昨日あたりから世の中がお正月モードに入ったので精神的に楽になりました。「世の中の大半の人が仕事をしたいない中で仕事している俺はその分だけプラスに働くな」って心に余裕が出ます。
元旦もそうです。「元旦から仕事しているのは俺くらいだろう」と一歩優位に立ったと思いきや、世の中は365日、夜も寝ないで牙を研いでいる凄い奴がいっぱいいます。やがてその人間たちが世に出て来ます。
世の中には人様に指摘されたり、注意されたりするのとむきになって反発してくる人がいます。言い訳と弁解に終始します。そうなるとだれも指摘したり、助言したりしなくなります。その人の成長はないです。
人間は結果の取り込み、昇華が大切です。うまく行ってもいかなくてもそうです。特にうまく行かなかった時はなぜうまく行かなかったか?の分析が必要です。またうまく行ってもたまたままぐれたのかも知れないので分析することです。
「プロセスから学ぶ」と言いますか、過程の方が大切です。過程の分析をした方が冷静に分析できます。結果はそれなりに大事ですが、あまり学ぶものはないと思います。過程の分析をすればたとえ、負けても楽しいこともたくさん見えて来ます。
特に人間社会の仕事に関しては相手があってのことですから結果だけにこだわると将来を誤ります。勝てば相手を見下し、慢心する。負ければ自分の力量のなさや能力のなさを悲観します。あるいは勝った相手を恨みます。
これでは自分の成長はありません。うまく行かない場合は発注者側の能力、あるいは仕事自体の自分との適合性等があります。自分が悲観するものではない要素もたくさんあります。そういったものを分析して、素直に受け入れて、昇華させて、これからも楽しく精進してノウハウを身に付けることです。
話は変わり、世の中が正月休みに入ると私も対外的仕事はないです。空手一人稽古ができます。最近、気になっているのは「引き手」多くの先輩たちが「引き手で突く」と教えてくれます。
私の尊敬する空手の達人(昔の会社の先輩)と飲食をしている時にしきりに引き手をしながら「こうなんだよな」とつぶやいていました。これほどの達人が引き手など初歩の話で関係ないだろうにと不思議に思いました。3年前の話です。この正月は「引き手」の稽古をしようと張り切っています。
2021年12月31日
2021年12月30日
ブランドとは世に存在する価値
うちの会社の社長の顔が見えないという人が結構います。社長は野口朋宏です。存在感がないという意味で言っているのでしょうか?では私?私も同じく存在感はありません。
代表を下りて5年経過しました。名刺は無役で通していたら初めて会う人は何、このへんなじいさん?といった顔をするので最近は営業本部長の肩書を付けていますがこれがまた訳がわからなくしています。
テレビに出るわけでもないし、無名のコンサルです。私の名前を知っているのは私の28年間のセミナーや講演の受講者とブログと著書4冊の読者くらいです。
コンサル会社は裏方さんです。社長の顔など見えなくていい。スターなど不必要です。当社の会社案内にはどこも当社のことは書いてありません。
書いているのはクライアントにこんな手伝いをしたと目立たないように、あくまでもクライアントを主役にして構成しています。そんな会社案内なので会社の業務説明が書いていないので別に企業概要は作成してそれを会社案内に挟んで使っています。
ただし、「キースタッフ」という社名はブランドにしたいと思っています。みんなコンサルはいとも簡単に「ブランド化」「ブランディング」の言葉を使うけど真のブランドとは何か?キースタッフを真のブランドにしたいと思っています。
ここでいうブランドとは「当社が世に存在する価値」です。30年近くこれを追求してきました。どのくらいまで来た?年末なので調子に乗って書くと6〜7割かな?ちょっと自己採点が甘いですかね?お許しを。
話を戻し、社長の顔が見えない以前に当社の全容がわかっている人がほとんどいない。というのは言い過ぎで私やうちのスタッフと親しい人は大体わかっています。しかし、利害関係のない人は業務内容も知りません。
まったく、絵にならない会社です。平たく書くと「食と農に関して人様のお役立ちしたいと思っている会社」です。それに関しては30年近くの歴史と実績もあるし、そのための人脈も情報も豊富です。食と農に関して何か迷っていることが会ったら当社にご用命ください。
代表を下りて5年経過しました。名刺は無役で通していたら初めて会う人は何、このへんなじいさん?といった顔をするので最近は営業本部長の肩書を付けていますがこれがまた訳がわからなくしています。
テレビに出るわけでもないし、無名のコンサルです。私の名前を知っているのは私の28年間のセミナーや講演の受講者とブログと著書4冊の読者くらいです。
コンサル会社は裏方さんです。社長の顔など見えなくていい。スターなど不必要です。当社の会社案内にはどこも当社のことは書いてありません。
書いているのはクライアントにこんな手伝いをしたと目立たないように、あくまでもクライアントを主役にして構成しています。そんな会社案内なので会社の業務説明が書いていないので別に企業概要は作成してそれを会社案内に挟んで使っています。
ただし、「キースタッフ」という社名はブランドにしたいと思っています。みんなコンサルはいとも簡単に「ブランド化」「ブランディング」の言葉を使うけど真のブランドとは何か?キースタッフを真のブランドにしたいと思っています。
ここでいうブランドとは「当社が世に存在する価値」です。30年近くこれを追求してきました。どのくらいまで来た?年末なので調子に乗って書くと6〜7割かな?ちょっと自己採点が甘いですかね?お許しを。
話を戻し、社長の顔が見えない以前に当社の全容がわかっている人がほとんどいない。というのは言い過ぎで私やうちのスタッフと親しい人は大体わかっています。しかし、利害関係のない人は業務内容も知りません。
まったく、絵にならない会社です。平たく書くと「食と農に関して人様のお役立ちしたいと思っている会社」です。それに関しては30年近くの歴史と実績もあるし、そのための人脈も情報も豊富です。食と農に関して何か迷っていることが会ったら当社にご用命ください。
2021年12月29日
カネより人材育成が大事
私にとってお金とは何とか生きていける生活費とあとは30年近く続けている食と農の会社「キースタッフ」の事業資金があればそれでよいです。あえてもう1つ書けば、自分の葬式の費用です。
「キースタッフ」の事業資金はスタッフの給料や会社の活動費を言います。コンサル会社なので多大の設備は要らないし、投資も必要ありません。お金の出と入りの帳尻があっていればそれでよいです。
今年は事業再構築の年でした。昨年末にレストランを閉店しました。さらに8月に事務所と松戸にあった加工場の統合を図りました。当然、新オフィスの保証金(敷金)半年分、さらには食品加工場の建設費がかかりました。
それを「そのための借り入れなし」で支払いました。それで11月にキャッシュがなくなり、私の個人預金通帳も新婚時代以来の6桁割れ寸前まで落ち込みました。でも今は独り暮らしです。月10万円もあればおつりが来るほどです。だからどうってことはない。
しかし、会社の引っ越しと食品加工場つくりを行ったのは野口社長の英断です。会社にとっては新たなメシの種ができました。おかげさまで食品加工場は大忙しです。
さらに嬉しいことにヒーヒー言いながら借入金を返しているので確実に借り入れ額が減っています。しかも仕事は本体のコンサル業は順調です。キャッシュが枯渇するのは手持ち資金が少ないのに売上金回収までに時間がかかるタイムラグのためです。
当社の経営状況は危機的状況というよりも正常経営の中でピンチの局面が時々やって来るというのが正確な言い方です。実際、この12月末の今年度決算は2期ぶりの黒字決算に復帰します。
この借入金の減少と引っ越しと食品加工場つくりは来年の当社の活動に大変有利に働くでしょう。でも何にも増して最大の資産は人材の成長です。当社は社員が30歳前後が主力です。
私と社長が借金に駆け回っている頃、このスタッフ達は仕事に大忙しです。親はなくても子は育つ。宮城県やしまやの「一日四尺たけのこカレー」です。「一日四尺」とは「たけのこは一日で四尺(120cm)伸びる」という意味です。うちの若い連中は伸びる、伸びる。毎日、成長しまくっています。
さらにこれに来年から現場の財務と経理に精通し、財務諸表が読め、かつ資金調達のできる人材を社内スタッフから育てます。その先生の人選もカリキュラムも既に私と社長が腹案をつくっています。これで私が目指した理想の経営の形にさらに近づきます。
「キースタッフ」の事業資金はスタッフの給料や会社の活動費を言います。コンサル会社なので多大の設備は要らないし、投資も必要ありません。お金の出と入りの帳尻があっていればそれでよいです。
今年は事業再構築の年でした。昨年末にレストランを閉店しました。さらに8月に事務所と松戸にあった加工場の統合を図りました。当然、新オフィスの保証金(敷金)半年分、さらには食品加工場の建設費がかかりました。
それを「そのための借り入れなし」で支払いました。それで11月にキャッシュがなくなり、私の個人預金通帳も新婚時代以来の6桁割れ寸前まで落ち込みました。でも今は独り暮らしです。月10万円もあればおつりが来るほどです。だからどうってことはない。
しかし、会社の引っ越しと食品加工場つくりを行ったのは野口社長の英断です。会社にとっては新たなメシの種ができました。おかげさまで食品加工場は大忙しです。
さらに嬉しいことにヒーヒー言いながら借入金を返しているので確実に借り入れ額が減っています。しかも仕事は本体のコンサル業は順調です。キャッシュが枯渇するのは手持ち資金が少ないのに売上金回収までに時間がかかるタイムラグのためです。
当社の経営状況は危機的状況というよりも正常経営の中でピンチの局面が時々やって来るというのが正確な言い方です。実際、この12月末の今年度決算は2期ぶりの黒字決算に復帰します。
この借入金の減少と引っ越しと食品加工場つくりは来年の当社の活動に大変有利に働くでしょう。でも何にも増して最大の資産は人材の成長です。当社は社員が30歳前後が主力です。
私と社長が借金に駆け回っている頃、このスタッフ達は仕事に大忙しです。親はなくても子は育つ。宮城県やしまやの「一日四尺たけのこカレー」です。「一日四尺」とは「たけのこは一日で四尺(120cm)伸びる」という意味です。うちの若い連中は伸びる、伸びる。毎日、成長しまくっています。
さらにこれに来年から現場の財務と経理に精通し、財務諸表が読め、かつ資金調達のできる人材を社内スタッフから育てます。その先生の人選もカリキュラムも既に私と社長が腹案をつくっています。これで私が目指した理想の経営の形にさらに近づきます。
2021年12月28日
「若い」はいいこと
「若い」はいいことです。昨日、当社を食品開発に関心があると言うことで、知人の娘さんで高校2年生の女子が訪問しました。当社の訪問者の最年少です。当社の最年少者で商品開発担当の松本が見学のナビゲーターを務めました。
若い人が来ると会社が一気に若返ります。ちょうど当社の最年長商品開発顧問の76歳の高橋がいたので一緒に対応しました。訪問者と高橋の年齢差は60歳です。
高橋が昔担当していたカップスープが会社にあったのでそれを見せたら彼女は知りませんでした。同時に彼女が活き活きと話す好きな食べ物について私はほとんど何も知識を持ち合わせておらず、知りませんでした。
私が昔いたあの大企業の商品もあの会社と一緒に歳を取っているというのを知り、愕然としました。我々が話の共有化ができたのは当社がやっている地方の加工特産品の話をした時でした。お父さんの転勤で地方生活をしている彼女は地方について話す時はさらに活き活きします。地方の大学に行きたいとも言っていました。
夜は旧知のというか共に1年間弱、取締役を務めた霞が関の元官僚と忘年会でした。コロナで自粛していたので飲むのは1年半ぶりです。禁煙したそうでびっくりするほど若返っていました。霞が関から離れるとこんなにも人間は活性化するか。
彼は現在は農業系銀行の顧問ですが、来年から農業大学で週1回教鞭を取るそうです。それをえらく喜んでおります。官僚で頂点直前で失脚した人ですがそんなことは彼にとってもう遠い昔のことの大学の先生で教壇に立つことを心から喜んでおります。
その大学はオホーツクキャンパスがあり、彼は本学で精進し、最終的にはオホーツクキャンパスで教鞭を取りたいようです。現在、60歳を少し超えたくらいですが、壮大な人生計画を描いています。実現は相当先でしょうが、私に「遊びに来い」とまで誘ってくれました。
私はこの世界に入って来年で30年目に入ります。それこそセミナーの受講生は5000人を超えるでしょう。「経営が苦しい」、「資金がない」等の日々の中で教え子に会うとそんなことは忘れてしまい、楽しくなります。人生はそれでよいと思います。
若い人が来ると会社が一気に若返ります。ちょうど当社の最年長商品開発顧問の76歳の高橋がいたので一緒に対応しました。訪問者と高橋の年齢差は60歳です。
高橋が昔担当していたカップスープが会社にあったのでそれを見せたら彼女は知りませんでした。同時に彼女が活き活きと話す好きな食べ物について私はほとんど何も知識を持ち合わせておらず、知りませんでした。
私が昔いたあの大企業の商品もあの会社と一緒に歳を取っているというのを知り、愕然としました。我々が話の共有化ができたのは当社がやっている地方の加工特産品の話をした時でした。お父さんの転勤で地方生活をしている彼女は地方について話す時はさらに活き活きします。地方の大学に行きたいとも言っていました。
夜は旧知のというか共に1年間弱、取締役を務めた霞が関の元官僚と忘年会でした。コロナで自粛していたので飲むのは1年半ぶりです。禁煙したそうでびっくりするほど若返っていました。霞が関から離れるとこんなにも人間は活性化するか。
彼は現在は農業系銀行の顧問ですが、来年から農業大学で週1回教鞭を取るそうです。それをえらく喜んでおります。官僚で頂点直前で失脚した人ですがそんなことは彼にとってもう遠い昔のことの大学の先生で教壇に立つことを心から喜んでおります。
その大学はオホーツクキャンパスがあり、彼は本学で精進し、最終的にはオホーツクキャンパスで教鞭を取りたいようです。現在、60歳を少し超えたくらいですが、壮大な人生計画を描いています。実現は相当先でしょうが、私に「遊びに来い」とまで誘ってくれました。
私はこの世界に入って来年で30年目に入ります。それこそセミナーの受講生は5000人を超えるでしょう。「経営が苦しい」、「資金がない」等の日々の中で教え子に会うとそんなことは忘れてしまい、楽しくなります。人生はそれでよいと思います。
2021年12月27日
香酸柑橘・雑穀・さつまいも・えごま等
米の価格の暴落は予想以上に長引きそうです。米専業農家はJA出荷よりも米穀販売会社やユーザーと直結しているのでそれほどの影響はないでしょうが、全量JA出荷のただ生産するだけの農家や農業法人は厳しいでしょう。
米の価格が下がったのは需要が落ちているからです。今後も落ち続けるでしょう。園芸作物は?園芸作物は主に野菜ですがこれはここ30年は順調な経営をして来ました。農家に嫁が来るのは園芸専業農家です。
主食の米から副菜の野菜の需要が伸び、かつ健康志向でサラダもたくさん食べるようになりました。するとみんな野菜農家になりました。それでJA→市場→量販店ルートの野菜、つまりスーパーで売っている生活野菜は価格がこれまた暴落です。
10数年前に野菜の産地表示が義務付けられ、中国野菜がスーパーから消えてしばらくは快走していましたが需要を満たしてしまった。代表はキャベツでしょう、他にも白菜、大根、にんじん、玉ねぎ、きゅうり等最近ではブロッコリーもその世界に入り始めた。
毎日、全国で農家と接していますが、堅調ながらよい経営をしているところはこんな作物は生産していません。では何?例えば香酸かんきつ、ここ3ヶ月私が会った農家はぶしゅかん、直七、へべす、糸島はるか、マイヤーレモン、璃の香、ライム、ブラッドオレンジ等です。それぞれは産地を形成する規模ではありませんが、生産農家は順調です。
えごまも伸長しています。油と油粕の需要も増えています。雑穀も人気ですね。アマランサスを筆頭にあわ、きび、そば等堅調です。
いちじく人気も続いています。かって、いちじく産地に行くと売れなくて木の伐採をしていましたが、最近はこれも健康効果で植える人が増えています。特に鉄分や葉酸が豊富で女子に人気です。
依然、人気はさつまいもです。「干しいも」が快走しています。茨城県のさつまいもの9割は干しいもになっているようです。また、焼き芋も大人気です。さつまいもも女子が大好きです。
マーケットを引っ張っているのは総じて女子です。女子は酸っぱいものが好きです。だから香酸かんきつ。また、雑穀も大好きです。レストランで白飯と雑穀入りご飯を選べますと聞かれると女子の大半は雑穀入りご飯です。いちじくもさつまいももそうです。しょうがやにんにくもそうでしょう。これからの作物は女子に人気があるものを栽培することですね。
私の好きな野菜は香味野菜、にら、セロリ、みょうが、うど、とうがらし、クレソン、せり、イタリアンパセリ等もいいですね。こういった作物をマイナー作物として軽んじていたらそれこそ日本農業が崩壊します。
米の価格が下がったのは需要が落ちているからです。今後も落ち続けるでしょう。園芸作物は?園芸作物は主に野菜ですがこれはここ30年は順調な経営をして来ました。農家に嫁が来るのは園芸専業農家です。
主食の米から副菜の野菜の需要が伸び、かつ健康志向でサラダもたくさん食べるようになりました。するとみんな野菜農家になりました。それでJA→市場→量販店ルートの野菜、つまりスーパーで売っている生活野菜は価格がこれまた暴落です。
10数年前に野菜の産地表示が義務付けられ、中国野菜がスーパーから消えてしばらくは快走していましたが需要を満たしてしまった。代表はキャベツでしょう、他にも白菜、大根、にんじん、玉ねぎ、きゅうり等最近ではブロッコリーもその世界に入り始めた。
毎日、全国で農家と接していますが、堅調ながらよい経営をしているところはこんな作物は生産していません。では何?例えば香酸かんきつ、ここ3ヶ月私が会った農家はぶしゅかん、直七、へべす、糸島はるか、マイヤーレモン、璃の香、ライム、ブラッドオレンジ等です。それぞれは産地を形成する規模ではありませんが、生産農家は順調です。
えごまも伸長しています。油と油粕の需要も増えています。雑穀も人気ですね。アマランサスを筆頭にあわ、きび、そば等堅調です。
いちじく人気も続いています。かって、いちじく産地に行くと売れなくて木の伐採をしていましたが、最近はこれも健康効果で植える人が増えています。特に鉄分や葉酸が豊富で女子に人気です。
依然、人気はさつまいもです。「干しいも」が快走しています。茨城県のさつまいもの9割は干しいもになっているようです。また、焼き芋も大人気です。さつまいもも女子が大好きです。
マーケットを引っ張っているのは総じて女子です。女子は酸っぱいものが好きです。だから香酸かんきつ。また、雑穀も大好きです。レストランで白飯と雑穀入りご飯を選べますと聞かれると女子の大半は雑穀入りご飯です。いちじくもさつまいももそうです。しょうがやにんにくもそうでしょう。これからの作物は女子に人気があるものを栽培することですね。
私の好きな野菜は香味野菜、にら、セロリ、みょうが、うど、とうがらし、クレソン、せり、イタリアンパセリ等もいいですね。こういった作物をマイナー作物として軽んじていたらそれこそ日本農業が崩壊します。
2021年12月26日
精進していれば自然と効果が出る
体は正直なものです。金曜日に今年の出張が全て終わりました。それまで出張中はずっと便秘気味で私が弱い大腸下腹部がちくちくと痛んでいました。緊張感や多忙状況になると起こる現象なのでどうということはありません。また、定期的に大腸がんの内視鏡も受診しているので。
それが今朝から急に便通がよくなり、ちくちくもけろっと治りました。要はすべての出張が終わったことで脳が大腸に、体に武装解除の指令を出したのでしょう。私の体が平常なリラックス状態になりました。戦闘状態とリラックス状態の比率はというと仕事に対する緊張度で決まります。
昨日、久しぶりに体重計に乗ったら体重が69.0sまで落ちていました。これには狂喜乱舞です。8月16日(月)の記録で75.0sになり、ついに70s台後半に突入してショックを受けていました。
「70s切りを目標に」減量ということにしました。しかも私は筋トレで筋肉増強中です。体重が増えるのは当たり前ですが、脂肪だけを減らそうと思い、食事の量を減らしましたが、その効果は2〜3sでなかなか落ちません。
10月に久々にかっての上司に会い、その上司が70歳代前半にもかかわらず、昔よりも精悍になっているので聞いたら主治医からごはんの量を減らすように言われて、最初の2ヶ月くらいは効果がないがその後ぐんと体重が落ちると言っていました。
実は私もそれはかって実行して15s体重を落としたことがありました。しかし、米農家への配慮もあり、その方法は取らないで痩せようと思っていました。
元来、我が家系は糖尿病者がいなくて、血糖値が上がらない体質です。食後の後に米を食べると頭がぼーっとして眠くなるのもあまりありません。しかし、背に腹は代えられずに、今回も炭水化物ダイエットを実施したらストンと体重が落ちました。
米の価格が暴落しています。米を食べなくなっています。しかし、米に明日がないか?そうでもないようで海外では日本の米は美味しくて品質がよく大人気だそうです。
特に米はグルテンフリーの最たるもので小麦の有力な代替食です。世界的な潮流で米の人気は高まっています。また誰もが思っても誰もが言わない新型コロナ死亡者は少ないのは米を食べるモンスーン地域の国民です。これまた米の世界的な人気を後押しするでしょう。
話を体重に戻すと油断すると再び70s台に戻ります。毎日、特に出張のない時は筋トレと空手の稽古を1時間今日やっています。最近は両足を開脚して体を前に倒し、おでこやあごが床に着くようになりました。
始めた頃はこれは永遠にできないだろうから今よりも10pくらい体が下に傾けばと思っていましたが、まさか床に着くようになろうとは。世の中は精進していれば効果は出るものです。
それが今朝から急に便通がよくなり、ちくちくもけろっと治りました。要はすべての出張が終わったことで脳が大腸に、体に武装解除の指令を出したのでしょう。私の体が平常なリラックス状態になりました。戦闘状態とリラックス状態の比率はというと仕事に対する緊張度で決まります。
昨日、久しぶりに体重計に乗ったら体重が69.0sまで落ちていました。これには狂喜乱舞です。8月16日(月)の記録で75.0sになり、ついに70s台後半に突入してショックを受けていました。
「70s切りを目標に」減量ということにしました。しかも私は筋トレで筋肉増強中です。体重が増えるのは当たり前ですが、脂肪だけを減らそうと思い、食事の量を減らしましたが、その効果は2〜3sでなかなか落ちません。
10月に久々にかっての上司に会い、その上司が70歳代前半にもかかわらず、昔よりも精悍になっているので聞いたら主治医からごはんの量を減らすように言われて、最初の2ヶ月くらいは効果がないがその後ぐんと体重が落ちると言っていました。
実は私もそれはかって実行して15s体重を落としたことがありました。しかし、米農家への配慮もあり、その方法は取らないで痩せようと思っていました。
元来、我が家系は糖尿病者がいなくて、血糖値が上がらない体質です。食後の後に米を食べると頭がぼーっとして眠くなるのもあまりありません。しかし、背に腹は代えられずに、今回も炭水化物ダイエットを実施したらストンと体重が落ちました。
米の価格が暴落しています。米を食べなくなっています。しかし、米に明日がないか?そうでもないようで海外では日本の米は美味しくて品質がよく大人気だそうです。
特に米はグルテンフリーの最たるもので小麦の有力な代替食です。世界的な潮流で米の人気は高まっています。また誰もが思っても誰もが言わない新型コロナ死亡者は少ないのは米を食べるモンスーン地域の国民です。これまた米の世界的な人気を後押しするでしょう。
話を体重に戻すと油断すると再び70s台に戻ります。毎日、特に出張のない時は筋トレと空手の稽古を1時間今日やっています。最近は両足を開脚して体を前に倒し、おでこやあごが床に着くようになりました。
始めた頃はこれは永遠にできないだろうから今よりも10pくらい体が下に傾けばと思っていましたが、まさか床に着くようになろうとは。世の中は精進していれば効果は出るものです。
2021年12月25日
女40歳前後が起業の年齢?
昨日はいしかわ農業総合支援機構「いしかわ耕稼塾×6次産業化」ビジネスプラン作成研修第5回最終回でした。いいセミナーでした。
どこがいいかというと目的をはっきり明記しています。「6次産業化」、「ビジネスプラン作成研修」とうたってあります。しかも「耕稼塾」耕して稼ごうよとはっきりしています。事務局が気が利いていたのもぴか一でした。
受講者は7名(組)(1組と書いたのは受講者は奥様でご主人が一緒に参加していたから)でした。女子5名、2名が男子。男子の年齢は60歳代と70歳代です。
女子は5名が37歳〜42歳の5歳差に収まる年齢構成です。40歳前後です。子供の世話から少し解放された年齢ですか?何か仕事やビジネスをしたい年齢かな?昔ならパート、今は実家や親戚のアグリビジネス(農業)の手伝いからなのでしょうか?
ある受講者は米と野菜農家に嫁ぎました。それなりの規模の専業農家です。野菜は白菜やキャベツや玉ねぎのようなスーパー定番野菜を栽培しています。出荷は米はJA出荷、野菜は中央市場出荷だそうです。
米の価格も暴落、野菜も市場価格の低迷、下落で経営的には厳しい状況です。嫁の彼女がご主人と義父に売り先を変えるように進言しても聞き入れられません。それで彼女はこのセミナーに出て新しい作物で新しい加工で新しい売り先をということになります。
また、3名の女子は父親や知人の会社に勤務しています。それぞれの会社はそれなりに利益の出ている会社です。産廃から農業参入、製薬から農業参入、集落営農から法人成り等です。
そこで彼女たちが全権を持たされているわけではありません。社長達は他に会社を持っているのでそっちの経営に忙しいです。明確な意思決定者、事業推進者がいない中で現状に甘んじている状況です。
夫婦1組はその点、明確です。共に北海道と大阪からの移住者が輪島で出会って、結婚して起業しました。ご主人は農業と造園の仕事、奥様(受講者)は農業と加工品づくりとそれを販売するカフェ経営。規模は小さいですが、自分たちの意思で自由に経営をしています。
プレゼンのこの起業夫婦が開発した商品も事業プランも一番明快でした。さて、これからの我が国の農業経営はどっちの方向に進むのでしょう?それぞれの制約と足かせの中でどうやってその呪縛を切り放つか。
どこがいいかというと目的をはっきり明記しています。「6次産業化」、「ビジネスプラン作成研修」とうたってあります。しかも「耕稼塾」耕して稼ごうよとはっきりしています。事務局が気が利いていたのもぴか一でした。
受講者は7名(組)(1組と書いたのは受講者は奥様でご主人が一緒に参加していたから)でした。女子5名、2名が男子。男子の年齢は60歳代と70歳代です。
女子は5名が37歳〜42歳の5歳差に収まる年齢構成です。40歳前後です。子供の世話から少し解放された年齢ですか?何か仕事やビジネスをしたい年齢かな?昔ならパート、今は実家や親戚のアグリビジネス(農業)の手伝いからなのでしょうか?
ある受講者は米と野菜農家に嫁ぎました。それなりの規模の専業農家です。野菜は白菜やキャベツや玉ねぎのようなスーパー定番野菜を栽培しています。出荷は米はJA出荷、野菜は中央市場出荷だそうです。
米の価格も暴落、野菜も市場価格の低迷、下落で経営的には厳しい状況です。嫁の彼女がご主人と義父に売り先を変えるように進言しても聞き入れられません。それで彼女はこのセミナーに出て新しい作物で新しい加工で新しい売り先をということになります。
また、3名の女子は父親や知人の会社に勤務しています。それぞれの会社はそれなりに利益の出ている会社です。産廃から農業参入、製薬から農業参入、集落営農から法人成り等です。
そこで彼女たちが全権を持たされているわけではありません。社長達は他に会社を持っているのでそっちの経営に忙しいです。明確な意思決定者、事業推進者がいない中で現状に甘んじている状況です。
夫婦1組はその点、明確です。共に北海道と大阪からの移住者が輪島で出会って、結婚して起業しました。ご主人は農業と造園の仕事、奥様(受講者)は農業と加工品づくりとそれを販売するカフェ経営。規模は小さいですが、自分たちの意思で自由に経営をしています。
プレゼンのこの起業夫婦が開発した商品も事業プランも一番明快でした。さて、これからの我が国の農業経営はどっちの方向に進むのでしょう?それぞれの制約と足かせの中でどうやってその呪縛を切り放つか。
2021年12月24日
理想的な老後の生き方
昨日は三重県紀宝町に伺いました。当社というか私との付き合いは長く10数年です。今も当社は紀宝町から仕事をいただいておりますが、私は関与していません。昨日、私が伺ったのは来年度の新しい提案のためです。よく来たと大歓迎してくれました。
H農園はマイヤーレモンを生産しています。Hさんは私と同い年です。知り合った頃はこの町の商工会の事務局長でした。当時、農商工連携が経済産業省施策で始まり、私が講演に呼ばれてからです。
紀宝町商工会で農商工連携をしゃべりました。その時に定年後の自分の仕事はこれだと思ったそうです。Hさんはみかん農家に生まれたのに、商工会職員に奉職し、家は両親と奥様の3ちゃん農家でした。
当時、50歳だったHさんはそれから退職までの10年間、自分がやりたいビジネスつまり農業の形を考えたそうです。結論は当時、土日の趣味で栽培していたマイヤーレモンに本格的に取り組み、本格農業に参入しようと思ったそうです。
自分には退職まで10年間の猶予がある。と思って新しいやり方を模索しました。そして定年後60歳から晴れてマイヤーレモン生産に注力します。
H家は米が4反(40アール)、温州みかんが同じ4反の農家でした。その米、水田を少しずつマイヤーレモン栽培に切り換えて行きます。現在は水田はゼロで自家消費の米は買っています。逆にマイヤーレモンが生産拡大して最近2反の農地を取得して生産拡大をしています。
プロモーションは年に1度のアグリビジネスフェアへの出展だけです。販売方法は当初からファックスによる受注だけ。需要者へのダイレクト販売なので販売価格は重層化しているチャネルの市価よりも安いです。
現在はマイヤーレモンブームか?生産したものは全て売れて品不足状態です。50歳から準備して、60歳から本格的に初めて年金との合わせ技で老後、食えればよいと思っていた農業が絶好調です。
生産意欲も高く、多くの品種をテスト的に栽培しています。次の稼ぎ頭としてライムが1tの生産になり始めました。また、ブラッドオレンジも1tレベルになっています。
本体のマイヤーレモンは販売量が20tレベルになっています。最近は品薄状態が続いています。両親は他界して今は奥様と2人で大忙しです。朝から晩までずっと仕事をしています。あと20年は現役で働けると言っています。
H農園はマイヤーレモンを生産しています。Hさんは私と同い年です。知り合った頃はこの町の商工会の事務局長でした。当時、農商工連携が経済産業省施策で始まり、私が講演に呼ばれてからです。
紀宝町商工会で農商工連携をしゃべりました。その時に定年後の自分の仕事はこれだと思ったそうです。Hさんはみかん農家に生まれたのに、商工会職員に奉職し、家は両親と奥様の3ちゃん農家でした。
当時、50歳だったHさんはそれから退職までの10年間、自分がやりたいビジネスつまり農業の形を考えたそうです。結論は当時、土日の趣味で栽培していたマイヤーレモンに本格的に取り組み、本格農業に参入しようと思ったそうです。
自分には退職まで10年間の猶予がある。と思って新しいやり方を模索しました。そして定年後60歳から晴れてマイヤーレモン生産に注力します。
H家は米が4反(40アール)、温州みかんが同じ4反の農家でした。その米、水田を少しずつマイヤーレモン栽培に切り換えて行きます。現在は水田はゼロで自家消費の米は買っています。逆にマイヤーレモンが生産拡大して最近2反の農地を取得して生産拡大をしています。
プロモーションは年に1度のアグリビジネスフェアへの出展だけです。販売方法は当初からファックスによる受注だけ。需要者へのダイレクト販売なので販売価格は重層化しているチャネルの市価よりも安いです。
現在はマイヤーレモンブームか?生産したものは全て売れて品不足状態です。50歳から準備して、60歳から本格的に初めて年金との合わせ技で老後、食えればよいと思っていた農業が絶好調です。
生産意欲も高く、多くの品種をテスト的に栽培しています。次の稼ぎ頭としてライムが1tの生産になり始めました。また、ブラッドオレンジも1tレベルになっています。
本体のマイヤーレモンは販売量が20tレベルになっています。最近は品薄状態が続いています。両親は他界して今は奥様と2人で大忙しです。朝から晩までずっと仕事をしています。あと20年は現役で働けると言っています。
2021年12月23日
農業と食品加工は最先端業種
昨日はひなたMBA人材育成プログラムチャレンジコース14回最終日で事業プラン発表会を行いました。20名定員で始まり、3ヶ月14回をほとんど落伍者なしで最終回を迎えました。
チャレンジコースなので起業志望者で自ら応募した人と企業勤務者のレストラン部門や加工食品販売部門スタッフが会社の食と農ビジネスへの参入のため派遣されている人とに大別されました。
企業からの派遣者は別に食と農で起業するわけではないので当初は食と農に関する自分の考え方はほとんど持っていませんでした。それが最終回のプレゼンでは自分のスタンス、会社の方針に対する自分の姿勢を明確にできたようです。要は会社が自分に何を期待して派遣したかを掴みました。
それに対して起業を目指す人々は自分の事業プランを練り上げるのと自分の中で漠然として自信がなかった部分を明確にできたようでした。
起業したい人のコンテンツは様々です。Tさんは栄養士で健康的な食品開発を目指しています。ふすま麦を使ったパンを焼きたく菓子製造業の取得に取り掛かっています。
I さんは自分が耕作している米で米粉麺を作りたい。ご主人が中年になって突然グルテンアレルギーになったそうです。テスト的に外注して1食350円販売したらあっと言う間に売り切れたそうです。
宮崎県は畜産県です。牛肉ナンコツを商品化したい人が2事業者いました。ナンコツは健康的で食感もよく軟骨は最近は人気部位です。ホットパックよりもレトルト食品にした方がよいでしょう。
Hさんは一家が野菜農家です。今年は野菜が豊作で豊作貧乏で収穫しないまま再び畑に鋤き込まれて行きます。それを話す時に彼女は涙ぐみます。廃棄しなくていいように加工して全部使えるようにしたい。そのための野菜を探しています。ケールの新種を披露してくれました。
Kさんはペット用の野菜を作りたい。ある国に自分が協力隊か研究者で行っていた頃、乾期になると人間が必死に川の水を農地に向ける。それで川のかばが死んでしまう。人間と動物の水の争奪戦です。生きているかばが死んだかばのお腹を裂いて、お腹の中の野菜を食べて命をつなぐ。彼女はペットが安心して食べられる野菜を作りたい。
また、ある受講者は中国に10年以上住んでいました。新型コロナ蔓延で宮崎に帰っています。中国に住んでいた頃の水餃子を商品化したい。その材料も宮崎で作りたい。
どうです、農業と食品加工が産業の最先端であることがお分かりいただいたと思います。
チャレンジコースなので起業志望者で自ら応募した人と企業勤務者のレストラン部門や加工食品販売部門スタッフが会社の食と農ビジネスへの参入のため派遣されている人とに大別されました。
企業からの派遣者は別に食と農で起業するわけではないので当初は食と農に関する自分の考え方はほとんど持っていませんでした。それが最終回のプレゼンでは自分のスタンス、会社の方針に対する自分の姿勢を明確にできたようです。要は会社が自分に何を期待して派遣したかを掴みました。
それに対して起業を目指す人々は自分の事業プランを練り上げるのと自分の中で漠然として自信がなかった部分を明確にできたようでした。
起業したい人のコンテンツは様々です。Tさんは栄養士で健康的な食品開発を目指しています。ふすま麦を使ったパンを焼きたく菓子製造業の取得に取り掛かっています。
I さんは自分が耕作している米で米粉麺を作りたい。ご主人が中年になって突然グルテンアレルギーになったそうです。テスト的に外注して1食350円販売したらあっと言う間に売り切れたそうです。
宮崎県は畜産県です。牛肉ナンコツを商品化したい人が2事業者いました。ナンコツは健康的で食感もよく軟骨は最近は人気部位です。ホットパックよりもレトルト食品にした方がよいでしょう。
Hさんは一家が野菜農家です。今年は野菜が豊作で豊作貧乏で収穫しないまま再び畑に鋤き込まれて行きます。それを話す時に彼女は涙ぐみます。廃棄しなくていいように加工して全部使えるようにしたい。そのための野菜を探しています。ケールの新種を披露してくれました。
Kさんはペット用の野菜を作りたい。ある国に自分が協力隊か研究者で行っていた頃、乾期になると人間が必死に川の水を農地に向ける。それで川のかばが死んでしまう。人間と動物の水の争奪戦です。生きているかばが死んだかばのお腹を裂いて、お腹の中の野菜を食べて命をつなぐ。彼女はペットが安心して食べられる野菜を作りたい。
また、ある受講者は中国に10年以上住んでいました。新型コロナ蔓延で宮崎に帰っています。中国に住んでいた頃の水餃子を商品化したい。その材料も宮崎で作りたい。
どうです、農業と食品加工が産業の最先端であることがお分かりいただいたと思います。
2021年12月22日
東京よりも地方の方が魅力的
元気な地域には元気なお店や元気な企業があります。逆に元気なお店や企業のあるところは元気な地域です。西高東低です。九州・沖縄は元気です。東京は元気がないというよりも魅力がありません。ただ大都市に成り下がっています。
昨夜も宮崎入りして、セミナーの講師陣や関係者と会食しました。宮崎には事業で頻繁に伺うようになって4年になります。この事業も今年度で終わりますが。
当初は会食は宮崎といえば地鶏と焼酎です。実際に質のよい東京では食べられない地鶏のお店が結構あります。最近はイタンリアン、フレンチを利用することが多くなりました。
イタリアン、フレンチのお店のレベルが明らかに東京よりも宮崎の方が料理もサービスもワインも上です。しかも価格もリーズナブルです。かってフレンチ・イタリアンの世界はフランスやイタリアで修行した人が日本に戻り、東京でお店を持つというのが一般的なパターンでした。
その構図が壊れています。東京で修行した料理人が故郷に戻り、お店を開くようになりました。宮崎もそうですが、博多にもそんなお店が少なからずあります。
沖縄県那覇市もそうです。素敵なフレンチ・イタリアンのお店が増えています。もっと、びっくりは宮古島です。20年近く前に初めて訪れた時は沖縄料理の冴えないお店ばかりでしたが、やはり移住者によって素敵なお店が増えています。
東京には魅力的なお店がなくなったか?地価が高過ぎるのが一番でしょう。自前の土地や建物でレストランをやれば経営も成り立ちますが家賃がべらぼうに高い。だからそれが払える外食チェーン店ばかりになります。
それから東京には農業がないので食材は生産地に頼っています。べらぼうな物流費を払って萎びた野菜を買って料理に使います。
それならばとオーナーシェフ達は地価・家賃が安くて新鮮な食材が豊富にある地方都市に向かいます。地方が人口が少ないので商売が成り立たない?いやいや3万人程度の商圏人口があれば個人レストランは成り立ちます。この現象が起こっています。よい食を求めようとすれば農業のある町や村で起業することです。
地方が衰退したのは小泉行革からです。スリム化・効率化の名の下に地方の仕事がなくなりました。行政サービスの劣化が地域の衰亡に拍車をかけています。その裏で小泉行革を推進したあの男が「規制緩和」と喚き散らかし、劣悪な品質・サービスを低価格で自分の関連企業に仕事をかっさらわせている。
最近、「日本は先進国の中でダントツで給与が上がらないどころか、賃金が低下している」とよく耳にします。「規制緩和」をすれば競争力が高まり、企業収益も賃金も上がるはずだったのに全くその逆になってしまいました。日本に魅力がなくなってしまった。さあ農業をやろう。
昨夜も宮崎入りして、セミナーの講師陣や関係者と会食しました。宮崎には事業で頻繁に伺うようになって4年になります。この事業も今年度で終わりますが。
当初は会食は宮崎といえば地鶏と焼酎です。実際に質のよい東京では食べられない地鶏のお店が結構あります。最近はイタンリアン、フレンチを利用することが多くなりました。
イタリアン、フレンチのお店のレベルが明らかに東京よりも宮崎の方が料理もサービスもワインも上です。しかも価格もリーズナブルです。かってフレンチ・イタリアンの世界はフランスやイタリアで修行した人が日本に戻り、東京でお店を持つというのが一般的なパターンでした。
その構図が壊れています。東京で修行した料理人が故郷に戻り、お店を開くようになりました。宮崎もそうですが、博多にもそんなお店が少なからずあります。
沖縄県那覇市もそうです。素敵なフレンチ・イタリアンのお店が増えています。もっと、びっくりは宮古島です。20年近く前に初めて訪れた時は沖縄料理の冴えないお店ばかりでしたが、やはり移住者によって素敵なお店が増えています。
東京には魅力的なお店がなくなったか?地価が高過ぎるのが一番でしょう。自前の土地や建物でレストランをやれば経営も成り立ちますが家賃がべらぼうに高い。だからそれが払える外食チェーン店ばかりになります。
それから東京には農業がないので食材は生産地に頼っています。べらぼうな物流費を払って萎びた野菜を買って料理に使います。
それならばとオーナーシェフ達は地価・家賃が安くて新鮮な食材が豊富にある地方都市に向かいます。地方が人口が少ないので商売が成り立たない?いやいや3万人程度の商圏人口があれば個人レストランは成り立ちます。この現象が起こっています。よい食を求めようとすれば農業のある町や村で起業することです。
地方が衰退したのは小泉行革からです。スリム化・効率化の名の下に地方の仕事がなくなりました。行政サービスの劣化が地域の衰亡に拍車をかけています。その裏で小泉行革を推進したあの男が「規制緩和」と喚き散らかし、劣悪な品質・サービスを低価格で自分の関連企業に仕事をかっさらわせている。
最近、「日本は先進国の中でダントツで給与が上がらないどころか、賃金が低下している」とよく耳にします。「規制緩和」をすれば競争力が高まり、企業収益も賃金も上がるはずだったのに全くその逆になってしまいました。日本に魅力がなくなってしまった。さあ農業をやろう。
2021年12月21日
人生は重い荷物を背負って
農家の行商のお母さんが町に重いリュックを背負って、行商に行きます。背中のリュックの中には野菜や農産加工品がいっぱい詰まっています。町で売ればそのお金で生活用品や子供にせがまれたものを買って家に戻ります。
それでも財布にはまだ購買残金がジャラジャラ入っています。頼もしいお母さんです。行商に行けないお父さんもそのジャラジャラの音を聞きながら楽しい晩酌のひとときを過ごします。
私も毎日、毎日重い荷物を背負って全国を回っています。その姿はこのブログを読んでくれている人にはおなじみの姿です。「何が入っているの?」とよく聞かれます。
徳川家康の名言にも「人生は重い荷物を背負って」があります。何が入っていたのでしょう。でもこの偉人は「この重い荷物」を背負い続けたから最後は天下が取れたと言っています。
私の場合も重いですが、徳川家康さんとは中身が違います。一番は出張が3〜4日泊が一番多いので、衣類です。これはがさが張るけどそんなに重くありません。洗面道具も入っています。商売道具のアップルの端末とその付帯機具も入っています。これは相当重いです。
でも一番重いものは書類です。この時期は来年度の事業提案をするのでその一式を入れています。自分用と相手用と。相手は複数人です。また相手は一人だけではないので会う人分すべて一式をつくります。
行先で「コピーしてください」など厚かましいことは言えません。それ以前にコピーなどオフィスじゃないとありません。だれもコピーなどしない。目の前にいる人分の部数が揃っていないと誰も話を聞きません。今週は合計10名会うなと思うと少し余分を入れて12部作成します。
それを背負って出張です。重い、重い紙は重いです。しかしこれが行商のお母さんの農産物なのです。この書類で企画提案して受け入れてもらって来年の仕事につなげます。
この提案書を相手が受け入れてくれないと会社にいる子供たちのおまんまを得ることはできません。子供たちにお前たちおまんまを稼いで来なさいと言っても無理です。まだ私がリュックを背負えるうちは私が行かないと。「行けばよく来たね」と言ってみんな受け入れてくれる。
帰りにはそれこそ「これを持って行け」と本物の農産物をくれます。部数の減った空いた箇所にこのありがたい農産物を詰めて次の地に向かいます。これをまだできているうちはまだ私もこの会社にいる価値があります。
そろそろ子どもたちがリュックではなく、リアカーを購入してリアカーで販売しに行ってくれるまではまだまだ頑張らなくちゃ。
それでも財布にはまだ購買残金がジャラジャラ入っています。頼もしいお母さんです。行商に行けないお父さんもそのジャラジャラの音を聞きながら楽しい晩酌のひとときを過ごします。
私も毎日、毎日重い荷物を背負って全国を回っています。その姿はこのブログを読んでくれている人にはおなじみの姿です。「何が入っているの?」とよく聞かれます。
徳川家康の名言にも「人生は重い荷物を背負って」があります。何が入っていたのでしょう。でもこの偉人は「この重い荷物」を背負い続けたから最後は天下が取れたと言っています。
私の場合も重いですが、徳川家康さんとは中身が違います。一番は出張が3〜4日泊が一番多いので、衣類です。これはがさが張るけどそんなに重くありません。洗面道具も入っています。商売道具のアップルの端末とその付帯機具も入っています。これは相当重いです。
でも一番重いものは書類です。この時期は来年度の事業提案をするのでその一式を入れています。自分用と相手用と。相手は複数人です。また相手は一人だけではないので会う人分すべて一式をつくります。
行先で「コピーしてください」など厚かましいことは言えません。それ以前にコピーなどオフィスじゃないとありません。だれもコピーなどしない。目の前にいる人分の部数が揃っていないと誰も話を聞きません。今週は合計10名会うなと思うと少し余分を入れて12部作成します。
それを背負って出張です。重い、重い紙は重いです。しかしこれが行商のお母さんの農産物なのです。この書類で企画提案して受け入れてもらって来年の仕事につなげます。
この提案書を相手が受け入れてくれないと会社にいる子供たちのおまんまを得ることはできません。子供たちにお前たちおまんまを稼いで来なさいと言っても無理です。まだ私がリュックを背負えるうちは私が行かないと。「行けばよく来たね」と言ってみんな受け入れてくれる。
帰りにはそれこそ「これを持って行け」と本物の農産物をくれます。部数の減った空いた箇所にこのありがたい農産物を詰めて次の地に向かいます。これをまだできているうちはまだ私もこの会社にいる価値があります。
そろそろ子どもたちがリュックではなく、リアカーを購入してリアカーで販売しに行ってくれるまではまだまだ頑張らなくちゃ。
2021年12月20日
ズッコケとダボハゼとにわか
当社は今年度、農家の所得確保推進事業を全国数カ所でやっています。内容は農産物や加工品の商品開発や販路開拓等の一連のマーケティング調査と農産物の生産計画や農家の所得計画を作ります。
今年の春頃から準備して夏ごろ開始して今が一番忙しい時期です。年明けに後半の調査を行い、テスト販売等を行います。そして3月中旬には報告書や新商品を納品しなければなりません。この年末正月も私は事務所にこもって前半の報告書案を練ります。
しかし、当社が提案している村でまだ始まっていないところが一ヶ所ありました。そこが急遽今頃になってこの事業をコンペにするのでプレゼンに来いと言い出しました。受託先はうちじゃなかったの?とうちの担当者に聞いたらホームページを見てあの「世界のあれ」が応募したとのこと。
えっ、だって「世界のあれ」は私もサラリーマン時代から親しく付き合っている社員がたくさんいます。「世界のあれ」がこの規模の事業に手を出すはずがない。間違いだろうと思って行ったら昔の1世代前の「世界のあれ」を彷彿させるダブルのスーツを着た男がいました。
目を疑いました。この事業は彼らが手を挙げる事業規模の1/100の規模です。ここまで来たか「世界のあれ」は。経営が相当苦しいようです(うちも苦しいですが)。収入の大半を委ねているテレビ局、特に地方局は倒産一歩手前です。だからこの規模にも手を出して来る。
きれいな絵空事には勝てません。審査員構成を聞いたら農家向けの事業なのに商工会の事務員(商工会長ではなくて)それに暇こいている県庁の出先の公務員が複数名が審査員でこの事業の本来の受益者である農家は2名しか入っていませんでした。
当社は負けました。後で聞いたら農家の2名はダントツで当社に入れてくれたようです。農家以外の審査員はプレゼン時の質問自体もトンチンカンで、事業目的すらわからないで採点したようです。
何にも増して一番、わかっていなかったのはこの事業の責任者です。私とは10年以上の付き合いですが昔からズレていることで有名な人でした。今年の3月に提案したこの事業を今までほっぽらかしていました。
その日に久しぶりに会ったら来年3月に70歳になり、特産品販売所の支配人を退職するそうです。最後の最後までやらかしてくれました。この事業が始まる時に私が直に行って話そうかと思いましたが、この程度の内容なら理解できるだろうと思ったのが間違いでした。やっぱりこの男じゃ仕切れなかった。
このズッコケじいさん事業責任者もにわか審査員達もダボハゼの「世界のあれ」もこの事業の本来の目的と内容については何も知りません。採択されたのは単なるプロモーション提案です。正直、私も怒りを超えて吹き出しました。
今年の春頃から準備して夏ごろ開始して今が一番忙しい時期です。年明けに後半の調査を行い、テスト販売等を行います。そして3月中旬には報告書や新商品を納品しなければなりません。この年末正月も私は事務所にこもって前半の報告書案を練ります。
しかし、当社が提案している村でまだ始まっていないところが一ヶ所ありました。そこが急遽今頃になってこの事業をコンペにするのでプレゼンに来いと言い出しました。受託先はうちじゃなかったの?とうちの担当者に聞いたらホームページを見てあの「世界のあれ」が応募したとのこと。
えっ、だって「世界のあれ」は私もサラリーマン時代から親しく付き合っている社員がたくさんいます。「世界のあれ」がこの規模の事業に手を出すはずがない。間違いだろうと思って行ったら昔の1世代前の「世界のあれ」を彷彿させるダブルのスーツを着た男がいました。
目を疑いました。この事業は彼らが手を挙げる事業規模の1/100の規模です。ここまで来たか「世界のあれ」は。経営が相当苦しいようです(うちも苦しいですが)。収入の大半を委ねているテレビ局、特に地方局は倒産一歩手前です。だからこの規模にも手を出して来る。
きれいな絵空事には勝てません。審査員構成を聞いたら農家向けの事業なのに商工会の事務員(商工会長ではなくて)それに暇こいている県庁の出先の公務員が複数名が審査員でこの事業の本来の受益者である農家は2名しか入っていませんでした。
当社は負けました。後で聞いたら農家の2名はダントツで当社に入れてくれたようです。農家以外の審査員はプレゼン時の質問自体もトンチンカンで、事業目的すらわからないで採点したようです。
何にも増して一番、わかっていなかったのはこの事業の責任者です。私とは10年以上の付き合いですが昔からズレていることで有名な人でした。今年の3月に提案したこの事業を今までほっぽらかしていました。
その日に久しぶりに会ったら来年3月に70歳になり、特産品販売所の支配人を退職するそうです。最後の最後までやらかしてくれました。この事業が始まる時に私が直に行って話そうかと思いましたが、この程度の内容なら理解できるだろうと思ったのが間違いでした。やっぱりこの男じゃ仕切れなかった。
このズッコケじいさん事業責任者もにわか審査員達もダボハゼの「世界のあれ」もこの事業の本来の目的と内容については何も知りません。採択されたのは単なるプロモーション提案です。正直、私も怒りを超えて吹き出しました。
2021年12月19日
後継者に成功した会社が生き残る
土日に翌週の作戦を考えます。うまく行っている時はいいですがそうでない時は翌週の訪問先で予想される商談の困難・障害をどう乗り切るかを考えます。いい考えが浮かぶ時もあれば浮かばない時もあります。なので少しだけ酒の力を借りて眠りに就きます。
翌日、早朝に東京駅に翌週の切符を買いに行きます。私は高齢者なので大人の休日倶楽部ジパングの3割引きの対象です。そのためだけではなく、私の切符は旅程がややこし過ぎて現在のパソコンでは切符を買えません。東京駅まで行かないとだめなのです。
今朝も行って申し訳なさそうに「すみません、複雑な旅程で」とまず謝ってから行き帰り旅程を言いました。すると速やかに私の事前メモを見てスムーズに発券してくれました。
スムーズに帰ると翌週の出張のすべてがうまく行ったような気になります。関係ないのに仕事の提案もうまく行きそうな気になります。かっては旅程を理解できずに発券につまずくスタッフもいましたが最近は全員お見事なほどレベルが高くなっています。
年齢も私の子供世代です。若者の時代であり、もう自分の世代が終わりかけているのをしみじみ感じます。私と付き合いの長い経営者はたいていが私と同世代かそれよりも上です。
経営が急激に悪化している会社の共通点が1つだけあります。それは世代交代がうまく行かなかったところです。後継者が育たなかった会社です。たいていは10年以上前頃、子女・子息を後継者にしましたが、彼らが去ってしまった。だから今でも当人が最前線にいます。こういった会社はまずうまく行っていない。
社長でなくても組織でもその組織のトップが在籍が長く、後釜を育てなかったところはその組織は間違いなく弱体化しています。こっちは昔のままだと思ってつき合いますが、あとでもうその会社自体が衰亡し、その人も会社・組織で何の力もない人に成り下がっていたのに気づきます。
一方で私が親しくしている会社で後継がうまく行った会社を思いつくままに書くと石垣の塩、楽園の果実、村山製油、二丈赤米産直センター、白糸酒造、福吉水産、ごぼち、大山食品、トリゼンフーズ、早川しょうゆみそ、氏家農場、旅館小松屋・天山等枚挙の暇がないほどです。ほとんど親は私と同世代ですが、見事なバトンタッチです。
翌日、早朝に東京駅に翌週の切符を買いに行きます。私は高齢者なので大人の休日倶楽部ジパングの3割引きの対象です。そのためだけではなく、私の切符は旅程がややこし過ぎて現在のパソコンでは切符を買えません。東京駅まで行かないとだめなのです。
今朝も行って申し訳なさそうに「すみません、複雑な旅程で」とまず謝ってから行き帰り旅程を言いました。すると速やかに私の事前メモを見てスムーズに発券してくれました。
スムーズに帰ると翌週の出張のすべてがうまく行ったような気になります。関係ないのに仕事の提案もうまく行きそうな気になります。かっては旅程を理解できずに発券につまずくスタッフもいましたが最近は全員お見事なほどレベルが高くなっています。
年齢も私の子供世代です。若者の時代であり、もう自分の世代が終わりかけているのをしみじみ感じます。私と付き合いの長い経営者はたいていが私と同世代かそれよりも上です。
経営が急激に悪化している会社の共通点が1つだけあります。それは世代交代がうまく行かなかったところです。後継者が育たなかった会社です。たいていは10年以上前頃、子女・子息を後継者にしましたが、彼らが去ってしまった。だから今でも当人が最前線にいます。こういった会社はまずうまく行っていない。
社長でなくても組織でもその組織のトップが在籍が長く、後釜を育てなかったところはその組織は間違いなく弱体化しています。こっちは昔のままだと思ってつき合いますが、あとでもうその会社自体が衰亡し、その人も会社・組織で何の力もない人に成り下がっていたのに気づきます。
一方で私が親しくしている会社で後継がうまく行った会社を思いつくままに書くと石垣の塩、楽園の果実、村山製油、二丈赤米産直センター、白糸酒造、福吉水産、ごぼち、大山食品、トリゼンフーズ、早川しょうゆみそ、氏家農場、旅館小松屋・天山等枚挙の暇がないほどです。ほとんど親は私と同世代ですが、見事なバトンタッチです。
2021年12月18日
価値を感じて買って下さる人
ターゲットは攻撃や作戦の対象・標的を表す軍事用語ですが、最近のマーケティング用語は一般的には販売者が狙っている顧客のことです。ターゲットを絞り込んでそこにPRやプロモーションをかけて販売を促進します。
かってターゲットを属性で切る方法がマーケティング手法にありました。年齢や性別や所得で。しかしそれは機能しないというのが最近は一般的です。
お客様とは「それに価値を感じて買って下さる人」です。その人に向かって商品の良さを伝えなければなりません。興味のない人、価値を見出さない人に語りかけても猫に小判です。
かってのモノ不足時代は多少の不具合やお仕着せでも消費者が我慢して買ってくれました。使ってくれました。お客様の許容範囲が広かったわけです。
しかし、近年は新技術搭載のスマホなどはまだ使い辛くても消費者が新しい型を欲しがりますが、一般的には自分のお気に入りのテイストをではないとなかなか買ってくれません。
そんな人に気に入ってもらうには、自分の好み、技術、技を前面に出した商品を創るしかありません。一般受けのするマーケットに自分の販売先をはないと思った方がよいです。
一方で、いろんな世界に天才がいます。天才とは生まれつきに特殊な能力を持っている人のように思いますが、私は単なる努力家、精進家、継続家ではないかと思います。凡人でも努力すれば、精進すれば、継続すれば天才になれるような気がします。
しかし、その道のりは決して楽ではないはずです。目指す道は一つです。例えば、若くしてもてはやされ、それこそ天才と言われた人が齢を重ねるごとにタダの人になって行く。そんな人を山ほど見て来ました。
しかし、そんな人が長い年月をかけて再び脚光を浴びる日が来る。これほど素敵なことはありません。また、ずっと50年、60年も誰にも振り向かれなかった人が脚光を浴びる。これまた素敵です。
そんな人生を生きるにはどうしたらよいか?私は「Positive is beautifle」と言い聞かせます。ホジティブに生きていると再びチャンスは巡るし、必ず陽の目を見る日が来ます。そのプロセスが人生ではないかと思います。
かってターゲットを属性で切る方法がマーケティング手法にありました。年齢や性別や所得で。しかしそれは機能しないというのが最近は一般的です。
お客様とは「それに価値を感じて買って下さる人」です。その人に向かって商品の良さを伝えなければなりません。興味のない人、価値を見出さない人に語りかけても猫に小判です。
かってのモノ不足時代は多少の不具合やお仕着せでも消費者が我慢して買ってくれました。使ってくれました。お客様の許容範囲が広かったわけです。
しかし、近年は新技術搭載のスマホなどはまだ使い辛くても消費者が新しい型を欲しがりますが、一般的には自分のお気に入りのテイストをではないとなかなか買ってくれません。
そんな人に気に入ってもらうには、自分の好み、技術、技を前面に出した商品を創るしかありません。一般受けのするマーケットに自分の販売先をはないと思った方がよいです。
一方で、いろんな世界に天才がいます。天才とは生まれつきに特殊な能力を持っている人のように思いますが、私は単なる努力家、精進家、継続家ではないかと思います。凡人でも努力すれば、精進すれば、継続すれば天才になれるような気がします。
しかし、その道のりは決して楽ではないはずです。目指す道は一つです。例えば、若くしてもてはやされ、それこそ天才と言われた人が齢を重ねるごとにタダの人になって行く。そんな人を山ほど見て来ました。
しかし、そんな人が長い年月をかけて再び脚光を浴びる日が来る。これほど素敵なことはありません。また、ずっと50年、60年も誰にも振り向かれなかった人が脚光を浴びる。これまた素敵です。
そんな人生を生きるにはどうしたらよいか?私は「Positive is beautifle」と言い聞かせます。ホジティブに生きていると再びチャンスは巡るし、必ず陽の目を見る日が来ます。そのプロセスが人生ではないかと思います。
2021年12月17日
産地にあるお店が一番おいしい
11月、12月土日祭日も活動しているのでほぼ休みがありません。「疲れているな〜、俺も齢だな〜」と思っても出張のない1日内勤があればすぐ回復します。
仕事が好きだから?それは言えます。厳密にいうと6割好きですが、4割はその表裏一体の辛さ、困難さがあるので嫌いです。6−4=2。この2の喜びのために働いています。
移動時間に熟睡しています。本当に熟睡です。時間は20分くらいですが、死んでいます。それで起きたらまた通常に戻ります。昔、子供が小さかった頃は飛行機の中は居眠りできませんでした。この飛行機が落ちたらと子供の顔が頭をよぎると。
さて、昨日信州木祖村に行きました。最近は田んぼに蕎麦を植えています。しかし、交付金をもらっても1反当たりのそばの売上高は米には及びません。それならばなんで蕎麦をつくるか?人手がかからない。種を蒔いておけばほったらかしておいてもよいというのもあるようです。
しかし、蕎麦生産者の中には蕎麦屋を開業する人も増えています。昨日も案内されました。JAを定年退職してからお店を始めて7年目だそうです。退職10年前から、準備は進めていたようです。自分のところで栽培した蕎麦をひいて蕎麦打ちしてお客に出します。
3年前にこの木祖村で蕎麦打ち名人岩原千尋さんに我々東京から行った我々が短時間ですが蕎麦打ちを教わったことがあります。ただただ惚れ惚れして見ていました。
昨日、行った蕎麦店も絶品でした。蕎麦は江戸?。蕎麦が採れない地域においしい蕎麦はありません。蕎麦がおいしいのは産地である北海道、本州の日本海側、それに信州、他にも産地はもっとありますが、おいしい蕎麦屋があるのは蕎麦の生産地です。
蕎麦生産地にはいいお蕎麦屋さんがたくさんあります。東京の老舗も蕎麦産地ではせいぜい中位じゃないでしょうか?(もちろん私が知らないだけかも知れませんね)
フランスのレストランもパリで2つ星、3つ星を張っているところもありますが、それにまさる素晴らしいレストランが田舎(農業地域)にあります。だからフランス料理は世界一。
シェフや経営者もいかに儲かるよりも、自分が納得できる味・料理の追求をしています。やがてそれを認め、評価するお客様が付きます。料理人と食材生産者(農家)とお客様の共同作業です。
どこかで悠々自適の生活などありません。現場にいることの素晴らしさ、おれはここで死ぬという覚悟。それが人間を成長させます。サラリーマンに定年はあったも人間に定年はありません。さあ、今日も移動中に熟睡するぞ。
仕事が好きだから?それは言えます。厳密にいうと6割好きですが、4割はその表裏一体の辛さ、困難さがあるので嫌いです。6−4=2。この2の喜びのために働いています。
移動時間に熟睡しています。本当に熟睡です。時間は20分くらいですが、死んでいます。それで起きたらまた通常に戻ります。昔、子供が小さかった頃は飛行機の中は居眠りできませんでした。この飛行機が落ちたらと子供の顔が頭をよぎると。
さて、昨日信州木祖村に行きました。最近は田んぼに蕎麦を植えています。しかし、交付金をもらっても1反当たりのそばの売上高は米には及びません。それならばなんで蕎麦をつくるか?人手がかからない。種を蒔いておけばほったらかしておいてもよいというのもあるようです。
しかし、蕎麦生産者の中には蕎麦屋を開業する人も増えています。昨日も案内されました。JAを定年退職してからお店を始めて7年目だそうです。退職10年前から、準備は進めていたようです。自分のところで栽培した蕎麦をひいて蕎麦打ちしてお客に出します。
3年前にこの木祖村で蕎麦打ち名人岩原千尋さんに我々東京から行った我々が短時間ですが蕎麦打ちを教わったことがあります。ただただ惚れ惚れして見ていました。
昨日、行った蕎麦店も絶品でした。蕎麦は江戸?。蕎麦が採れない地域においしい蕎麦はありません。蕎麦がおいしいのは産地である北海道、本州の日本海側、それに信州、他にも産地はもっとありますが、おいしい蕎麦屋があるのは蕎麦の生産地です。
蕎麦生産地にはいいお蕎麦屋さんがたくさんあります。東京の老舗も蕎麦産地ではせいぜい中位じゃないでしょうか?(もちろん私が知らないだけかも知れませんね)
フランスのレストランもパリで2つ星、3つ星を張っているところもありますが、それにまさる素晴らしいレストランが田舎(農業地域)にあります。だからフランス料理は世界一。
シェフや経営者もいかに儲かるよりも、自分が納得できる味・料理の追求をしています。やがてそれを認め、評価するお客様が付きます。料理人と食材生産者(農家)とお客様の共同作業です。
どこかで悠々自適の生活などありません。現場にいることの素晴らしさ、おれはここで死ぬという覚悟。それが人間を成長させます。サラリーマンに定年はあったも人間に定年はありません。さあ、今日も移動中に熟睡するぞ。
2021年12月16日
自立できる農家の育成こそ急務
巨大企業が跋扈する。すると同じ業種の中小企業は潰れてしまいます。よく知りませんが、アメリカには中小企業はそんなにないような気がします。昔はあったのでしょうが大企業の出現で消滅しています。これに比べてヨーロッパには中小企業や個人店があるような気がします。政策で小規模のものを守る法律があるのでしょうか?
日本をアメリカ植民地と見なすとなるほどと思います。アメリカは自国の大企業のために日本市場をこじ開けようとします。それで大店法撤廃され、巨大小売業の展開が自由になりました。そして中小のお店はなくなってしまいました。
今度は農業です。農地の自由化と称して大企業の農地保有を自由にしようとしています。大企業が農地を保有して農業を行う。そんな日が遠からずやってきます。それを新自由主義というのならその背後にいるのはアメリカなのでしょうか?
戦後、日本の農地解放を推し進めた国が再び今度は農地の企業による所有化を始めました。農業を握れば、その国民の命を握ります。これを支配と呼ばすに何と呼ぶのでしょうか?
大企業が跋扈すれば中小企業や小規模事業者や弱小農家は潰れます。潰れればどうなる?国はギブアップした者には最低の手を差し伸べます。生活保護等が適用され、生かさず、殺さずの最低の社会福祉が提供されます。今の日本はその最たる国です。
自力で立とうとする企業や国民には我が国は向いていません。しかし、本気で強い国を、自立した国を作ろうと思うのなら自分の力で立とうとする企業を育てることです。しかし、残念ながら実際に行われている規制緩和は大企業保護のためにあります。
農業政策もそうです。食料自給率が独立国とは思えないレベルまで落ちていながら、それに対する国家ビジョンはありません。米の最低価格補償等はギブアップ寸前の農家への社会福祉レベルの政策です。
よい作物を作れば農業でメシが食える。そんな農家を育てることが農政のはずです。自立しようとする農家が報われるための農業政策、中山間の僻地でもそこで耕し、その地域を活性化しようとしようとする農家をどう育てるか?それが農政のはずです。
しかし、そんな政策を例え農水省が打ち出しても、地方自治体、都道府県、市町村レベルでは無視され、めんどくさい、煩わしい政策・事業に押しやられてしまい、活用されない。
何のための役所なのか?地方の自治体は職員の給与確保の場と成り下がっているのではないか?そんな気がすることも少なからずあります。
日本をアメリカ植民地と見なすとなるほどと思います。アメリカは自国の大企業のために日本市場をこじ開けようとします。それで大店法撤廃され、巨大小売業の展開が自由になりました。そして中小のお店はなくなってしまいました。
今度は農業です。農地の自由化と称して大企業の農地保有を自由にしようとしています。大企業が農地を保有して農業を行う。そんな日が遠からずやってきます。それを新自由主義というのならその背後にいるのはアメリカなのでしょうか?
戦後、日本の農地解放を推し進めた国が再び今度は農地の企業による所有化を始めました。農業を握れば、その国民の命を握ります。これを支配と呼ばすに何と呼ぶのでしょうか?
大企業が跋扈すれば中小企業や小規模事業者や弱小農家は潰れます。潰れればどうなる?国はギブアップした者には最低の手を差し伸べます。生活保護等が適用され、生かさず、殺さずの最低の社会福祉が提供されます。今の日本はその最たる国です。
自力で立とうとする企業や国民には我が国は向いていません。しかし、本気で強い国を、自立した国を作ろうと思うのなら自分の力で立とうとする企業を育てることです。しかし、残念ながら実際に行われている規制緩和は大企業保護のためにあります。
農業政策もそうです。食料自給率が独立国とは思えないレベルまで落ちていながら、それに対する国家ビジョンはありません。米の最低価格補償等はギブアップ寸前の農家への社会福祉レベルの政策です。
よい作物を作れば農業でメシが食える。そんな農家を育てることが農政のはずです。自立しようとする農家が報われるための農業政策、中山間の僻地でもそこで耕し、その地域を活性化しようとしようとする農家をどう育てるか?それが農政のはずです。
しかし、そんな政策を例え農水省が打ち出しても、地方自治体、都道府県、市町村レベルでは無視され、めんどくさい、煩わしい政策・事業に押しやられてしまい、活用されない。
何のための役所なのか?地方の自治体は職員の給与確保の場と成り下がっているのではないか?そんな気がすることも少なからずあります。
2021年12月15日
自分の体を相手に乗せる、委ねる
空手をなど書くレベルではないですが、最近、稽古して思うことは、「自分の体重や力を相手に乗せる」、「相手に自分の体を委ねる」、「相手と一体化する」です。
先輩たちの名人はみんなこれを身に付けています。よく言われる「捨て身」もこれなのかも知れません。相手に自分を預けています。
我々、コンサルがお金をいただけるのはクライアントのお役に立った時です。受益者のためになったら受益者はよろこんでお金を払います。
しかし、実際仕事をしているとそうではありません。いつも意識の中心(主体)が自分(会社)にあります。仕事をたくさん取らなければ会社が潰れる。だから必死で営業をかける。
そうなるとプレゼンもこっち側ができることを中心にアピールします。当社はこんな実績があり、こんなことも、あんなこともできるのでぜひ当社にお任せください。
しかし、それが本当に相手(受益者・クライアント)のお役に立つのかを考えているのか?自分にできることのアピールよりも相手が望んでいること(潜在でも顕在でも)の実現、達成のお役に立つことが、こっちに仕事をいただける最大のポイントなのではないか?
当社に味方してくれる人もたくさんいます。昨日、当社のプレゼンでうちのスタッフが「当社の財産は人です。人とのつながりです。創業30年の中で人様とのつながりを一番大事にして来ました。難問、難局にぶつかってもこの人脈、ネットワークが手伝ってくれます、問題解決のお役に立ってくれます」と言っていました。横で聞きながら私は「成長したな」と思いました。
「うちの会社はこんなことができて凄い」というよりも「うちの会社にはこんな人脈・応援団がこんなにいます。あなたの望みや課題解決に協力できます」と言った方が正直だし、本当です。
実際に当社がセミナーを企画すると通常は講演はしない実業家や起業家が演壇に立ってくれます。「お金がいくら?」など聞きません。「鳥巣、お前の役に役に立ち、聞きに来てくれる人の役に立つのだったらよろこんでやるよ」と言ってくれます。
これが当社の財産です。究極のマーケティングとは義理と人情です。♪義理が廃ればこの世は闇よ♪です。
先輩たちの名人はみんなこれを身に付けています。よく言われる「捨て身」もこれなのかも知れません。相手に自分を預けています。
我々、コンサルがお金をいただけるのはクライアントのお役に立った時です。受益者のためになったら受益者はよろこんでお金を払います。
しかし、実際仕事をしているとそうではありません。いつも意識の中心(主体)が自分(会社)にあります。仕事をたくさん取らなければ会社が潰れる。だから必死で営業をかける。
そうなるとプレゼンもこっち側ができることを中心にアピールします。当社はこんな実績があり、こんなことも、あんなこともできるのでぜひ当社にお任せください。
しかし、それが本当に相手(受益者・クライアント)のお役に立つのかを考えているのか?自分にできることのアピールよりも相手が望んでいること(潜在でも顕在でも)の実現、達成のお役に立つことが、こっちに仕事をいただける最大のポイントなのではないか?
当社に味方してくれる人もたくさんいます。昨日、当社のプレゼンでうちのスタッフが「当社の財産は人です。人とのつながりです。創業30年の中で人様とのつながりを一番大事にして来ました。難問、難局にぶつかってもこの人脈、ネットワークが手伝ってくれます、問題解決のお役に立ってくれます」と言っていました。横で聞きながら私は「成長したな」と思いました。
「うちの会社はこんなことができて凄い」というよりも「うちの会社にはこんな人脈・応援団がこんなにいます。あなたの望みや課題解決に協力できます」と言った方が正直だし、本当です。
実際に当社がセミナーを企画すると通常は講演はしない実業家や起業家が演壇に立ってくれます。「お金がいくら?」など聞きません。「鳥巣、お前の役に役に立ち、聞きに来てくれる人の役に立つのだったらよろこんでやるよ」と言ってくれます。
これが当社の財産です。究極のマーケティングとは義理と人情です。♪義理が廃ればこの世は闇よ♪です。
2021年12月14日
仕事?目の前に農業がある
先週末、鹿児島県屋久島にいました。南九州にもかかわらず寒かったです。暖房設備が南国は不備なので東北よりも体感温度は寒く感じます。「東北の方が室内は暖かい」と私は言います。
昨日から岩手県野田村にやって来ました。東北新幹線がいわて沼宮内駅を過ぎたあたりから雪が待っており、一面が薄い雪に覆われている光景に変わりました。私にとっての今年の初雪です。
次の二戸駅で降りて、野田村にレンターで向かいました。山道はさらに雪が多く、一面の雪化粧に変わりました。「もう冬なんだな」というのと「東北にいるんだな」というのを実感します。
目的地の野田村は太平洋に面する北リアス海岸地域です。海の地域は暖かいのでさすがに雪はありませんが、猛烈な寒風でとても外は歩けません。
もう1つ以外だったのは日本海岸東部に位置するこの地域は我が国の最東端に位置するので日の出が早いです。夏などは午前4時代には太陽が上がっていますが、冬至の今の季節は午前6時でも真っ暗です。これには20年近くこの村に来ている私も意外でした。
先週の南九州地域では電車の駅でもスイカのような電子切符が使えずに苦労しました。クレジットカード決済も少なく、現金の世界です。しかし、どこにもWIFIは完備されており、こうやって毎朝ブログを書くことができます。
地方衰退の中で地方の人口、就労者を増やすため移住を促進する政策が取られています。そのために社会インフラ整備が必要です。ネット回線やWIFIやクレジット機能は必須です。
かって地方の社会インフラは道路建設でした。公共投資と言われるこの巨大プロジェクトは建設費も巨額で政治的汚職と相反の関係にありました。
昨日、野田村に向かう途中、高速道路が現れました。未着手になっていた三陸沿岸道路北部が東日本大震災後、復興道路として建設が開始しされ、この数日後に最終工事地域だった八戸・久慈ルートが開通するそうです。輸送物流といえば宅配便の地方過疎地域までの配達が社会問題化しています。これまた、インフラ整備の一環です。
地域経済を支えて来たのはこういった公共投資の道路建設です。その建設も戦後70年を過ぎ、ほぼ張り巡らされました。今度、次はこれらの老朽化の改築が必要になっています。そんなお金がこの国にあるのか?
また、公共投資がなくなると地域で生活をする人の仕事がなくなります。お金を稼ぐ手段がなくなります。老人が増え、地方に介護福祉と病院をつくってもそれを利用する住民がお金がなくては経営が成り立ちません。
見渡すとそうだ、農業があったではないか。地方にある農業こそがこれからの日本を救う唯一の産業ではないか。もっともっと農業という職業を重要視する時なのではないか。
昨日から岩手県野田村にやって来ました。東北新幹線がいわて沼宮内駅を過ぎたあたりから雪が待っており、一面が薄い雪に覆われている光景に変わりました。私にとっての今年の初雪です。
次の二戸駅で降りて、野田村にレンターで向かいました。山道はさらに雪が多く、一面の雪化粧に変わりました。「もう冬なんだな」というのと「東北にいるんだな」というのを実感します。
目的地の野田村は太平洋に面する北リアス海岸地域です。海の地域は暖かいのでさすがに雪はありませんが、猛烈な寒風でとても外は歩けません。
もう1つ以外だったのは日本海岸東部に位置するこの地域は我が国の最東端に位置するので日の出が早いです。夏などは午前4時代には太陽が上がっていますが、冬至の今の季節は午前6時でも真っ暗です。これには20年近くこの村に来ている私も意外でした。
先週の南九州地域では電車の駅でもスイカのような電子切符が使えずに苦労しました。クレジットカード決済も少なく、現金の世界です。しかし、どこにもWIFIは完備されており、こうやって毎朝ブログを書くことができます。
地方衰退の中で地方の人口、就労者を増やすため移住を促進する政策が取られています。そのために社会インフラ整備が必要です。ネット回線やWIFIやクレジット機能は必須です。
かって地方の社会インフラは道路建設でした。公共投資と言われるこの巨大プロジェクトは建設費も巨額で政治的汚職と相反の関係にありました。
昨日、野田村に向かう途中、高速道路が現れました。未着手になっていた三陸沿岸道路北部が東日本大震災後、復興道路として建設が開始しされ、この数日後に最終工事地域だった八戸・久慈ルートが開通するそうです。輸送物流といえば宅配便の地方過疎地域までの配達が社会問題化しています。これまた、インフラ整備の一環です。
地域経済を支えて来たのはこういった公共投資の道路建設です。その建設も戦後70年を過ぎ、ほぼ張り巡らされました。今度、次はこれらの老朽化の改築が必要になっています。そんなお金がこの国にあるのか?
また、公共投資がなくなると地域で生活をする人の仕事がなくなります。お金を稼ぐ手段がなくなります。老人が増え、地方に介護福祉と病院をつくってもそれを利用する住民がお金がなくては経営が成り立ちません。
見渡すとそうだ、農業があったではないか。地方にある農業こそがこれからの日本を救う唯一の産業ではないか。もっともっと農業という職業を重要視する時なのではないか。
2021年12月13日
よき仲間・友を持つ人が果報者
何か釈然としない話はそれを信じるか?どうかその人の経験、突き詰めて言うとその人が今までどれだけ痛い目に会って来たかという経験によります。まず騙される人は信じ切っているので「その釈然としない」を認めようとしません。
私の28年前の会社を解雇された私にすれば「嘘っぱち」なのですが、それを信じた大方の上層部によって私は解雇されました。その男が3年後に逮捕されて、その男の会社での仕事が「総会屋対策」でその男もその筋の組織に組員だったと言うことが世に出ます。
私がでっち上げられた嘘だけでなく、少なからずの数の社員がその男のでっち上げで退職に追い込まれていることを知って愕然としました。
最近では5年ほど前にセミナー受講者の女子が金銭が絡む色仕掛けの話で私に近づいて来ました。昔の経験を思い出し、「どうも釈然としない」が作動して事なきを得ました。その後、その女子は我々の世界から姿を消しました。誰も消息を知りません。
今回また大きな立派な話が舞い込んで来ました。私にではなく、私の旧知の教え子にです。その人が信じ切って「ぜひやろう」ということで私を現地まで呼んでくれたのがよかった。
彼はゴーですが、私は「釈然としないもの」を感じてノーのアドバイスをしました。あとは当人同士の問題なので私の関与するところではないですが、犠牲者が出ないことを祈っています。不可解なこと、不自然なこと、釈然としないこと、おいしい話等は立ち止まってよく考えた方がよいです。
コロナ以降、大企業は史上空前の高収益ですが、小規模事業者、農家、中小企業はみんな瀕死の状況です。その打開策として夢のような話が来たらまずは信頼できる人に相談することです。
昨日は3年ぶりにリアルで空手仲間と稽古をしました。コロナは2年なのになぜ3年ぶりかというとその1年前に所属していた東京本部を辞めてその門下生の先生がやっている道場に入門したからです。
そこにみんなが結集しました。大変、愉快で、面白く、稽古後の飲み会も夜遅くまで続き、最近二日酔いするほど飲まない私も二日酔いです。信頼できる友や仲間が一番です。
苦しい時にお互い何も言わずに無心になって空手の稽古をする。そんな時間と仲間を持っている私は幸せですね。
私の28年前の会社を解雇された私にすれば「嘘っぱち」なのですが、それを信じた大方の上層部によって私は解雇されました。その男が3年後に逮捕されて、その男の会社での仕事が「総会屋対策」でその男もその筋の組織に組員だったと言うことが世に出ます。
私がでっち上げられた嘘だけでなく、少なからずの数の社員がその男のでっち上げで退職に追い込まれていることを知って愕然としました。
最近では5年ほど前にセミナー受講者の女子が金銭が絡む色仕掛けの話で私に近づいて来ました。昔の経験を思い出し、「どうも釈然としない」が作動して事なきを得ました。その後、その女子は我々の世界から姿を消しました。誰も消息を知りません。
今回また大きな立派な話が舞い込んで来ました。私にではなく、私の旧知の教え子にです。その人が信じ切って「ぜひやろう」ということで私を現地まで呼んでくれたのがよかった。
彼はゴーですが、私は「釈然としないもの」を感じてノーのアドバイスをしました。あとは当人同士の問題なので私の関与するところではないですが、犠牲者が出ないことを祈っています。不可解なこと、不自然なこと、釈然としないこと、おいしい話等は立ち止まってよく考えた方がよいです。
コロナ以降、大企業は史上空前の高収益ですが、小規模事業者、農家、中小企業はみんな瀕死の状況です。その打開策として夢のような話が来たらまずは信頼できる人に相談することです。
昨日は3年ぶりにリアルで空手仲間と稽古をしました。コロナは2年なのになぜ3年ぶりかというとその1年前に所属していた東京本部を辞めてその門下生の先生がやっている道場に入門したからです。
そこにみんなが結集しました。大変、愉快で、面白く、稽古後の飲み会も夜遅くまで続き、最近二日酔いするほど飲まない私も二日酔いです。信頼できる友や仲間が一番です。
苦しい時にお互い何も言わずに無心になって空手の稽古をする。そんな時間と仲間を持っている私は幸せですね。
2021年12月12日
駅員さんは恥ずかしそうでした
昨日、羽田空港に着いてスイカが2日前に宮崎駅で乗って都城駅で使えないのでそのまま乗車したことになっているので京急線の案内に持って行って「JR九州に乗ったら」といった途端に「はい」と言ってカードの処理してくれました。
ということはそういった人が多いと言うことです。都城駅でスイカで出られないので駅員さんに言ったらよくあるパターンなのか、現金を出したら精算証を書いて「処理は全国どこのJRでもできます」と教えてくれました。「私鉄でもできます」と言ってくれればなおよかったのですが。
都城駅の駅員さんは私に対して恥ずかしそうでした。私の眼を一回も見ないで下を向いたまま精算証を書いてくれました。宮崎県第3の人口を誇る都城駅でスイカカードが使えないのを自分でも恥じているようでした。
日豊本線に乗ってから使えないことを知りました。車内アナウンスで青井岳駅から都城駅区間はID乗車券が使えませんと放送しました。乗ってから言われても困ります。アナウンスや案内するなら宮崎駅でするべきです。
それなのに日豊本線車内では九州のスイカ「SUGOCA」のつり革広告ばかりです。使えない「SUGOCA」のプロモーションを車内では盛んにやっています。
JR九州の本社は博多にあるのでしょうが、大本営(本社)と戦場(駅)との指示系統の乱れです。ここの大本営は最近、宮崎駅前の自社(?)土地に巨大商業集積を建設しました。
鉄道で集客して駅の乗降客を増やす目的ではないようで巨大駐車場を構えています。そこにみんな客は車で来るので宮崎駅の乗降者が増えるわけでもありません。何のために?JR九州は旅客鉄道会社を止めて、九州の巨大企業になることを目指したと言うことでしょう。
これで業績もよくなると株価も上がり、経営陣の評価も高まります。鉄道を利用する学生や交通弱者のことなどどうでもよいわけです。これで「地方に移住者を増やそう」と言っている自治体の活動とは相反します。
クレジットカードもそうです。普及率が低いです。宮崎県、鹿児島県は観光立県です。これで観光客が増えるでしょうか?コロナ騒動でオンライン商談を促進しており、出張者も激減です。
また、地方銀行は業績不振でどんどん撤退しています。地方はお金を下ろすのも大変です。「地方経済の活性化」?言っていることをやっていることが裏腹です。ここに日本の衰退の根源があります。
ということはそういった人が多いと言うことです。都城駅でスイカで出られないので駅員さんに言ったらよくあるパターンなのか、現金を出したら精算証を書いて「処理は全国どこのJRでもできます」と教えてくれました。「私鉄でもできます」と言ってくれればなおよかったのですが。
都城駅の駅員さんは私に対して恥ずかしそうでした。私の眼を一回も見ないで下を向いたまま精算証を書いてくれました。宮崎県第3の人口を誇る都城駅でスイカカードが使えないのを自分でも恥じているようでした。
日豊本線に乗ってから使えないことを知りました。車内アナウンスで青井岳駅から都城駅区間はID乗車券が使えませんと放送しました。乗ってから言われても困ります。アナウンスや案内するなら宮崎駅でするべきです。
それなのに日豊本線車内では九州のスイカ「SUGOCA」のつり革広告ばかりです。使えない「SUGOCA」のプロモーションを車内では盛んにやっています。
JR九州の本社は博多にあるのでしょうが、大本営(本社)と戦場(駅)との指示系統の乱れです。ここの大本営は最近、宮崎駅前の自社(?)土地に巨大商業集積を建設しました。
鉄道で集客して駅の乗降客を増やす目的ではないようで巨大駐車場を構えています。そこにみんな客は車で来るので宮崎駅の乗降者が増えるわけでもありません。何のために?JR九州は旅客鉄道会社を止めて、九州の巨大企業になることを目指したと言うことでしょう。
これで業績もよくなると株価も上がり、経営陣の評価も高まります。鉄道を利用する学生や交通弱者のことなどどうでもよいわけです。これで「地方に移住者を増やそう」と言っている自治体の活動とは相反します。
クレジットカードもそうです。普及率が低いです。宮崎県、鹿児島県は観光立県です。これで観光客が増えるでしょうか?コロナ騒動でオンライン商談を促進しており、出張者も激減です。
また、地方銀行は業績不振でどんどん撤退しています。地方はお金を下ろすのも大変です。「地方経済の活性化」?言っていることをやっていることが裏腹です。ここに日本の衰退の根源があります。