2021年09月21日

自分の健康ものさしを持つ

ヘルス、ビューティビジネスが百花繚乱です。老いは長生きしたい願望は若きはきれいにかっこよく願望が強いです。その場合、そのイメージキャラクターやモデルはそれなりの理想の人が起用されています。

中にはビジネスの創始者自ら登場している場合もあります。「その理想は私です」とばかりに。また、ストーリーも大事です。多いのは「その昔若い頃、余命いくばくもない宣告をされ、絶望の淵からこれに出会った健康になりました」ストーリーが多いです。

どれもこれも本当でしょうから、それでよいと思いますが、中にはそうでない人もいます。ある地域のぶどう園を訪ねました。ウリは自然農法です。それで美味しいぶどうが採れ、しかも農薬・化学肥料も使わないので体の健康によいですという触れ込みです。

この人に会ったら年齢は私より下で60歳代半ばです。話に力もなく、精神論ばかり。聞いてみると2〜3年前に大病をして、1年近く、入院しており、最近ようやく何とか農園に出て来れるようになったとのこと。

この農園の農法はもう30年前からやっています。それで2〜3年前大病してカンバックしたと言っても、長時間会話するのもしんどい様です。ぶどうは確かにスーパー特売レベルよりもおいしかったですが、その病んだ姿を見て、言っていることとやっていることのギャップが哀れを誘います。

もう一人、ある小売店を営んでいる俗にいうこだわりのスーパーです。ここの社長に農家や食品メーカーの商品を見せるといきなりボロカスです。食品添加物は絶対使ってはいけない、原料は完全無農薬、無化学肥料でなければならない、それ以外の商品はお店に置かない。

メディアがもてはやすのでなかなかの繁盛です。しかし、お店の商品はお世辞にも美味しいとは言えない。一応、彼の言う製法を信じて商品を買って食べても美味しくない。

ストイックな禅の道でも食事は大切しています。道元の著書「典座教訓・起粥飯法」でも食事の大切さを書いています。

しかし、この人はただアンチ食品添加物、アンチ農薬、アンチ化学肥料なだけです。「アンチ」だけを売り物にしています。攻撃するだけで消費者が喜ぶか?そのお店の客層を見ればわかります。あるいはそのお店を取り上げるメディアの報道姿勢を見ればわかります。

でも一番わかるのは本人の姿かたちです。本人を見ていると私と同世代ですがスリムというよりもやせ細った爺さんです。皮膚にも精彩がなく、漲るエネルギー、若さもありません。俗にいう「シュッとした」感が全くない。その爺さんが勧める食品でとても健康で幸せな食生活を過ごせるとは思いません。それどころか、これまた何か悲壮な哀れささえ感じます。

ではどうすればよいか?我々、生活者、消費者自身が勉強してそれぞれ自分の中の健康基準と美味しさ基準を持つことです。自分のものさしを持てば幸せに暮らせます。
posted by tk at 06:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする