2021年11月26日

経営は学問ではなく、生き様

猫のれいらんと別れてもう1年以上になるかな?元気でやっているのだろうか。娘のところに行って、娘が可愛がっているので何の心配もないですが。

私はどうか?というと私はずっと野良猫でいたい。野良猫の辛さは毎日のメシを自分で探さなければならないことです。食料が与えられることはありません。れいらんの食料は飼い主の娘が与えてくれるけど、気持ちは誰にも支配されない自由で自在でいなさい。

昨日のひなたMBAフードビジネス部門エグゼクティブコースは石垣の塩の東郷社長に登場いただきました。ファシリテーターは吉峯英虎氏にお願いしています(私はチャレンジコースのファシリテーター)。

私はこの事業の事務局を仰せつかっているキースタッフの社員です。それで吉峯氏や東郷社長とは馴染みの仲で素晴らしい経営者なので登場いただいています。

吉峯氏は最終的には大組織のトップ2まで上りつめました。私とその組織の同期入社です。入社した時からその才能は輝いていました。しかし、彼を頂点まで上りつめさせたのは50歳近くになってからの彼の経験です。

その大組織が買収したアメリカの赤字続きの冷凍食品メーカーの社長になってからです。その処遇を聞いた時、「終わったな」と思いました。

しかし、5年間で見事にその会社を黒字経営にして、かつ収益貢献の高い会社にまでしました。それから帰国して出世コースに乗ります。受講者が彼の経歴を見ると自分たちとは違う世界のエリートだと思いますが、違います。彼も50歳代の頃は中小企業のおやじで金策に走り回っていました。

石垣の塩の社長と会ったのは20年前頃です。当時、石垣の塩は既に石垣島で人気特産品になっていましたが、その前の社長の経歴は知りませんでした。台湾出身の両親に生まれた彼は大学を出てから即、起業しました。

石垣島に戻り、レストランを開店して順調に伸び、30歳の頃、政府系銀行から4億円の借り入れを受けてホテル建設を始めます。それに闇の世界が眼を付けて、友人の保証人になります。それから倒産、破産です。建設中のホテルは乗っ取られ、かつ高利付き借金返済が襲いかかりました。

私が会った頃は45歳前後だったのでその支払いが終わっていない時期だったのです(私はそのこと自体を昨日初めて知りました)。

彼も自由に今の会社の経営に専念できるのは50歳を過ぎてからです。だから私はこの2人にファシリテーターと講師をお願いしました。経営とは学問ではありません。経営とは生き様です。

posted by tk at 07:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする