2021年10月01日

老いてこそ自分の事は自分でやろう

社屋を引っ越して我々のオフィスは3階でそこに全員が机を置いています。5階建てですがエレベーターがついていないので自分の脚力で昇り降りします。4階はオンラインのスタジオと私の空手の稽古場にしているのでそこまでは上りますが、5階と屋上は内覧の時以来、上っていません。5階まで駆け上がるとヒーヒーします。

このビルに来てからよく来る宅配便の元気な若い女子がいます。体も小さいので荷物を持って3階まで上がって来ると本当に申し訳ないと思います。どこの宅配便か?クロネコではない、2番目か3番目の宅配便の会社の社員です。

彼女が昨日、いきなり上がって来て「何か出す荷物はありませんか?」、「えっ」、うちのあるスタッフが「この会社は新規顧客獲得のノルマがあるんだよ」と教えてくれました。

別のスタッフが「ちょうどよい時に来てくれました。結構、大きな荷物が数個あります。午後5時まで荷造りしますが取りに来てくれますか?」、「ありがとうございます。はい、もちろんです。よろこんで。では5時過ぎにうかがいます」私はこの娘のその気持ちのよさと若さと元気さにほだされて机にあった飴玉を3個上げてしました。

ある人がいます。この人も女子です。若手に属します。食と農をやりたいと1年前に何かの縁で当社にやって来ました。ある商品をやりたいので工場等を紹介して欲しいとのことでした。話を聞くと非現実な話だったので止めた方がよいとアドバイスしました。

しかしその人は「ある人がその商品ができると買うと言っているのでやります」とのことでした。それからもそれに関する質問が矢継ぎ早にやって来て閉口して連絡を止めました。

数日前にあることでこの人に電話しました。そしたら再び次から次への質問です。「治らないな」と思いつつ、それでも私なりには真摯に教えました。

学ぼうとする気がない、いつも誰かに依存している。もっと言うと自分がない。今流行りの「食と農ビジネス」の表層にだけ憧れてやっている。というよりもやっているつもりでいる。

私がスタッフを採用する時どっちを選ぶか?もちろん前者です。世の中は「天は自らを助ける者を助く」です。私も老に入りました。「自分でできることは自分でする」人生を貫きます。

エレベーターのない階段を私も毎日数回は昇り降りします。それが老いた人生にとって一番大事なことであると自覚して。人にも頼りますが、まず自分に頼り、それができないところを他人様にお願いします。
posted by tk at 07:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする