総合商社が史上空前の営業利益とか。特に・食糧・食料部門がいいらしい。しかし、一方で世界的な原料高が到来しており、食料戦争はこれから本格的です。自動車戦争には勝った日本ですが、SDGsで化石燃料自動車業界はそれこそ化石になります。
食料戦争で日本は勝てるか?勝てません。なぜなら自分の国の農業生産さえしっかりしていないのでから。生産者を大事にしない国が勝てるわけがない。それに大手流通や大手外食が輸入の細かくサイズ、部位、カット等規格を厳しく決めて、かつ買い叩くのでこんな面倒くさい国に売る原料国はなくなります。
しかもに日本の中の需要もエネルギーベースの食料よりも健康感度の高い食料がも求められています。ましてや日本は世界一の超高齢国です。そんなに食べません。
日本の国内も原料調達戦争は始まっています。バカは相変わらず買い叩きに地方に行っていますが、ちょっと脳みそのあるメーカーや流通は健康をキーワードの原料を探しています。
それはどこにあるか?農家の庭先にたくさんあります。いやいやそこまで来ません。畑に放置されています。前年ながらいのししも鹿も食べてくれません。JAも引き取ってくれません。形見栄えのよい美女は化粧して都会に行けますが、不細工な美女はそのままいなかで生涯を終えるしかない。実はそれが一番幸せなのだけど。
粉末の性能が上がっています。昨日も新生バイオ社のセラミカ乾燥機と製粉機を見ましたが、ほんの10年位前に比べても格段レベルアップしています。
昔は「違いがわかる男」のフリーズドライでしたが、大量に電気を使用し、かつ大量生産で、風味が飛んでしまうフリーズドライは過去のものになりました。
昨日の製粉機は石臼をヒントにしています。もっと突き詰めると江戸時代の水車の米搗きです。究極のSDGsです。農産物は採れる季節があります。しかし、商品は年中です。どうやって原料を保管するか?昔は粉にしていました。あるいは玄米のまま保管していました。最近は急速冷凍をかけてかつ1年中冷凍保管です。どっちがSDGsか?乾燥です。
農家の生産した農産物を外見美女も不細工の全部仕入れて、製粉して加工食品メーカーに地域産で販売する。それを食品メーカーが加工食品にする。そんな役割分担ができればよいです。
その場合の原料は特長のあるものでなければなりません。量よりも特長です。価格よりも付加価値です。中山間地域や山間の農地をそんな作物でいっぱいにして食品メーカーに提案すれば多少脳みそのある食品メーカーは買い叩かないで買います。