今年は忙しいです。10年位前の「6次産業化」真っただ中以来の忙しさです。当時は自宅に帰る時間もありませんでした。1年で170〜180回くらい講演・セミナーをやっていました。ちょうど55歳の頃です。
あれから10年以上経ち、確かに歳を取ったことを痛感しますが、同時にまだ行けるとも思います。50歳代後半から10年経ってこのくらいの体力の消耗劣化ですから、あと10年経っても70代後半でもうまく体をメンテナンスすれば行けそうです。
常に引退を考えて行動してきました。39歳で起業した時はせめて子供が大学を出るまで60歳まで頑張ろうと思っていました。その後はあわよくば中小企業診断士の資格と経験を活かして行政の中小企業支援機関にアドバイザーで月に10日程度相談業務をやれば何とか老後も行けるかな?と思っていました。
そうならなかったのは中小企業診断士の「総花一人コンサル」から現在の食と農へ特化したからです。最初の本を書いたのが50歳の頃でそれから「食と農のコンサル」へと専門化して行きました。そして今になりました。
今も働いているのは引退すると食えなくなるのとコロナから会社が倒産するかも知れない危機に瀕したからです。あれから変わらなかったのはこのブログの毎日執筆です。よくも15年以上も続いているなと思います。
なぜ続いているか?ずっと現役で現場に行くので情報に事欠かないからです。多分、書けなくなった時が引退です。しかし、出張先だと現場の話題を書けますが土日東京にいる時は話題がないです。まさに今日です。こんな時はこんなたわいもない文章でお茶を濁しています。
あの時期から比べると酒の飲酒量が1/10くらいまで落ちています。おかげでγーgtが正常値になってしまいました。しかし、その酒量もさらに落ちそうです。毎晩、読みたい本を持ってふとんに入りますが、5分と持ちません。寝つきの酒よりも寝つきの本です。
1日は長いか?短いか?が議論になります。一般的に何もすることのない人は長いと言いますが、それも当たっていないです。何かやろうとした時に丸々、1日は何かをやるには十分な時間量です。腰を据えて1日を使えば結構な仕事ができます。
私のような職業は月〜金は出張や人と接することに時間が取られます。しかし、それをやりっぱなしとは行きません。まとめたり、社内で指示したりの業務もあります。それには土日祭日を使うしかありません。
スタッフへの指示も具体的にどうするかを文章にしたり、体系化してスタッフが動けるようにしなければなりません。それが土日の仕事です。外の仕事は月〜金、内の仕事が土日祭日です。これをサラリーマンはすべて月〜金でやっているのだから凄い。