昨日はひなたMBAフードビジネス部門人材育成プログラムチャレンジコースの7回目でした。全14回のちょうど真ん中です。昔、6次産業化セミナーをやっている頃は真ん中に差しかかかると大体受講者が半数になっていましたが、この講座は受講者が増え続け、昨日も30名近い人が受講しました。
6回までは食品づくりをしましたが昨日はキャッチコピー講座でした。講師がよかった。一切、受講者の未熟や不慣れを責めない、指摘しない、いいところをほめるという手法でした。コンサル、講師のプロです。
ところでこれだけ受講者が増えると言うことは食と農ビジネスで起業したいという人がたくさんいるということです。宮崎県全体で潜在人数まで入れると凄い数になります。
私も起業です。いつも会社を39歳でクビになってあほくさくて今更、食品企業に勤務する気もしないので起業しました。それ以後は家族が飢えないように必死に働いたのであまり記憶にありません。
クビになり、1年後に糊口をしのぐために中小企業診断士を取得しました。その頃(平成7年頃)はバブルが弾け、世界一と言われた日本経済にデフレという言葉が使われ始めました。そしてリストラという言葉も。
それで中小企業庁が一気に「創業セミナー」を企画し、私の珍しい経歴?(何も司直の手にかかるようなことはしていないのに何故か?懲戒解雇。このでっち上げが世に出るのは3年後)が起業にぴったりなのでその講師で大忙しになりました。その時代は業種関係なく「創業・起業」がテーマでした。
そのうちに私は食と農と加工食品開発にコンサルを特化したので、ずいぶん「加工食品開発セミナー」の依頼が増えました。それに関する本も3冊書いています。
さてここからです。宮崎県ひなたMBAフードビジネス部門人材育成プログラムチャレンジコースのカリキュラムはこの起業と加工食品開発を合わせたものです。
私と当社の30年の食と農ビジネスセミナーのノウハウが全部込められている食と農で起業する人の商品開発・販路開拓入門セミナーです。それが受講者のニーズに合ったのかも知れません。
昨日、宮崎空港でゴボチが「2021.11.11 GOBOCHI 10th Anniversary」大量陳列されていました。このコロナ期は静かだったお土産売り場が活気を呈してきました。
今日がゴボチ誕生10周年の日だそうです(ちなみにゴボチ社長はゴボチ誕生前に長崎県佐世保市、鹿児島県日置市、そして宮崎県食品開発センターで私のセミナーを3回受講しています)。宮崎空港から全国、世界にはばたく商品や企業がもっともっと誕生することを祈っています。