2021年09月17日

中小企業が生き残る道

久しぶりに静岡県島田市に行きました。10数年前まで月1回ペースでここにある大手わさびメーカーの食品工場のコンサルに来ていました。10数年ぶりに駅に降り立ったら自分が来ていたのがこの駅だったことすら忘れていました。帰り際に思い出しました。

昨日うかがったのは当社が受注して事務局をしているひなたMBA(フードビジネス部門)プロフェッショナルコースの講師をK飲料の木村社長に講師をお願いしており、その打ち合わせでした。木村社長とも10年以上ぶりでした。

私は全国清涼飲料連合会の中小企業部門のコンサルを10年近くやっていたこともあり、その時からの付き合いです。当時、中小企業部長だった久保田さんが大手に負けない中小企業をつくるということで若手経営者の育成を図った時のメンバーです。

当時このプロジェクトのメンバーはみんな親から早く継承されて30〜40歳代でした。コンサルの私も木村さんも40歳代でした。ずいぶん経営者が若いメンバーだと思いました。

全国清涼飲料連合会会長は大手飲料メーカーの部長クラスが持ち回りで出向して来て就任しますが、こっちは相当にくたびれた人が就任していました。当時、50歳代だったはずですが私には相当にじいさんに見えました。

それに比して中小企業部会の青年部の経営者はみんな活気がありました。名前は挙げませんが今、地方で元気な清涼飲料会社はほとんどこのメンバーです。

中小企業の若手を育てると明言して育てた久保田さんの慧眼です。何でコンサルが私か?よくわかりませんが、当時、私は大企業から独立してアンチ大企業の旗を立てて活動していたからかも知れません。

地サイダーブームはこの部会から生まれました。発祥は有馬温泉サイダーですが、ブームをつくったのはこの部会です。その旗手が木村社長です。大手の下請けベンダーで生きるか、オリジナルの商品を開発して生き残るか2つの選択から後者の戦略を取ったメーカー達です。

木村社長もカレーパンサイダー、必勝だるまサイダー、ご当地にちなんでわさびサイダー、うなぎサイダー、しずおか茶コーラと手品のように商品を出してます。

コロナが来て厳しいかと思いきやコロナで減産に入ったのでこの際、大手量販店への値引き・赤字販売を止めたこと、一方で今まで種を蒔いて来た輸出が伸長して利益面ではむしろ改善されたそうです。

さらに今後は競争の激しい缶類・PETボトル類の販売を止め、中小企業しかやっていないビン類に特化したい方針も持っています。ひなたMBAフードビジネス部門での木村社長の登場は11月9日(火)です。中小企業の生き残りをたっぷり話してくれます。
posted by tk at 06:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする