2021年09月30日

柏手は日々の精進の音

昨日からひなたMBAフードビジネス部門人材育成プログラム「チャレンジコース」が始まりました。14回シリーズです。私はファシリテーターとして14回登場します。

20名の受講者を限度に募集しましたが、それを上回る受講希望者がありました。第1回目の講演は三重県名張市イーナバリ社長の杉岡雪子さんにお願いました。

このセミナーは厚生労働省の事業で実施しているのは宮崎県です。7〜8年前頃杉岡さんは厚生労働省の同じ事業の事務局をやっており、その講師で私や当社スタッフが3年間お世話になりました。

その杉岡さんがその事業をきっかけにイーナバリを起業し、昨日はその起業物語を披露してくれました。私はこの世界に入って29年目になります。こういった事業を行う時に自分の教え子にその講師をお願いできるということは嬉しい限りです。

全員が事業に成功してるか?何を持って成功というか判断は難しいですが、私の経験で起業した人で途中でギブアップ、倒産、廃業した人はほとんどいません。

起業を選んだ人はそのほとんどが継続しています。中には高齢や病気や家族の事情等でリタイア、中断した人もいますがたいていは元気でやっています。

とすると起業とは起業するか、しないかのスタートラインでおおかたは決まっていると言うことです。起業した人は継続しています。やり抜いています。

でも、継続しているということは晴れの日ばかりではありません、雨の日もあります、暴風雨も台風も。みんなピンチにも遭遇しています。このコロナで起業した受講者から資金が尽きた、販路をなくした等私のところに悲鳴が聞こえてきました。

しかし、みんな継続しています。なぜか?わかりません。でも、例えば資金調達も、何をやりたいか?どうして資金難に陥っているか、そしてこのピンチの打開策はこうする、そのための資金として必要であるといったことを明確にできれば金融機関も動きます。

販路もそうです。捨てる神あれば拾う神あり。裏切りもあれば、女神もいます。その女神は日々の活動をずっと見ています。でも、何とかなっている時は現れません。しかし、いよいよピンチの時は女神が微笑みます。

女神に微笑んでもらうためには日々の精進です。私の自宅と会社近くの両方に小さな神社があります。そこから毎日聞こえる柏手の音。この音は幸運、僥倖を願う音ではなく、日々の精進の確認の音だと思って私は聞いています。日々、精進すれば報われます。誰かが見ています。

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2021年09月29日

コロナ後は地方公務員とJA職員が人気

コロナの非常事態宣言が解除されるように誠に喜ばしいことです。このコロナ騒ぎで2つの人間の境遇のパターンを見ました。1つはコロナに罹って死ぬかも知れない恐怖、これは国民全部が感じた恐怖です。

もう1つは自分の会社が倒産して明日からメシが食えなくなる、あるいは解雇、失業等不安の人々。2つのパターンの人間が存在しています。

整理すると1つはコロナの恐怖と仕事がなくなる(実際なくした)苦境、要は2重苦を背負った人、国民の大半の人はこれです。しかし、そうじゃない人もいます。コロナの死の恐怖はあるが仕事や給料の心配はない人、典型例は公務員です。次は大企業、はたまた巣ごもり現象で好況の企業。

公務員はコロナ対策で大変と言いながら自分が倒産したり、破産したり、給与がなくなるという恐怖はありません。それで当局の厚生労働省も内閣官房も他人事のように付け焼刃の禁止令ばかり出していました。

この差は大きいですね。では為政者はどうか?これまた自分の食い扶持の心配はないのか?国民生活を無視した役人が考えたその場対応の浅知恵の政策の執行ばかりでした。選挙に選ばれて国民の意見を代弁しているのだからもっと現場感覚を持てばよいのに。

私はこの騒ぎの期間中に新刊を出しました。コロナ騒ぎの中、私を受け入れてくれる賛同者を回り、彼らの生き方を「農と食ビジネスへの転身〜移住、転身、帰郷、転職、農業進出、再起の時」にまとめました。

コロナ騒動も落ち着けば地方移住が進むのではないか?と言われています。私もそう思いこの本を上梓しました。が、地方には迷信を信じている頑迷な人も多く、そう簡単には行かないかも知れませんが。それでも政策は地方移住や農業進出を打ち出して来るでしょう。

しかし、実際は移住・起業よりも公務員志向が増えるでしょう。倒産、失業、破産がないのですから。今回のコロナ騒ぎで一番の所得と雇用の強さを見せたのは公務員です。

特に地方公務員が垂涎の的になるでしょう。ということは地方のJAも人気が出るでしょう。地方公務員と同じようなものですから。所得・雇用は守られた上にこれから副業もオーケーでしょうから。

もうやってますよ、鳥巣さん。私は百姓しながら役場・農協にも勤めています。失礼しました、先人が既にいっぱいいます。

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2021年09月28日

もっともっと手持ち原料を活かす

ブログのネタも尽きそうになりますが、同様食料も尽きて来ました。地方出張がなく1週間東京にいると地方から買って来た野菜・食料が尽きます。これは深刻な悩みです。東京のスーパーで買えばということになりますが、地方で調達する野菜と東京のスーパーの野菜は同じ野菜でも別物です。

さてどうしたものか?と食料箱を漁っていたら宮城県大崎市の浦上和子さんの「お赤飯セット」が在庫してありました。3合炊きになって「米」と「小豆煮とその煮汁」パックがセットです。よかった〜、命拾いをした。

突如、赤飯が現れたということは何か近々いいことがあるなと米を研いで小豆と小豆煮汁と炊飯器に入れてセットして出社しました。

浦上さんとはもう20年近くのお付き合いになります。お互いが40歳代の頃からです。勤勉で働き者の浦上さんの加工食品は宮城県大崎市一帯のスーパーと宮城県特産品売り場にはたいてい並んでいます。

最初は農家がJAの加工場に持ち込んで自家用のみそをつくるところから始まります。米と牛の肥育をやっていましたが、それを止めてそのみそを外販しようとするところから始まります。

販売するためには自前のみそ加工場が必要です。最初は牛小屋を改造して始めました。そのみそが人気が出ます。次にそのみそを利用してこの地域の特産品「しそ巻き」も製造します。さらにはおかずみそも作るようになります。

現在は「にんにくみそ」、「ばっけ(ふきのとう)みそ」、「田楽みそ」があります。さらには「みそ漬け」もあります。原料はすべて自家栽培です。

みそを製造するには麹(こうじ)をつくるのでそれを利用して「塩こうじ」、「三五八こうじ」、「しょうゆ麹」も商品化しています。

さらにみそ原料の大豆を生かしてピクルス(ぴくる酢)「大豆で酢」もあります。ピクルス人気で最近は「にんにくで酢」、「らっきょうで酢」もあります。大豆は「ふっくら煮豆」も人気です。

みそ原料の米も栽培しており、冬になると切り餅、豆餅、玄米餅が大人気です。その米シリーズの「お赤飯セット」は私が食料箱から探し出したものです。

まずみそづくりから始まり、しそ巻き、大豆商品、麹商品、餅、赤飯と広がります。餅も赤飯も麹もピクルスや煮豆も原料はすべてみその原料の「米と大豆」です。そしてみそはしそ巻きをつくるために欠かせないものです。

つまり、米と大豆から手品のように商品バラエティが生まれて来ました。持っている原料の農産物をもっと見つめること。するともっともっと活かせます。

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2021年09月27日

準備や稽古は本質を掴むため

先週日曜日は福岡にいたので2週間ぶりに空手の先生のところに稽古に行きました。先生も教えるのは初めての先生で、個別指導を受けている私も年数は長いですがまあ新米みたいなものです。先生は私の実力をよく把握してくれ、事前によく調べて分かり易く教えてくれます。

空手と仕事は切り離して考えていますが、空手の1つ1つの動作は仕事にも役立つヒントがたくさんあります。空手の基本の攻撃は突きと蹴りです。突きは手、蹴りは足で行います。

初心者やへたくその私は突きと言われば力いっぱい力を込めて突こうとします。蹴りと言われれば足で力いっぱい蹴ろうとします。いきなり攻撃の最先端(最末端)の手や足に力を入れて攻撃しようとすれば、スピードは遅くなり、体勢が崩れます。またいきなりやろうとするので力を込める予備動作をします。それが敵に手の内を知られる致命的な行動になります。

それを仕事に置き換えるといきなり結果を出そうとすれば失敗すると言うことです。ものごとには準備が必要です。準備とは初発・助走です。しかし、その準備も大組織になるとうまく行きません。準備ための準備が目的化します。

大企業でプロジェクトをやっても毎日小田原評定をして何も答えは出ずに、月日だけが経って行きます。そのために使われるお金は膨大であり、かつロスです。

それでも何とか実行までこぎつけても各部門が膨大な知恵と自分たちのリスクヘッジをしてつくった準備は完璧で芸術的な感さえします。だれがこのプランを実行するの?と思います。実行できる人この会社にいないんじゃないの?

準備する人と実行する人が別である大企業は準備が目的化しています。実際にやって見ると行動・実行がかんじがらめで現場では通用しないし、目の前に敵がいるのを全く無視しています。

準備は簡潔明瞭で優先順位をつけられるものでなければなりません。最後は1つだけ「合意」、実行の申し合わせがあればよいです。激戦になればその「合意」を心に抱いて戦えばよいです。

さて空手に戻します。準備なし、体勢なしのいきなりの手や足の攻撃は何の威力もないと書きました。上手な人はどこが違うか?最初に体の中心部(軸)から動くと言うことではないか?

しかも無意識に。でもそれはその名人が何か1つコツ、ポイントを持っているのではないか?そこから指令が出て行動が開始され、手や足は末端にしか過ぎない。その指令はその人が稽古で掴み、やがて無意識にできるようになっている。これが名人ではないのか。

準備や稽古は何のためにするか?本質を掴むためではないのか。
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2021年09月26日

忙しいのは幸せなこと

「ピンピンコロリの法則」を書いた先生の「元気で長生きな人に共通する生活習慣29」を読んだらなるほどばかりでした。そして思ったのは「俺は元気で長生きするな」の確信でした。

67歳の今でも現役で仕事をしています。ブログとフェイスブックでアップしているように毎日多忙な日々です。私の場合は「今日は何しようかな?」の日が全くありません。毎日、毎日あれもこれも片付けなきゃです。

それにも増して「元気で長生きするだろうな」と思うのは独身だからです。仕事は365日1日12時間以上働いてかつ最低家事が2時間はあります。ボロ長屋とはいえ毎日掃除機はかけます。

洗濯も2〜3日に1度はします。洗ったら干してアイロンがけです。最近はラフな服しか着ていないのでクリーニングに出さずにアイロンがけです。

料理も出張がない時は、また飲食店・外食店もやっていないので昼・夜ほとんど外食です。そのための食材は地方出張の時に買います。献立も冷蔵庫内の食材の消費期限を考慮して考えます。

ようやく布団に入って読みたいと枕元に置いている数十冊の本を手に取ると5分で睡魔が来ます。

翌朝は早朝に飛び起きてブログを書いて空手の稽古です。この超健康生活は私だけのことです。仕事以外は一人作業です。自分のペースで自分の配分でできます。

非常事態宣言が解除されれば再びセミナーや講演が増えます。何をしゃべるか?そうだブログを読み直してみよう。ブログは15年間毎日欠かさずに書いています。

1日原稿用紙3〜4枚平均1350文字書きます。1年間で約5万字字書きます。1冊の単行本が大体9〜10万字だと言われます。すると私は1年間に単行本を5冊程度書いていることになります。これを15年以上続けているので5冊✖️15年=75冊になります。

これからも体と頭が動く限りは書き続けます。早朝1〜1.5時間で書くのでそのためには夜更かしはできません。またその後に空手の稽古が1時間入っているので速やかに書かなければなりません。ボケている暇がない。

ブログの中で面白いところを直近4ヶ月程度を読んで抜粋しようと思ったらそれだけで昨日1日かかりました。まだ仕上がっていません。今日もこれから散髪、昼過ぎは道場で空手、その間にセミナー用のレジメを完成させます。忙しいと言うことは幸せなことです。
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2021年09月25日

共通の質問はメシの食える経営

10月1日(金)に非常事態宣言が解除されるんでしょう、多分。ここのところの陽性者激減は嬉しい限りです。いろんなことをいろんな学者が後付けで言っています。学者とは後付け商売ですから仕方ありませんが。

ここ1年間はリアルセミナー・講演をやっていません。それが10月1日(金)にセミナーが入っています。解除後、初日からセミナーとはこれまた縁起がいいですね、偶然とは言え。しかも当社の発祥の千葉県で。そういえば味の素をクビになり、再起したのも千葉県でした。

セミナーは南房総市主催で「農林水産業及び食産業の付加価値・品質・収益を上げるセミナー」とタイトルが全てを語っています。今回は5回シリーズでトップバッターの第1回目の講師が私ですが、2回目からも講師は当社スタッフのみなのでキースタッフスピリット炸裂です。南房総市もよいセミナーを企画してくれたものです。大感謝です。

セミナー・講演らしい登壇は1年以上ぶりなのでレジメを言われ、はた?何をしゃべろうか?と戸惑ってしまいました。それほど新型コロナはしゃべらせてくれませんでした。

私のセミナー・講演は「地域の小規模の農業や食品メーカーはこうやって生きるんだ」の論調、シナリオです。それでもいいですが、コロナの期間中に「農と食ビジネスへの転身」(エクセレントローカル出版部)で22の生き方を登場させました。

その理由は受講者の数だけ経営のパターン、生き方があるはずです。経営課題がそれぞれ違います。しかし、受講者全員が私に求めていることは「メシの食える経営を教えて欲しい」です。もちろん、自分や家族のライフスタイルや人生観に沿った形で。

とするとこっちからの一方的な押し付け話は意味がないのではないか?できたら全員の質問に答える形式がよいのではないか?と思うようになりました。

かつ、受講者のプロフィールを私も知らないし、南房総市は千葉県で首都圏にあるので移住者も多いし、一方で農業地域なので園芸等のネイティブ農家の後継ぎも多いです。いろんな形の農業者が来ているはずです。そしたら、いっそ20名の受講者がいたら20名全員の質問に答える形式にする。

答えられるのかよ?へへへへ、答えられます。それが鳥巣研二食と農コンサル29年の経験です。でも質問が出なかったら?しゃべらずに帰ろうかな。というわけにも行かないので呼び水で30分すべての受講者に共通する「経営者がやるべきこと」、あるいは「基本的な経営スタイル」についてしゃべります。

受講者も手ぐすね引いて待っているでしょうから。
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2021年09月24日

経験に新しい知恵と工夫を入れる

中山間地域所得確保事業を受託しており、その実地調査に当社スタッフ4名で入ります。調査事業なので極端言えば私一人が出張してヒアリング等調査し、提案すればそれでいいのですがそれでは単なる調査に終わります。私自身の持論では新しい知恵も提案できません。

この地域の資源を生かしてこの地域を豊かに活性化する方策を考えるための事業です。新しい作物を導入できないか?それを活用して新しいビジネスを起こせないか?それで中山間部の農家の所得を上げるのにはどうしたらよいか?現場に根ざした提案が求められます。

今回この事業は当社は複数自治体で受託していますが、どこも過去に私と付き合いのある地方自治体ばかりです。初めてというところはありません。

30年近い活動をしていると自ずからその自治体が目指しているもの、そしてそれを推進している人がわかります。そして旧知のその人達が温かく私を迎えてくれます。

私と同世代の地方自治体の職員だった人はみんな定年退職しています。でも訪問するといまだ、その地域で地域のために活躍しています。自治体の職員は定年してもこの人達は生涯地域のために必要で期待されている人達です。

そんな地域に当社は今回は私を含めて4名で入ります。私以外はこの仕事は2年程度の経験しかないスタッフ達です。取り柄は若さと前向きな姿勢と地域資源、取り分け食と農と自然が好きな者ばかりです。

この仕事でこの3名の経験の少ない者を育てて欲しいと思い、同行します。1人で出張するのに比べ経費は4倍かかります。しかし、現地に入り、現地を見て、現地の人と話すことは何にも増して当社若いスタッフの先生です。

お金をもらって先生?虫がよい話だと言う人もあるかも知れませんが、3流のコンサルは止まっています。30年前の、20年前のそのままです。それがもう通用しないことすらわかっていません。

私世代がその部類でしょう。それでは地域のため貢献できません。経験の薄い若いスタッフのセンスと私の経験を合わせて、地域の現状を考えることで新しい提案ができると思って3名を引き連れて行っているのです。
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2021年09月23日

山に入ると人間は謙虚になる

一昨日は群馬県上野村で森林の話を聞き、昨日は三重県名張市の伊賀地域の森林(林程度)に入りました。農水省の中山間事業をやっており、資源を求めて森林に入ることが多くなりました。

山は食だけでなく、資源の宝庫でした。「でした」というのは今は一部の国有林や林業会社の所有する森林を除くと荒れ放題の状態です。一方で屋久杉は樹齢1000年を超えていると言います。林業は500年先を考えて植林しているとも言われます。

江戸時代、いや明治時代まで山の大半はハゲ山だったと言います。あらゆるエネルギーや生活の材を山に頼っていました。火は木炭からおこします。それが化石燃料に代わり、山への依存度は極端に減って、今では荒れ放題の手のつけられない状態です。

しかし、人間の寿命が長くなったと言ってもせいぜい長生きして100年です。しかもそれもごく一部の人です。生存期間が数百年の木を人間の脳みそで判断することは不可能です。山が森林が人間を定義づけしています。もっと言うと地球が人間の定義づけをしています。人間が地球を支配して意のままに動かすなんてあり得ないことです。

そう思って森林に入ると人間の無力さ、はかなさ、情けなさが思い知らされます。森林(自然)に逆らっては生きられない。所詮、人間も地球の一産物にしか過ぎない。ものさしは人間ではなく、地球(自然)である。

昨日はジュニパーベリー(ねずの木)を求めて林に入りました。元は別荘地であったようで廃屋が数箇所あります。車が別荘まで入れるように舗道整備がなされています。硬いコンクリートのようなもので舗装されています。

コンクリートの道を歩くと足が疲れます。空手で鍛えているつもりの私の脚力も情けない限りです。スイスイ歩けるのは若者と山に慣れている人だけです。しかし、歩いて入るしか他に手立てはありません。

ねずの木やねずの実を得るためには山をスイスイ歩ける脚力が必要だという制約が付きます。それを突破できたものがねずを得ることができます。幸いにも山に入り慣れた人と2名の若者といて私も足手まといになりながら自生のねずの木を得ることができました。

何に使うか?ジンの製造を企画しています。まだ実現までにはいろんなハードルがありますが、これから先はたいていが人間社会で解決できることです。自然に比べると人智で乗り越えられることはたやすいことです。

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2021年09月22日

農業と林業は継業である

昨日は群馬県上野村に行きました。中小企業診断士で開業して29年ですが、四半世紀前の25年前には既に仕事で伺っていました。それからずっと長い付き合いをしています。

特に6次産業化華やかりし頃はここの食品加工場建設は当社がコンサルしていました。東日本大震災時は当社スタッフ2名は上野村で仕事中に被災しました。当社も最近は私が出向くことがなくなり、4年ぶり位に伺いました。伺ったのは中山間事業や山村活性化事業の提案です。

久しぶりにトップとゆっくり話せました。トップは私より7つ下の60歳です。お互いの生い立ちの話になりました。上野村は国有林半分、民有林半分です。その民有林の半分(全体の1/4)は隣の長野県の林業会社が保有して、残りの半分(全体の1/4)は村民の所有です。

国有林は天然林で杉とヒノキが主で営林署があり、昔はそこ林野庁職員がたくさん勤務していました。現在は営林署職員も1名になってしまいました。民有林は村民が平均で5〜10町、一番多い人で30町程度所有しています。

トップのひいおじいさんは戦前に村民に木炭のつくり方を教え、自らも木炭業を営んでいましたが台風で施設が全壊して止めました。林業会社は木を伐り出して鉄道の枕木をつくって国鉄に納品していました。鉄道の枕木は栗の木がよいそうです。それが時代と共に電柱になり、今は丸太の需要もなくなり、よい材木も合板やべニア板にしてしまうそうです。

林業と共に村民の生活を支えたのは養蚕とこんにゃく栽培です。お父さんはやはり村民にこんにゃくの栽培法を教えたそうです。こんにゃくは3回植え換えします。要は大きなこんにゃく玉になるのに3年かかります。

こんやく畑を3反持っておれば生活できるほどの価格で出荷されました。昭和45年頃から中国産が流れ込み、急速に衰退しました。日本ははるな黒という品種に対して中国のシナ玉が席巻しました。高度成長時代が始まり、品質よりも低価格の時代に入りました。

上野村は米が採れません。米は購入するものです。常食は大麦の中に米を少し入れたごはんでした。小麦は村内の精麦所(それ以前は水車小屋)で精麦し、うどん(お切込み)で毎日食べていました。

同時にお蚕さんも衰退していきます。そして農業の暇な時期に営林署に伐採に行っていた仕事もなくなります。

次に村の生活を支えたのは土木の作業員です。クルマの普及と共に車道の建設が急がれました。また、高度成長で公共設備が完備されるようになり建設業も大忙しになります。農家は土木作業員と建設現場作業員で村内や出稼ぎで生活を立てました。

我々の父親世代です。それで我々世代は村外の学校に行かせてもらい、都会でサラリーマンになるか、地元で公務員になるかの道を選択しました。

そして今、村はどうやって雇用と村民の所得を確保するか?再び森林です。しかも森林資源を簒奪するビジネスではなく、循環するするビジネス。この村では森林業で使えない端材等をバイオマスとして発電をしています。その電気を地域で使用し、また村内製造業の電気にも活用します。

「鳥巣さんには6次産業化でずいぶんお世話になったけど、これから森林の6次産業化をやるよ、協力して」農業と林業は継業である。それがサスティナブル社会ですね。これから大いに勉強します。



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2021年09月21日

自分の健康ものさしを持つ

ヘルス、ビューティビジネスが百花繚乱です。老いは長生きしたい願望は若きはきれいにかっこよく願望が強いです。その場合、そのイメージキャラクターやモデルはそれなりの理想の人が起用されています。

中にはビジネスの創始者自ら登場している場合もあります。「その理想は私です」とばかりに。また、ストーリーも大事です。多いのは「その昔若い頃、余命いくばくもない宣告をされ、絶望の淵からこれに出会った健康になりました」ストーリーが多いです。

どれもこれも本当でしょうから、それでよいと思いますが、中にはそうでない人もいます。ある地域のぶどう園を訪ねました。ウリは自然農法です。それで美味しいぶどうが採れ、しかも農薬・化学肥料も使わないので体の健康によいですという触れ込みです。

この人に会ったら年齢は私より下で60歳代半ばです。話に力もなく、精神論ばかり。聞いてみると2〜3年前に大病をして、1年近く、入院しており、最近ようやく何とか農園に出て来れるようになったとのこと。

この農園の農法はもう30年前からやっています。それで2〜3年前大病してカンバックしたと言っても、長時間会話するのもしんどい様です。ぶどうは確かにスーパー特売レベルよりもおいしかったですが、その病んだ姿を見て、言っていることとやっていることのギャップが哀れを誘います。

もう一人、ある小売店を営んでいる俗にいうこだわりのスーパーです。ここの社長に農家や食品メーカーの商品を見せるといきなりボロカスです。食品添加物は絶対使ってはいけない、原料は完全無農薬、無化学肥料でなければならない、それ以外の商品はお店に置かない。

メディアがもてはやすのでなかなかの繁盛です。しかし、お店の商品はお世辞にも美味しいとは言えない。一応、彼の言う製法を信じて商品を買って食べても美味しくない。

ストイックな禅の道でも食事は大切しています。道元の著書「典座教訓・起粥飯法」でも食事の大切さを書いています。

しかし、この人はただアンチ食品添加物、アンチ農薬、アンチ化学肥料なだけです。「アンチ」だけを売り物にしています。攻撃するだけで消費者が喜ぶか?そのお店の客層を見ればわかります。あるいはそのお店を取り上げるメディアの報道姿勢を見ればわかります。

でも一番わかるのは本人の姿かたちです。本人を見ていると私と同世代ですがスリムというよりもやせ細った爺さんです。皮膚にも精彩がなく、漲るエネルギー、若さもありません。俗にいう「シュッとした」感が全くない。その爺さんが勧める食品でとても健康で幸せな食生活を過ごせるとは思いません。それどころか、これまた何か悲壮な哀れささえ感じます。

ではどうすればよいか?我々、生活者、消費者自身が勉強してそれぞれ自分の中の健康基準と美味しさ基準を持つことです。自分のものさしを持てば幸せに暮らせます。
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2021年09月20日

よい商品はよい客が支持してくれる

当社がある百貨店とタイアップして1ヶ月くらいの期間ある地域のフェアをしました。木工品のようなものもありましたが大方は食品でした。一番売れたのはバラ売りした個包装のお菓子です。

びっくりしたのは1ヶ月後の百貨店との精算時になってレジ通過売上高と在庫残が合わないことです。特に個包装のような小さい商品のギャップが大きかったです。理由は万引きです。それは百貨店もわかっており、折り込み済みといった感じでした。

一昨日、昨日、糸島市二丈赤米産直センターの赤米花見会(赤米の穂の色付きを楽しむ会)で開発試作中のかるかん3種(赤米、黒米、うるち米粉)を来場の人たちに試食アンケートを取りました。

来場者は糸島市と福岡市の人です。びっくりしたのは子供達から高齢老人まで試食アンケートに応じ、しかもアンケート用紙1枚の質問をきちんと書いてあることです。福岡県、糸島市出身を誇りにしたくなるほど誠実な回答でした。

場所は赤米田んぼにやぐらを組んでそこに上り田んぼを見下ろします。赤米田んぼにうるち米(白色)ミルキークリーンで「ようふんばりました100」と抜き文字が書かれています。今年はコロナの終焉を予言するようなフレーズです。もう31年つづているそうです。

3連休にこんな真面目な自然を楽しむイベントにカップル、夫婦、子供連れで訪れる人はみんな農業や自然が好きな人ばかりです。テント張りのところで赤米・黒米・野菜等を販売していますがほとんどの人が買っていきます。いつも常食にしている人達です。生産者とは顔馴染みの人ばかりです。

しかも老いも若きも子供も年齢に偏りがありません。二丈赤米産直センターの経営と生産・販売は吉住家です。一家総出の3代に亘るイベントです。彼は中山間地域に生まれ、彼が農業継承した時は温州みかんが暴落した時期です。当時は平場で米、山場でみかんを作ればメシが食えました。

しかし、みかんの暴落は経営を変えました。中山間を生かす作物で赤米に着目します。今でこそ赤米は誰でも知っていますが、当時それを栽培している人はほとんどいませんでした。彼は元祖の一人と言ってもいいです。

赤米という作物を特定したので今のお客様(ターゲット)は自ずから決まりました。そしてそのお客様(ターゲット)は増え続けています。ターゲットありきではないということです。作物ありきでお客様はそれに着いて来ているだけです。

ターゲットが先にあるのではなく、作物(経営資源)が先にあるのです。特に生産量や生産面積が限られている作物は作る制約、できる数量等希少価値があります。そこに魅力があります。
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2021年09月19日

里山や山村作物の商品開発

昨日からの3連休は東京にいて久しぶりに1日くらいは休もうかと思っていましたが今年度受注している糸島で仕事で商品開発中の商品の試食アンケートを取るということで急遽、糸島入りました。

飛行機が満席なのにはびっくりしました。2年前の通常運行の飛行機に乗ったような感じでした。嬉しかったです。ようやく平静が戻りつつあるなって。老母と弟家族が住んでいる実家に少しだけ立ち寄りました。

89歳の母親が一人でいました。今でも家の敷地内の自家食料用の畑を耕し、弟家族のご飯や洗濯もしているようです。古いぼろ家ですが実家を離れて半世紀でも帰る(立ち寄る)実家があることは幸せです。

最近、山林の仕事が増えそうなので実家の山について聞いてみました。母がどこまで実家の山林の全容を知っているか?わかりませんがいつもたけのこ掘りに行っていた山林には最近はもう入れないと言っていました。

私も記憶を必死に戻して少年の頃、遊んでいた山林を思い出そうとしますが、その記憶も断片的で思い出せない部分の方が多いです。実家の裏の山、みかん畑のあった山、たけのこ掘りに行っていた山等くらいの記憶しかありません。

祖父が亡くなり、父が亡くなり、全容は役場の担当課に行かないとわからないのではないかと思います。

さて仕事は今年度当社が受託している中山間地域所得確保事業です。中山間地域は山林と里の中間の「里山」をイメージすればわかりやすいです。狭くて傾斜があり、ハンディを背負っている地形の中で新たな作物を栽培して所得を上げていこうという施策です。

今回は赤米、黒米と糸島はるかというかんきつを栽培振興してさらなる所得アップにつなげようとする企画です。具体的には今後、赤米、黒米のかるかん饅頭を商品化して販売しようというプランです。

その商品開発段階でこの3日間、31年続いている「赤米花見会」(赤米は稲穂が赤くてきれいなのでその鑑賞会)で開発商品候補試作品を来場者に見てもらい、食べてもらい味や形や食感等の受容性を調査する目的で当社から私を含め3名のスタッフがやって来ました。

さて今日の試食アンケート結果で今後有望な結果が出ればよいのですが。商品開発は一筋縄では行きません。久しぶりに商品開発現場に入りました。今日の午後は私も赤米田んぼでアンケート取りをしています。どうぞ、来て下さい。
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2021年09月18日

人材紹介とセミナー広告にうんざり

フェイスブックを活用しているのであまりひどいことは言えませんが、やたら広告が増えて来ました。以前はそんなに広告はなかったように感じます。

広告料はそれなりの価格なのでそれだけ皆様は支払って掲載しているので立派です。しかし、最近は人に関する広告が多いですね。

人の売り買いと言うか?その言い方が悪ければ人材の仲介ビジネスが。それと私の同業であるコンサルのセミナー案内が多いです。

私の友人が面白半分であるCM のエキストラに行ったそうでその男子、身長が180cmあるなかなかの見栄えのするいい男ですが、行ったらいきなり副監督が寄って来てそのCMの準主役に抜擢されたと自慢していました。確かにフェイスブックのCMに出ていました。

人材仲介に乗っている重役や部長や経営幹部もそういった素人のエキストラを掲載しているのでしょうね。それなりに重役や部長に見える人が起用され、掲載されています。

こんな好感が持てて人柄もよさそうで実力者が当社に来てくれればいいなと思う企業に入会金を払ってその人材紹介ネットに登録させるのでしょうね。

また、仕事をなくして、再就職を願っている人もあわよくば経営幹部になれるかもと多額の入会金を払って入会するのでしょうね。もっともそれでよいマッチングができればそれはハッピーです。

最近は食というよりもむしろ農業セミナーの案内もよく広告が出ています。講師が腕組みをして写真が掲載されて、プロフィールも書いてあります。姿形はかっこいいのを使用して、プロフィールはあまり突っ込まれたくない部分は書いてありません。

私はこの業界、30年のロートルで食と農業界のコンサルはたいていそれなりの人は知っているつもりですがほとんどが初耳、それ以前にほんまかいな?と思うのも多々あります。

あとはやたらセミナー講師に女子が増えています。それ自体はいいことですがこれまた容姿で載せているのでは?という人もいます。私はコンサルと容姿は何の関係もないと思いますが、容姿がよい方がやっぱり受講者が多くなるのでしょうか?

今までの広告は商品やサービス業の広告が多かったのが、人材の広告が増えたのは人が行き場をなくしているのでは?コロナで失業している人が増えているためと思います。

本当に実力のある人材が必要なところに人材がいなくなり、慌てて得体の知れない人材を採用する、あるいは薄っぺならコンサルが蔓延る。「鳥巣、自分を棚に上げてよくそんなことが言えるな」へへへへ、すみません。では私が現業に戻りましょう。
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2021年09月17日

中小企業が生き残る道

久しぶりに静岡県島田市に行きました。10数年前まで月1回ペースでここにある大手わさびメーカーの食品工場のコンサルに来ていました。10数年ぶりに駅に降り立ったら自分が来ていたのがこの駅だったことすら忘れていました。帰り際に思い出しました。

昨日うかがったのは当社が受注して事務局をしているひなたMBA(フードビジネス部門)プロフェッショナルコースの講師をK飲料の木村社長に講師をお願いしており、その打ち合わせでした。木村社長とも10年以上ぶりでした。

私は全国清涼飲料連合会の中小企業部門のコンサルを10年近くやっていたこともあり、その時からの付き合いです。当時、中小企業部長だった久保田さんが大手に負けない中小企業をつくるということで若手経営者の育成を図った時のメンバーです。

当時このプロジェクトのメンバーはみんな親から早く継承されて30〜40歳代でした。コンサルの私も木村さんも40歳代でした。ずいぶん経営者が若いメンバーだと思いました。

全国清涼飲料連合会会長は大手飲料メーカーの部長クラスが持ち回りで出向して来て就任しますが、こっちは相当にくたびれた人が就任していました。当時、50歳代だったはずですが私には相当にじいさんに見えました。

それに比して中小企業部会の青年部の経営者はみんな活気がありました。名前は挙げませんが今、地方で元気な清涼飲料会社はほとんどこのメンバーです。

中小企業の若手を育てると明言して育てた久保田さんの慧眼です。何でコンサルが私か?よくわかりませんが、当時、私は大企業から独立してアンチ大企業の旗を立てて活動していたからかも知れません。

地サイダーブームはこの部会から生まれました。発祥は有馬温泉サイダーですが、ブームをつくったのはこの部会です。その旗手が木村社長です。大手の下請けベンダーで生きるか、オリジナルの商品を開発して生き残るか2つの選択から後者の戦略を取ったメーカー達です。

木村社長もカレーパンサイダー、必勝だるまサイダー、ご当地にちなんでわさびサイダー、うなぎサイダー、しずおか茶コーラと手品のように商品を出してます。

コロナが来て厳しいかと思いきやコロナで減産に入ったのでこの際、大手量販店への値引き・赤字販売を止めたこと、一方で今まで種を蒔いて来た輸出が伸長して利益面ではむしろ改善されたそうです。

さらに今後は競争の激しい缶類・PETボトル類の販売を止め、中小企業しかやっていないビン類に特化したい方針も持っています。ひなたMBAフードビジネス部門での木村社長の登場は11月9日(火)です。中小企業の生き残りをたっぷり話してくれます。
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2021年09月16日

若い社員を連れて行くと喜ばれる

当社スタッフと連れて仕事現場の地方に行きます。旧知の人達はみんな「鳥巣さん、おたくはいい社員がいますね」と褒めてくれます。お世辞でもありがたいです。

確かに感じるのは高齢社会の中で当社スタッフはみんな若いです。仕事で連れて行く際、私が67歳で伴うのが私よりも少し年齢の下の50歳〜60歳代のスーツにネクタイの男子を伴ったら喜ばないどころか、相手はまったく相手にしません。

男女問わず若いスタッフを同行するとコンサル業務もコンサル現場も若返ります。我々の仕事は地方の食と農関係なので高齢者のクライアントが多いです。若いスタッフを連れて行くと自分の孫のようにかわいがってくれます。

当社には私の長男もスタッフでいます。当年、31歳くらいです(親父が息子の正確な年齢を知らない)。その長男も出張に同行します。その長男に「昔、幼い頃、パパはどうしていつも家にいないのかな?どこに行っているんだろう?と思っていたのが氷解しただろう、親父はこういう所に来る日も、来る日もやって来て仕事してたんだぞ」と言うとうなずきます。

その当時の人は今でも現役です。向こうも子女が継いでいる場合も多く、2代に亘る関係になります。血縁関係なくても若い当社スタッフとクライアントの子女もすぐ仲がよくなります。

一方で当社はシニアの活用も積極的です。60歳の女子に調理や郷土料理のアドバイザーとして参加してもらい、全国を積極的に飛び回っています。彼女も当社スタッフがちょうど自分の子息と同い年くらいなので違和感もなく溶け込んでいます。

当社も20歳代〜70歳代の編成(50歳代が抜けているけど)で相手の地方のクライアントも社員、パートの年齢層は20〜70歳代です。お互いのパートナーシップを組むには最適の年齢構成です。

仕事ぶりを見ていると年齢は関係ありません。熱心に積極的に仕事に取り組んでいるかどうかです。当社も1年足らずで去って行った人も多くいます。どこが違うか?ダメな人は仕事しにではなくお金もらいに来ています。頭の中が仕事ではなく、お金です。

特に大企業の社員は能力が低いです。やる気も覇気もなく、プライドだけです。仕事の技量がない、あるのは何の価値もない部長とかマネージャーの肩書だけです。50歳代で仕事師としては既に死んでいます(入社からずっと死んでいたんだろうけど)。45歳定年制を採用する企業が増えると彼らは次の人生をどうするつもりでしょうか?
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2021年09月15日

自分が今できる能力で懸命にやる

空手の稽古は自分に戻れる時間で楽しいものです。空手の腕前、帯の色よりも空手そのものが楽しいです。併せて大変な健康づくりになっています。

出張のない時は毎日空手の稽古をしています。特に1時間のうちの40分は基礎体力づくりをしています。67歳なのにこの歳でも筋肉が付き、かつ体が柔らかくなりました。体形を成すものは骨と筋肉のコンビネーションだということがよくわかります。

股関節の重要性がわかって来ました。骨盤を介して上半身の背骨(脊椎)と下半身(下肢)の大腿骨を繋いでいるのは股関節と腸腰筋の筋肉です。だから股関節と筋肉を鍛えます。

最近、股関節と腸腰筋を自由自在にぐるぐる回す運動をしています。この2つの筋肉を自由に動かせるようになると今までできなかった動作ができるようになり、かつ人間は仙骨で立っているという感覚もわかるようになりました。

筋肉が付き、骨が柔軟に動くようになるとできなかった空手の形(かた)が自然にできるようになり、無我夢中でやっているうちに自然と体がその通りに動くようになります。頭よりも体で覚えます。身に付くとはこのことだと実感します。

1つ1つの動作を考えながらしていると遅いです。瞬時の反応が必要です。そのためには体に覚えさせなければなりません。体自体がその技をできる体にならなければなりません。日々の精進でその域になろうとしても永遠になれずに人生は終わります。でもそれで幸せです。

日々の生活、仕事もそうです。なかなか人生も上達しない。しかし、その時点で自分ができる能力で一生懸命やるしかありません。それでよいと思います。できる域に達していないのにそれ以上をやろうとすると必ずしくじります。

そう思うと急に気が楽になります。今できることを一生懸命やろうと思えば心に余裕が持て、集中できます。集中してやっているうちに知らず知らずに能力が伸びます。

昨日より今日、今日より明日右肩上がりに自分の能力のアップを感じられたらこんな幸せなことはありません。空手でも仕事でも何でもよいです。昨日よりも成長する人生の目標を持ちましょう。
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2021年09月14日

毎日コツコツ精進するのが天命

慌て者ですぐ錯乱します。錯乱したら何が何かわからなくなり、せっかくした準備も台無しになります。錯乱が続いたまま事が進み、結局失敗だったということで終わります。心が弱いのかな?その徒労感は情けないものです。

事は初期動作で大切です。初期動作が順調だとすべてうまく行きます。初期動作の自分を最高のペースで入るような精神トレーニングをずいぶんしました。

その結論、何にも増して有効なのは準備です。あらゆるイントロダクションを想定して準備し、こっちのペースで事が進むように初期動作、最初の一言に気を遣います。こっちのペースに相手を引きずり込むと言ってもいいのでしょう。そこで勝敗は決まっています。相撲の立ち合い、野球の立ち上がりです。

年齢を重ね、歳を取ると老獪になり、初期動作の一言、初動がうまくなるのでは?いやいや逆です。のろくなるので、鈍くなるので初期動作が下手になります。どうするか?丁寧なウオーミングアップと日々のトレーニングです。

年齢関係なく、何かを成し遂げた人はみんなコツコツ日々の仕事を精進しています。共通しているのは仕事が丁寧で手を抜きません。すべてお客様の為に?でもないようです。自分の納得の行くまでやっています

好きでやっているのでもなく、あくまでも納得の行くまでだと思います。だから本人は必死で戦っているのです。今日も明日も明後日も。

これまでに成功した人を見ていると2タイプあります。ラッキーという僥倖に恵まれた人とコツコツ精進タイプです。この2タイプは最初は共通しています。共通点は始めた頃は一生懸命やっている点です。

それが10年後にあっても活躍している人はたいていコツコツ精進タイプです。ラッキー派はたいていが消えています。ラッキー派の本当のラッキー派は絶頂期に億万のお金を手に入れて長者になって引退しています。

ドラマにするならどっちが面白いか?間違いなくラッキー派です。上げ下げの激しい人生です。コツコツ精進派は絵になりません。

しかし、世の中を変えているのは間違いなくコツコツ精進派です。こんなことにまで丁寧にこだわってというタイプの人にある時大きな力が加わって世の中が変わります。

本当に凄い人は自分の名声や所得ではなく、世の中の通念や慣習やしくみを変えられる人です。

どっちを選ぶか?そんなこと選べません。私のような凡人は今日のお金に窮し、今日の仕事を求めて、毎日、毎日抜かりない準備をすることと才能がないのだから手を抜かずにコツコツと毎日精進するのみです。それが天命だと思っています。



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2021年09月13日

ピンチの決断が夢を与えてくれる

新社屋になって何かと便利です。5階建てかつ屋上も使用可能となるとビジネスの夢も広がります。当初は銀座のレストランエクセレントローカルの閉鎖、松戸の食品加工場の立ち退き等の閉塞状況の絶体絶命の中で現在のところに引っ越しました。

社長以下スタッフが新社屋を探している時、たまたま私がその日は居合わせて一緒に見に行きました。一目見てこれだと思いました。食品加工場ができると思いました。大家さんも快諾でした。東京電力からの供給工事が済めば食品加工場への工事に取り掛かります。来月から稼働できそうです。

ここまでは引っ越し前からのシナリオ通りです。これからが新構想。3階は我々のオフィスです。4階は会議室と早朝は私の空手の稽古に使っていますが、広過ぎます。ここをオンラインスタジオをしようという構想が出て来ました。

別にオンラインは自分の机からでもできますが、テレビ局のスタジオを模した常設専用スタジオにしたらどうか?と夢が膨らみます。

1・2階の食品加工場は当社はコンサル業なので全国のクライアントからの要望の商品開発を行う場所が必要だからです。もちろん、営業許可も複数取得するので販売ができます。

同時に当社オリジナルの商品を製造して、社屋のある近隣の住民や会社の人たちが買える小さなインショップもつくろうかと思います。また、希望者に料理教室のような加工食品製造教室を開講すれば喜ばれるのでは?

近隣の住民の方々にはインショップや加工食品製造教室を、全国の人たちには4階スタジオから情報発信して販売する。さらに4階スタジオを活用して当社が手掛けた全国の食品加工場や農家や食品メーカーと連携したネットワークをつくると面白いです。

売り先はスーパーのような流通業者ではなく、全国の社会福祉法人の介護施設等やトレーニングジムのような健康増進施設やビューティ業界等と直接つながれば販売先が固定されている加工食品業界に風穴が開きます。

さらに屋上の使い方です。狭いながら屋上は燦々とおてんとうに様が照りつけます。雨も雪も降ります。ここをファームにしようという構想も持ち上がりました。もちろん、我々で食べる程度の農作物ですが、東京都中央区で農業のまねごともこれまたよいのではないかと。

しかし、誰がやるか?です。みんな私を見ますが私は農家のせがれであり、手伝いはしていましたが、播種から収穫までの一貫した百姓仕事はしたことがありません。来年の新入社員内定者も入れると全スタッフ8名中、3名は農学部・園芸学部の出身になります。何とか、なるだろうと高を括っています。

コロナ危機の絶体絶命からのピンチからの脱却で考えたいろんな決断と夢が我々に夢を与えてくれます。



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2021年09月12日

コロナは自分との闘い

毎日、毎日理屈っぽい書生論ですみません。67歳になってもまだ書生論のレベルから成長しない私がこれから成長することもないでしょう。

昨日、おおよそ3年ぶり位に複数の人を空手の稽古をしました。私自身は出張のない東京にいる時はほぼ毎日1時間程度空手の稽古をしています(最近、引っ越して4・5階が空いているので私の稽古場ができたので実は私はご機嫌なのです)

また週1度、日曜日は先生に付いて個人指導を受けています。それが昨日土曜日に道場に知人の空手の先輩の訪問者があり、それに誘われたので行ったら、先生を含め、5名での稽古になりました。いつも1人か、先生と2人でやっているので5名でやる「連続組手」をすっかり忘れており、大いに皆様に迷惑をかけてしまいました。

私が個人指導を望んでいるのはへたくそだからです。どうへたくそかというと上手な人は自分の形(かた)をやります。へたくその私は複数や相対でやると相手の動きばかり気にして自分の形が崩れます。そしてそれが身に付くと直せません。

沖縄空手は形であり、武闘ではないので、自分の形を磨き、完成に向かって精進するのが大切だと思い、現在は1人稽古や先生との2人稽古をしています。

これが武闘だったら、戦闘だったら一番大切なのは自分の命です。勝てばよいです。逃げおおせるのも立派な勝ちです。あるいは度胸も大切です。武闘の前に相手を一発、口でへこませてから戦いに持ち込むのもいいです。相手をひるませればよい。あるいは敵のスキを突く。「兵は詭道なり」騙し合いだと孫子にあります。

さてそれを人生やビジネスに当てはめるとどうなるか?まあ、両方の要素を持つのでしょうけどどっちかというと「戦いのない争わない勝負」に持ち込んだ方が勝っています。孫子では「戦わずして勝つ」になるのでしょう。

これをコロナとの戦いに置き換えるとどうなるか?誰も答えが出せていません。コロナとの戦いというよりも一向に進まない医学的な指導に疲れてしまって、社会自体が差別、偏見、村八分社会に向かっています。崩壊の前夜は大体社会はこうなります。

しかし勝利の定石が「戦いのない争わない勝負」の世界としたら国も医学も頼りにしない自分の勝負に持ち込むことです。「コロナに対する自分の生き方、生きるスタイル」をしっかり持つことです。

コロナに動じない体力づくり、空手もそうでしょう、食事もそうでしょう、ライフスタイルもそうでしょう。これを自分の中で持った人が生き延びれると思います。コロナは自分との闘いです。

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2021年09月11日

未完成のままが一番幸せ

最近、あまり怒らなくなりました。こっちの意のままにならない時も怒りません。結果にこだわらない、あるいは相手のやり方や違う意見に従う、認めれば(認めたたふり)をすれば波風は立ちません。

歳を取って一番恐れるのは相手と敵対すること、ましてや相手をやり込めると恨みを買います。結果、負けたことになります。負けた方が利口な場合もたくさんあります。相手が有頂天の時は意見しても無駄です。聞く耳を持っていません。

それじゃ、こっちのやりたいことができないじゃないか。その通りです。その時はしばし中断します。止めるのでは一時中断です。しかし、有頂天の人をこっちが指摘、攻撃しなくてもその人は権力をいずれ失います。同じことを思っている誰かがその人を倒します。

つまり無能総理は1年しか持たないし、驕り高ぶった企業は社長は社会的大問題を起こして自滅します。会って、ずいぶん不遜な人だなと感じた人の失脚をたいてい数年後に聞くことになります。やっぱりな、あれじゃなと納得します。

しかし、反対する人、敵対する人が頂点にいる時はこっちはやりたい事ができません。そんな時、どうするか?しばし、休憩ですね。敵対する頂点の人の逆鱗に触れないように死んだふりをしておくことです。

でも自分のやりたいことは黙々と自力と協力者の協力で続けて行くことです。そうすればいずれの日にかアゲンストとの風がフォローに変わります。「うっそ」と思うくらい風向きが変わります。そうなれば一気に進軍です。

私は67歳です。いつまで生きるか?わかりません、体に気をつけて87歳、あと20年。肉体の鍛錬の続行と心の煩わしさを遠ざけを加えるともしかすると97歳、あと30年です。

人と喧嘩して寿命を縮めるよりも、自然と成り行きに任せて長生きした方がいいです。昨日は若手に仕事の作戦遂行表を作り方を教えましたが、自分の作戦遂行表も必要です。

仕事と自分はどこが違うか?後者の自分は達成日、完了日が決まっていないことです。永遠に達成、完了しないのが一番幸せということになります。
posted by tk at 10:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする