子もいます(今セミナーをやっている宮崎県ではありません、宮〇県です)。今、どこで何をしているのか?少なくても表社会からは姿を消しています。嘘の代償はあまりにも大きいです。