2021年11月30日

オンリーワンゆえの辛さと喜び

あらゆる人が商品・サービスを販売して生活しています。それで対価を得ています。趣味や道楽はその必要はありません。お金をつぎ込んで元手の回収は必要ありません。しかし、仕事になると生きて行くためには再生産しなければなりません。再生産するためにはお金を得る必要があります。

私の場合はコンサルなので売り上げを何で上げているかとというとセミナー・講演とコンサル事業です。しかし、コンサル事業は当社には民間企業のクライアントはまったくなく、行政の施策・事業の仕事のみを受注します。

具体的には食と農の施策や一時は6次産業化あるいは食品加工の施策を受注します。仕事をいただくためには行政からプロと見なされなければなりません。そのためには自分をPRするツールが必要です。

その1つに執筆があります。本を書いてそれを評価してくれる人がいるとその後にセミナー・講演の仕事が来ます。そしてそれが進むと行政の食と農や加工品開発事業が来ます。そうなると受注金額も増えます。

しかし、営利事業ではない行政の仕事は商品開発(特産品開発)事業も多くは調査事業や計画策定あるいは行動策定事業の名で実行されます。実際は実践事業なのですが。行政は営利色を出せない。

前者の自分のあるいは自社の仕事の執筆・出版は講演・セミナーのネタ、コンテンツは自分の考え、シナリオで進めます。それを出すことが鳥巣研二やキースタッフの差別化(特長化)になるからです。

しかし、行政の調査事業や計画策定事業、実際は商品開発(特産品開発)事業にそれを出すと嫌がれます。ゴールが受益者全員の総意のところに辿り着かないといけないからです。

民間企業は結果を求めて来ます。それに対して行政仕事はあくまでも過程が重視されます。しかもその行政機関も重層化しています。国、都道府県、市町村があります。それぞれが自分の言い分(存在価値)をアピールして来ます。

それらを全部、あるいはほぼ全部納得させて、かつ受益者のバラバラの意見や意見のない人の存在も無視しないで納得の行く加工特産品を世に出すことは至難の業です。

当社の仕事はそれです。だから調査事業で受けた仕事も利害関係者と受益者との対話、会話、共同作業をなるべく多くして、いろんな意見を検証しながら最後になぜこれが残ったか(選ばれたか)を全員は無理でも大方の人が納得できるところまで引っ張って行って、着地させなければなりません。

そのためにも実践は一見無駄とも見える迂回や立ち止まりや失敗を見せながら納得してもらいながら進めて行く。しかもそれを1年、実際は半年足らずの期間で。

なぜやるか?生意気にも書きます。特産品開発、地域資源を活かした加工食品開発で最後の商品までつくれる会社は当社しかこの日本にはないからです。オンリーワンであるがゆえに一般大衆に理解してもらえない辛さ、でもその反対にオンリーワンであるがゆえに当社が私を使ってくれる人達への感謝と喜び。これがあるから日々全国を走り回っています。
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2021年11月29日

女子の出番が増えている

当社に女子スタッフが2名います。先週末は2人とも沖縄出張でした。それも違う仕事で、1人は中小機構からの委嘱のコンサル業務で宮古島へ、1人は農水省の中山間地域事業で沖縄本島勝山市へ。

1人は30歳、1人は25歳。1人はマーケティング・商品企画担当、1人は研究開発担当です。1人は商学部卒、1人は園芸学部卒です。1人は沖縄県で採れる原料で化粧品開発、1人はシークワサーでお茶漬けの素を開発で出張しました。

沖縄県は若い女子に人気があり、2人とも張り切って出て行きました。確かに世の中は一度でいいから沖縄に行きたいという人がたくさんいます。

当社にいると出張でしょっちゅう行けるようになります。1人は今年だけで沖縄出張3回目、1人は入社2年目で初めてです。特に前の1人は3回の沖縄出張のうち、宮古島が2回、石垣島が1回と人気スポットへの出張です。

2人とも業務は商品開発支援です。昔は私が沖縄に行っていましたが、化粧品のようなビューティの開発や食品開発でも原料の持つ機能や科学的な根拠を必要とする研究開発のジャンルは私にはできません。

サラリーマン時代に商品企画開発の仕事をしていたといえ、私がやっていたのはスーパーに並ぶか、外食レストランで使うような調味料やドレッシングやレトルト食品のようなものばかりです。これらは既に大企業で大量生産低価格商品で売られているものばかりです。

当社に最近、依頼のあるものはおいしいよりも機能やエビデンスに基づいた商品開発です。単なるレシピ主体の味づくりや賞味期限を長くする手法やコストダウンのような食品化学のノウハウではありません。

そうなると私の出番はなくなります。それ以上にビューティ(化粧品)などは男子の出番がなくなります。それで私も40歳年の差がある当社女子スタッフたちにクライアント・仕事を移管しています。クライアント側もこれまた私世代の娘の代になっているのでちょうどよいのです。

当社の男子スタッフがいつも「俺は裏方に徹して、支える側で会社を発展させる」とよく口にしています。それは正しいです。しかし、食のコンサルは商品(食品)企画開発ができないと仕事にはなりません。そういった意味では表方も裏方もありません。一体ということです。

では私はどこへ向かっているか?農と食で起業しようとしている人たちのところです。
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2021年11月28日

多くを学んだ今年の11月

あと3日で11月も終わります。超忙しかったです。超忙しい時はあっという間に時が経つものですが、今回は時が経つのを遅く感じました。こんなことは人生で初めてです。????

超忙しい時はスケジュールをこなすのに追われます。今回は1つ1つを企画し、提案し、先方のニーズを探ると言ったことがたくさんあったからです。むしろ時間が経つのが遅く感じました。それは一方で「まだ時間があるぞ。慌てることはない」といった心の余裕も生まれました。しかし、体は疲れて果てています。

仕事は一番は直近の金策です。今週末で解消しますが、予断は許しません。まだ何が起こるかわかりません。次は現在の仕事を目一杯やること。現在、毎週、宮崎に行っています。同時にコロナ明けの講演・セミナーも再開されました。多忙になりました。

3つ目は来年度の仕事の仕込みです。行政の仕事の多い当社は既に来年度の国の予算編成の中身を知って、その事業を受注すべく提案しなければなりません。その第1ステップが今です。この3つが重なって超多忙です。

金策が一番緊急です。次に現在の仕事です。そして来年度の仕事の準備の順になります。私の仕事は全部ですが、現在の仕事はスタッフも総がかりでやっています。金策は社長と私です。来年度の仕込みや新事業担当の副社長と私の仕事です。

来年度の仕事をどれだけ受注できるか?大事です。この仕込みがしっかりできれば来年度の経営は楽になります。今までは行政の予算が決定した、執行される来年度5月GW明けから始めていましたが、スタッフが増えて来たので仕事を増やさなきゃいけなくなって来たので早めに動いています。

でも来年度の仕事の受注はほとんど不確実です。10の仕事を目指そうと思えば、確実に受注できそうなのは4です。受注の可能性があるのが3です。あとの3は運がよければ受注の可能性もある程度です。

最悪の場合は4の仕事しか来ません。実際は長くやっており、よくしてくれるとこともあるので手堅く見て6でしょう。この6で会社が赤字にならずになんとか経営できる6でなければなりません。

そのためには私の労力をなるべく来年度の仕事の仕込みに振り向けれるよう現在の仕事を若いスタッフで回せるようにすることと現在の仕事に協力してくれる優秀な外部スタッフとの連携を強化することです。
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2021年11月27日

水を得た魚に戻ったのは自分

昨日は金沢市でいしかわ耕稼(こうき)塾「6次産業化ビジネスプラン作成研修」第1回目でした。実に楽しいセミナーでした。今度は最終回5回目に登壇します。2・3・4回目は当社スタッフが登壇します。

9名の参加予定者で昨日は7名の受講者でした。コロナでリアルセミナーが1年半ありませんでした。というよりもオンラインも含めてありませんでした。久々のリアル講演に私も水を得た魚になりました。やっぱり俺は壇上で生き、壇上で死ぬ。

毎週近く宮崎県ひなたMBAフードビジネス部門チャレンジコースにファシリテーターとして行っています。ファシリテーターは講師ではないので分をわきまえてセミナーを進行しなければなりません。

ついつい逸脱しそうになるのをぐっと抑えてやっていますが、いしかわ耕稼(こうき)塾は私が講師なので思う存分彼らの要望に応えられます。

応募者は女子が6名、男子が3名です。昔から農業は夫婦が力を合わせてやる仕事でした。昼間の耕作もそうですが、夜なべも入れると女子が主役の職業です。

起業して農業をやっている人と起業したての人が出席しています。私の新著「農と食ビジネスへの転身」がテキストとして最適と思い、持ち込んだら主催者が受講者分全部購入してくれたのも嬉しかった。著書を使って講義を進めることは講師も楽しいです。

石川県を舞台にした人は登場するか?ありますね。熊本県合志市でうさぎ農園を営む月野陽・亜衣夫妻が出会ったのは石川県航空自衛隊小松基地第6基地防空隊です。

やがて2人は結婚して、新婚時代を石川県で過ごします。それから陽さんの実家に帰り、廃場となっていた競走馬のパドックを開墾して、農業を始めます。今は十分に生活できる農業経営をしています。

新著「農と食ビジネスへの転身」はこういった農家出身ではなく、これから農家を起業するための人に書きました。取り上げた22モデルの地の1つ石川県でこの本を使って講演できるのは著者としては万感の思いです。石川県に感謝です。かつ、この本がコロナ以降に農と食で起業する人たちの有効であることも実感できました。

また、会場の3階には石川県商工会連合会があります。そこの事務局石野次長は私の中小企業大学校の教え子ですが声をかけたら終了前に受講者に挨拶に来てくれました。

最終回は彼にも出席してもらって県内商工業者との連携も試みたいと思っています。今回の9名の受講者との新しい出会い、そして彼らがどんな素晴らしいビジネスモデルを作るか?楽しみです。




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2021年11月26日

経営は学問ではなく、生き様

猫のれいらんと別れてもう1年以上になるかな?元気でやっているのだろうか。娘のところに行って、娘が可愛がっているので何の心配もないですが。

私はどうか?というと私はずっと野良猫でいたい。野良猫の辛さは毎日のメシを自分で探さなければならないことです。食料が与えられることはありません。れいらんの食料は飼い主の娘が与えてくれるけど、気持ちは誰にも支配されない自由で自在でいなさい。

昨日のひなたMBAフードビジネス部門エグゼクティブコースは石垣の塩の東郷社長に登場いただきました。ファシリテーターは吉峯英虎氏にお願いしています(私はチャレンジコースのファシリテーター)。

私はこの事業の事務局を仰せつかっているキースタッフの社員です。それで吉峯氏や東郷社長とは馴染みの仲で素晴らしい経営者なので登場いただいています。

吉峯氏は最終的には大組織のトップ2まで上りつめました。私とその組織の同期入社です。入社した時からその才能は輝いていました。しかし、彼を頂点まで上りつめさせたのは50歳近くになってからの彼の経験です。

その大組織が買収したアメリカの赤字続きの冷凍食品メーカーの社長になってからです。その処遇を聞いた時、「終わったな」と思いました。

しかし、5年間で見事にその会社を黒字経営にして、かつ収益貢献の高い会社にまでしました。それから帰国して出世コースに乗ります。受講者が彼の経歴を見ると自分たちとは違う世界のエリートだと思いますが、違います。彼も50歳代の頃は中小企業のおやじで金策に走り回っていました。

石垣の塩の社長と会ったのは20年前頃です。当時、石垣の塩は既に石垣島で人気特産品になっていましたが、その前の社長の経歴は知りませんでした。台湾出身の両親に生まれた彼は大学を出てから即、起業しました。

石垣島に戻り、レストランを開店して順調に伸び、30歳の頃、政府系銀行から4億円の借り入れを受けてホテル建設を始めます。それに闇の世界が眼を付けて、友人の保証人になります。それから倒産、破産です。建設中のホテルは乗っ取られ、かつ高利付き借金返済が襲いかかりました。

私が会った頃は45歳前後だったのでその支払いが終わっていない時期だったのです(私はそのこと自体を昨日初めて知りました)。

彼も自由に今の会社の経営に専念できるのは50歳を過ぎてからです。だから私はこの2人にファシリテーターと講師をお願いしました。経営とは学問ではありません。経営とは生き様です。

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2021年11月25日

お客様の欲しいものが見えているか?

人が話題にする人に「カリスマ」や「超スター」がいます。私の食と農の業界にもそんな人が現れます。どこから出て来るか?メディアから出てきます。地方メディアで有名になる人はそのメディアの電波が届く距離内でスターです。それがNHKでオンエアされると全国スターになります。

私の親しい食と農の業界の人でメディア有名型はいません。みんな自分の実力で事業を経営して、顧客を掴んでいる人ばかりです。大方、メディアとは無縁の人です。

昨日、宮崎県ひなたMBAフードビジネス部門チャレンジコースの講師は(有)九州パワーグループ社長の勝又義正様にお願いしました。仕事は本物食品を本物志向スーパー・小売店に届ける卸売業をしています。卸売業だけではなく、商品開発もやります。

私は俗にいうバイヤーが大嫌いです。なぜ?他人(メーカー)のふんどしで相撲を取り、かつ脅迫に近い値引きをメーカーに強要するからです。私も食品メーカーにいました。その頃、バイヤーはみんなこんな連中ばかりでした。大企業になっているスーパーは当時こんなバイヤーがウヨウヨしていました。眼が人を威嚇していました。

私が食品流通業に身を置く人で心から尊敬するのは1人だけ。この勝又さんだけです。この勝又さんの話を宮崎の食と農起業者に聞かせたくて昨日の登壇がなりました。

いきなり「売上=成果ではない、成果とは使命に対する貢献度合い」であると言い切ります。自分の持っている強み(特定機能・特長)を認めてくれるお客様はどこにいるのか?この特定機能、つまり自分たちの商品・サービスを認めてくれるお客様はどんな人で何処にいるのか?

そのお客様が望んでいるものは何なのか?それを知り尽くし、提供することが我々が世に存在する意味である。喜ぶ人を増やすことが社会の役に立つことである。まさに顧客創造です。

3時間のセミナーで具体的にこういうことであると教授してくれました。いかなる大学のビジネススクールの先生よりもその話を魅力的でした。

その後で夜、宮崎県でその考え方で経営をしている本物志向スーパーの社長も参加して会食しました。その社長の話にも感銘しました。自分のお客様がよく見えている。ライバルを攻撃しないと言うよりもライバルそのものがいない。

勝又社長もこのスーパー社長もメディアに出ることはありません。道を歩いていて声をかけられる有名人でもありません。ごく普通の食品業界の人です。でも食品業界で社会貢献して、新しい商品や仕組みを世に提案し、作っているのはこんな人たちです。カリスマなど嘘です。

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2021年11月24日

製粉に江戸時代のSDGsを見た

総合商社が史上空前の営業利益とか。特に・食糧・食料部門がいいらしい。しかし、一方で世界的な原料高が到来しており、食料戦争はこれから本格的です。自動車戦争には勝った日本ですが、SDGsで化石燃料自動車業界はそれこそ化石になります。

食料戦争で日本は勝てるか?勝てません。なぜなら自分の国の農業生産さえしっかりしていないのでから。生産者を大事にしない国が勝てるわけがない。それに大手流通や大手外食が輸入の細かくサイズ、部位、カット等規格を厳しく決めて、かつ買い叩くのでこんな面倒くさい国に売る原料国はなくなります。

しかもに日本の中の需要もエネルギーベースの食料よりも健康感度の高い食料がも求められています。ましてや日本は世界一の超高齢国です。そんなに食べません。

日本の国内も原料調達戦争は始まっています。バカは相変わらず買い叩きに地方に行っていますが、ちょっと脳みそのあるメーカーや流通は健康をキーワードの原料を探しています。

それはどこにあるか?農家の庭先にたくさんあります。いやいやそこまで来ません。畑に放置されています。前年ながらいのししも鹿も食べてくれません。JAも引き取ってくれません。形見栄えのよい美女は化粧して都会に行けますが、不細工な美女はそのままいなかで生涯を終えるしかない。実はそれが一番幸せなのだけど。

粉末の性能が上がっています。昨日も新生バイオ社のセラミカ乾燥機と製粉機を見ましたが、ほんの10年位前に比べても格段レベルアップしています。

昔は「違いがわかる男」のフリーズドライでしたが、大量に電気を使用し、かつ大量生産で、風味が飛んでしまうフリーズドライは過去のものになりました。

昨日の製粉機は石臼をヒントにしています。もっと突き詰めると江戸時代の水車の米搗きです。究極のSDGsです。農産物は採れる季節があります。しかし、商品は年中です。どうやって原料を保管するか?昔は粉にしていました。あるいは玄米のまま保管していました。最近は急速冷凍をかけてかつ1年中冷凍保管です。どっちがSDGsか?乾燥です。

農家の生産した農産物を外見美女も不細工の全部仕入れて、製粉して加工食品メーカーに地域産で販売する。それを食品メーカーが加工食品にする。そんな役割分担ができればよいです。

その場合の原料は特長のあるものでなければなりません。量よりも特長です。価格よりも付加価値です。中山間地域や山間の農地をそんな作物でいっぱいにして食品メーカーに提案すれば多少脳みそのある食品メーカーは買い叩かないで買います。
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2021年11月23日

屋上屋組織の最たるもの

私は食品業界が長いので組織を見る時に食品業界と比較します。例えば食品業界は「生産者・製造者」→「市場・1次問屋」→「2次問屋」→「小売店・スーパー」→「消費者・生活者」の流れになっています。

これを行政に当てはめると「国」→「都道府県庁」→「都道府県出先機関」→「市町村」→「住民」になるのでは?

食品業界では零細小売店が消滅して大型スーパー・コンビニチェーンといった巨大小売業が台頭したので「生産者・製造者」と「小売」をつなぐ「問屋」が消滅しています。これを行政組織に当てはめると多数の小規模市町村が合併して大地方都市が誕生するとその間の「都道府県庁」の存在がかすれます。

国の政策を商品開発(立案)に例えるとそれを販売する(普及)する多重化(屋上屋)組織が要らなくなり、商談はメーカー(国)とスーパー・コンビニチェーン(市町村)と直接やればよい。

しかし、行政はそんな簡単なものではなく、しかも多岐に亘り、全てがこの構図に当てはまる訳でもありません。都道府県庁でも施策によっては立案機能を持っており、それらの施策については都道府県組織が必要です。

今でも食品業界でも決済・与信機能を持つ、あるいはPB(プライベートブランド)商品を開発するホールセラーが存在するように。

しかし、都道府県出先機関はリストラすべき組織です。新自由主義を唱える一部利権屋の格好の攻撃対象を与えているようなものです。商品開発(施策立案)能力もなく、かつ営業機能(普及)能力もない組織は要らない。

この中途半端な組織の温存がどれだけ国の施策・国民行政のサービスの執行の妨げになっているか。市町村に対しては俺は県の役人だとばかりにいばる、本庁の職員には卑屈なくらいにへいこらする。

そして勉強していないので市町村や国民が求める質問には何も答えられない。本庁にお伺いを立てますと逃げる。何の執行権も持たされていない。軍隊の下士官レベルの組織です。

スピードが求めらています。市町村にとって県の出先は頼りになる兄貴的な存在でなければならないのに、逆に弟いじめばかりしている。頼りになるどころか、弱い者に対して威張っている。

官僚よりも官僚的であり、霞が関よりも硬直的なこの県組織のリストラを急がないとそれこそ日本は潰れます。



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2021年11月22日

何の成長もなく過ぎて行くような

毎日が忙しい日々です。土日祭日というものはまったくありません。朝起きて今日は何をしようか?ということもありません。67歳という年齢の実感がありません。

私生活で必要な日常活動は3つだけです。1.5ヶ月に1回の不整脈検診とその薬の処方箋をいただくためのクリニック通い、月1回の理容店通いと週1回の空手の稽古通いです。スケジュール表に書き込んであるのもこの3つだけです。

この3つの事をするために東京に戻っている気もします。特に空手の稽古は週1回入れているのでそれをパスすれば(止めれば)私が東京に戻る必要はありません。しかし、この3つをスケジュール化することで私は東京在住民であることを確認しています。

いつも空手の稽古は先生の個人レッスンです。あとは早朝地方に出かける前に会社で一人稽古をします。昨日はコロナも沈静化したので3年前に同じ道場でやっていた先輩も出席しての稽古になりました。

それから一人稽古と個人レッスンで自分で上達したと思っていたのに集団稽古になると相手がいるせいか、昔に先祖帰りしてしまいます。自分の悪いとことが出てしまいます。

あ〜、この3年間は何だったんだろうと思います。先輩たちは「そんなことはないよ、成長しているよ」と励ましと慰めの言葉をかけてくれるけどやっぱり自分のわるいところや下手なところが出てしまう。空手も武道であり、目の前に敵がいます。

敵の動き次第です。敵はこっちの都合のようには動いてくれません。まだまだ修行が足りんな。仕事も空手も人生も。神様がお前は未熟者なのでもっと励め、そのための時間と寿命はやるからと言ってくれているような気がします。個人稽古も大事ですが、集団稽古もそれ以上に意味があるのを痛感しました。

でも明らかに成長している点もあります。体が若返っています。特に足腰が強くなり、柔軟に動きます。これだけでも空手をやっている成果は大いにありません。67歳の老人とは思えないほど下半身が柔らかくなっています。

昨日は先輩が我々の空手は「股関節と肩甲骨と手首が最も重要である」と教えてくれました。毎日の出張もなるべく歩くようにしています。タクシーはまず利用しません。30分くらい歩ける距離の出張がある時はラッキーと思います。

こうやって時間が過ぎて行きます。今年もあと1ヶ月余り何の成長もできずの1年でしたがそんなことを振り返られること自体が幸せです。



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2021年11月21日

申請の営業許可はすべて認可します

寒くなって来ました。首と足先が冷えます。会社内でも襟巻を巻いています。足対策は本当はタイツがよいですが、まだちと早いです。私は日本茶が大好きです。お茶を飲みながらいろんなことを考えます。お茶を飲んでいる時は思考タイムです。

今もお茶を飲みながらいろいろ考えています。昨日のブログで資金ショートの話を書きました。ブログにあんな記事を書いて自虐ネタだと思う人も多いと思いますが、文章にすることによって頭の整理をしているのと次の戦略を立てています。文章は人に読んでもらうために書くのではなく、自分が読むために書きます。

昨日の延長を書きます。資金ショート解消以降の話です。12月上旬から売上金回収が始まります。翌年、3月までに、現在まだ業務実行中で未回収の売上高が会社の年間総受注額の7割あります。これが来年3月末までの4ヶ月で回収されます。当社は行政の仕事がほとんどなので取りっぱぐれはありません。また、今年度は決算も3期ぶりに黒字に戻ります。

そう思うと会社は経営の危機ではなく、大チャンス到来です。移転した本社で、新規に設置した食品加工場が本格的に稼働します。東京都中央区の保健所の人が営業許可認可で訪れて、「中央区でこんな本格的な食品加工場は初めてです」と言って「私どもより御社の方が詳しいでしょうから申請のありました営業許可はすべて認可します」と言ってくれたそうです。

それでそうざい製造業、密封包装食品製造業、菓子製造業の3業種の営業許可が認可されました。この子がこれから成長し、大きく会社を成長させてくれるでしょう。その頃、おじいちゃんは九州に帰ろうと思います。

自分のことを書きます。年少の頃は気丈な生母に守られて私はひ弱な田舎の長男坊でした。生母の死で誰も助けてくれる人はいないを実感しました。しかし、弱い性格はそのままで大学入試も負け続け、2浪してもう後がないと思ったら第一志望ではなかったけど何とか格好のつく大学に入りました。

入社はコネでしたが、いきなり秋田で一人担当で配属され、これまた必死にならざるを得ない環境に置かれました。その後、順調に出世していたら会社の大スキャンダルに巻き込まれ、とばっちりでクビになりました。

幼い子供を2人抱えて死に物狂いで働いたら何とかメシが食えるようになりました。それからは今の人生です。現在の社長の野口が入社してくれたことも会社の成長には大きかった。

コロナで大ピンチの2年間でした。まだまだ苦境は続きますが、次の展開への手が打てたことを大変幸せなことです。逆境に感謝です。


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2021年11月20日

オーナーはいつもすっからかん

当社の金欠話のその2です。なぜ金欠か?その1で書いたように仕事のほぼ全部が地方自治体や公共の仕事なので支払いが仕事が完了する来年3月に集中することに起因しています。でもそれだけではありません。それは既に金融機関からの借り入れで手を打っているので。

今年の金欠は事務所の移転と食品加工場の設置の費用によるものです。社長の英断で銀座のレストラン「エクセレントローカル」の閉鎖から間もなく本社を八丁堀に移し、松戸にある食品加工場と統合して食品加工場設置の社屋にしました。そっちの方が家賃総額が安いので。

5階建てのビルを丸ごと借りて1階・2階を食品加工場にしました。その保証金(敷金)と移転費用と食品加工場建設(設置)費用が通常運転資金の1ヶ月半分かかりました。その費用は現金で即金で払いました。資金ショートはその費用を長期資金の借り入れをしないで行ったことによります。

その1ヶ月半分の運転資金ショートをどうやって繋ぐかは社長ではなく100%株を持っているオーナーの私の仕事です。今年度の仕事の売上金の回収が始まるのは12月中旬位からです。

予想通りに売上金回収の1ヶ月半前の11月上旬に金欠が起こりました。ここは私の個人預金を崩して支払いました(過去もそれを繰り返しています。これが再び私に戻ってくることもありません)。とりあえず、それで運転資金ショートが半月分(2週間)に縮まりました。残る1ヶ月分(4週間分)の資金ショートをどうするか?この11月の悩みはそこにあります。

受注している仕事の契約書を読むと中には中間払い金の請求ができる仕事が半月分(2週間分)あります。請求したら気持ちよくする払ってくれました。これで運転資金ショートは2週間に縮まりました。あと半月分(2週間分)の運転資金ショートまでこぎつけました。

道にお金が落ちていないか、下を向いて歩いていたら、私の生命保険がありました。20歳前半社会人1年生の時に入った貯蓄型生命保険は満期を迎えていますがそのまま保険会社に預けてあります。

「1ヶ月後に返すから引き出したい」と言ったら「もちろんです。お客様のお金なのですから」と気持ちよい返事。4日以内に振り込んでくれるそうで、さすが日本生命。これが1週間分の運転資金ショート分に充当するだけありました。

これであと1週間分の運転資金ショートまでこぎつけました?仕事完了後、2週間後の支払いになっている大口クライアントに相談して支払いを1週間早めてもらうしかありません。相談したら「わかりました。なるべくそうなるようにします」これで1ヶ月半ショートの運転資金が全部つながりました。

社長の英断で新ビル移転と食品加工場設置が成りました。私の夢を実現してくれました。会社の雰囲気が非常に華やいでいます。研究開発スタッフだけでなく、全スタッフが活き活きしています。多分、来年から、本社移転と食品加工場設置にかかった費用の100倍の効果が当社にもたらされます。

そのためにオーナーの私が私財(微々たるものですが)を投げ出すのは当たり前のことです。これが経営だと思います。義理が廃ればこの世は闇だ。なまじ止めるな夜の雨。おかげさまで今年度の決算は3年ぶりの黒字になります。
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2021年11月19日

現場を知っているかどうかで決まる

昨日はひなたMBAフードビジネス部門人材育成プログラムチャレンジコースのHACCP実践編でした。受講者の中から手を挙げた2社を専門家の講師が出かけて実際のHACCPに則った会社経営について教えました。

先生の吉田雄司氏は15年前頃から知遇があります。私が講師を務めていた宮城県産業振興センター主催の「食と農起業塾」の受講者でした。当時、仙台市の病院グループの事務局の幹部でした。これからその病院グループの給食施設を統合してHACCPに則った給食センターを建設するということでした。

5年前に連絡が来て完成したので「見に来い」ということで伺いました。話で聞くHACCPシステムが実際稼働している施設を見るのは初めてでした。百聞は一見に如かずと納得しました。

その後は給食施設建設コンサル業に転じていました。先月、4年前から行っていた大プロジェクトが完成して稼働し始めたと言っていました。秋田県北部のある市の社会福祉法人グループには1000名の障碍者が入居しており、100名〜300名入居者規模の施設が数施設あります。

それぞれ各施設に調理人がおり、365日3食を作って入居者に提供しています。それを1つにまとめてHACCP方式の給食センターを建設するプロジェクトを請け負っていました。先月に完成したそうです。

給食施設は設備はコンベクションオーブンと冷蔵庫があればそれで可能といいます。設備ではなく、その設備を動かす人創りが大切だといいます。お互いが知恵を出し合う風土をどうやって根付かせるかがポイントだそうです。働いている人がいいことを提案したり、実行すると必ず誉めることが大切だと言います。

その吉田さんに宮崎まで来てもらい、市場の中にある精肉業を指導してもらいました。この会社は2年ほど前から精肉加工に力を入れ始め、ローストビーフ製造をしています。市場内に専用加工場を作って製造しています。

吉田さんの指導・提案は全て具体的です。例えば加工場内のスプリンクラーの音がうるさい、これは製造スタッフの気を散らします。気圧を調整することから音楽を流すことまで具体的に提案します。また冷蔵品を製造するので加工場内が低温です。温かくて快適なスタッフ女子の服装まで提案します。

もう1件はカフェからの依頼でした。コロナ禍が起こり、国がテイクアウトを勧めるのでそれを実行しようとして保健所に相談に行ったら若い女子職員が出てきてテイクアウトするなら弁当専用加工場を作れ、スイーツをテイクアウトするなら菓子専用加工場を作らないとやってはいけないと指導され、それなら何もできないという悲鳴でした。

現場を知らない人の指導は多くの人を不幸にします。




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2021年11月18日

HACCPが肚に落ちたのでは

昨日の宮崎県ひなたMBA(フードビジネス部門)人材育成コースチャレンジコースは14回シリーズの7回目の真ん中に差し掛かりました。今回は2日連続でテーマは「HACCP導入セミナー」です。昨日はセミナ方式の基礎編で今日は企業を訪問して実際にHACCPの指導を行う現地指導編です。

HACCPのセミナーは大体どこの主催でも受講者に不人気です。正直、机上の空論ばかりで話が製造現場と乖離している。たいての講師が「NASA宇宙局から始まった」から話を始めるのでそれで「うちとは関係ない」になってしまいます。

今回も既に受講者たちは他のセミナーでそれを体験したのか?3〜4割が欠席でした。私もやれやれと思いながらセミナーが始まりました。しかし、今回の講師は違った。非常にわかりやすかった。

私は過去HACCPをわかりやすく語れる人を2人しか知りません。1人は今日の現地指導編に登場する吉田雄次講師とその友人で宮城県保健所の衛生監視員だった阿部和男先生です。

吉田さんの紹介で阿部先生を知りました。今回の講師の奥山真智子先生も宮崎県保健所の衛生監視員だったそうです。衛生監視員は保健所に所属して、県内の食関係企業衛生指導を行いますが、一番重要な仕事は食中毒が起こらないようにする業務です。

食の現場に精通しています。奥山先生もそうです。訳のわからない横文字は使わない。相手は食品衛生について何も知らないレベルからわかりやすく説明してくれます。実際にNASA宇宙局の話は一切しませんでした。HACCPは英語の頭文字を取った名称ですがそれも一切しなかった。それでHACCPの極意をわかりやすく話してくれました。

現場に精通している人は難しい意味をわかりやすく説明できる人です。逆にどこかの大学教授は大したことないことをやたら学術用語や横文字で書き、しゃべります。

私が一番感銘を受けたのは衛生管理について学ぼうとする時はまず、自分が作っている商品の「製造説明書」を作成すること。次に「製造工程図」や「標準作業手順書」を明示したことです。

私の「食と農ビジネスの繁盛指南」の中にはこの3シートを記載してかつ書き方も詳しく書いています。私以外でこの3シートを明示したのは奥山先生だけです。ちなみに10年前に出版した私のこの本は何故だか最近また売れ出しました。

話も具体的でわかりやすかったです。HACCPは製品製造後の抜き打ち検査をして危害のある商品を排除するものではなく、危害が入らないような作り方をすることである。いわば予防である。その危害とは@生物的なもの食中毒菌のような細菌、A化学的なもの例えば残留農薬等、B物理的な物質、例えば硬くで食べられない硬質等である。

どうですか?わかり易いでしょう。これなら受けてみたくなるでしょう。昨日欠席した受講者は損をしました。
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2021年11月17日

仕事は相手を信じて依頼する

1人では何もできないこともなく、自分でもできるようになることもあります。私の家事などそれで独り暮らし6年経過すると家事もできるようになります。段取りがつけられるようになります。

仕事はどうか?というと担当者としての仕事はたいていできます。しかし、当社の業務になると研究開発やデザインやネット等できない箇所も多くあります。まずはスタッフを担当にします。それでもできないものは外部にお願いします。

その外部にお願いする場合の要諦ですが、「その人を信じてお願いする」のと「こっちの都合優先でその人を当てにしてお願いする」のでは雲泥の差があります。人様にお願いする場合、達成点や目標や成果はこちらでしっかり捉えておいて、こっちができないので人様にお願いしないとうまく行きません。

「信じてお願いする」場合は達成点や成果を先方に伝えてからお願いします。お願いしたら途中進捗の打ち合わせはしますが終了するまで口は出しません。

それがこっちが目標や成果を伝えずに先方を一方的に当てに丸投げすると結果は不首尾に終わります。特に自分がやるのがいやなことを押し付けると往々にしてそんな結果になります。押し付けておいてそれを烈火のごとく怒ると人は離れて行きます。

常日頃、ビジネスで人と接する時は相手の長所・才能を見つめることです。相手の得手がわかると「この仕事は次回この人にお願いしたい」と自分の心にしまい込んでおくことです。そしていずれに日にかその依頼をその人にすることです。

しかし、その人が達人がどうか?それを見分けるのはこっちの能力でもあります。例えは悪いかも知れませんが、私は食と農の仕事をしていますが農産物を育てることはまったくできません。

肥料や虫よけ剤などもその加減がわかりません。ベランド農業に挑戦したこともありますが、肥料はたくさんやった方がよく育つだろう、虫がついたら殺虫剤はたっぷりかけた方が効き目があるだろうとかけます。結果、枯らします。程合いがわからない。

仕事もそうです。こっちがある程度、その仕事を理解していないとお願いできません。自分でやるよりはその人にお願いした方が会社のレベルアップにつながる仕事をお願いしないと。ただの外注では受注する側も発注する側も不幸です。
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2021年11月16日

基準値は誰が決めているの?

コロナ騒動も沈静化してきました。テレビを持っていないのでどんな報道をしているか知りませんが、この2年近く、ニュースのネタには事欠かなかったコロナが収まり、次のネタ探しに大変でしょう。

コロナ騒動で信用をなくした最たる業種は病院・クリニックです。院内感染が増え、みんな医者に行かなくなりました。それでも持病で命を失くした患者が増えたという声は聞きません。私もついに年1回はしている胃の内視鏡を今年はパスしました。しかし、胃の調子は快適です。

また、歯科はそうもいかずにこっちは通院回数が増えました。老化して歯の調子が悪くなるとひどくならないうちにすぐ行きます。おかげで歯の調子は保てています。

一体、今までの病院・クリニック通いは何だったの? 緊急の命を救うためのドクターの仕事をしている医師は全体の1割にも満たないでしょう。9割は定期通院のお客様の保持に汲々しているドクターばかりです。

定期的に血液検査をしてスコアが基準値を超えている場合には脅かし、薬を飲ませる。基準値を超えた項目数だけ来院者(お客様)は薬を飲まされる。その基準値は誰が決めているの?厚生労働省。

いやいや厚生労働省にそんな能力も力もないのは今回のコロナ騒ぎで分科会の茶坊主ドクターの発言でわかったでしょう。決めているのは製薬会社です。

その基準値は病気を治すための基準値ではなく、その基準値が自社の経営利益を達成するための基準値になっています。経営努力は要りません。基準値を少し上げれば会社の利益も上がります。

野球と同じです。ホームベースから外野のフェンスの距離で決まります。距離が短ければホームランが多い、長ければ外野フライになり、ホームランは少ないそれだけのことです。

川崎球場や昔の後楽園球場は距離が短いのでそこを本拠にしている球団にはホームランバッターがたくさんいた。誰も言いませんが。

病気の検査のスコアは厳しい方が医者は儲かります。逆に甘い方が業者が儲かるものは?農薬と食品添加物でしょう。これは基準値を甘くすれば使用量が増えてメーカーはウハウハです。

日本というかっての金持ち国は世界のおいしい販売先になりました。それで血液検査の基準値は厳しく、農薬と食品添加物は甘い3等国に成り下がったわけです。

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2021年11月15日

地方の優秀な一匹狼達との連携

当社は全国にクライアントがあります。スタッフは東京から出張で全国に行きます。経費もかかるし、何にもまして限られた7名のスタッフでできる仕事の量は限られています。

スタッフが若いのでまだ体力で乗り切っていますが、これ以上仕事を増やそうとすると新入社員を増やすしかありません。しかし、中途採用も含めて新入社員採用はリスクがあります。当社で今活躍しているスタッフは生き残り組です。辞めて行った人も同じ人数位います。

それで外部との連携を図って東京在住の例えば流通に強いコンサルのような人と連携します。しかし、よく見ているとこっちが仕事をあげるばかりでその人達の当社への貢献はほとんどありません。

ましてや私が代表を下りてから経営陣を若返らせたのはいいけどそれに取り入ろうと不埒な2〜3戦級のコンサルがやって来ます。当社の一部スタッフはそれに躍らせられている傾向が見えて来ました。それで当社の品質も評判もずっと落ちて来た。「悪貨は良貨を駆逐する」

鳥巣研二の経営陣へのカンバック?それはあり得ません。それだったら5年前に代表を下りた意味がない。結局、経営者を育てられなくて「昔の名前で出ています」になってしまいます。

方法は2つあります。1つは新入社員を増やして自前の優秀なスタッフを育てて行く。優秀スタッフが確実に育っています。

もう1つは高知に行ってわかりました。地域に一匹狼の優秀なコンサル、アドバイザー、デザイナーがいます。しかも私と同じように反骨、迎合しない、群れない、媚びないかつ食と農が好き派です。コンサル利権の外にいるコンサル達です。でも実力はぴか一。

この萌芽は3年前に九州の市場を開拓しようと思った時に経験はないけど食と農の仕事をしたいという人に手伝ってもらうようになりました。彼女は九州在住です。大活躍で、最近は当社スタッフの誰もが彼女の存在と実力を認めています。

彼女が貢献しているのはもちろん仕事もありますが、地元に人脈があります。高知でもそうですが、地元で活躍するコンサル達は受益者になるクライアントとの人脈・パイプも豊富です。

キースタッフの夢を実現するためには全国にいるコンサル・アドバイザー・デザイナーとの連携のしくみをつくること。これしかありません。(一社)エクセレントローカルが世に存在する意味はここにありました。
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2021年11月14日

道の駅ヒーローもメディアの創作

昨日は高知県西部の道の駅めぐりをしました。一昨日に行った三原村を後にして、大月町に向かいました。岡田町長が自ら案内してくれました。土佐清水市と並ぶ四国最西部にあるこの町は水産の町です。

高速道路がないことを町長は嘆いていました。かってぶりとカンパチの養殖でたいそう栄えました。それが下り坂になる頃にまぐろの養殖が始まり、それで経済が再び元気になりました。

道の駅には2つの棟があり、1つは地元の農水産物や加工品を販売している棟ともう1つはお土産棟です。最近、設置の道の駅はそれが一体になっていますが古くからある道の駅はそれが別々の棟にあります。地元農水畜産・食品加工業者に恩恵がある棟の商品は大いに地元農水産業者に貢献しますが、いつもメディアが話題にするようなお土産品棟は仕入れ販売で地元地域経済には貢献はしていないというのが現実です。

メディアといえばメディアでよく耳にする「四万十ドラマ」がある四万十市に向かいました。四万十川流域は高知県、いや全国でも有名な観光地です。昨日の土曜日も行楽シーズンでコロナ明けであり多くの観光客がひしめいていました。

四万十川流域にある四万十ドラマ発祥の地である「道の駅とおわ」とそれから数キロ下流域にある「道の駅よって西土左」を訪ねました。共通点は観光客を顧客に設定しているので思いの外農産物の品数も量も少ないです。福岡県糸島市の農産物直売所「伊都菜彩」とは別物です。

いわゆる農産物直売所ではなく、飲食施設を伴うお土産品販売観光施設です。誰が潤っているのか?少なくても農水産業の1次産業者ではなく、観光業者です。お土産品の加工品も多くは地域外メーカーに製造委託したものです。地域に食品加工業者が少ないです。

ウリはパッケージデザインとメディアの取り上げです。それでもここで起業をということで全国から多くの移住者が来るのは大変いいことですが。経営内容はどこも相当に厳しいのではないかと思います。

しかし、「よって西土佐」は人気があります。駅長が自ら我々を案内してくれ、周りの客にも聞こえるくらい大声で店内を紹介してくれました。レストランも人気で繁忙タイムになると駅長自らが厨房に入り、配膳係や食器洗いをしています。

道の駅のような公共施設は往々にして役場定年後の人が駅長に就任し、売り場の繁閑関係なく、事務所の椅子にふんずり返っている光景を見ますが、この道の駅は駅長が率先して働いています。それを見習ってスタッフの動きもキビキビしています。

やっぱり最後は人材です。そこに誰がいるか?道の駅が必要としているのはメディアがもてはやす地域おこしのヒーローではなく、率先垂範して働く経営感覚のある人です。
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2021年11月13日

森と海と田んぼは一体

一昨日の夜に高知市に入り、昨日から高知県内を訪問です。高知には私が知らない農産物がたくさんあります。ありすぎて私の頭でも焦点が絞れないほどです。

高知市内にあるJAが経営する農産物直売所「とさのさと」に行きました。広さは売上高日本一を誇る糸島の「伊都菜彩」と同じくらいの広さですが販売している農水畜産物のアイテムの数は伊都菜彩の3倍はゆうにあります。多種多様な農畜産物が販売されています。

私の眼を引いたのは「酢」とか「酢みかん」と呼ばれるかんきつです。果物かんきつというよりも用途は調味料の「食酢」の役目を果たしているかんきつ類です。代表はゆず(青・赤)、直七、ブッシュカンですが、最近はすだち、かぼす、ジャバラ、ケラジ、シークワサーも盛んに生産されています。

これらを絞って一升瓶に詰められたものが調味料として食酢と同じように販売されています。酢の好きな私は大いに興味をそそられます。

今回は三原村を訪問しました。三原村は明治33年に誕生しています。現在まで一回の合併もしたことがなく、同じ地域に同じ面積のまま120年間続いている村です。明治から戦後までは森林村として大いに栄えました。高知県西部に位置します。海には面していませんが、海産物料理やお寿司が名物料理です。

なぜ?それを可能にしたのはそれこそゆず、直七、ブッシュカンです。これらのかんきつが食酢の役目として使用され、この山間の村でも魚料理を定着させました。

三原村は国有林が3000ha、民有林が3000ha、村有林が1500haあり、主にひのきが植林されています。100年前に植林されたひのきが現在伐採され、木材が稼ぎ頭になっています。

また、三原村は20年前に始まったどぶろく特区の第1号自治体です。昨夜も民宿もどぶろくを製造して、「こぼれ雪」という名で販売しています。村内には6軒の製造者がおり、現在も売り上げは上々です。

三原村は水が美味しいのでお米(水源の雫)が美味しいことでも有名です。それに酢みかん(ゆず、直七、ブッシュカン)で作ったぶり寿司などが名物です。その田んぼを守るために村内の50haの水田の上流の村有林30haに9万本のくぬぎ(どんぐり)の木を植えました。さらに上流の国有林120haにもくぬぎを植える計画があります。

森林と田んぼと海が一体となっているのが理論ではなく、現実として見ることができます。口でSDGsを語るよりもここで現実を見た方が大いに勉強になります。
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2021年11月12日

旅先でもささやかな健康法を実行

昨夜から高知県に入りました。スケジュールが超過密になって来ました。土日祭日も返上していますがそれでも年内に仕事をこなし切ません。当社スタッフも同じことで土日祭日なしの稼働です。

私の日常生活はホテル宿泊が多く、自宅に戻るのは週1〜2日程度です。ホテルと自室の空間のギャップがすごいです。そりゃあ、ホテルがきれいです。広いベッドにいつでもお湯が出ます。

自宅に戻ると万年布団にキッチンは散乱、ゴミの出し忘れがあるとドアを開けると異臭が漂います。次の出張まで洗濯物が乾いていないといけないので戻るとすぐ夜中だろうが洗濯して干してアイロンがけです。それでも何にも制約されない一人暮らしの方が楽です。

そんな中、一番苦しいのはパンパンのギリギリの超過密スケジュールで動いているのに思わぬ仕事のアクシデント、つまずき、支障が入った時です。修正、変更する余地、余裕がない。

1つを変更すると全てを大きく変えるしかない。ただただ、スタッフ全員がスケジュール通りに計画通りに仕事が進むのを祈っています。1番の幸せはアクシデントが起こらないことです。

そしてもう1つの幸せは自分だけの中にささやかな楽しみ、行動を持つこと。最近は空手の稽古をホテルの狭い部屋の一角でします。空手の稽古は無理なので柔軟体操です。

最近、開脚して体を前に倒すと頭等上体が床に着くようになりました。これを始めた頃はこんなことはじいさんではできないと思っていたのができました。日々の鍛錬は人を裏切らないと実感できました。

さらにもう1つはアロマオイルです。いつも旅先に携帯しているのはオンガード(抗菌用)、フランキンセンス(心臓用)、ゼンジェスト(胃腸用)、サルベル(アンチエイジング)ですが、最近、必需になったのがゼラニウムかゼンドクラインです。

この2つは肝機能強化です。お酒を飲む前、飲んだ後、さらに起きた朝に肝臓部位に塗ると二日酔いしません。おかげで最近は再びお酒を楽しくぐいぐい飲めるようになりました。アロマオイルを自分なりに健康生活に入れることができるようになりました。

また、ピンピンコロリの提唱者の星先生が講演で「私はコロナに罹らない、なぜならウィスキー入りスプレーで口と喉を消毒しているから。入り口でシャッタウトするのが最良の予防」と話されているそうです。

私もアロマオイルのオンガード入りスプレーを携帯して人前に出る時は必ず自分の口の周りと中に噴射します。そんなささやかな自分なりの健康法で超過密スケジュールを乗り切ります。

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2021年11月11日

当社のノウハウが全部入ったセミナー

昨日はひなたMBAフードビジネス部門人材育成プログラムチャレンジコースの7回目でした。全14回のちょうど真ん中です。昔、6次産業化セミナーをやっている頃は真ん中に差しかかかると大体受講者が半数になっていましたが、この講座は受講者が増え続け、昨日も30名近い人が受講しました。

6回までは食品づくりをしましたが昨日はキャッチコピー講座でした。講師がよかった。一切、受講者の未熟や不慣れを責めない、指摘しない、いいところをほめるという手法でした。コンサル、講師のプロです。

ところでこれだけ受講者が増えると言うことは食と農ビジネスで起業したいという人がたくさんいるということです。宮崎県全体で潜在人数まで入れると凄い数になります。

私も起業です。いつも会社を39歳でクビになってあほくさくて今更、食品企業に勤務する気もしないので起業しました。それ以後は家族が飢えないように必死に働いたのであまり記憶にありません。

クビになり、1年後に糊口をしのぐために中小企業診断士を取得しました。その頃(平成7年頃)はバブルが弾け、世界一と言われた日本経済にデフレという言葉が使われ始めました。そしてリストラという言葉も。

それで中小企業庁が一気に「創業セミナー」を企画し、私の珍しい経歴?(何も司直の手にかかるようなことはしていないのに何故か?懲戒解雇。このでっち上げが世に出るのは3年後)が起業にぴったりなのでその講師で大忙しになりました。その時代は業種関係なく「創業・起業」がテーマでした。

そのうちに私は食と農と加工食品開発にコンサルを特化したので、ずいぶん「加工食品開発セミナー」の依頼が増えました。それに関する本も3冊書いています。

さてここからです。宮崎県ひなたMBAフードビジネス部門人材育成プログラムチャレンジコースのカリキュラムはこの起業と加工食品開発を合わせたものです。

私と当社の30年の食と農ビジネスセミナーのノウハウが全部込められている食と農で起業する人の商品開発・販路開拓入門セミナーです。それが受講者のニーズに合ったのかも知れません。

昨日、宮崎空港でゴボチが「2021.11.11 GOBOCHI 10th Anniversary」大量陳列されていました。このコロナ期は静かだったお土産売り場が活気を呈してきました。

今日がゴボチ誕生10周年の日だそうです(ちなみにゴボチ社長はゴボチ誕生前に長崎県佐世保市、鹿児島県日置市、そして宮崎県食品開発センターで私のセミナーを3回受講しています)。宮崎空港から全国、世界にはばたく商品や企業がもっともっと誕生することを祈っています。


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